このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(18人)
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難易度:★★★
![]() ![]() 天井と床が正方形の、直方体の部屋があります。
その正方形の1辺の長さは10、部屋の高さは20です(単位は適当に想像して下さい)。 この部屋の内部に蜘蛛と蟻がいます(もちろん天井、壁、床のどこかで、空中ではありません)。 蜘蛛は蟻を目指して最短経路を移動します。 天井、壁または床沿いに一定の速さで移動し、飛び降りたり、ジャンプしたりすることはありません。 蟻は動きません。 蜘蛛の移動距離が最大になるのは蜘蛛と蟻がどのような位置関係にあるときでしょうか。 そのときの蜘蛛と蟻の最初の位置を示して下さい。
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![]() ![]() これはある本に載っていた問題ですが、その本には答えが書いてありませんでした。
そこで、自分なりに答えを考え出題してみることにしました。 最短距離が私の用意した答えより大きくなる場合には、感服メダルを進呈します。 最短距離が私の用意した答えと同じ場合には金メダル。 最短距離が私の用意した答えより短い場合は不正解とします。 位置の指定の仕方は、分かればなんでもいいのですが、一例を書いておきます。 天井の正方形をABCDとします。 真上から見たとき、ABCDと重なる床の点をEFGHとします。 四角形ABCD内の点(α,β)と書いたとき、 直線ABからの距離がαで、直線BCからの距離がβである点を表すものとします。 (直線ABをY軸、直線BCをX軸とする座標系による座標です) 蜘蛛が四角形EFGH内の点(5,5)におり、 蟻が四角形BFGC内の点(0,7)にいたとき、 蜘蛛の移動距離は13となります。 --- 例のところの四角形ABCD内の点(5,5)とあったのは、 四角形EFGH内の点の間違いでしたので、書き直しました。 ![]()
いはら
ご参加ありがとうございます
![]() でも残念。このとき蜘蛛の移動距離は20√2≒28.28となります。 私の用意した答えではこれより長くなります。 ヒミツ
![]() ![]() 深く考えていません。
ちなみに見方が違っていなければ、 例の四角形BFGC内の点(0,7)は天井から13の距離なので移動距離はもっと大きくなるような… 四角形BFGC内の点(0,13)あるいは、FBCG内の点(0,7)のつもりでしょうかね。 ![]()
いはら
失礼しました。天井と床を取り違えていました
![]() 四角形EFGH内の点(5,5)でした。修正しておきます。 ご指摘ありがとうございました。 そして、残念ながら囁きの内容は正解ではないのです。 今のところ、一番正解に近いです ![]() ![]()
いはら
計算しますので、少々お時間を下さい
![]() --- 計算している間に第二報が来ましたね↓ 計算は苦手なのです。 ヒミツ
![]() ![]() ↑あ…
![]() ![]() 計算ミス発見 ![]() ![]() ![]() 「検証中」と返信いただいてましたので、こちらの方も恐れ入りますがご確認お願いしますm(__)m ![]()
いはら
私の計算でもこの値になりました
![]() しか~し、実はもう一つの経路がありまして、 そちらの距離は、5√34≒29.15 となりました。 ちょっと計算に自信がありませんので、ご確認下さい。 --- ↑すみません。やはり計算違いをしていましたので書き直しました。 まだ自信なしです。 --- 念入りに確認した結果、5√34で間違いなさそうです。 ![]()
いはら
REEさんと全く同じ答えでした。
残念ながらこれは正解ではないのです。 ![]()
いはら
このときの最短距離は、5√29≒26.93だと思います。
![]()
いはら
これはボムボムさんと同じ答えですね。
最短距離は、5√34≒29.15 だと思うのですが。 ちょっと自信がありませんので、帰宅したら念入りに確認してみます。 --- 念入りに確認しましたが、間違いないようです。 ![]()
いはら
とりあえずご指摘に対してのみ。ありがとうございます。
何をやっているんでしょうね私 ![]() --- 再び単独トップに躍り出ました ![]() もう少しだけ長くできます。 ![]()
いはら
これはかなり正解に近いのですが、残念ながら正解ではないのです。
![]()
いはら
ようやく正解者が出ました!
