このクイズのヒント
-
ヒント知らないよ
このクイズの参加者(4人)
広告
広告
広告
広告
広告
広告
広告
クイズ大陸関連書籍
|
訓読み表記
難易度:★★★
yard 2019/09/29 11:34 「開く」 という表記は、 「あ-く」「ひら-く」 の2通りに読むことが出来ます。
このような、読み方が複数考えられる訓読み (と送り仮名) の表記を探してください。 「漢字+送り仮名(平仮名)」 で囁かれた訓読みに対しては簡単な用例を返し、 最終的には解答をまとめて一覧を作る予定で行きます。 かってに君には訓読みを5つ登録しました。(一部表外読み)
|
yard
終止形でしか考えていなかったけど、これも確かに
学校に???/試験を???
yard
手紙を???/内容を???
食べる(たべる)、食う(くう)
行く(いく)、行う(おこなう)・・過去形にしてどっちも「行った」はややこしい 美しい、 バッタ負けそうな。
yard
2行目はno.1に同じ。他は…?
yard
??物/??物事
yard
送り仮名も含めて同じ形の物を探して頂きたい
例の「開く」とか、no.4とか。 "訓読み (と送り仮名) の「表記」を探してください。"は そういう意味で言ってます。
yard
形容詞と名詞。
空気が??/空気の??
yard
電車が??/席が??
yard
お茶が??/布団が??
yard
紐??/紐を??
下る(くだ-る/さげ-る)は微妙な線。 普通は さ-げる ですね
yard
趣旨に適っているとは思います。
旅に??
yard
no.7と同じです。
yard
no.4。
純粋にクイズに挑む他、例文の示す訓読みが何なのか推測するのも面白いかもしれません。
yard
これは、あり。
辞書に読み方を載せられるくらいの範囲であれば、基本的にあり。 (No.1とか3を銀メダルにしたのもその辺の理由からです) ??分からない
yard
実は両方表外読み。 この字を常用漢字に含むようになったのが割と最近(H22)で、しかも表内読みは音読みだけ、という背景があります。
??表現/道を?? (最初に終止形で考えるって言ったのに、この例文連体形だぁ…)
yard
調べたところ、多分同じです。右の読みは、言葉としても初耳でした
敵を??
yard
信じ??/読み??/コメント
右の読みからもう一つ解答を見つけました 類似問題を思い出したので置いときます。
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=17052 お〇さんしか来ない 。
yard
送り仮名付きに限定すればいかにもこの問題。 実質既出でしたか…
有り難いことに囁きが大体公開されているので、勝手に纏めることにしますか 向こうの no.41 は多分この問題とは関係ない ・解答例(画数順)
入る(いる、はいる) 止める(とめる、とどめる、やめる) 叩く(たたく、はたく) 包む(つつむ、くるむ) 未だ(まだ、いまだ) 汚す(よごす、けがす) 行く(いく、ゆく) ("逝く"も同じ "往く"は"ゆく"のみ) 辛い(つらい、からい) 見える(みえる、まみえる) 来る(くる、きたる) 抱く(だく、いだく) 注ぐ(つぐ、そそぐ) 空く(あく、すく) 退く(しりぞく、ひく、のく) 臭い(におい、くさい) 怒る(おこる、いかる) 栄える(はえる、さかえる) 強い(つよい、こわい) 悪い(わるい、にくい) 得る(える、うる) 描く(かく、えがく) ("画く"も同じ) 開く(あく、ひらく) 弾く(ひく、はじく) 温い(ぬるい、ぬくい) 違う(ちがう、たがう) 解く(とく、ほどく) 認める(みとめる、したためる) 誘う(さそう、いざなう) 謀る(はかる、たばかる) 難い(かたい、にくい) ・例外(活用によって形が一致する) 行った(いった、おこなった) 通った(とおった、かよった) 初め(はじめ、そめ) 守り(まもり、もり) とりあえず no.17 で挙げられたスレッドの内容(訓読みで送り仮名付きのもの)と、ここまでに挙がった訓読みを纏めました。(囁き欄)
本スレッド「訓読み表記」で新出の表記もあり、何なら最初に用意した5個の解答のうち2つはこれだけの訓読みの中に未だ出てきていないので、条件に合う表記はまだあることが予想されます。 協力者がどれほどいるかは分かりませんが、解答募集はもうしばらく続けてみようと思います。私自身も、さらに探してみることにします。 ちなみに、用意した残り2個の解答の例文↓ ・状態が??/状態を?? ・色が??
