このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(9人)
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難易度:★★★
![]() ![]() 出題者の私が用意した「正解」を当てる問題ではありません。みなさんからの忌憚ない御意見を伺いたいとの試みです。
【眠り姫プロジェクト事前説明会】 1日めに、あなたは、これから行われる実験の説明を受けています。実験会場の一階には既に眠り姫プロジェクトに参加している被験者が多数います。あなたが説明を受けている場所は彼ら全員を観察できる二階です。被験者のそれぞれが赤ないし青のチョーカーを首にはめられています。いっせいにインタビューを受けているようです。あなたは、これから我が身におこる実験について事前説明を受けました。このところ連日、インタビューを受ける被験者の人数は1500人なのだそうです。今日も明日も明後日も、その予定に変更はないそうです。そしてこのプロジェクトは既に長期にわたり続けられているとのことです。 説明が頭にはいり、被験者たちの健康そうな様子をみて、この実験プロジェクトに参加する意思を、あなたは固めました。あなたは実験会場の一階へと降りていきます。 【眠り姫プロジェクト参加】 一日めに、あなたに関して、ある実験が始められる。まず、あなたは眠らされる。そのあとフェアなコインが投げられ、表か裏かによって、次の二つの措置が選ばれる。 場合A■表が出た場合 一日めに眠らされたあなたには赤いチョーカーが首にはめられる。このチョーカーはあなたにはみえない。あなたは二日めに起こされ、インタビューされ、その後チョーカーをはずされ、帰宅を許され、バイト代10000円が振り込まれるのを待つ。 場合B■裏が出た場合 一日めに眠らされたあなたには青いチョーカーが首にはめられる。このチョーカーはあなたにはみえない。あなたは二日めに一度起こされ、インタビューされ、また眠らされ、三日めに起こされ、インタビューされ、その後チョーカーをはずされ、帰宅を許され、バイト代20000円が振り込まれるのを待つ。眠りは記憶を消すほど深いので、目覚めたときに二日めか三日めかはわからない。そのままの状態でインタビューされる。 場合A場合Bのいずれの場合もあなたは、実験の手続きについてはすべて事前にわかっている。目覚めたときに自分が二日めにいるか三日めにいるか、そしてコインは表だったのか裏だったのかがわからないだけである。 ちなみに、コイン投げがなされるタイミングについては、あなたが最初に起こされる前である。 さて、あなたへのインタビューは次のようなものである。 ◇問1「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は?」 ※なお、このインタビューのみ、1500人が一斉に受けるインタビューとは別のタイミングで行われることに御留意下さい。 ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 問1から問7まであなたの主張をおきかせください。何人ものプロの研究者が、この問題で互いに異論をぶつけあっています。正解なんてあるのでしょうか。…… なお、囁き欄はありません。ざっくばらんにお考えをおきかせください。各インタビューにあなたならどのようにお答えになるのでしょうか。 === ◎参考資料 ■[PDF]『1.序論: 眠り姫問題 信念の度合い或いは主観確率を ... - 静岡理工科大学』 http://www.sist.ac.jp/~shinba/self_location.pdf ■三浦俊彦著『多宇宙と輪廻転生 人間原理のパラドクス』 青土社 ※参考資料にあげた文献での考え方と私の考え方は異なります。みなさんのお考えもまた、参考資料にも、私の考えにも一致していないこともあるだろうと考えられます。それでいいと思うのです。
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![]() ![]() 『フェアなコインって何だ』と御質問があろうかとは存じますが、コイントスをしたときに表と裏の出る確率が等しい、くらいに考えてくださいませ。 物理的にマヂな話をすれば10円玉の表と裏の出る確率が等しいわけがありませんよね?微妙に違いますよね?表と裏で模様が違う以上…… 今、0<α<1/2 なる確率αで表が出るコインがあったとしましょう。 コインの替わりに下駄でも構いません。 何回トライしても表の出る確率がαだとするのです。物理的減耗が確率に影響しないとの考えを取ります。 さて、このコインのみ(下駄のみ)を使って、勝率が1/2となるゲームを作れます。 2回を一組としてコイントスをし、表裏の順に出たらxの勝ち、裏表の順に出たらyの勝ち、表表の順に出たり、裏裏の順に出たりしたら引き分け再試合とすればオーケーです。 なお、サッカーの試合前のコイントスで表と裏の出る確率が違うというのは有名な噂ですが…… ![]() ![]() さあ、あなたは目覚めた。あなたにとっての主観的確率とは何?、目覚めたこと自体に、主観的な確率の変動を考慮すべき情報的な価値はあるか。場合Aである確率と、あなたの首のチョーカーの色との関わりは?
![]() ![]() 問題文であげられた参考資料のうち、最初のPDFには、眠り姫問題と3囚人問題の関わりが示唆されています。実は3囚人問題とYssさん御出題のクイズ「モンティ・ホール的まずいお茶」の問題1とは、等価な問題です。 今回の『眠り姫プロジェクト』は、Yssさん御出題のクイズ「彼は天使か悪魔か?」のなかで雑談として顔を出しました。ベイズ改訂にからんでです。Yssさんのお勧めにより出題させて頂く決心をいたしました。 ![]() ![]() とりあえず問1問2だけ。
問1は1/2でいいでしょう。 問2は、実はこれだと言葉がまだ曖昧で、 チョーカーが客観的視点から見て赤である確率は1/2 あなたが、自分の首に赤いチョーカーを見るという【体験をする確率】は1/3 に、なると考えます。 これ、曜日だともっと違いがクッキリするんですよね。 火曜日は週に一回しか来ないけど、火曜に二回起こされる設定なら、本人は火曜を二回体験する。客観的な頻度と主観的な頻度が異なるという。 まあ、この問題、純粋に確率の問題というよりは、語義のトリックみたいな面もあるのが面白い部分だと思うので…そこが困ったところであり面白いところでもあると思いますが… あ、いきなり整理する方向に進めてつまらなくしちゃいました? でもこの程度で整理できるほど浅くないですね、この問題は ![]() ![]() ![]() Yssさん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。(召喚魔法が効きましたかね……) 確かにプロの研究者どうしでケンケンガクガクの大論争をなさっているのは語義の問題が隠れているのかもしれませんね。 オリジナルの「眠り姫問題」には首のチョーカーがありません。語義についての検討が必要かもしれないことが浮かび上がるような工夫としてバイト代とチョーカーとを付加してみました。 === この場をお借りして、皆さんへお願い申し上げます。《予想もしない解答でs_hskz をびっくりさせたり、他の人の面白回答を絶賛してください。どれだけ頭の体操できるかな?》 ![]() ![]() 初めて聞く問題です・・・s_hskz さん、楽しい問題のご紹介をありがとうございます。
一つだけ「目覚めたときにはどんなときも必ずインタビューされる」という前提を確認したいのですが、これは疑わなくてよいのですよね?だとしたら、全く悩むところなく以下のように答えます。 事前 1:1 ◇問1 1/2 何日目か不明 1:2 ◇問2 1/3 ◇問3 1/3 ◇問4 ( 二日目と告知 1:1 ◇問5 1/2 ◇問6 1/2 ◇問7 1万5千円 事前と二日目の答が誰に聞いても 1/2であることは論を待たないはずで、問題は「何日目か知らされていない」場合の確率ですよね。 この種の問題で、私の基本的な考え方は「ギャンブルだとしたときに期待値がゼロとなるようにオッズを切り、それから逆算して確率を算出する」です。 胴元は、赤に2倍、青に0.5倍(欧米式)のオッズをきった場合に、期待値ゼロのパレート最適解になります。 (それ以外のオッズなら、赤か青のどちらかを選ぶことで被験者にとっての期待値がプラスになります。)ということで逆算される確率は1/3。 論争のポイントは理解しているつもりですが、私からしたらそれ以外の答えはありえません。 主観的・客観的確率のハザマで矛盾を感じる方は、「Aだったら二日目終了時点で殺される」と問題を読み替えれば、話が通りやすいと思います。「生きてインタビューに答えているという事実」がすでに条件的確率の影響下にあるので、事前の確率にこだわることには意味が乏しい(ない)ことにご納得いただけるのではないかと。 問4は訂正します。これは思慮が浅かったです・・・ また復活。やっぱり1+2/3でよいと考え直しました。 ![]()
s_hskz
「目覚めたときにはどんなときも必ずインタビューされる」 それでよろしいかと存じます。 (インタビューされたことを被験者は忘れてしまいますが……) それと、分析哲学者の三浦俊彦先生バージョンの眠り姫問題では被験者は、必要な数だけインタビューを受けたあとは永遠に眠り続ける設定になっています。 ![]() ![]() ありがとうございます。
h_hskzさんに召喚されましたYssです ![]() さきほどは、同時に書いていたようですね ![]() >Yssさんのお勧めにより 待ってました! 3囚人問題は、モンティ・ホールと数学的にはほぼ等価なのに、より直感を混乱させる度合が高いですね。例の本で見て、しばし混乱の渦に呑み込まれました。 ところで、ベイズ主義においては、フェアなコインとは、たとえゆがみがあるとしても、そして表裏の確率が異なっていたとしても(たとえば0.6と0.4)、どちらが0.6なのか分からず、判断するのに十分な情報がないと言えたら、表も裏も確率は1/2ずつ、と考えて良い、と、なるんですよね。ここが頻度主義と大きく異なるところだと思います。 残りの問題も、ぼちぼち解答していきますね。 ![]()
s_hskz
>待ってました! ありがとうございます。 強固な1/3派原理主義者だった私が、Yssさんのひとことで転向してしまいました。考えが落ち着くまでに時間がかかってしまいました。 ![]() ![]() 「フェアなコイン」は面白いですね。
今回の問題は、「Aだったら二日目終了時点で帰される」手続きがわかっている以上、悩むところはないのですが。 今回の問題に帰着すると、「Aだったら二日目終了時点で帰される」と言う情報が被験者に与えられない場合、に該当するのでしょうか。この場合、被験者は確率1/2と判断せざるを得ませんし、それが「被験者にとっては」正解です。 これはギャンブルで言うと<胴元がイカサマをしている>状態なので、被験者にとっての確率1/2は「イカサマによりミスリードされた確率」ではあるのですが ![]() ![]() ![]() たっくん4さん
客観的視点から見て、というのは、少しあいまいな言い方だったので、 (1)眠りに入る前+完全に起きてからの、客観的視点の世界 (2)一瞬起こされるだけの、主観的視点のみの世界 のふたつに分けたときに、 たとえば、バイト代は(1)の世界の出来事です。 その観点(=さきほどの「客観的視点」)から、赤チョーカーと青チョーカーの確率を考えると、 これは明らかに、1/2です。バイト代の期待値は、したがって15000円になります。 青いチョーカーの時に、何度起こされようとも、何日かかろうとも、やっぱり15000円です。 しかし、(2)の主観的世界の中でたとえばギャンブルをすることにしたとしましょう。 首のチョーカーの色当てをする。赤か青か。これなら、私も(オッズが同率なら)青に賭けます。 客観的に見て(=(1)の世界で)赤か青か、ということと、 主観的体験として(=(2)の世界で)赤と青と、どちらを体験するか、ということが、 かなり解離する事例です。 多くの、日常で体験する出来事では、ここまで解離することはないので、混乱するのではないでしょうか。 おっと、つい問4&問7に手をつけてしまった・・・ (2)の主観的世界での出来事は、事後確率的にも、(1)の世界には影響を与えない。 というのが、私がたどり着いている結論なのですが・・・ ![]() ![]() たっくん4さんの提起された、( >>6 )
二日目の時点で殺される(なんで数学やパズルってすぐ殺されるんでしょうね?) という仮定だと、(1)の主観的世界に戻れないので、解釈は難しくなりますね。バイト代受け取れないし(そういう問題か?いや、そういう問題だ。) ![]()
s_hskz
余談ですが言語学で例文を出すときもなにかと死ぬだの殺すだのがでてくるそうです。一回コッキリの事象を示したいときにです。 ![]() ![]() >(2)の主観的世界での出来事は、事後確率的にも、(1)の世界には影響を与えない。
というのが、私がたどり着いている結論なのですが・・・ とは言ったものの、今、「今日は三日目です」と言われたら、100%青チョーカーだって分かるよなー、と混乱しているところです。 ![]() ![]() たっくん4さんの
>二日目の答が誰に聞いても 1/2であることは論を待たないはずで を読んで、s_hskzさんがニヤリ、としている気がする・・・ ![]() これ、自明ではないですよね。事前の方は1/2で論を待たない、でいいと思いますが。 私の答えはもう少し練ってから書きます。 ![]()
s_hskz
ニヤリとはいかないですね、とてもとても。 眉と眉の間にシワをよせて考え込んでおります。 ![]() ![]() いつも楽しませていただきありがとうございます。
どう考えても理系ではない、と言って文系的素養にも疑問あり、無学系の私が来ましたよ! とりあえずはNO.3(10:12時点)まで書き込みだけ見て、参考資料未読状態で行きます。 下記のように考えます。 コイントス=A(赤)、B(青)ともに1/2 2日目にインタビューを受ける可能性は100%でA1/2、B1/2(B2と呼びます) 3日目はAバイト完了が1/2、Bインタビューが1/2(B3と呼びます) ※言葉のあやがあるかもしれませんが、意を汲んでいただけるとありがたいです 問1 1/2 これは単純にコイントスだけ考慮。 問2 1/2 目覚める可能性は100%(じゃなかったら怖すぎるw)で、どのケースもふるい落とされてないので1/2のまま 問3 1/2 この問題に関しては赤=Aと考えて問2と同じ ※A、B2、B3の三通りのうちの一つだから1/3とは考えません。 問4 15,000円 10,000*1/2+20000*1/2=15,000と考えます・・・でも現実だったら日給換算して1/2*10000*1/2+1/2*20000*1/3で日給2500+約3333円で日給期待値5833円と計算するかもしれません ![]() 問5 1/2 二日目だと分かっても、バイト完了(赤)3日目へ続く(青)の確率は変わらないと思います。 問6 2/3 二日目と分かったことでB3が否定されました。否定されたB3(1/4)はすべて青なので青の確率が1/4下がって赤(A)2:青(B)1に。 問7 15000円 問5と問4を踏襲します。「ごくろうさん(10000円)」が1/2、「3日目へ(20000円)」が1/2 現在の考えです。参考資料を読んだり、他の方のコメントを見て変わるかも知れません ![]() ![]()
s_hskz
私も雑食系です。 アクジキといっても良いかもしれません。 ![]() ![]() NO.2がさらに面白そうなのですが、これは大長考が必要になりそうです!