![]() おめでとうございます。 恐らくこのときが最大だと思います。 ![]()
いはら
これが正解かと思いきや、実は違うのです。
![]()
いはら
このときの最短距離は、20√2≒28.28となります。
![]()
いはら
一つの頂点と、それから一番遠い頂点ということですよね。
このときの最短距離は、20√2≒28.28となります。 展開図を描いて三平方の定理を使えば求められます。 ![]()
いはら
上と同じくですね。
展開図を描いてみればお分かりいただけるかと思いますが、 最短経路は20×20の正方形の対角線に等しくなるのです。 このときの値は正解からは遠いです。 ![]()
いはら
この値であれば感服メダル進呈ですが、
二点の位置が書かれていませんので判定できません。 ![]()
いはら
二点の位置が書かれていないと正しいかどうか判定できませんので、
位置の記入もお願いします。 ![]()
いはら
シンプル イズ ベストだと嬉しいのですが、
これは正解ではないのです。 ![]()
いはら
この場合の距離の計算は正しいですが、
もう少し大きい値にできるのです。 ![]()
いはら
正解者お二人目です! おめでとうございます
![]() 距離の計算も正しいと思います。 多分このときが最大だと思いますが、絶対の自信はありません。 ![]()
いはら
これはよくある回答ですが、もう少し距離を長くできるのです。
![]()
いはら
No.14,15等と同じですね。
このときの最短距離は、20√2≒28.28 最大ではないのです。 ![]()
いはら
予想通り既出です。これが大きな壁ですね。
この壁をちょっと越えたところに正解が待っています。 ![]()
いはら
まさかのボケ回答!
![]() しか~し、蜘蛛の八つの目から逃れることはできないのです ![]() 目には目を。ボケにはナスを。 蟻は動かないとは書いてあるが、動かしてはいけないとは書いていない。 蟻を動かし続ければ、蜘蛛の移動距離は∞! ![]() ![]()
いはら
点の位置が書いてありませんが、あそことあそこでしょうね
![]() 残念ながらこれは正解ではないのです。 ![]()
いはら
計算してみたところ、最短距離は5√265 /3≒27.13
ではないかと思われます。 この計算には自信がありませんが、20√2より短くなることは確実です。 ![]()
いはら
残念ながらこのときの最短距離は、20√2≒28.28です。
先ほどより短くなってしまいました。 ![]()
いはら
はい。30の壁を越えましたね
![]() あとほんのちょっとだけ長くできます。 ![]()
いはら
質問に対する回答は「いいえ」です。
![]()
いはら
ねじれの位置と書かれてもどこのことか分かりませんが、
一番離れている頂点2つということでしょうか。 その場合の最短距離は20√2≒28.28です。 ねじれの位置というのは普通2つの直線の位置関係を表す言葉ですね。 ヒミツ
![]() ![]() 村の地図作成にまだ悩んでいる最中ですが先ほどこの問題を見ましたので
先ずは直感で回答します。 詳細検討は後ほど行います。 ![]()
いはら
もしかして何か書き間違いをされていないでしょうか。
私の計算ですと、経路の一つの距離が √(5000-2400√3)≒29.04 となりました。 ヒミツ
![]() ![]() 皆様のコメントを拝見して…
普通に思いついたのはこれ(囁き)ですが、全然ちがうようですネ。 ![]() でも、これより長いの…思いつきません。(正解発表を待ちますぅ ![]() (問題文の「一定の速さで…」っていうのは無視して考えました。 ![]() ![]()
いはら
これはかなり正解に近いのです!