(判定は待っててね)
yard
多分のぎへんで13画の字と混ざってますね…
??子ども
yard
想定解です。
yard
リストには載せていませんが、元のスレッド内ではこの解答が出てきています。
「まさしく」 が1単語かどうかが微妙な所 (「まさ」の読みは確実に訓読みとしてあるが、「まさに」や「まさしく」が原型として扱われていたりいなかったりしている) なので、保留としていました。 少なくとも 「ただしく」 が連用形である以上、例外扱いは必至
yard
辞書に載せる分には送り仮名は「む」になるんでしょうが、実際「み」の方が多く使われるような。
??が生じる 極める(きめる、きわめる)
※プロレスで「関節を極める」なんて表現がよくあります 「関節技を極める」だとどっちだか分からないw 前者はあまり使わないかもしれませんが、プロレスファンならすぐ分かるかも?
yard
さんずいの字ばっかり使ってました。使い分けがあるとは…
関節技を???(囁きから)
yard
・??存在
・水滴が???/枝が??? ・海に??/門を??
yard
no.23です。
垂れる(たれる、しだれる)
潜る(もぐる、くぐる) ・水滴が???/枝が???←調べてびっくり「枝が???」は別表記しか知らなかったので
・海に??/門を??←これは言われてみれば
yard
2つともno.24です。
貴い(とうとい、たっとい、たかい)
尊い(とうとい、たっとい) 「尊」は(とうとぶ、たっとぶ)の形の方がよく見る気がします 幼い(おさない、いとけない) こっちも調べたら読みが二つ、でも「わかい」子供は違和感あり(笑) 稚(わかい、いとけない)
yard
全てここまでのレスと一致。1行目の字の3個目の読みは未発見でしたが確かに。
no.19の違和感とかコメントは多分囁きを開いた時に意味が分かります。 拙い(つたない、まずい)
これは未出。思いついてはいたけど、片方は当て字的な読みで、辞書に載る類いではないかと思ってました
yard
当て字では無さそう。
言い訳が??
yard
逆にあんまり後者のイメージがありませんでしたが
??態度/??流れ 形こそ変わらないが、形容詞の例文は連体形の方が考えやすい 居る いる おる
空ける あける うつける 上る のぼる たてまつる 甘い あまい うまい 肖る あやかる かたどる にる 行く いく ゆく 休める やすめる やめる 休い さいわい よい 愛しい いとしい かなしい 埋まる うまる うずまる 埋もれる うもれる うずもれる 打つ うつ ぶつ 転ぶ ころぶ まろぶ 疎か おろか おろそか 湿す しめす うるおす 熟れる うれる こなれる なれる 選る える すぐる よる 帰る かえる おくる 画る かぎる はかる 被る こうむる かぶる 脆い かるい もろい よわい 苛い からい むごい 定まる さだまる きまる 潜る もぐる くぐる 降る ふる くだる 放く さく こく 放る ほうる ひる 放す はなす まかす ゆるす 支える ささえる つかえる 挿む さしはさむ はさむ 今日はここまでにしとこ
既出チェックはいいかげん
yard
一気に30個。 簡単な漢字の表外読みの恐ろしさ。
実際に使う機会があるかどうかは置いておいて、訓読みとして実際にあることは全て確認できました。 奉る(たてまつる、まつる、うけたまわる)
献る(たてまつる、まつる) 下を思いつく→調べて確認→上が思い浮かぶ→確認→上は三つ目もあった
yard
上の30個の中にも無し。(同訓異字は1つだけありました)
租税を??/仕事を??(上の3個目) 強める つよめる つとめる
萎れる しおれる つかれる 退く しりぞく のく ひく 退る しさる すさる 退ける しりぞける のける 志す こころざす しるす 嗄れる かれる しゃがれる しわがれる 喫う すう くう 遊ぶ あそぶ すさぶ 滑る すべる ぬめる 済す なす わたす 鋭い するどい はやい 座す います おわす まします 咳く せく しわぶく 窄む すぼむ つぼむ 迫る せまる せる 攻める せめる おさめる 競う きそう きおう 注ぐ そそぐ つぐ 雪ぐ そそぐ すすぐ 反る そる かえる 逸れる すぐれる それる はぐれる 逸る はしる はやる 崇ぶ たっとぶ とうとぶ 違う ちがう たがう 違える ちがえる たがえる 発つ たつ はなつ 発く あばく ひらく 点る とぼる ともる 揉める もめる ためる 今日もここまでにしとこ