期限切れの恐れが大きいとさえ感じます ![]() と言うか見ての通りNO.14すら大長考でありまして、その間に書き込まれた巨匠たちの書き込みを熟読してみて、問7までの再考をするのも楽しみです。 どどどどど素人がスーパー的外れ(とか空気クラッシュ)なこと言ってても暖かい目でお願いします ![]() ![]()
s_hskz
みなさんのご様子からみてロックはかなり先になりそうです。 ![]() ![]() >>10 Yssさん、
<これは明らかに、1/2です。バイト代の期待値は、したがって15000円になります。> 一番異論の多そうな問4について、「1+2/3万円」であることを主張してみます。 これは「ギャラを君の言った価格で買い取ってあげるけど、いくらなら変えたい?」 というギャンブル1に置き換えられることに異論はないと思います。 ここからは先物取引の考え方ですが、 ギャンブル1は「ギャラは普通に払うから、それとは別に本来のギャラと君のつけた値段との差額をやりとりしよう」 (付けた値段−実際のギャラ)を被験者が受け取る(負の場合は支払う) というギャンブルと全く同値です。 すると、答えは1+2/3万円であってますね。 1.5万円と言う答えは、「2回賭けているのに1回分の勝敗が無視されている」と言う問題点があります。 要するに「発言者全員の (のべ)平均ギャラはいくら?」と問題を捉えなおせば、1+2/3万円が正解になるのです。 ![]() ![]() 「このところ連日、インタビューを受ける被験者の人数は1500人なのだそうです。」
↑みなさんの書き込みを見て検討しているうちにこの条件を完全に見逃していたことに気がつきました! ・・・これはさらなる苦戦の予感 ![]() ![]()
s_hskz
3の倍数で大きめな数字だったならなんでもよいくらいの気持ちで作った1500です。あまりお気になさらないで下さい。 ![]() ![]() 私は被験者にはなりたくないですが、議論には参加してみます。
とりあえず自分の見解だけ書いておきます。 問1〜問7のすべてについて、確率は1/2、期待値は15000円、です。 A,Bは等確率で起こると考えるのが妥当ですので、こうなります。 これ以外の答えはあり得なーいと思っています ![]() ![]()
s_hskz
問2を除いて同意いたします。 ![]() ![]() たっくん4 さん、jさん、あれれさん、眠り姫プロジェクトへのご参加を有り難うございます。 みなさんの御意見を読んで大いに参考にさせていただいております。 まずはご挨拶だけでも… ![]() ![]() >>10
<客観的に見て(=(1)の世界で)赤か青か、ということ> こんな質問は、一切問われてないと思うんですけどね・・・ 皆が疑わない問1は、定義ア<コインで決めた時の事象A対事象Bの比率:1:1>という定義をそのままに問う質問であるから疑問なく50%なのであって、それ以降の質問は全部「条件付確率」なのだから、必ずしも50%でないことは明白ではないかと。この問題の設定は「条件付確率」を前提にしていることが日本語的に明らかだと思いますので、議論が起こる理由が理解できません。 <(2)の主観的世界での出来事は、事後確率的にも、(1)の世界には影響を与えない。というのが、私がたどり着いている結論なのですが> 主観の出来事は、前段の確率には影響を与えない、これはその通り、同意します。ただし、この問題で問われているのは、というより、確率の世界で問われているのは、すべて前段の確率を前提(一部)とした事後の世界であって、(1)にひたすらこだわるのはなんとも不思議な反応だと思っています。 ![]() ![]() 出題者の私のポジションペーパーを投稿いたします。 === ◇問1「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は?」 ◆答1 1/2 === ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◆答2 1/3 ※1500名の被験者のうちのひとりとして私は目覚めました。事前説明で赤いチョーカーをつけた被験者は500名、青いチョーカーをつけた被験者は1000名いるとわかっています。そのうちの1名が私です。 === ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 ◆答3 1/2 ※答2に引きずられて【場合Aである=赤いチョーカーをつけている】確率だから1/3と答えたくなりかねませんが、赤いチョーカーの被験者の人数に比べて青いチョーカーの被験者の人数は2倍いることを忘れずに勘定にいれます。比がキャンセルするのでした。 === ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 ◆答4 15000円 ※(答3に整合) === ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◆答5 1/2 ※二日めの被験者1000名では、赤いチョーカーと青いチョーカーの人数は同じです。そのなかのひとりとして私は目覚めました。 === ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 ◆答6 1/2 ※答3、答5に整合。比は1対1になっていますが同じ計算です。 === ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 ◆答7 15000円 ※(答6に整合) === 以上が私の認識です。 ![]() ![]() おー、出題者ご本人の意見が出てきましたね。がぜん面白くなってきました
![]() (すいません、いまから自分のファイナルアンサーを投稿します) ![]() ![]() 「多宇宙と輪廻転生」は以前読みました。
賛同できないところもありましたが、面白い内容だったと思います。 議論を進める前に確認したいことがあります。 知ってる問題だと思って設定を読み飛ばしていたのですが、 よく読むと意味が分からないところがでてきたのです。 いっせいにインタビューを受けるということは、 2日目にインタビューを受けるのは1500人。赤と青が半々。 3日目にインタビューを受けるのは約750人。青のみ。 ということになるのでしょうか。 周りを見れば2日目か3日目か分かってしまうと思うのですが。 半数の人は1日早くいなくなるのに、連日被験者の人数は1500人というのも謎です。 この辺は問題の本質には関係ないと思いますし、話がややこしくなりますので、 他の被験者を目にすることはないと考えてよろしいでしょうか。 ![]()
s_hskz
『多宇宙と輪廻転生』 不思議な本でした。眠り姫については様々な研究者の意見がみられて面白かったです。ですが、「唯一設定」がらみのオハナシは納得しておりません。 さてご質問の件ですが、プロジェクトの人口推移を図にします。●および■は赤チョーカー500名、○および□は青チョーカー500名を示します。初日だけはダメですが、以後、今日まで被験者は1500名づつ稼働です。 1:●○ 2: ○□■ 3:●○□ 4: ○□■ 5:●○□ 6: ○□■ 要は、毎日1000名の投入です。 毎日赤チョーカーのバイト終わり、その赤チョーカーの前の日に実験を開始していた青チョーカーのバイト終わり、それぞれ500名、計1000名がリタイアしていきます。 ![]() ![]() これ、外側の客観的な世界と、目覚めた瞬間の主観的な世界と、
どっちのことを問うているのか、それをハッキリさせないと、 答えが変わってしまう問題だと思います。 短く表現するために、この解答ではそれぞれを、 外の世界、夢の世界、と呼ぶことにします。 (夢といってもその瞬間は起きているんですが) ということで、問題文をこう解釈することにします。 チョーカーが赤(または青)である→夢の世界の出来事 場合Aである→外の世界の出来事 >>4 では分かりにくいことを申しましたが、 問題文がよく練られているので(s_hskzリスペクト!)、それに沿う形で、チョーカーの色は完全に夢の世界の話(したがって >>4 に書いたことは、この解答で発展的に解消したということにして、一旦取り消します)、場合Aである、というのは完全に外の世界の話、ということで、解答を進めていきます。 これ以外の解釈もありうると思いますが、 このように解釈すると、私の言いたいことが一番伝わる解答が作れるので、我田引水ではありますが、しかし、s_hskzさんもこういう意図があるからこその設問と推察いたしましたので、このような解釈で進めることを、お許し下さい。 解答の前に、前提を整理してリストにしておきます。 どっちの世界から見ていて、どっちの世界の確率を問うているのかを 夢の世界から、外の世界の確率を問うのなら、 夢→外 のように表記します。 問1 外→外 問2 夢→夢 問3 夢→外 問4 夢→外 問5 夢→夢 問6 夢→外 問7 夢→外 そして、私の解答です。 問1 1/2 問2 1/3 問3 1/2 問4 15000円 問5 1/2 問6 2/3 問7 40000/3 円 では、考え方ですが、 まず、夢の世界で話が終わる話なのか、外の世界で結論が出るのかによって、違う確率を考えないといけない、ということを述べたいと思います。オカネが絡む場合は決済はどの瞬間に行われるのか、ということです。 そして、外の世界と夢の世界とのつながり方ですが、こう考えます。 <記号の説明> 赤:チョーカーが赤 青:チョーカーが青 A:場合A B:場合B 赤2や青3など、数字がついているのは、何日目にそれを体験したかの数字。 外の世界の事象:その確率ー夢の世界の事象:その確率 の順で、 対応関係を表すと、こうなります。 A:1/2 ー 赤2:1/3 B:1/2 ┬ 青2:1/3 └ 青3:1/3 少し無理やりですが、変形すると、 (ア)A :1/2 ー 赤2:1/3 (イ)B2:1/4 ー 青2:1/3 (ウ)B3:1/4 ー 青3:1/3 このように、外の世界と、夢の世界が、 確率がねじ曲がってつながっています。 ここでもし、問2のように、起こされただけの時に、チョーカーが 赤である確率を問われたら、 夢の世界では確率1/3ずつですから、1/3となります(問2)。 しかし、この時点では、(ア)(イ)(ウ)の可能性はどれもあり、 外の世界でAが起きたかBが起きたかで言うと、何の情報も無く、 これは1/2と考えるしかない(問3)。 当然、外の世界の話である、バイト代の期待値も1/2を前提に 計算し、15000円になる(問4)。 上に各問で、何を問うているのかを、リストにしましたが、 私は、問2と問3では、本質的に問われているものが違うと解釈して 解答を作っているので、異なる確率になっています。 出題者さんご本人の解答を拝見すると私と同じなので少し安心しました(^^ゞ さて、ここで、「二日目である」と告げられた場合、 (ア)(イ)の可能性のみが残り、(ウ)が消え去ります。 (ア)A:1/2 ー 赤2:1/3 (イ)B2:1/4 ー 青2:1/3 外の世界でも夢の世界でも(ア)(イ)が全事象になりますから、 全確率が1になるように比例させて計算し直すと、 (イ)青2:1/3 ー 青2:1/2 (ア)A:2/3 ー 赤2:1/2 (イ)B2:1/3 ー 青2:1/2 「チョーカーが赤である確率」は夢の世界の話なので1/2 (問5) 「Aが起きた確率」は外の世界の話なので2/3 (問6) そして、問7は、2/3を前提に計算するので4/3 万円。 ここは、出題者さんと私の意見が違うところのようです。 私は、こう考えます。二日目であるという情報から、まだこれから三日目に起こされるかもしれない、ということを想定して、(ウ)の可能性を残してしまうと、 夢の世界で何の事前情報も無いときに(ア)(イ)(ウ)が等確率1/3ずつと考える仮定と矛盾すると思います。 (ア)(イ)(ウ)が等確率1/3ずつと考えるなら、「二日目である」という情報を得たときには、(ウ)は消去しないといけません。 問7は秀逸な問いですよね(s_hskzリスペクト!)。 私の解答の前提は、言い換えるとこんな感じです。 たとえば、問7の状況で「二日目だ」と告げられて、 その瞬間に、 「ふつうにバイト代を受け取る」のと 「いますぐ通常のバイト代を破棄して、○○万円に変更する」のと どっちを選ぶ? という選択肢を突き付けられて、 (記憶が無くなるらしいので、あとでもめないようにビデオでも録画しておきますかね) そのとき、何円との交換だったら、得なのか。 言い換えると、外の世界の決済と、夢の世界の決済を、どういうレートで交換するのが妥当なのか、という話を考えたとすると、 私が解答した、4/3万円がしきい値になると思います。 夢の世界から、外の世界のバイト代の期待値を求める、というのは、言い換えると今書いたような話になると思います。あくまで夢の世界の中だけで成立する計算なので、これを現実のお金に換算したければ、夢の世界の中で(起きてますが、笑)決済まで持って行く必要があります。 まとめますと、 外の世界と、夢の世界の確率が、確率がねじ曲がってつながっているために、このような混乱する事態になるのだと思います。 どちらの世界から見て、どちらの世界での確率を求めているのかによって、確率が複数定義出来てしまいます。 というのを、私のファイナルアンサーとします。 10/16 20:10 「二日目である」と告げられたところからの説明に記号のミスがありましたので修正しました。履歴を残して打ち消し線で消してあります。結論に変わりはありません。 ![]() ![]() >>21 s_hskzさんに質問です。