問われているのは移動距離だけですので、 「一定の速さ」で移動というのは問題を解くのには関係ないです。 ![]() ![]() 多数のご参加ありがとうございます。
天井の中心と床の中心で、移動距離30という回答を沢山いただきました。 しかし意外なことに、これより長い移動距離になる場合があるのです。 ![]()
いはら
No.5,8と同じ答えです。
残念ながら、5√34≒29.15 となる経路が存在するのです。 ![]()
いはら
ちょっと理解できない表現がありますが
![]() なんにせよ正解ではなさそうです。 ![]() ![]() それでは正解を発表しちゃいましょう。
蜘蛛と蟻の位置は、 四角形ABCD内の点(5√3-5,5√3-5)と、 四角形EFGH内の点(15-5√3,15-5√3) このとき蜘蛛の移動距離は20√(4-√3)≒30.12 となります。 経路の対称性等を考えると、蜘蛛と蟻の位置は、 四角形ABCD内の点(α,α)と、 四角形EFGH内の点(10-α,10-α) と予想できます(ここがちょっと怪しいところですが)。 (0≦α≦5) すると最短経路の候補が3つ考えられ、それぞれの距離の二乗はαについての二次式になります。 その3つの値の大小を比較し、3つの値の最小値が最大となるαを見つければよいです。 グラフを書けば一目瞭然でしょう。 α=5√3-5のときに最短経路の距離が最大になります。 ![]() ![]() ↑経路の対称性を考えると…
は確かに怪しいですよね ![]() 少なくとも正方形の対角線上で互いが直方体の中心について点対称な位置では、この点が最大なのはすぐに分かるのですが ![]() 対角線を外すか点対称な位置を外すかしても、最短距離が30より大きな場所はおそらく存在すると思いますが、この距離を超えるかどうかまでは分からず… ![]()
いはら
そうなんです。怪しいんです
![]() あの予想があっていれば最大で間違いないのですが、どうなんでしょう ![]() 厳密に証明するには高度な数学が必要な気がします。 ![]() ![]() 難しいことはよく分かりませんので作図ソフトで地道に作業していました
![]() 微妙にずらしながら試行錯誤した結果、 天井と床の中心を(0,0)として、床(1.342,1.342)天井(-1.342,-1.342) この時 √(27.316^2+12.684^2)≒30.12 ここまでは辿り着きましたが、ミリ単位で届きませんでしたね ![]() 恐らく対角線上から外れると何れかの方向に近づいてしまい、ダメになるような気がします。 ![]()
いはら
作図ソフト!便利そうですね
![]() 私は方眼紙に展開図を描いて考えました ![]() 恐らく~のところは私もそう思います。しかし簡単には証明できなさそうです。 ![]()
いはら
そんな中途半端なことはできません。
どうせやるなら∞ですね ![]() ![]() ![]() 片方が対角線ならもう片方も対角線にするのがおそらく最適と思いますが、両方対角線からずれた位置にいる場合はどうなんでしょう?
![]() 昨日紙に書いて少し考えを進めてみたところ、計算間違いがなければ、とりあえず二箇所が点対称な位置なら、対角線に乗っかっているのが一番いいとの結果に達しました(ただし計算間違いの可能性と、長方形部分三枚通過する経路を考慮していませんが… というわけで、もしいはらさんが用意している解答の距離を超えうる地点が存在するとすれば、点対称な関係から外さなければならない可能性が出てきます ![]() (つまり一般的に考える必要が出てくる…orz 僕の考えですが、対称性の高い位置にいてるのはたまたまな気がします… …がその自信もないし、かといって対称性の高い位置で探したくなる気がするのはどうしてか、理由付けもできないし… ![]()
いはら
ご考察ありがとうございます
![]() 確かに、ある頂点から一番遠い点は点対称な点ではありませんしね ![]() 一般的な場合を考察した結果、2点間の最短距離が30以上となる場合、 片方の点が、他方の点の点対称となる点の周りの小さい領域に含まれる必要があることまでは分かりました(計算間違いをしていなければ)。 距離を大きくしていくと、この領域がだんだん小さくなり、ついには一点(点対称な点)に収束するのではないかと予想しています。 また時間のとれるときに考察を進めたいと思います。 ![]() ![]() この問題、ちょくちょく考えているのですが未だに結論が出ません。