既出チェックはいいかげん
yard
またも30個。
普通は見ないような読み方だらけかと思いきや、そうでないものもいくつか。 複数の読みがいずれも一般的と言えるような訓読み表記はそろそろ尽きそう? 古文でのみ現れる語とか、完全に他の字で代用が利く語とかを挙げるとキリがないのかもしれません。 留まる とまる とどまる
留める とめる とどめる 停まる とまる とどまる 止まる とまる とどまる 止める とめる とどめる やめる 難い かたい にくい 難しい むずかしい むつかしい 吐く はく つく 貫く つらぬく ぬく ひく 捻る ねじる ひねる 捏ねる こねる つくねる 除ける のける よける 望む のぞむ うらむ 栄える さかえる はえる 儚い はかない くらい 忖る おしはかる はかる 度る はかる わたる 穿く はく つらぬく 穿る ほじくる ほじる 嘘く はく ふく 挟む はさむ さしはさむ 弾く ひく はじく 削る けずる はつる 離る かかる かる 攣る つる ひきつる 抽く ひく ぬく 拉く くじく ひく 提げる さげる ひっさげる 曼い ながい ひろい 噴く ふく はく 脹れる はれる ふくれる 填まる うずまる はまる 填める うずめる はめる 錮 かたい ながわずらい 凹む へこむ くぼむ 解ける とける ほどける 解く とく ほどく 解る さとる わかる 解れる ほぐれる ほつれる 賄う まかなう まいなう 奉る たてまつる うけたまわる まつる 献る たてまつる まつる 眩う まどう まう 迷う まよう まどう 廻る まわる めぐる 見える みえる あらわれる まみえる 紛れる まぎれる みだれる 妬む ねたむ そねむ 畜う かう やしなう 破れる やぶれる われる 壊れる こわれる やぶれる 疾む にくむ やむ 去く のぞく ゆく 緩い ゆるい ぬるい 若し ごとし もし 嗤う わらう あざわらう 哂う わらう あざわらう 今日のここまででおわり
既出チェックはいいかげん
yard
67個。
複数表記の傾向を掴むには十分すぎるほどの読みを挙げていただきました。 複数の読みがともに現在も使われている例は、割合としてはかなり少なめ。 最終的に纏めて一覧を作ると言いましたが、ただ言葉を並べるだけではPDJさんの後追いなだけと言えましょう。頂いた言葉を分類し、特に重要 (複数の読みがともに現在でもそこそこの頻度で使われているであろう) と判断した語については、複数の読みがなされるようになった経緯や使い分けの基準等を示していきたいと思います。
no.35以降にぼちぼち纏めていきます。 辞書とかネットとか色々調べながら書いてはいますが、100%正しいとは思わないでください。 特に使い分けの基準は調べても分からない場合が多いので、例文を集めて勝手に決めてます。 (レス投稿時に3000字オーバーだとエラーが起こるが、一度レス投稿した後に編集によって3000字を超えても特に何も言われない謎) ・解答集1(ほとんど同じ意味の組み合わせ)<入る(いる、はいる)>どちらも、基本は「内に移動する」意味。 古くは「はいる」を「這入る」と表現していたが、後に、這の字を省いた「入る(いる)」の表現が広がった。また、「這入る」と同じ読み、同じ意味として「入る(はいる)」の表現が生じた。 複合語や慣用句、文語として使う時は「いる」、単語、口語として使う時は「はいる」と読む傾向があるか。 例) いる - 日の入り、入り口、気に入る はいる - 手に入る、部屋に入る 両方 - ひびが入る、力が入る <叩く(たたく、はたく)>どちらも、基本は「打つ、当てる」意味。 「叩く(たたく)」が原型の言葉として存在し、「払い叩く」動作のことを「叩く(はたく)」と表現するようになったという説や、「叩く(たたく)」の方言として「はたく」の表現が使われていて、同じ字を当てて全国に広まった説などがある。 動作やその目的が「打つ、当てる」その物であれば「たたく」、「打つ、当てる」の延長にあれば「はたく」と読む傾向があるか。 例) たたく - 手を叩く、口を叩く(顎を打つ→「喋る」の意味)、 意見が叩かれる(批判を当てる→「非難、攻撃」の意味) はたく - 埃を叩く、顔を叩く(手を顔に当てた後、手を止めずに引く) 財布の底を叩く(財布の底を打ち、金を全て落とす→「有り金を使い果たす」の意味) <包む(つつむ、くるむ)>どちらも、基本は「物を覆う」意味。 