質問1:このところ連日、インタビューを受ける被験者の人数は1500人、というのは、十分に長い期間実験が行われていて、2日目の被験者1000人、3日目の被験者500人の組み合わせがずっと安定している、という理解でよろしいでしょうか? ・・・質問1がノーな場合、、 質問2:「一斉に受けるインタビュー」で、他の被験者のチョーカーは見えるのでしょうか?質問1がイエスなら、目に入るチョーカーは常に1:2で安定しているのでどっちでも違いが無いのですけど。 最後に、しかし一番重要な質問3:「◆答3」のご説明が全くわかりません・・・ 問3での質問は「さぁ、あなたは目覚めた。(目覚めたあなた自身が)場合Aである確率は?」 という意味ですよね?それなら、表が出た人=場合1=赤いチョーカーをつけている、が、同義で完全対応になるはず。、 1/2であることをなんとか正当化しようとすれば・・・ 「さぁ、あなたは目覚めた。(あなたとは関係なく、ある新規の被験者への対応が)場合Aである確率は?」と言う超絶的解釈であるなら、たしかにその確率は 1/2 なのですけど。 ![]()
s_hskz
とりあえずご質問の1番にだけ先に私の見方をお伝えいたします。 No.23における、あれれさんからのご質問への答えと同じなのですが、別の言葉で。毎日1000名が新規にプロジェクトに参加し、毎日1000名がプロジェクトから抜けます。新規に参加したものの半分は赤チョーカーをつけられ、残り半分は青チョーカーをつけられます。 アルバイトを終えて帰路につく参加者の半数は直前まで赤チョーカーをつけられていましたし、残り半分は青チョーカーをつけられていました。もしもわかりにくければ次のように考えてみましょう。青チョーカーの2回目の睡眠のあいだにチョーカーの色を黄色にさしかえます。すると毎日1000名の帰宅者の半分はかつて赤チョーカーをつけていて残りの半分は黄チョーカーをつけていました。直前まで青チョーカーをつけていた人たちは帰宅できません。 こうした設定ならば、実験会場の二階での事前説明会で階下をつぶさに観察すれば、赤青黄のチョーカーをつけた人々の数はそれぞれ500名づつだとわかることでしょう。 余談ですが、こうした設定であっても問1から7までには黄も青も含まれず赤についてだけ言及していますから、答1から7までの結果に影響を与えません。 ご質問の3番についてはよく考えませんとお答えできないようです。なにか良い説明がみつかれば良いのですが…… ===以下不十分なものですが追伸です。 まず、私の見解はYssさんによるものとは異なりますので、そこを留意願いたく存じます。 >問3での質問は「さぁ、あなたは目覚めた。(目覚めたあなた自身が)場合Aである確率は?」 という意味ですよね? そうです。一人称的確率論です。あくまでも《私にとって》です。 >それなら、表が出た人=場合1=赤いチョーカーをつけている、が、同義で完全対応になるはず。 その点についてはお気持ちが痛いほどにわかります。私はつい先日まで強固にたっくん4さんのお立場でしたので。 >1/2であることをなんとか正当化しようとすれば・・ 正当化のつもりは御座いません。一人称的確率論で、答3にて1/2と申しました。 "表が出た人=場合1=赤いチョーカーをつけている"が、 "裏が出た人=場合2=青いチョーカーをつけている"と、非対称なのです。非対称の起源は、青いチョーカーをつけている人が2倍いること、これになります。 選挙でたとえれば赤チョーカーの人が一票もっているのに、青チョーカーの人が二票もっているようなものです。 "裏が出た人=場合2=青いチョーカーをつけている"の信念の度合いは、話半分に是正すべきと存じます。 ![]() ![]() >>24 Yssさんの意見 を読んで、違う意見の持ち主の主張が少しだけ理解ができた気がします。
問3は外の世界に対する質問、だということは、 「(目覚めたあなた自身が)場合Aである確率は?」ではなく、 「(あなたとは関係なく、ある新規の被験者への対応が)場合Aである確率は?」と言う解釈だということでしょうか? 後者の解釈を取るのであれば、トートロジーで、そりゃいつだってその確率は1/2です。この点は同意します。 ![]() ![]() 連日1500名がインタビューを受けているものだと思っていました。
ので、日によって1500名の赤青の比率が異なってくるんじゃないか?そうだとしたらそれはどんな影響があるだろうか?と考えて頭がショートしてました ![]() プロジェクト初日 1500名採用 インタビューなし 2日目 1500名=赤+青被インタビュー初回 帰宅した赤の人数分新規募集 3日目 1500名=赤+青二度目(帰宅)+青初回 帰宅した分を募集 4日目 1500名=赤+青二度目(帰宅)+青初回 帰宅した分を募集 ・・・のような流れを考えて立ち往生していました ![]() ![]()
s_hskz
No.23 と No.25 に、ご質問への答えに通じるかもしれない私の見解を記しました。 ここでは更に別の説明に挑戦いたします。 目がさめた私にとって、場合Aの二日目の私と、場合Bの二日目の私と、場合Cの三日目の私と、どれもが等確率でありえます。 もしも人口が安定しているのならば、目がさめた【私たち】にとって、場合Aの二日目の【私たち】と、場合Bの二日目の【私たち】と、場合Bの三日目の【私たち】と、どれもが等しい人数いることでしょう。 そのためには、連日にわたり続くプロジェクトの初日から毎日一貫して1000名の新規参加者を募れば良いでしょう。最初の帰宅者は赤チョーカーの人たち500人ですが、次の日からは毎日1000名の帰宅者がいることになります。青チョーカーの人は1日ずれて帰宅しますから、そのぶんだけ、日々安定してだぶつきます。 プロジェクト最終日には500名の青チョーカーの人々が帰宅することでしょう。 ![]() ![]() 私は理論が苦手なので直感で回答です
![]() 問1、2、3、5、6→1/2 問4と7はわかりません。 問2と3、問5と6、 質問から読み取れる情報だけでは正解は出ないと思います。 ![]() ![]() 黒犬さん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。 天才数学者のポール・エルデシュも、モンティ・ホール問題について当初間違えましたし、正解を聞いても暫くのあいだ、納得しませんでした。 この種の問題については、理論の基盤、ナイーブな直感のありかたを重要視すべきと存じます。 >問2と3、問5と6、問4と7は同じ事を質問してる あれ?そうなのでしょうか……少々私にもお時間を頂きたく存じます。 ![]() ![]() そもそも一日後との人数が決まってる点を完全に見逃して回答してました。
気づいてからは連日1500名ちょうどに収束させる方法に考え違いがあったようです ![]() 改めて考えてみました。※と言っても気づきとも考え違いの是正とも関係なく再考しただけになってるかもしれません。 ◇問1「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は?」 1/2 純粋にコイントスの確率通り ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 「目覚める」ことは実験開始前から分かっていたことで、この情報によって確率計算修正はないと思います。問1と同じ数値じゃないと矛盾する気がします。 ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 1/2 問2と同じスタンスです。 ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 15,000円 10,000円*1/2(赤)+20,000円*1/2(青)※日給期待値はやめましたw ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 二日目と言うことは前の日に実験に参加したことが確定。この時、赤だったか青だったかはそれぞれ1/2(この後、帰宅する確率も三日目を迎える可能性も1/2) ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 1/2 問5を踏襲(NO.14から考えを変えました) ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 15,000 問4問5を踏襲。 結局、二日目が確定=前日参加が確定と言う考えが備わっただけです。 まだ他の方のコメント(前出のも含めて)や参考文献を見て変わるかもしれません。 (自信が持てないのです ![]() ![]() ![]() ひとつ問いかけをします。
この問題では、たまたま、二日目であるという情報を得るケースしか問われていませんが、 もしも「あなたは目覚めました、今日は三日目です」という情報を得たとしたら、本当に同じ考え方、計算方法で確率や期待値を求めるでしょうか? もしも、問7で、15000円という金額を答えたなら、 私がいま設定した、「今日は三日目です」という状況においても15000円と答えなければ、考え方が一貫していないと思います。 あるいは、「二日目である」という情報と「三日目である」という情報には、何か考え方を変えるだけの違いがあるのでしょうか? 但し、三日目であるという情報を得たあと、何らかの方法で「夢の世界」の記憶が消去されてから、本当の目覚め、とならないと、話が一貫しないと思います。蛇足でした。 私は、「三日目である」という情報を得た場合は、どういう確率、どういう期待値を考えるのだろう?という問を自問してみて、上の考えに至りました。 皆さま、いかがでしょう? ![]() ![]() NO.31 Yssさん
私は「二日目である」と言う情報から赤(10,000円)の可能性が1/2、青(20,000)円の可能性が1/2と考えて10,000円*1/2+20,000円*1/2=15,000円と回答しました。 「三日目である」と言う情報はそれだけで赤(10,000円)の可能性を0にするものだと思います。 このことは10,000円*1/2を消去し、20,000円に修正する根拠(=考え方を変えるだけの違い)と考えます。 NO.31より引用 「但し、三日目であるという情報を得たあと、何らかの方法で「夢の世界」の記憶が消去されてから、本当の目覚め、とならないと、話が一貫しないと思います。蛇足でした。」 この部分を理解出来ていないままに返信しています。理解出来ていないままの返信自体が無意味だったらごめんなさい ![]() ![]() ![]() 訂正です。
問4と7が同じというのは取り消します。 期待値が何かもわからないのに…すみません ![]() 問2と3、問5と6については『場合A=コインは表=チョーカーは赤』の流れから同じ質問じゃん…と思ったわけです。 ![]()
s_hskz
問2と3、問5と6については『場合A=コインは表=チョーカーは赤』 はい、おっしゃりたいことはよくわかります。私は係数をつけることにしました。以下。 『場合A=コインは表(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは赤(三つの選択肢【目覚め】のうちの一つ)』 『場合B=コインは裏(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは青(三つの選択肢【目覚め】のうちの二つ)』 ![]() ![]() 議論が色々出てまして・・・
ここで、皆さんの主張を一覧にしてまとめてみようと思いました。 出題のところにあるリンクによると、大きく分けて、この問題は、 「1/3派」と「1/2派」に分かれるとのこと。 これがまた、分かりにくい名称で、1/3派というのは、目覚める機会をそれぞれ等確率と考える派、ということです。1/2派というのは、場合Aでの目覚めを1/2、場合Bでの目覚めを1/4の2回と考える、ということ(が一応本質のようです)です。 ガチガチの1/3派だと、 【問2】【問3(=問4)】【問5】【問6(=問7)】の4つに分けて考えると、 1/3 1/3 1/2 1/2 という答えになるはず。 一方で、1/2派だと、順に、 1/2 1/2 2/3 2/3 と、なるはずです。 ここで、1/3派をthirdのTで表し、1/2派をhalfのHで表すことにすると、 各解答者が、各設問について、どちら派で考えたのかを表にすることが出来ます。 順にs_hskzさん、たっくん4さん、Yss、jさん、あれれさん S た Y j あ 問2 T T T H H 問3 H T H H H 問4 H T H H H 問5 T T T T T 問6 T T H T T 問7 T T H T T たっくん4さんはガチガチの1/3派であることが分かります。 これはこれで一貫していますよね。 s_hskzさんは問3と問4のときだけ1/2派になっていますね。 私は、上で書いたように、夢の世界と外の世界と分けて、外の世界を見るときだけ1/2派です。 (一応、考え方は一貫してる・・・と思うのですが) jさんは基本が1/2派のようですが、ところどころ1/3派の解答があります。 問6と問7は一貫していないとおかしいと思うので、ここは勘違いでしょうか? あれれさんは、解答の数値は1/2で一貫していますが、その場合、文献の分類によると後半は1/3派になっている(=等確率のみっつから一つ選択肢が消去されて1/2になった)ことになります。 議論を深める助けになればと思いまして、僭越ながらまとめさせて頂きましたm(_'_)m あくまで解答の数値から、リンク先の文献による標準的な解釈で解釈すると1/3派になるのか、1/2派になるのかを(半ば機械的に)まとめたものですので、そのまとめ方ってどうよ、みたいな議論も歓迎いたします。 追記:jさんの問6を修正しました。 ![]()