計算が面倒で、私の計算能力では無理そうです ![]() 今までに考えたことをちょこちょこ書いていきたいと思います。 とりあえず、蜘蛛と蟻が天井と床にいる必要があることを示します。 蜘蛛と蟻が同じ面内にいてはいけないことは明らかですね。 蜘蛛と蟻は隣接する壁面にもいません。 蜘蛛が壁面の一つにおり、蟻がそれに隣接する壁面の一つにいるとすると、 蜘蛛と蟻が20×20の正方形内に収まるように展開図を描くことができます。 よってこのときの蜘蛛の移動距離は20√2(≒28.28)以下となり、最大にはなりません。 蜘蛛が天井におり、蟻が壁面のどれかにいる場合を考えてみます。 天井の正方形をABCDとします。 この部屋を真上から見て、天井と床の正方形が重なって見える状態を考えます。 蜘蛛は正方形ABCDの内部、蟻は辺BC上に見えると考えてよいです。 蜘蛛の位置をPとし、PからADに下ろした垂線の足をHとします。 PHが2以上のとき、Pと直線BCの距離は8以下です。 線分BCを共有するように、天井と蟻のいる壁面の展開図を描くと、 蜘蛛と蟻は10×28の長方形の内部に収まります。 蜘蛛の移動距離はその長方形の対角線の長さ以下になりますので、 √(10^2+28^2)=√884以下となります。 PHが2以下のときを考えます。 線分BC上で蟻の見える位置をQとします。 天井の3辺AB、BC、CDの部分に切り込みを入れ、床は切り捨てます。 蟻のいる壁面のQにあたる部分に切り込みを入れ、切り開きます。 Qは左右に分かれますが、右の方をQ’としましょう。 QQ’の長さは40ですので、QHまたはQ’Hのどちらかは20以下です。 従って、蜘蛛と蟻は20×22の長方形内に収まることになります。 よって蜘蛛の移動距離は、√(20^2+22^2)=√884以下となります。 √884≒29.73ですので、蜘蛛の移動距離は最大にはなりません。 これで、蜘蛛と蟻は隣接する面にはいないことが分かりました。 次に、蜘蛛と蟻が隣接していない2つの壁面にいる場合を考えてみましょう。 再び、この部屋を真上から見た状態を考えます。 天井の正方形ABCDの辺AD上に蜘蛛が、辺BC上に蟻が見えるとしてよいです。 蜘蛛の見える位置をH、蟻の見える位置をQとし、先程と同じように切り開くと、 蜘蛛と蟻が20×20の正方形内に収まることが分かります。 よって、この場合も蜘蛛の移動距離は最大にはなりません。 以上で、蜘蛛と蟻は天井と床にいなければいけないことが分かりました。 どちらかが辺上にいる場合は、隣接する面にいることになりますので、 どちらも辺上にいないことも分かります。 続きはまた気の向いたときに。 --- 一つ書き忘れていましたので追記します。 展開図上で蜘蛛と蟻を結ぶ線分が天井、壁、床以外の場所を通ることがありますが、 これは、上の議論を無効にするものではありません。 しっかり説明しようとすると面倒なので簡単に。 天井、壁、床以外の場所を通っているところに注目すると、天井、壁、床の辺の一部とで直角三角形をなしています。 この斜辺の部分は天井、壁、床の辺を通る経路に置き換えることができ、経路の長さは必ず短くなります(三角不等式より)。 よって蜘蛛の移動距離は元の線分より短いことになり、上の議論は有効となります。 ![]() ![]() ↑考察ご苦労様です
![]() 正方形内で考えるなら、座標の置き方は(x,x+y)のように置く方がいいかもしれません。 y=0となったときが対角線上に最大の解が存在するということですので、解析的に考えていくならその方が考えやすいかも… No.40の「二箇所が点対称なら…」は(x,x+y)で考えていきました。 ![]()
いはら
アドバイスありがとうございます
![]() この場合、yのとり得る値の範囲に気をつけないといけませんね。 色々試してみます。 ![]() ![]() ↑そうですね