「包める」の文語系であることを除けば、「くるむ」の意味は「包み巻き込む」ことのみである。一方、「つつむ」の意味は多くあるが、前提として「物を覆って中に入れる」ニュアンスを含む。ここで、「つつむ」の意味に「巻き込む」ことが含まれないとは言えない。 覆いかたが均一、もしくは覆う対象が抽象的であれば「つつむ」、覆う対象が具体の物で、覆いかたが不均一であれば「くるむ」と読む傾向があるか。 例) つつむ - オブラートに包む、霧が包む、熱気に包まれる くるむ - 毛布で包む、身を包む 両方 - 風呂敷で包む ? - ラップでご飯をくるむ <汚す(よごす、けがす)>どちらも、基本は「きたなくする」意味。 このうち、「けがす」の読みは「穢れ(けがれ)」から来ている。(「汚れ(けがれ)」、「穢す」(けがす)の読みはあるが、「穢す」を「よごす」とは読まない)穢れは不浄な状態の事であり、内面的な要素(死、病、その他)が挙げられる。一方、「よごす」に対する「汚れ」は、目で見える部分について言われる。 汚い原因やその状態が目に見えるのであれば「よごす」、目に見えないのであれば「けがす」と読む傾向があるか。 例) よごす - 衣服を汚す、手を汚す けがす - 名を汚す、末席を汚す、晩節を汚す(名誉のある人が、晩年に失態を犯す) ? - よごれ仕事 <行く(いく、ゆく)>口語なら「いく」、文語や複合語なら「ゆく」。 ただし、「ゆく」が連用形「ゆい(イ音便)」で用いられるときは、「いっ(促音便)」で代用される。 例) いく - 行ってくる ゆく - 消え行く、立ち行く 両方 - 見に行く、行く先 <来る(くる、きたる)>どちらも、基本は「対象が近づいてくる」意味。 「きたる」は元々「来到る」の形で使われていた。「きいたる」を「きたる」と約した表現が生じたとき、漢字では到を省いて「来る」と表記された。元々は漢文訓読の際にこの読みが当てられていた。 基本的には「くる」を用いるが、意味の強調の際に「きたる」が用いられる傾向があるか。 例) くる - 帰って来る きたる - 来るべき事態 両方 - 冬が来る <抱く(だく、いだく)>どちらも、基本は「抱え込む」意味。 具体的に腕で抱え込むなら「だく」、抽象的な意味でなら「いだく」が用いられる傾向があるか。ただし、文語で「だく」はあまり見られない。 例) だく - 赤ん坊を抱く いだく - 自然に抱かれる、疑問を抱く 平安、鎌倉時代にのみ、「うだく」と読む例がある。 <注ぐ(つぐ、そそぐ)>どちらも、基本は「流し入れる」意味。 直線的に送るニュアンスがあるときは「そそぐ」、容器を満たすニュアンスがあるときは「つぐ」が用いられる傾向があるか。ただし、ここの「つぐ」の意味で「そそぐ」を使っても誤用とはならなそうである。 例) そそぐ - 濁流が注ぎ込む、降り注ぐ、視線を注ぐ 両方 - 水を注ぐ、酒を注ぐ <怒る(おこる、いかる)>どちらも、基本は「腹を立てる」意味。 「おこる」の語源は、「起こる」と同じである。感情が起こる(生じる)ことを、腹を立てる意味を込めて同訓異字で「怒る」と表現した。一方、「いかる」は元々「角が立つ」の意味。感情が角立つことから、この語が「怒る(おこる)」と同義に使われるようになった。なお、現在も「いかる」は「角が立つ」の意味で使われる。 名詞で使う時や対象が抽象的である時は「いかる(いかり)」、対象が具体的であるときは「おこる」が用いられる傾向があるか。 例) おこる - 怒られる、結果に怒る いかる - 怒り心頭、怒りを買う 両方 - 烈火のごとく怒る ? - おこり上戸 <得る(える、うる)>どちらも、基本は「取る」意味。 「うる」は、「える」の文語「う」の連体形。終止形として「うる」を使う事も出来る。 終止形なら「える」、連体形なら「うる」。ただし、複合動詞に例外あり。 例) える - 利益を得る、容量を得ない うる - 起こり得るパターン あり得る(文語「ありう」の連体形を終止形として使う。「える」は誤用) <描く(かく、えがく)>どちらも、基本は「絵や図に表す」意味。 目的が絵や図に表す作業その物であれば「かく」、絵や図に表すことで何かを表現する意図があるならば「えがく」が用いられる傾向があるか。 