s_hskz
? jさんの問6 は T なのではないかとおもいますがいかがでしょう。【展開はともあれ、あれれさんと数値は一緒】 あと、黒犬さんの分が表から落ちています。
個人的には私はもはや1/2派でも1/3派でもないようですね……頻度主義の基本に戻ってみた派。 ![]() ![]() >>25
答3 やはりまったく判りません… ・場合A=赤チョーカーをしている ・場合B=青チョーカーをしている が一対一対応ではない、とおっしゃる意味がまったく判りません… s_hskzさんのおっしゃることをなんとか理解しようとして想像しているのですが、 判りやすくどこかで三日目に青から黄色に入れ替えるとして、 ・場合A =赤チョーカーをしている ・場合B・2=青チョーカーをしている ・場合B・3=黄チョーカーをしている の3組が存在するわけですが、 「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3なのに、 「場合Aであるか」という質問の際の分母は2になるのでしょうか?違いは何? ![]()
s_hskz
私の頭の中ではこうなっているようです。(黒犬さんからのコメントにおこたえしたものと、ほぼ同様ですが。) 『場合A=コインは表(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは赤(3つの目覚めのうちの【1つ】)』 『場合B=コインは裏(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは青(3つの目覚めのうちの【2つ】)』 コインの表裏【トス基準】からチョーカーの色の頻度【目覚め基準】を推定することには異論がでにくいところですね。(と思っています。だって青のほうが赤に比べて2倍発生しますから) あとは、筋道を正確に逆転して、チョーカーの色【目覚め基準】から、サイコロの表裏【トス基準】を推定する問題が残ります。この逆問題でも数理的構造は同じで、『目覚めにおいては青のほうが赤よりも2倍有利だ』という事実であらかじめ補正してあげればサイコロの表裏についての確率を計算できることでしょう。 コイントス基準と目覚め基準とはガッツリとお互いがお互いを規定しあっているように、私にはみえます。 ご提案の ・場合A =赤チョーカーをしている ・場合B・2=青チョーカーをしている ・場合B・3=黄チョーカーをしている で、各色のチョーカーの発生頻度は同じと考えています。これは【目覚め基準】で考えていますから、被験者本人にも納得ではなかろうかとおもいます。また、事前説明会で二階から一階のフロアを見渡したときに、だいたいにおいて、赤チョーカーは500人、青チョーカーは500人、黄チョーカーは500人ですから、客観的視点からでも、赤チョーカーをつける確率は1/3と見積もれます。【私視点の主観的確率】は、外側からの客観的視点でも対応物がある、これが問2についての私の見解です。 では問い3についての私の見解は? たっくん4さんからのご質問は以下のようなものでした。 === 「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3なのに、 「場合Aであるか」という質問の際の分母は2になるのでしょうか?違いは何? === まず、前半の《「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3》については、いましがた書いた通りでして、1/3派の方々には自明なことでしょう。私は事前説明会での二階からの展望を引き合いに出して説明し、客観的視点からの頻度を数えても、1/3派の主観的確率と、数値が同じ結論になるのだと申し上げました。 たっくん4さんからの後半の問いかけについても、やはり二階からの展望で説明してみましょう。二日目、三日目の被験者たちがいっせいにインタビューをうけているのでした。二日目の被験者は赤、青のチョーカーをつけていますからすぐにわかりますね。だいたいにおいて500人づついることになるでしょう。 三日目の被験者は黄色いチョーカーをつけていてほぼ500人いるのでしたね。 たっくん4さんは、コイントスの表の結果としての場合Aに、赤をカウントします。私も異論はありません。一回のコイントスの表の結果、1000人の被験者のうち500人が赤チョーカーをつけられました。 また、たっくん4さんは、コイントスの裏の結果としての場合Bに、青と黄とをともにカウントします。私はここに異論があります。一回のコイントスの裏の結果として500名が場合Bに振り分けられるのにたっくん4さんは、青チョーカー、黄色チョーカーの1000人分をカウントしてしまいます。ここが私には腑に落ちないところなのです。事実、たっくん4さんのやりかたでは、明日になってまたカウントしたときに今日青だった被験者が黄になって再びカウントにはいるのでしょう?……場合Bに振り分けられた被験者が、二回づつカウントされ、場合Aに振り分けられた被験者が一回しかカウントされない、こうしたアンバランスなカウントでもって場合A、場合Bの確率を求めることには、大きな違和感を感じます。 分母が2なのは、二重カウントを排除したからです。 ![]() ![]() >>31 Yssさん
この種の数学的展開になればT派には矛盾が出ないはずですよウッシッシ ![]() 「3日目である」情報を得て「あなたの**は?」とたずねられたら、「場合A=赤チョーカー系」に対するすべての答えはゼロで、バイト代は2万円、と答えます。 ※これ以外の答えになる方がいらしたらそれもぜひ根拠をお伺いしたい <たぶん批判の出ない公式> 何日目か知らずに答える場合の回答数値 =P(2日目にインタビューを受ける比率)×(2日目と知らされての回答数値) +P(3日目にインタビューを受ける比率)×(3日目と知らされての回答数値) ただし P(2日目インタビュー比率)+P(3日目インタビュー比率)=1 <たっくん4の代入数値> P(2日目にインタビューを受ける比率)=2/3 2日目と知らされての回答数値 = 1/2 (あるいは 3/2 万円) P(3日目にインタビューを受ける比率)=1/3 3日目と知らされての回答数値 =0 (あるいは 2 万円) 以上から、 何日目か知らずに答える場合の数値=1/3、あるいは 5/3 万円が得られます。 考える際にこの考え方をしたわけではないのに、たっくん4の回答群とまったく矛盾がありません。「答の見直し」になっていますね。 以上の式に整合性のない方は、上記のプロセスのどこか(公式か、代入数値か)に私と違う考えをお持ちなのだと思います。どこであるかをご指摘いただければ幸いです。 ![]() ![]() Yssさん、非常に分かりやすいまとめありがとうございます。
参考リンクの2まで読んできました・・・が、 NO.34の「1/3派というのは、目覚める機会をそれぞれ等確率と考える派、ということです。1/2派というのは、場合Aでの目覚めを1/2、場合Bでの目覚めを1/4の2回と考える」を認識したに過ぎません。そんな状態でのコメントです。 ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 H派(H=1/2「派」の定義なので「派」がダブりますが、後に私はHなのでと言う言い回しをするかもしれず、それはふざけた印象で嫌なので、あえて派をつけさせてください) 参考リンクの↓そのまんまです。 「日曜日に眠る前に 1/2 であった.今起こされてみて,一度はどの様な場合でも必ず起こされることははじめから分かっていたのだから,そして周りの状況も区別は付かないのであるから,情報は何も入ってきていない」 ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 1/2 H派 問2を踏襲。「目覚めた」は何の情報でもなく赤=A ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 15,000円 H派 10,000円も20,000円も1/2の確率なので足して2で割る。 ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 ?派 二日目と知らされることにより、この被験者は全被験者1,500人のうち1人ではなくて、前日参加者1,000人のうちの1人なのが確定。その1,000人の赤青はそれぞれ1/2です。 あるいは前日参加者が確定したことによって、二日前に赤で既に帰宅(1/4)青で二度目のインタビュー(1/4)が除外されたと言ってもいいです。いわばF派? ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 1/2 ?派 問5を踏襲。赤=Aと既に帰宅の半々、青=B(二日目)B(三日目)の半々で赤・青ともに三日目が否定される。 ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 15,000円 ?派 確率計算は問6、金額計算は問4を踏襲。 ※「三日目」であることを知らされた場合 A、B(二日目)、既に帰宅が否定されるのでB(三日目)=20,000円が確定 現時点での回答です。見直しや参考リンクの読み進め、それと出来れば二日目=前日参加確定の論点抜きでの考察もしてみたいです。※回答がjとj’のようになるかもしれません。 P・S 参考リンク閲覧とYssさんの整理でさらにさらに面白くなって来ました! 導入部に引き込まれて読み始めた推理小説が佳境に入ってますます盛り上がってきたときの感触です!大感謝!!! ![]() ![]() >>35
s_hskz さん、 ご説明ありがとうございます。おっしゃることがようやっと理解できました。 『目覚めにおいては青のほうが赤よりも2倍有利だ』という事実であらかじめ補正 なるほどね、問題の設定が私と違うんです。これは、私に言わせれば、「目覚めた人の確率・期待値」を問う質問の答えではありません。 No.25の問3 条件付確率「(目覚めたあなた自身が、目覚めたという情報を加味して)場合Aである確率は?」 ではなくて、 原点に立ち返った確率「(目覚めたあなた自身が目覚めたという情報を無視して)場合ABが決定される前に)場合Aになった確率は?」を考えて答えているのですよね? それはもちろん 「任意の誰かが場合Aであった確率は?」と、もちろん同じ答えです。 No.26 にも記しましたが、質問がこういう趣旨だと仮定するなら、1/2 に同意します。 でも、日本語の解釈としてはおかしいと思うんですけどね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そうか、違いがすごく理解できました。
「確率」と言われたとき、真実の確率とか、オリジナルの確率、「客観的な確率」を多くの方は考えるんですね。 私に言わせれば、オリジナルがどうであっても、事後に得た情報があったらそれは活用して「より正しい類推」をするのが当然ではあります。ここで「自分が目覚めた」という情報を無視して回答するセンスは私にはありません。(もともとそういう質問だよと念を押されれば別ですけど) たぶん皆さんに一番異論がありそうな「期待値=5/3万円」のところは、「確率」という単語よりももっとゆるぎなく、事後情報を活かす以外の解釈はありえないと思っています。これはほかの話が一段落してからにしましょう。 ![]() ![]() No34の1/2派と1/3派の分類に従えば、私は一貫して1/2派です。