![]() 点対称な位置の場合は、対角線を通る平面について対称性があるので少し楽に考えられます。 僕の場合対角線の交点を原点(0,0)に考えました。 そのときは0≦x<5,0≦y<5-xの範囲設定でいけると思います。 あとは考えられるルートの距離をx,yの式で表して… ![]() どれが最短になるかを比較して… ![]() という手順でいきました。 その結果、長方形部分を一枚通るルートと、長方形部分を二枚通るルートが候補に残ったんだと思います。 二つともyを定数と見たときにxの二次関数になるのですが、どちらも下に凸で0≦x<5において交点を持つ。 交点のところのxの値をとれば、距離を最大にできるのですが、その値はy=0のときに最大になる。 だから点対称ならy=0、つまり対角線上だ(実際はy=0で最大をとるxも定まりますが ![]() 時間があれば点対称の場合について、紙の上でもう一度考えてみます ![]() ![]()
いはら
私も今は対角線の交点を原点として考えています。
点対称な点で考えているので2変数になるんですね。 一般の場合を考えようとすると4変数になってしまうんですよね ![]() 一般の場合でも2変数にすることはできたのですが、そんな計算やってられるか!という式になってしまい行き詰まりました ![]() 計算が楽な方法を模索中です。 ![]() ![]() X-Y座標平面を考え、直方体の展開図の一部を書き込みます。
床として、(-5,5),(-5,-5),(5,-5),(5,5)を頂点とする正方形を書きます。 正方形の中心は原点Oです。 側面の一つとして、(-5,25),(-5,5),(5,5),(5,25)を頂点とする長方形を書きます。 天井として、(-5,35),(-5,25),(5,25),(5,35)を頂点とする正方形を書きます。 蜘蛛の位置として床の正方形内に点Pをとります。 蟻の位置として天井の正方形内に点Qをとります。 天井の中心(0,30)をO'とします。 ベクトルOPをp、ベクトルO'Qをqで表すことにします。 さらにベクトル(x,y)を複素数x+yiと同一視します。 OQ=OO'+O'Q=q+30i です。 この図に(5,25),(5,5),(15,5),(15,25)を頂点とする側面を書き加えます。 この側面に隣接するように床面を書き加えると、 その頂点は、(5,5),(-5,5),(15,-5),(15,5) これは最初に書いた床の正方形を点(5,5)の周りに90度回転させたものになります。 原点を中心とした90度の回転はiを掛けるのと同じですので、 i(p-(5+5i))+5+5i=ip+10 がPの位置に対応します。 次の側面について考えると、Pの位置は-ip+20となります。 以下同様に考えていくと、一般に整数mを使って P(m)=(i^m)p+10m と表せることが分かります。 天井については、点(5,25)を中心に-90度回転させたものになります。 原点を中心とした-90度の回転は-iを掛けることに相当します。 よってQの位置は、 -i(q+30i-5-25i)+5+25i=-iq+5+5i+5+25i=-iq+10+30i 一般に整数nを使って、 Q(n)=((-i)^n)q+10n+30i と書けます。 P(m),Q(n)間の距離は、 |(i^m)p+10(m-n)-((-i)^n)q+30i|=|(i^m)p+10(m-n)-30i-(i^(-n))q| この距離はP(m),Q(n)を原点の周りに同じ角度だけ回転させても変わりません。 よってi^nを掛けても距離は変わらず、 |(i^m)p+10(m-n)-30i-(i^(-n))q| =i^n|(i^m)p+10(m-n)-30i-(i^(-n))q|=|(i^(m+n))p+10(m-n)i^n-30i^(n+1)-q| と等しくなります。 つまり、Q'から(i^(m+n))p+10(m-n)i^n-30i^(n+1)で表される点までの距離に等しいことになります。 (Q'はOQ'=O'Qとなるようにとった点であり、床の正方形内の点になります) |m-n|<3のときのみを調べれば十分で、|m-n|=0,1,2のそれぞれに対して4つの点が考えられます。 m-n=0のとき p-30i -p+30 p+30i -p-30 m-n=1のとき m-n=-1のとき ip+10-30i ip+30-10i -ip+30+10i -ip+10+30i ip-10+30i ip-30+10i -ip-30-10i -ip-10-30i m-n=2のとき m-n=-2のとき -p+20-30i -p+20+30i p+30+20i p-30+20i -p-20+30i -p-20-30i p-30-20i p+30-20i Pに応じて、上記20個の点が決まります。 