例) かく - 図形を描く、設計図を描く えがく - 変化を描く、心に描く 両方 - 花を描く ? - 放物線をえがく <温い(ぬるい、ぬくい)>どちらも、基本は「あたたかい」意味。 「ぬるい」の漢字表記は、「温い」の他に「微温い」がある。「ぬるい」には、少し温かい(温かさが十分ではない)というニュアンスがある。一方、「ぬくい」はそのまま「温かい」の意味で用いられる。 温度が想定よりも低ければ「ぬるい」、想定通りなら「ぬくい」が用いられる傾向があるか。 例) 両方 - お湯が温い、空気が温い <違う(ちがう、たがう)>どちらも、基本は「合わない、外れる」意味。 比較した結果合わない時は「ちがう」、想定から外れる、または合わないような言動を取る時は「たがう」が用いられる傾向があるか。ただし、複合動詞に例外あり。 例) ちがう - 話と違う、答えが違う、すれ違う たがう - 法に違う、予想に違う、仲違い <誘う(さそう、いざなう)>口語なら「さそう」、文語なら「いざなう」。 例) さそう - 誘いを受ける いざなう - 夢へ誘う 両方 - 旅に誘う <難い(かたい、にくい)>どちらも、基本は「容易でない」意味。 対象が認識によるものであれば「かたい」、言動によるものであれば「にくい」が用いられる傾向があるか。なお、「にくい」は必ず動詞の連用形に付く。 例) かたい - 理解し難い、想像に難くない にくい - 破れ難い、言い難い <幼い(おさない、いとけない)>どちらも、基本は「年が小さい」意味。 「おさない」の言葉は、「長(おさ)無し」から来ている。「長」は成長を示し、成長が無いことから「幼い」に「年が小さい」の意味が生じた。「いとけない」の語尾「ない」は甚だしいことを示す接尾語。「いとけ」は文脈から「幼気(いたいけ)」の事と予想できるが、調べた範囲では不明。 単純に年少であることを示すなら「おさない」、年少特有のあどけなさを意味として含むなら「いとけない」が用いられる傾向があるか。 例) おさない - 幼い恰好 両方 - 幼い子ども <歪み(ひずみ、ゆがみ)>どちらも、基本は「変形する」意味。 変形した物のうち一部に注目する時は「ひずみ」、変形した物全体に注目する時は「ゆがみ」が用いられる傾向があるか。 例) ひずみ - 社会の歪み、せん断歪み(せん断応力(物体内部に生じる、物体を割くような作用)による変形) ゆがみ - 物が歪んで見える、画像の歪み <尊い/貴い(とうとい、たっとい)>「尊い」は、崇高であること。「貴い」は、価値があること。 "尊"敬、"貴"重 といった熟語から意味が分かりやすい。 それぞれ、「とうとい」と「たっとい」で意味としての違いはない。 語源は、どちらも「たふとし」である。「とうとい」の原型「とうとし」は「たふとし」の現代仮名遣い。「たっとい」は、「たふとし」が変形した語「たつとし」から来ている。 口語なら「とうとい」、文語なら「たっとい」。 例) 両方 - 尊い存在、貴い経験 <埋まる(うまる、うずまる)>どちらも、基本は「他の物の中に物が没する」意味。 「うまる」の方が意味は広い。満遍なく没していることを強調する際は「うずまる」が用いられる傾向があるか。 例) うまる - 欠員が埋まる、 両方 - 火山灰に埋まる、人で埋まる <疎か(おろか、おろそか)>どちらも、基本は「いい加減である」意味。 現代ではほとんど「おろそか」、または異字同訓の「愚か」が使われる。今では、「おろか」は専ら「まだしも」の意味。 例) おろか - Aは疎か、Bも… おろそか - 勉学が疎かになる <捻る(ねじる、ひねる)>どちらも、基本は「まわして動かす」意味。 力が掛けられる物体に注目した時、回転方向が一律であれば「ひねる」、一律でなければ「ねじる」が用いられる傾向があるか。 例) ねじる - 針金を捻る ひねる - 蛇口を捻る、ドアノブを捻る 両方 - 手首を捻る ・解答例2(意味がやや違うものの組み合わせ)<止める(とめる、とどめる、やめる)>「とめる」は、動いているものに対して、その動きを絶やす意味。 「とどめる」は、動こうとしているものに対して、動かさないで置く意味。 「やめる」は、動作や状態に対して、その動きを絶やす意味。 留める(とめる、とどめる)も、概ね同じ。 <辛い(つらい、からい)>「つらい」は、仕打ちが酷い、または苦しい意味。 「からい」は、激しく舌を刺激する味、または危うい意味。
|