なぜあの答えになるのかの説明は後日に。 No.23の回答について。 フェアなコインを1000枚投げても表裏500枚ずつになるとは限りません。 2枚投げたときに表裏に分かれる確率が1/2。枚数が増えれば確率はさらに小さくなります。 1000人の中から無作為に500人を選ぶと考えればいいですが。 この設定はNo.21の答2のところの計算をするために入れられたものと思われます。 この設定があることによって答えが変わる可能性は考えないことにします。 色々と論点があがっていますが、私はまず、 問2と問3の答えが同じなのかどうかということに決着をつけたいと思います。 場合Aとチョーカーが赤ということは完全に連動していますから、 どのような状況を考えても確率は同じです。 No.21の答2を例にとりましょう。 1500名の被験者のうちのひとりとして私は目覚めました。 事前説明で赤いチョーカーをつけた被験者は500名、青いチョーカーをつけた被験者は1000名いるとわかっています。 そのうちの1名が私です。 (よって自分が赤いチョーカーである確率は1/3) この論法が正しいのであれば、 赤いチョーカーの人は場合Aの人であり、青いチョーカーの人は場合Bの人ですから、 500人は場合A、1000人は場合Bです。 よって、自分が場合Aである確率も1/3となります。 片方に使える論法は必ずもう一方にも使えますので問2と問3の答えは必ず一致します。 一致しない場合はどちらかが間違っています(両方間違っている可能性もあります)。 --- 追記 目覚めたときに、場合Aである確率をp1 目覚めたときに、赤いチョーカーをつけている確率をp2 としましょう。 p1<p2であれば、 赤いチョーカーをつけていて、かつ、場合Aではない という確率が0より大きいことになります。 つまり場合Bで赤いチョーカーをつけている状況が起こりうるということです。 p1>p2であれば、 場合Aであり、赤いチョーカーをつけていない という確率が0より大きくなり、場合Aで青いチョーカーをつけることがあるということになります。 この問題の条件ではどちらも起こりえませんので、p1=p2です。 ![]() ![]() …… いろいろなアイデアを拝読して、勉強になります。…… ちょっと考えてみたのですが、《眠り姫》の設定が異常と感じられる原因は、眠りが深く記憶を失ってしまう点にあろうかと存じます。記憶を失わない超人が被験者の中にいたとします。この人は目覚めたときに自分の実験が何日目なのかを想起できます。この人にとっては、インタビュー中の問2への答えと問5への答えとは一致するのでしょうね。さてこの人はどんな答えをするのでしょう。 私の見地では……この人にとって赤いチョーカーをつけている主観確率は場合Aの客観確率に正確に一致していることでしょう。これは問2、問5において同じです。そして、問3、問6においても。 Yssさんの表現をお借りすれば、解離はおきません。 問5の確率はこの人にとって1/2であることでしょう。 そして、この1/2という確率は、その他大勢の、眠りで記憶を失う人々にとっての問5の確率に等しいことでしょう。すでに申し上げた通り…… ![]() ![]() 再び私の見方を書いてみます。 一日目に実験の詳細を聞いたときに私は既に、場合Aである確率は1/2、場合Bである確率は1/2、赤チョーカーで目覚める機会は1回、青チョーカーで目覚める機会は2回、と熟知しています。この事項をGとします。 私はその後眠らされ、二日目であるか三日目であるかはわからないにせよ、目覚めたときに、Gの事項をそのまま想起します。目覚めたことに情報的な価値は無く、Gにつけくわえるべき新たな情報はありません。 問2についてインタビューされた私は、Gから1/3と答えます。 問3についてインタビューされた私は、Gから1/2と答えます。 目覚めたことに、確率を再評価しなければならないほどの、情報的な価値を見いだしておりません。眠りにはいる前の一日目の私と同じ知識で確率計算をすることになるでしょう。 さて、問5、問6においては、新たに情報が付加されました。目覚めたことに価値はありません。《今日は二日目》だということに情報的価値があります。ここにいたり、確率の改訂が行われます。改訂の対象はチョーカーです。チョーカーの色の分布は二日目と三日目で異なりますから、確率の改訂は是非とも必要です。(私は問2の1/3から問5の1/2へと確率改訂を行いました。) 一方、《今日は二日目》という情報は、場合Aと場合Bの分布に変動を与えませんから、確率の改訂の必要を私は感じません。私は問3の1/2からそのまま問6の確率に1/2と、インタビューに答えます。 追記:目覚めに情報的価値が付帯しているケースがあります。それは、2、3個前の私の投稿内にある超人設定のケースです。彼はGの他に、目覚めたことで今日が何日目なのかを知ります。彼は私たち一般人がたどりつく確率に自らの知識を加えて確率改訂を行うことができます。しないでしょうけれども。直感に従いインタビューに答えますね、おそらく。ただ、その答えは、自らの知識を加えて確率改訂したものと一致するはずです。 ![]() ![]() >>No.35 s_hskz さん
<一回のコイントスの裏の結果として500名が場合Bに振り分けられるのにたっくん4さんは、青チョーカー、黄色チョーカーの1000人分をカウントしてしまいます。ここが私には腑に落ちないところなのです。事実、たっくん4さんのやりかたでは、明日になってまたカウントしたときに今日青だった被験者が黄になって再びカウントにはいるのでしょう??> もちろんカウントします。私が計算しているのは「尋ねられた自分自身が今時点で類推すべき確率」ですから。 s_hskz さんは「オリジナルの確率」を求めたがってることがはっきり認識できました。「最初にどっちかに振り分けられる確率」であれば、計算するまでもなく1/2であることに何の異論もありません。 ![]() ![]() とりあえずNO.40まで見たところで被験者視点で考えて見ます。
結論は変わっていませんが、実験参加前の情報を整理して問いによってどの情報を当てはめるかで考えました。 「実験参加前被験者視点情報」 @チョーカー赤確率 1/2 Aチョーカー青確率 1/2 B二日目にインタビューを受ける確率 2/2(赤でも青でも受ける) BA そのときチョーカー赤の確率 1/2 BB そのときチョーカー青の確率 1/2 C三日目にインタビューを受ける確率 1/2(赤だと帰宅している。青だと「二日目に続いて」受ける) Dチョーカー赤+目覚めてインタビューを受けているのが二日目確率 2/2=場合A Eチョーカー青+目覚めてインタビューを受けているのが二日目確率 1/2=場合B(B2) Fチョーカー青+目覚めてインタビューを受けているのが三日目確率 1/2=場合B(B3) ◇問1「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は?」 1/2 @をそのまま適用 ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 D/(D+E+F)=1/2 ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 1/2 D/(D+E+F)=1/2 ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 15,000円 D/(D+E+F)*10,000 + (E+F)/(D+E+F)*20,000 =15,000 ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 1/2 BA ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 1/2 BA ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 15,000円 BA*10,000 + BB*20,000 =15,000 実験者視点はまた後で検討します。 ![]()
s_hskz
私はDとEは同程度で発生するとみています。 両者を足すと二日目におきる事象の全てですが、このなかで赤と青とで数値に差をつけるべき積極的な意味付けを見いだせません。 また、EとFは同程度で発生するとみています。 EとFとを足すと青チョーカーの被験者におきる全事象となりますが、二日目のインタビューと三日目のインタビューとで数値に差をつける積極的な理由付けを見いだしていないからです。 このため、問2につきましては、私見では、 D/(D+E+F)=1/3 とみています。 次に問3について。 D/(D+E+F) ではなく、 D/(D+(E+F)/2) で立式して1/2 を得ます。 青チョーカーが発言力ありすぎなので補正項がはいっています。 場合Bのほうが2倍インタビューをうけるのですから、デカイつらをしているとみます。 ![]() ![]() >>42 s_hskz さん
<目覚めたことに、確率を再評価しなければならないほどの、情報的な価値を見いだしておりません。> ふむむ????これは新たな不思議です・・・s_hskz さんの理屈がまたわからなくなりました。 そうか、問題を下記のように作り直したらどうでしょう、 目覚めは一回だけしかない短縮バージョンです。 場合A: Aのうち半分は赤チョーカーで問題と同じ。残り半分は眠っているうちにこっそり自宅へ移送されてインタビューなし。(場合Aのバイト代は1万円) 場合B: 全員青チョーカーでインタビュー。目覚めは一回だけ。(場合Bのバイト代は2万円) 与えられたお題と数学的に同内容だと考えます。私にとってすべての答えが変わりません この場合に <目覚めたことに=インタビューを受けたことに、確率を再評価しなければならないほどの、情報的な価値を見いだしておりません。>ってことはないですよね? もしこの場合に限ってインタビューを受けたことに情報的な価値があると考えるなら、同じ内容ではないというご説明が欲しいです。 ![]()
s_hskz
ミニ版でもGの内容に変更はございません。赤チョーカーでインタビューを受けることになるのべ人数の期待値に比べ青チョーカーでインタビューを受けるのべ人数の期待値は2倍ですよね。また、フェアなコイントスで場合Aと場合Bとを振り分けることになりますから、どうみてもGの内容は等価です。Gの内容を実験にはいる前に熟知してから実験に臨みます。目覚めたときにG以外の情報は得られません。 このミニバージョンでも私の見解はかわりません。 ![]() ![]() ? さきほど黒犬さんからのご投稿をみたきがするのですが、応答について考えているうちに見失いました。 ええと、私も『眠り姫問題』に出会ったときに、最初は、分母に3がくるオハナシについては全く共感できませんでした。 次に突然に頭が切り替わり、典型的な1/3派になっていました。数年間はこの状態でした。悟りに近い感覚だったのです。 つい最近になり、クイズ大陸の画面を開いているうちに、突如として、また、頭が切り替わりました。今は1/2派でも1/3派でもない意見の持ち主です。還俗しました。 各派を渡り歩いているうちに、おかしなことになってしまいました。 ![]()
s_hskz
もしもチョーカーの話がなければ、私は、1/3という数字は持ち出していませんね、おそらく。 場合ABの振り分けと目覚めごとのチョーカーの色の振り分けがアンバランスですので、どうしても分母に3を意識せざるを得ないというのが今の私の見地です。 ![]() ![]() No.42について。
Gが正しいということには同意します。 目覚めたときに場合Aである確率は1/2。 目覚めたときに場合Bである確率も1/2です。 場合Bについては二日目と三日目の2つに分かれます。 どちらかを優遇する理由はないので等確率だと考えるのが妥当でしょう。 よって、場合Bの二日目である確率は1/4。 場合Bの三日目である確率は1/4となります。 場合A、場合B二日目、場合B三日目と3つの可能性があり、 それぞれチョーカーの色が赤、青、青です。 しかし、先程計算したとおり、それらの確率は異なっていますので、 単純に赤である確率は1/3とはなりません。 赤である確率は、場合Aである確率と等しく1/2 青である確率は、 場合B二日目である確率+場合B三日目である確率=1/4+1/4=1/2 となります(要するに場合Bである確率なのですが) つまり確率の違う事象を同等に数えているために間違っているということです。 ![]()
s_hskz
Gの解釈(含、目覚め自体には確率改訂の根拠がない)に御同意頂いていらっしゃるとのこと、有り難く存じます。 あれれさんの解釈には一本、筋が綺麗に通っていると私は思います。 私が眠り姫問題にはじめて出会った頃、私はモンテカルロ・シミュレータを作りました。 (JavaScript言語でプログラムし、ブラウザで処理しました。) 一人ぶんの、ただ1回の経験をシミュレートする下処理を作り、主処理では、その下処理を複数回、回して結果を得るものです。結果は、あれれさんの望む通り、そして当時の私が望む通りでした。 1/3派の人々にとって、その下処理は噴飯物だったようです。私は下処理の冒頭で乱数を発生させ、場合Aを処理するルーチンと、場合Bを処理するルーチンとに等確率にて分岐しました。場合Aを処理するルーチンでは1回【目覚め】を発生させました。また、場合Bを処理するルーチンでも1回【目覚め】を発生させました。全体として下処理では1回の【目覚め】を発生させたのです。すなわち場合Bの処理では、冒頭で乱数を呼び、等確率にて、二日目の処理と三日目の処理とに分岐し、それぞれで1回の【目覚め】を発生させました。これは当時の私の考え方、そして今のあれれさんの考えに合致しています。 しかしながら1/3派の人々にとっては承服しがたいアルゴリズムでした。今でも覚えている批判には次のようなものがありました。インタビュアーの視点による内心のつぶやきの形をとっています。『へいへいへいっ、今起きた君っ、俺は君が場合Bだと知っているぞ。従って、君の今の【目覚め】の価値は、場合Aの諸君の【目覚め】の価値の二分の一なんだ。かわいそうになあ、これから俺が君にするインタビューは、場合Aの諸君にたいして行うインタビューの半分の価値しかないのだ。』 これにはびっくりしました。半年後くらいでしたか…別の主処理と下処理を組み直しました。場合Bを二回呼び(二日目用、三日目用に)、場合Aを1回呼ぶ主処理でした。 この頃には私は動揺しておりました。1/3派になったのは、しばらくしてのことです。今は1/3派ではありませんが。 さて、あれれさんは場合Aと赤チョーカーとを同一視していらっしゃいます。あれれさん以外で、この眠り姫プロジェクトにご参加頂いた皆さんも、この点には異論がないように見受けられます。 私は、つい最近になって、場合Aと赤チョーカーとを同一視しない見地にたってしまいました。ここが、あれれさんや皆さんと大きく違うところです。 私には、この見地を上手に説得的に説明する術がございません。私は、ただ単に頻度主義で数え上げるのみです。 ![]() ![]() >>50