その20個の点からの距離がすべて20√(4-√3)より大きくなるような点が正方形内にないことを示せば、20√(4-√3)が最大値であることが証明できます。 つまり、どのようにP,Qを選んでも、Q'からの距離が20√(4-√3)以下となる点が上記20個の中に少なくとも一つあることを示せばよいのです。 ![]() ![]() P(α,β)としたとき、上記20個の点の座標は次のようになります。
1. ( α , β-30) 2. (-α+30,-β) 3. ( α , β+30) 4. (-α-30,-β) 5. (-β+10, α-30) 13.(-β+30, α-10) 6. ( β+30,-α+10) 14.( β+10,-α+30) 7. (-β-10, α+30) 15.(-β-30, α+10) 8. ( β-30,-α-10) 16.( β-10,-α-30) 9. (-α+20,-β-30) 17.(-α+20,-β+30) 10.( α+30, β+20) 18.( α-30, β+20) 11.(-α-20,-β+30) 19.(-α-20,-β-30) 12.( α-30, β-20) 20.( α+30, β-20) 蜘蛛の移動距離が最大となるようなP,Qについて少々考察します。 (この考察が後々役に立つかどうかは不明です) その条件を満たすときの、上記20個の点のうちQ'に最も近いものの一つをLとします。 点Lと他の19個の点を線で結び、それぞれの垂直二等分線を引きます。 一つの垂直二等分線により、平面全体が2つに分割されますが、 点Lを含む方の領域の方に点Q'が含まれることは明らかです。 (境界線はどちらの領域にも属するとします) 各々の垂直二等分線によって分割された領域のうち、点Lを含む方の領域全体の共通部分を考え、 さらにその領域と正方形の共通部分を考えます。 その領域は点Q'を含む凸多角形になります。 この領域内の点と各19個の点との距離は、いずれもLとの距離より大きくなることは明らかです。 よって、Q'はこの領域内で最もLから遠い点、多角形の頂点の一つということになります。 Q'が正方形の辺上にないことは既に示しましたので、Q'はどれか2つの垂直二等分線の交点ということになります。 つまり、20個の点のうち少なくとも3つはQ'からの距離が等しいというわけです。 蜘蛛が蟻に向かう経路として、少なくとも3つの経路があるということです。 次に、上記20の点のうち、1,3,10,12,18,20に注目すると・・・ はい。本日はここまで。続きはまたいつか。 --- Qの表記におかしなところがありましたのでQ'に改めました。 ヒミツ
![]() ![]() 場違いだとは思いますが気になったので書きました
このサイトに参加するのは今日が初めてなのでここに書くことしか 思いつきませんでした・・・ すみません あとこの様な場合どうすればいいのかもできたらおしえてほしいです 新参者ですがこれからよろしくおねがいします。 ![]()
いはら
まずは一般論です。
書き込みできない問題は、回答募集を締め切り、ロックしてあるものです。 ロックしないと永久にその問題に対応しないといけませんので。 ロック済の問題は普通は正解が発表されているはずですので、 ご自身で答え合わせをなさって下さい。 解答が発表されていないとか、書いてある答えに不備があるという場合、 その出題者の他の問題が書き込み可能であれば、 そちらに問い合わせをしていいと思います。 書き込み可能な問題が無ければ、あきらめるしかないでしょう。 ひとことメッセージにこういうことを書くのはルール違反です。 以前はみなさんが自由に書き込みできる交流広場という掲示板があったのですが、 現在は閉鎖されており、復活を待っているところです。 交流広場が復活したら、そちらに書き込むというのはありでしょう。 今回は、フィールドワークその3についてですね。 これは単に答えあわせをしてほしいのか、不備の指摘なのか微妙なところですが・・・ 『Bが嘘つきなら「わかった」と言うので正直』 という時点で間違いです。 私の発表した解答(No.22)は読んでいただけたのでしょうか。 フィールドワークその3のロックを解除しておきますので、 今後の書き込みはそちらにお願いします。 (何もなければ一週間後くらいに再度ロックします) ![]() ![]() 前回は、