<半分の価値しかない> ガチガチのT派の私も、 「オリジナルの確率を説明する」ためには当然この理屈を使います。 「世の中の平均寿命を問う」のか、「今のあなたが平均何歳まで生きるか」を問うのでは、違う解になります。私はこの問題は後者だと考えていますが、前者なら「自分の発言は一票ではなくて、自分の発言の価値を年齢によって逆に加重平均しないといけない」のです。 ![]()
s_hskz
苦手とするところではありますが《よく考える》ことが望まれますね。 ![]() ![]() 出題者の私の狙いのひとつは、【目覚めたあなたにとっての】バイト代の期待値を計算して頂くことがございました。 問4と問7において15000円以外の期待値を算出した皆さんに伺いたいことがございます。(本スレッドにご投稿なさっていなくともご自身で検討なさった方々も含めて) その数式は正しいのでしょうか。 場合Aの被験者のバイト代を10000円、場合Bの被験者のバイト代を20000円、として計算して頂いたことと存じます。 場合Aの被験者のバイト代をa、場合Bの被験者のバイト代をbとして、皆さんによるバイト代の期待値の算出式を書き換えて下さい。 次に、a=b=20000円としてみてください。眠り姫プロジェクトに参加した被験者は一律に20000円が支払われる設定に変更してみるのです。このときに、皆さんの算出式が期待値20000円を示せないとしたら、私は【???】と思わざるを得ないのです。 再言致しますが、出題者の私の狙いのひとつは、【目覚めたあなたにとっての】バイト代の期待値を計算して頂くことです。 ![]() ![]() No.52の投稿をしたのち、ウヰスキーを一杯、ひっかけました。 青土社から出されている『現代思想』(げんだいしそう)は、日本の月刊思想誌です。ある日、立ち読みをしていたところ数学者の小澤正直先生による量子集合論の上に再構築された量子論理についての原稿がありました。量子力学の数理的基礎付けはホットな話題なのです。小澤正直先生による同系統の記事は、しばらくしたのち『数学セミナー』にも連載されていました。 その連載では、事後確率が与えられているときに事前確率を計算すると値が負であったり複素数であったりすることを数学者は当然視していることが書かれていました。また、『日経サイエンス』でも、事後確率から計算される事前確率がマイナス1になるという記事をのせていました。そして、けして絵空事ではなく、物理学の実験で確かめられていることも。 私たちが住んでいるこの宇宙の確率には不思議なところがあります。ため息をつくばかりです。 ウヰスキーを一杯、ひっかけました。しかしこの投稿の内容はいたって真面目なものです。 ![]() ![]() ![]()
s_hskz
そのように考える物理学者もいるかもしれませんね。もしくは時間の向きにおいて逆に走っている光子など。 http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0910/200910_022.html ![]()
s_hskz
lengthさん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。 どうやら召喚魔法が効きましたね。(軽く酔ったときの魔法はよく効くのです。) ![]() ![]() 私は、
(1)1/2 (2)1/3 (3)1/3 (4)5/3万円 (5)1/2 (6)1/2 (7)3/2万円 でした。 (厳密に考えていないので変わるかもしれません) チョーカーの色がネック(首だけに ![]() ![]() ![]() >>56
length さん、ガチ1/3派の仲間ができて嬉しいです ![]() ところで、ガチガチの 1/3派の私ですが、実は「この問題の設定に限っては」1/2 と解釈したほうが良いかなという理屈を胸に持ってはいます。1/3派が私のほかにいるなら感想を聞きたく、ちょっと開示したくなりました ![]() 要は「No.47で示した短縮バージョンのような類似の問題に比べて、この問題は同一人物が2回答えるという設定である=だから2回目の回答は無効であると世界中が認識すべきではないか」というところにこだわって、No.47で示した短縮バージョンとの「違い」を正当にする理屈なのですが。 ![]() ![]() 「言葉の定義・解釈の問題でもあるよ」というワタシ(たぶんYSSさんも)の主張について皆さんの意識を整理したい例題なのですが・・・ご参考になれば。
ある星で、子がひとりっこか2人兄弟かだったとします。どの世帯に子供がひとりっこか2人兄弟かは、神様がコインを投げて決め。その確率はちょうど1:1です。 この問題が眠り姫問題と同じ構造を持っていること、 およびこの星で調査を行い H・子どもの人数を世帯で調査したら、その期待値は 3/2 (1/2派の答え) T・兄弟の人数を全員に尋ねたら、その期待値は 5/3 (1/3派の答え) ここまでは事実としてどなたも異論がないと思います。 ここで、 「あなた自身が 一人っ子の確率・兄弟の数の期待値」と聞かれたら 素直に 1/3、5/3 が自然(さらにいえば、それ以外の解釈を許すと、表現による混乱が起こるので、数学の問題ではこう解釈すべき)ワタシは考えています。 以上の例題は、Yssさんのとる「問2と問3」では質問の意味が違う、との認識をサポートするにも使えるかなと思います。 問2は人数単位の調査であるという認識がだいぶ強そうなのに比べて、問3はこれは世帯単位と解釈する認識が比較的成り立ちそうだからです。 ![]() ![]() >No.58 かててくわえて家族手当て制度があり、ひとりっこのいる世帯には月額10000ラブユ、2人兄弟のいる世帯には月額20000ラブユが支給されている社会だったとします。この星のこどもは起き抜けでは前日までの全生活史についてのエピソード記憶が脱落していて、最初の食事を摂った後に記憶が戻る設定にします。おきぬけの子どもに聞いてみたいのです。『おはよう。きみの世帯に支給されている家族手当てはいくらだと思う?期待値で答えてね。』 さらに。 この星では、ひとりっこのいる世帯と2人兄弟のいる世帯は必ずとなりどうしに住居をかまえます。 おきぬけの子どもに聞いてみたいのです。『おはよう。おとなりの世帯に支給されている家族手当てはいくらだと思う?期待値で答えてね。』 もうひとつ聞いてみたいです。『おはよう。おとなりの世帯ときみの世帯とに支給されている家族手当ての合計はいくらだと思う?期待値で答えてね。』 === …知りたいのは、1/3派の方々のあいだで上記の問いに自明な統一見解があるのかどうかです。以下がポイントです。 おきぬけの子にとって、 《1》自分の世帯の家族手当てと、隣の世帯の家族手当てとは、期待値において違う値なのでしょうか。 《2》自分の世帯の家族手当てと、隣の世帯の家族手当てとの合計は、期待値において30000ラブユになるものなのでしょうか。 ![]() ![]() No.59 の続きです。 今度は、1/3派の方々ではなく、問7で15000円以外をお答えになるかた……《例えば、Yssさんによる 40000/3 円 など》にお聞きしたいのです。 No.59 での3つの質問をする際に必ず『実はきみは第一子なんだよ』とつけくわえて聞いてみたいです。 おきぬけの子はなんと答えるのでしょう。 自分の世帯と隣の世帯とでは家族手当ての支給金額の期待値が異なるものなのか、自分の世帯と隣の世帯との家族手当ての支給金額の合計の期待値が、30000ラブユとなるものなのか、お伺いしたいのです。 ![]()
s_hskz
ご指摘に同意できるところ多々あります。 さて、こういう眠り姫の変種はいかがでしょう。被験者になりたい者は必ず仲のよい2人組で応募します。ここでは、アーニーとバートとしましょう。一回のコイントスで表が出たらアーニーが場合A、バートが場合Bの被験者となることにし、裏が出たらアーニーが場合B、バートが場合Aの被験者となることにします。それ以外の設定は今まで同様に準じます。 アーニーに問4【アーニーのバイト代の期待値】とともに、【バートのバイト代の期待値はアーニーのそれと同じか、同じでなければいくらか】【アーニーとバートのバイト代の合計の期待値は30000円か】についてインタビューしたいです。 私見ではアーニーとバートにとってシステムは対称ですし、アーニーだけを単体で切り取ったら眠り姫プロジェクトの通常の被験者と同じと思われます。 ![]() ![]() 1/2派の主張はおそらく、
「本来1/2の確率でAまたはBになるのだから、 そこをいじってはだめでしょう、 そして、Bの場合に2回目覚めることの扱いは、 確率×試行回数の、回数の方にカウントしないと だめでしょう。」 ということだと思います。 ところが、ここで問題があって、 試行回数は、きちんと数えないといけないのですが、 この設問では、一回ずつ記憶が途絶えてしまうので、 試行回数を積み上げることが出来ないわけです。 一方、1/3派の主張は、 「主観的に体験することを1回は1回とカウントする。」 ということだと、私は理解しています。 確かに、赤チョーカーOR青チョーカーで、目覚めたときに、どちらなのか確認する前に 賭をして当たったら資金が二倍、という賭があったとすると、これは青に賭けたら勝てるけど、 赤に賭けたら負けます。 そういう意味では、主観的確率は1/3なんですね。 こちらにも、問題があって、 特に、赤チョーカーか青チョーカーか、という点に ついて、1:2の比率で起こると考えるのなら、 やはり場合A、場合Bも1:2で起こると考えなければ、 整合性がとれないんです。 すると、目覚めた瞬間の世界から見たら、 もらえるバイト代の期待値は、5/3万円になります。 やはり、赤チョーカーの確率を1/3と計算するなら、 バイト代の期待値を、5/3万円と計算しないと、 整合性がとれない・・・はずなんです。 ここを受け入れられない人が多いですね。 (過去の私も含めて、ですが) ここを受け入れているのが、たっくん4さんですね。 と、整理しながら、実は少しガチ1/3派に傾きつつあるんですが。 (たっくん4さんの解が実は全問正しいんじゃないかと思い始めている) ここで、「今日は二日目である」という情報を得ます。 条件付き確率の理論を受け入れるなら、 事象A:場合Aである 事象B:場合Bである 事象S:今日は二日目である 今日が二日目であるとき、事象Aである確率 PS(A) ベイズの定理により、 PS(A)=PA(S)・P(A)/P(S) ここで、事前確率を、 PA(S)=1 P(A)=1/3 P(S)が問題で、 ここを2/3と考えるなら、 PS(A)=1/2 ←この答えは1/3派 一方1/2派では、 PA(S)=1 P(A)=1/2 P(S)・・・これも問題で、 Aである1/2 Bであって二日目1/4 Bであって三日目1/4 と、基本的には考える訳なので、 P(S)=3/4 すると、 PS(A)=2/3 と、なるんですが。 こう考えていった場合、 問2・問3が1/3なら、問5・問6は1/2でないと辻褄が合いません。 また、 問2・問3が1/2なら、問5・問6は2/3でないと辻褄が合いません。 私は問2と問3で1/3派、1/2派を切り替えて考えていたので、 それぞれでは、辻褄が合っていると思うんですね。 いちばん一貫しているのは、たっくん4さんですが。 色々考えた結果、 やはり私はガチガチの1/3派に鞍替えすることにしました。 そして、たっくん4さんのおっしゃるように、 問3を1/2 と答えておきながら、 問 結局、設問に設定された、チョーカーをつけて目覚めたときの出来事を、 考慮に入れていない「単なる事前確率を計算している」 という考えに、私も同意するに至りました。 というわけで、 問2 1/3 問3 1/3 問4 5/3万円 問5 1/2 問6 1/2 問7 1万5千円 と、たっくん4さんと同じ答えになりました。 ![]() ![]() がしかし、
おそらく、ガチ1/3派の考えを、すんなり受け入れられない 最大の理由は、バイト代だと思います。私もそうでした。 それは、計算の前提が、こうなっているからです。 【全て終わって目覚めた後、受け取る。】 この問題の難しさは、 夢の世界から覚めて、外の世界に戻った瞬間に、 夢の世界で起きたことの確率が全てリセットされてしまう点。 お金の計算は、 夢の中の世界で、決済までしないと、 期待値の計算が、意味を成さないはずです。 そこで、こう考えてはいかがでしょう。 問2の条件の時に、 元のバイト代を破棄して、 16000円と交換出来るという権利を行使するかどうか、 ということを問われるとします。 もしここで、期待値が15000円と計算するなら、 交換した方が得になる、と考えるはずです。 ガチ1/3派は、5/3万円 ≒ 16667円と計算します。 たっくん4さんは、この取引は損だと考えるはず。 (実は私もこっちに鞍替えしました) しかし、一度交換してしまったら、 二回目がないとなると、確率に影響してしまうので、 この取引を受けた場合、差額決済だけをして、 赤の場合の二日目 青の場合の二日目、三日目 全部の場合に、この質問をされるとします。 単純に頻度で考えても、 この3通りが、等確率で起こるはずです。 すると、 +6000円で 「勝ち」1回 -4000円で 「負け」2回 トータルで2000の損失、 と、なると思いますが、 (私も鞍替え前は15000円と計算していましたが) 問4を15000円と計算した人に、 逆に問いかけたいです。 本当に、この取引、受けるんですかね? 負けると思いますけど。 これ、よく考えてみてほしい点です。 つまり、 夢の世界の中で決済まで行わないと、 結局、条件付き確率の問題にならず、 単に、1/2の確率でAかBか、 Aだと10000円 Bだと20000円 という、眠り姫とは関係ない問題を答えただけになる。 と、私は考えます。 (おそらく、言葉は違いますがたっくん4さんが主張されていた ことと、本質的には同じかと思います) ようやく、ここまでたどり着きました。 ![]() ![]() >>64
Yssさん、1/3派 & ギャンブルオッズの世界へようこそ ![]() おっしゃるように、No64のご主張は、ワタシのNo16の主張と同じです ![]() 「Bの場合、Aと等価の賭けが2回行われる」ことを前提にすれば、No16 にワタシが記した思考を経て、1/3 & 3/5万円 以外の解はありえないはずです。 1/2 派の方々のご意見は、「Bの場合は賭け金が 1/2 」あるいは「2枚同じ賭けの証書が残っていた場合、2枚目以降は無効」という前提を「世界の共通認識(少なくとも、胴元のルールに書いてあることを確信できる)」としない限り、ギャンブルオッズの理論では否定されます。例えばあれれさんは「Bの場合は賭け金が 1/2 」ということが明らか、当然であるとお考えだろうと読み取りますし、そういう世界感の中では正解です。 以下余談: ワタシがここでギャンブルオッズと呼んでいるのはまさにファイナンス理論なのです。 ファイナンス理論では 1/3 & 3/5 万円が支持されます(とワタシは主張します)。 さてここでファイナンス実務に 「2枚目以降は無効あるいは1/2」という問題を当てはめるとすると・・・ 「現物取引以外のデリバティブ(差金取引)が認められるかどうか」が「共通認識」かどうか、となるのですが、そう読み替えるとこの問題は制度や慣習の問題ですかね ![]() 日本では「相対取引のデリバティブ(差金取引)は賭博罪に該当する」と主張する法律学者が、昭和50年代には多数、今でもごく少数、存在しました。実は、本件の設定でギャンブルを行うのは賭博罪の要件を構成しそうではありますね・・・ひどい雑談を失礼しました ![]() ![]() ![]() No.63でYssさんがおっしゃるに
>こちらにも、問題があって、 特に、赤チョーカーか青チョーカーか、という点に ついて、1:2の比率で起こると考えるのなら、 やはり場合A、場合Bも1:2で起こると考えなければ、 整合性がとれないんです。 ↓ 場合A、場合Bが1:1で起こるからこそ、赤チョーカーか青チョーカーが、1:2の比率で起こるのでなないでしょうか。 なぜ『やはり場合A、場合Bも1:2で起こる』と結論つけたのでしょう…… ![]() ![]() >>66 のs_hskzさんのご質問にお答えします。
>場合A、場合Bが1:1で起こるからこそ、赤チョーカーか青チョーカーが、1:2の比率で起こるのでなないでしょうか。 この言葉を、言葉を足して考えると、こういうことだと思います。 【外の世界で】場合A、場合Bが1:1で起こるから、 【夢の世界で】赤チョーカーか青チョーカーが、1:2の比率で起こる。 要するに私は、【場合AかBか】ということと【チョーカーが赤か青か】ということは、 本質的には同じことだと見なしていて、ただ、数学的にではなく、国語的に見て、 【場合AかBか】の方は、より、【外の世界で】というニュアンスが強いな、と。 そこで、 「場合Aである」という言葉には自動的に「外の世界で」をつけて解釈し、 「チョーカーが赤である」という言葉には自動的に「夢の世界で」をつけて解釈し、 No.24のような解答を、一度は作ったのですが、 あくまで「国語的に」判断したことですので、 【場合AかBか】と【チョーカーが赤か青か】の間に、本質的な違いがあるとは、 考えていません。あくまで私の立場は、 【本質的な違いとは、確率をどの時点で確定させるのか】です。 (ア) あくまで、「夢の世界」で、目覚めさせられたときの、 目覚めを「一回」とカウントする立場を取るのであれば、 たとえ外の世界で、場合Bが1回しか起きていなくても、 夢の世界では2回とカウントしないと、つじつまが合いません。 (イ) 夢の世界の2回を、外の世界の1回と対応づける、と考えるのならば、 Aで目覚めた体験の重み付け1、 Bで目覚めた体験の重み付けは1/2と、 ちがう重み付けをしなければなりません。 (ウ) これら(ア)も(イ)も受け入れないというなら、 それは、「眠り姫問題の、設問の条件云々は関係なく、単に、外の世界で起きていることの確率を求めただけ」になると思います。 つまり、(ウ)の立場というのは、すこし踏み込んで言えば、 眠り姫の条件で、主観的確率を求めることは、ありえない。 主観的確率は定義不可能、と言っているのと同じじゃないでしょうか。 (この主張も、ありうると思っています。但し明示的にそう言うべきでしょう) ↑ ちなみに(ア)が1/3派 (イ)が1/2派。 (ウ)は・・・(何派でしょう?) このスレの内容に対して、私がずっと主張していることは、 (たとえばお金なら確率から期待値を計算出来るはずなので) どの時点でその金額を確定するのか、すなわちどの時点で確率の値を確定するのかによって、数値が変わってしまうという点。 【全て実験が終わったあと、目覚めてからバイト代が確定していることを知る、という設定では、夢の世界の中で確率やバイト代の期待値の計算はできない】ということを主張しています。これだと単に外の世界での確率を求めただけになってしまいます。←それじゃ眠り姫問題じゃないでしょ、という主張。 私の、No.24の解答では、 場合A 場合Bについては、外の世界から見て答えていました。 つまり、眠り姫問題の色々な設定を無視して、外の世界で1/2なら1/2と答えた、ということになります。つまりこれは、(ウ)このような条件で、主観的確率は定義出来ない、という立場を取ったことになります。 ちなみに以前別のスレの囁きで「○っぱらい問題」がありましたね。あれは、どちらの駅に着いたか確定するのが「全て終わって完全に起きた後」だから1/2になるのだと思います。 確率をどの時点で確定させるのか 期待値をどの時点で確定させるのか これを明確にしないと、答えが変わってしまう問題です、ということは、このスレでの、私の最初の解答からずっと主張していることなのですが。 設問を、 「あくまで起きた人の主観的な体験に基づく確率を求める」 =夢の世界の、ひとときの目覚めの瞬間に、確率を確定し、期待値も確定する のか、 「客観的視点からの確率を求める」 =夢の世界から覚めて、元の「外の世界」に戻ってから確率を確定し、期待値も確定する のか 明確にしないといけないのでは? 私の答えが変わったのは、場合A、場合Bという言い方を、どう解釈するかが変わったからです。 しかも、その理由は、1/3派の立場を取らないと、結局「眠り姫問題の世界では確率は定義出来ない」という結論になり、つまらないと思った、というものなのですが。 客観的視点からの確率を求め、問3と問6に、両方1/2と答えた瞬間に、眠り姫問題は、主観的確率を求められる設問とは認めない、したがって、客観的確率を答えるべきだ、と、認めたことになるのではないでしょうか。 ↑もちろんこういう意見もあっていいんですが、今は、この立場は取らない方を選びました。 それだとつまらないので ![]() ![]() ![]() Yssさんの最近のご投稿を読み進めております。
>問3を1/2 と答えておきながら、問5も1/2と答える人は、 これは字の入力間違いなのかもしれないと思いましたが、このままなのかどうか教えていただければと存じます。 ===引用開始 (ア)あくまで、「夢の世界」で、目覚めさせられたときの、目覚めを「一回」とカウントする立場を取るのであれば、 たとえ外の世界で、場合Bが1回しか起きていなくても、夢の世界では2回とカウントしないと、つじつまが合いません。 ===引用終了 文脈に依存しますが、同意いたします。チョーカーについての分析で、私は問2について1/3と答えております。オリジナルの眠り姫問題に加え、本プロジェクトでチョーカーを導入した私ですが、それは、この1/3を可視化するためです。実際に一階のフロアにずらりと並んだ人々のチョーカーの色を観察できますから、これは客観的に、事前説明会の段階で各被験者にわかっている情報です。 なお、場合AかBかについての確率計算には(ア)は適用できません。 ===引用開始 (イ) 夢の世界の2回を、外の世界の1回と対応づける、と考えるのならば、 Aで目覚めた体験の重み付け1、 Bで目覚めた体験の重み付けは1/2と、 ちがう重み付けをしなければなりません。 ===引用終了 文脈に依存しますが、こちらにも同意いたします。 実際に私はそうしています。チョーカーが赤、の確率ではなく 場合Aの確率を求める問3において私は1/2と答えています。 チョーカーについては(イ)は適用できません。 さて、(ア)と(イ)とが矛盾するではないかと、本プロジェクトに御参加の圧倒的多数の皆さんが、みていることを承知しております。1/2派からも1/3派からも私の見方はオカシイだろうと思われることでしょう。この深刻な溝の原因は、場合Aと赤チョーカーとを同一視なさっている皆さんと、そうは思わない私との立脚点の違いにあります。 私は夢の世界のものごとと外の世界のものごとを分離しました。夢の世界のアレと外の世界のコレとを理由があいまいなままに同一視することを……避けることにしたのです。 夢の世界のアレと外の世界のコレとの間に、いくつかの比例関係が見いだされればありがたいですし、眠り姫プロジェクトにおいては、比例関係の記述に不足はありません。ガッツリと整合しています。それゆえに主観的確率と客観的確率に解離がおきていないのだと理解しております。もう少し情報不足な問題設定ならば、主観的確率と客観的確率に解離がおこることは存じ上げておりますが、こと眠り姫プロジェクトにおいては心配不要と捉えています。 ![]() ![]() No.68について、考察いたしました。
>>問3を1/2 と答えておきながら、問5も1/2と答える人は、 これは失礼いたしました。 そして、ここなんですが、 >===引用開始 >(イ) >夢の世界の2回を、外の世界の1回と対応づける、と考えるのならば、 >Aで目覚めた体験の重み付け1、 >Bで目覚めた体験の重み付けは1/2と、 >ちがう重み付けをしなければなりません。 >===引用終了 > >文脈に依存しますが、こちらにも同意いたします。 >実際に私はそうしています。チョーカーが赤、の確率ではなく 場合Aの確率を求める問3において私は1/2と答えています。 >チョーカーについては(イ)は適用できません。 とのことですが、その場合、問6が整合しないんです。 もし、Bで目覚めた体験の重み付けをAの場合の1/2とするのならば、 No.63で書いたことの繰り返しになりますが、 PS(A)=PA(S)・P(A)/P(S) PA(S)=1 P(A)=1/2 P(S)・・・ここが争点。 Aである確率(当然二日目) 1/2 Bであって二日目の確率 1/4 ←重み付けが半分 Bであって三日目の確率 1/4 ←重み付けが半分 となるので、「Bであって三日目の確率」だけ消去すると、 P(S)=3/4 と、なります。 すると、 PS(A)=2/3 ←問6の答え と、ならないと、おかしいんです。 問3が1/2であるのに、問6が2/3でないとしたら、 【1】問3と問6で違う考え方を適用している(そう考える合理的理由を説明すべき) あるいは 【2】主観的確率を求めないということを選んでいる (眠り姫問題では主観的確率を求めることに意味がないと言っている) の、どちらかになるのではないですか? と、問いかけているんです。 No.64の問いかけが、このポイントを突く質問になっていると考えていますが、 全て終わって起きた後に、確率を確認してしまうと、 【2】主観的確率を求めないということを選んでいる と同じになると、Yssは考えています。 あくまで、夢の世界でいっとき目覚めたその間に、再び眠ってその記憶が消え去る前に、 何か、後に残る形で、確率やバイト代を確定しないといけません。 ↑ ここが、設問であいまいになっているので、答えが何通りも出てしまうのだと考えています。(そういうのを楽しむ問題だということは承知しています ![]() ![]() ![]() だいぶ流れてしまってからの亀レスで失礼しますが、