20個の点のうち、1,3,10,12,18,20に注目すると・・・というところで終わっていました。 これらの点は(α、β)を基準にすると、固定点ですね。 部屋を回転すれば、α≧0、β≧0とできますので、今後はこの条件で考察します。 また、£=20√(4-√3)と定義します。 上記6個の点からの距離がすべて£より大きくなる領域を調べてみます。 その領域は、次の4つの点を頂点とするひし形のような領域の内部になります。 (α-30+√(£2-400),β) (α-15+√(135-40√3),β+25-√(1215-360√3)) (α-15+√(135-40√3),β-25+√(1215-360√3)) (α-√(£2-900),β) 小数で表すと大体次の値になります。 (α-7.48,β) (α-6.89,β+0.68) (α-6.89,β-0.68) (α-2.68,β) Q'はこの領域と正方形の共通部分に含まれる必要があります。 次に20個の点のうち、1,3,4に注目します。 この3点を頂点とする三角形は上記の領域を含みます。 この三角形の外接円の半径が£以下のとき、 Q'から3点までの距離の少なくとも一つは必ず£以下になります。 具体的に外接円の半径を求めてみましょう。 ![]() ![]() 外心は三角形の各辺の垂直二等分線の交点です。
ここでちょっとおさらいです。 異なる2点(α1,β1),(α2,β2)を通る直線の方程式は、 (β1-β2)(x-α1)-(α1-α2)(y-β1)=0 と書けます。 異なる2点(α1,β1),(α2,β2)を両端とする線分の垂直二等分線の方程式は、 (α1-α2){x-(α1+α2)/2}+(β1-β2){y-(β1+β2)/2}=0 と書けます。 同一直線上にない異なる3点(α1,β1),(α2,β2),(α3,β3)を頂点とする三角形の外心を(x,y)とすると、 (α1-α2){x-(α1+α2)/2}+(β1-β2){y-(β1+β2)/2}=0 (α1-α3){x-(α1+α3)/2}+(β1-β3){y-(β1+β3)/2}=0 を満たします。これをxについて解くと、 x={β1(α22-α32)+β2(α32-α12)+β3(α12-α22)+(β1-β2)(β2-β3)(β3-β1)} ÷2{β1(α2-α3)+β2(α3-α1)+β3(α1-α2)} 同様に、 y={α1(β22-β32)+α2(β32-β12)+α3(β12-β22)+(α1-α2)(α2-α3)(α3-α1)} ÷2{α1(β2-β3)+α2(β3-β1)+α3(β1-β2)} これはテストに出ますよ!(嘘 ![]() ![]() ![]() 点1,3,4の外心(x,y)を求めると、x=-15+(152-β2)/(α+15)、y=β
となります。外接円の半径をrとすると、r2={(α2+30α+β2)/(α+15)}2+302 r2<£2となるような(α,β)は問題の条件を満たしません。 {(α2+30α+β2)/(α+15)}2<£2-302 α≧0、β≧0ですので、左辺の{}の中は0以上、 £>30ですので、右辺も0以上です。 よって、(α2+30α+β2)/(α+15)<√(£2-302) k=√(£2-302)とおいて変形すると、{α-(k-30)/2}2+β2<(k/2)2+152 よって(α,β)は中心(k/2-15,0)、半径√{(k/2)2+152}の円の内部ではないということになります。 大体の小数で表すと、中心(-13.66,0)、半径15.06の円の外部です。 また、(α,β)が最短経路の端点となるならば、(β,α)も最短経路の端点となることは明らかです。 従って、 上記の領域を直線y=xについて対称移動させた領域(円の内部)も問題の条件を満たしません。 これでかなりの領域が除かれました。 こんな感じで領域を絞っていくことができますが、完全解決には至っていません。 この続きを書くかどうかは分かりません。 |