確率を求める基準を明確にするという意味では、 たっくん4さんの No.58が明確で、分かりやすいと思いました。 数学的には、ほぼ同じ構図だということにも同意します。 No.59は・・・かえって論点が増えて複雑化した気がします。(ゴメンナサイ) ![]() ![]() ■眠り姫問題参考文献について このスレッドの問題文では参考資料のご紹介をさせて頂きました。 その文献はふたつありましたが、どちらにも、説明に「唯一設定(単一設定)」という文言が含まれています。この「唯一設定(単一設定)」を理解するためのモデルとして、《森の射手問題》が使われるのだそうです。以下に。なお、この問題の形は三浦俊彦先生が整備したもので、著書『論理サバイバル』に解説があります。 === ■森の射手問題 神が森を創り、そこに人間を創造した。あなたは今、森で目覚め、神に創られた人間であることがわかっている。さらに、神の声によって次のことが教えられた。 1)「私は、二つの森のうちどちらか一方を作ろうと思った。どちらの森にも天使が一人住んでおり、人間を見つけると、ただ1人を、ただ1回だけ、弓矢で射る。さて、一つの森は、その天使のほかに、5人の人間を含んでいる。もう一つの森は、天使のほかに、500人の人間を含んでいる。人間たちは互いに出会うことはない。この二つの森の構想を抱いて私はサイコロを振り、どちらを創るかを決めた。そうして一方だけを創り、その結果、おまえとこの森は誕生したのだ」 神の声が消えてからしばらくして、木々のむこうから矢が飛んできて、あなたの肩に突き刺さった。ここで神の声がした。 「天使の矢に射られたな……。さて推測せよ、私はどちらの森を創ったのだと思うか? 5人を含む森か、500人を含む森か」 2)あなたが目覚めた状況は 1)と同じだが、神の声は次のように言った。 「私は、二つの森を作った。どちらの森にも天使が一人住んでおり、人間を見つけると、ただ1人を、ただ1回だけ、弓矢で射る。さて、一つの森は、その天使のほかに、5人の人間だけを含んでいる。もう一つの森は、天使のほかに、500人の人間を含んでいる。人間たちは互いに出会うことはない。この二つの森を創り、この森はそのうちの一つなのだ」 神の声が消えてからしばらくして、木々のむこうから矢が飛んできて、あなたの肩に突き刺さった。ここで神の声がした。 「天使の矢に射られたな……。さて推測せよ、おまえのいるこの森はどちらの森か? 5人を含む森か、500人を含む森か」 === 「どちらか」可能性の高い方を答えるわけだが、1)と2)は、同じ答えになるだろうか、それとも違う答えになるだろうか。理由をつけて答えてください。 (森の射手問題おわり) === ■補説 唯一設定(単一設定)とは、1)に対応し、反復設定(繰り返し設定)とは 2)に対応するのだそうです。そして求める確率が違ってくると。眠り姫問題でも意識しなければならないとのことです…… s_hskzにとって、両者は同じ確率の構造だと思われるのですが、皆さんにとっては、明らかに違うのかもしれません。 以上、参考資料を見直しながら言い忘れていたことを思いだし、あわてて投稿している次第です。 ![]() ![]() No.71について。
これは、事後確率を認める立場を取るかどうか、ということなのでは? 事後確率を認める、ベイジアンの立場からすると、どちらも一緒だと思います。 しかし、ガチガチの頻度主義だと、1)のように、すでにどちらの森が作られたか確定しているのなら、あとからどちらだったのか、射られた人間の立場から推測して確率を考えることは「ありえない」のでしょう。 神さまがもう知っている話、つまり決定している話について、確率は定義出来ない。 あえて言うなら、5人の森100%(決定)あるいは500人の森100%(決定)のどちらかである、ということなのではないか、と思いました。 本問とは、直接は関係ないような・・・気もします・・・いや、眠り姫状態から確率を算出するのが「ケシカラン」という立場なら、森の射手問題と関係してくるかもしれない・・・ とりあえず思ったことを書いてみました ![]() ![]() ![]() 面白そうなので私も参戦してみます(ひさびさのクイズ大陸参戦
![]() 結論から申しますと、私はガチガチの1/2派のようです。 まずは事象の定義から。 A:目覚めたとき、自分が場合Aに属している B:目覚めたとき、自分が場合Bに属している C:目覚めたとき、それが2日目である D:目覚めたとき、それが3日目である まずコインの結果より、P(A)=P(B)=1/2 CとDは排反であり、かつ、目覚めたときはCかDしかあり得ないので、 P(B∩C)+P(B∩D)=P(B) 被験者が日によらずずっと1500人であることから、Aが500人、B∩Cが500人、B∩Dが500人とわかる。 よってB∩CとB∩Dは「同様に確からしい」と考え、P(B∩C)=P(B∩D)=1/4 それから、「自分のチョーカーが赤色である」のは「自分が場合Aである」のと等しいと考えます。 (チョーカーが赤色なのに場合Bであることもなく、その逆も無いので。) よって問2・3、問5・6は同じ問題とみなします。 以上よりひとまず問4まで。 問1:P(A)=1/2 問2、3:P(A)=1/2 問4:10000・P(A)+20000・P(B)=15000(円) 問5以降はCである場合における条件付き確率と考えます。 まず、場合Aに3日目はないので、P(A∩C)=P(A)=1/2 AとBは排反なので、P(C)=P(A∩C)+P(B∩C)=3/4 問5、6:PC(A)=P(A∩C)/P(C)=2/3 問7:PC(B)=P(B∩C)/P(C)=1/3より、 10000・PC(A)+20000・PC(B)=40000/3(円) なお問7に関して、No.52のようにバイト料がAでもBでも20000円の場合は、期待値もちゃんと20000円になります。 ===================================================================== ついでに森の射手問題のほうも・・・ この問題の最大のポイントは、「神様が実際に創造した人間の数が異なる」点だと思います。 (前者は5人または500人のいずれかであるのに対し、後者は確実に505人です。) なので確率に差異があって当然、と私は考えます。 実際に確率を計算してみます。 やはり事象の定義から。 A:自分が5人の森にいる B:自分が500人の森にいる C:天使が自分を射る ◆ 前者のパターン ※具体的にサイコロのどの目が出ればどちらの森を作るのかに触れられていませんが、 ここでは共に1/2の確率で作られるものとしておきます。よってP(A)=P(B)=1/2 AとBは排反かつP(A)+P(B)=1より、P(C)=P(A∩C)+P(B∩C) P(A∩C)=1/2・1/5=1/10、P(B∩C)=1/2・1/500=1/1000より、P(C)=101/1000 神の問いかけはCである場合における条件付き確率と考え、 5人の森にいる確率:PC(A)=P(A∩C)/P(C)=100/101 500人の森にいる確率:PC(B)=P(B∩C)/P(C)=1/101 ◆ 後者のパターン おそらく神は505人を創造したのち、それを5人と500人に分けて設置するだろうから、 P(A)=5/505=1/101、P(B)=500/505=100/101 前者のパターンと同様にP(C)を計算する。 P(A∩C)=1/101・1/5=1/505、P(B∩C)=100/101・1/500=1/505より、P(C)=2/505 神の問いかけは、やはりCである場合における条件付き確率と考え、 5人の森にいる確率:PC(A)=P(A∩C)/P(C)=1/2 500人の森にいる確率:PC(B)=P(B∩C)/P(C)=1/2 =============================================================== 私は眠り姫も森の射手のほうも、「条件付き確率の概念をきっちり用いて考える問題」と考えています。というより、私にはこれ以外に合理的に確率を論じる方法が思い浮かびません。 ![]() ![]() ![]() はじめまして。matcherさんいらっしゃい!
スレ主より先に挨拶で失礼します。 正統派の1/2派の登場でちょっと嬉しくなってます。 計算はあってると思うんですが、 問7の40000/3万円。具体的にどういう状況で実現するのか。私も最初、この値を出したんですが、それが分からなかったのも、1/3派に転身した理由の一部なんですよねー。 突き詰めてない、直感的な意見ですが、本人以外に客観的な第三者がいて、場合AかBかで、重み付けを変える、みたいな想定が必須のような気がするんですよね。 1/2派の方がどう想定しているのか、すごく興味があります。 ![]() ![]() matcherさん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。 "面白そうなので私も参戦"とのこと、出題者として嬉しいです。 "森の射手の問題"についての分析をありがとうございます。 のちほどいくつか質問させて頂きたく存じます。 まずはごあいさつまで。 ![]() ![]() Yssさん、ご意見を有難うございます。 きちんとした応答になるかどうか、まだわからないのですが、私見を練っております。少々お時間を下さい。 ※ひとりで考えるよりも、大勢の方々との意見を伺いつつ考えたほうが、やはり有益ですね。 ![]() ![]() No.73のmatcherさんの書き込みについて。
>条件付き確率の概念をきっちり用いて考える問題 という姿勢には全面的に賛同します。 森の射手問題については全く同じ考えで答えも当然同じです。 眠り姫の方は一部考えが異なるところがあります。 matcherさんがP(C)として計算しているのは、「目覚めたとき、それが2日目」である確率です。 正しくは「目覚めたとき、それが2日目」という出来事が起こる確率です。 Aの場合もBの場合も「2日目に目覚める」という出来事が起こるのは間違いないですので、 P(C)=1です。 P(A∩C)は「場合Aに属していて、2日目に目覚める」という出来事が起こる確率です。 「2日目に目覚める」という出来事は確実に起こることですので、P(A∩C)=P(A)=1/2です。 よって問5の答えは、P(A∩C)/P(C)=1/2となります。 問2についても同様。 「目覚める」という事象をEとすると、P(E)=1,P(A∩E)=P(A)=1/2なので、 求める確率は、P(A∩E)/P(E)=1/2となります。 1/2派とか1/3派とかはこの問題の答えには全く関係ないのです。 --- ここではAは単純に場合Aという意味で書いています。 P(A)は場合Aが起こる確率ということです。 紛らわしくてすみません。 ![]() ![]() matcherさん、こんにちは!
<A:目覚めたとき、自分が場合Aに属している P(A)=P(B)=1/2> お考えの中で、ワタシからダウトを投げかける最大のポイントはここです。 これ、<目覚めた>ことを全く追加的情報として加味しない考え方ですよね。 この問題で「地球を訪問した宇宙人が実験室の中で目覚める瞬間を見かけたとき」その人が状態Aである確率は 1/3。この例題はどなたも異論がない計算だと思います。 「目覚めたとき」=「宇宙人が目覚める瞬間を見かけたとき」ではない、というご理解なのでしょうね。 加えて、 「目覚めたこと」が情報であることをいっそう明確にしてみた No.47 も合わせてご覧いただけると幸いです。 森の射手については、結局<自分がその森で生きていること>が、追加的情報になりうるかどうかがキーポイントです。ちょっとひねくれた意見ですが、最初の「村一つ」の場合でも、1/2を解とする理屈はいくつか思いつきますよ。 案1:それぞれの村に500人を送り込まれる。1/2の確率で495人が死んでから天使が矢を打ち、もう1/2の確率では500人いるまま天使が矢を打つと考える。 案2:数多くの霊魂が、生まれ変わることを待っている。オレもその一人だ。神様が5あるいは500の霊魂を生き返らせて森に送り込むらしい。「やった、オレは生まれ変わった!うぎゃぁ、途端に矢に打たれた!」 ![]() ![]() 皆様、こんにちは。
いくつか尋ねられた点について私の考えを返答します。 Yssさん > 問7の40000/3万円。具体的にどういう状況で実現するのか。 身も蓋も無い答えで申し訳ないですが、「P(A)=1/2、P(B∩C)=P(B∩D)=1/4と考える状況下」で実現するとしか言えません。 かのモンティ・ホール問題もわれわれの直感(ともに1/2)に反する答えが得られますが、その訳はと聞かれると、「条件付き確率の概念に則って計算した結果」としか言いようがありません。 そもそも確率において、ことさら条件付き確率においては人間の直感はあてにならないと私は考えているので、確率の定義・法則に則って得られた答えが(直感では)奇妙な値でも、「ほう、そんなもんか」程度にしか考えないようにしています。 (ただし、本当にP(A)=1/2、P(B∩C)=P(B∩D)=1/4なのかどうかは相当な議論の余地があり、それが本問における議論の種になっているわけですが・・・) たっくん4さん > これ、<目覚めた>ことを全く追加的情報として加味しない考え方ですよね。 A、B∩C、B∩Dのいずれにおいても、「眠り姫プロジェクトの会場で目を覚ます」ことには変わりが無いので、得られる情報が無いと考えています。ですので、コイントスによるP(A)=P(B)=1/2を採用しています。 > 「目覚めたとき」=「宇宙人が目覚める瞬間を見かけたとき」ではない、というご理解なのでしょうね。 まさにおっしゃるとおりです。 事象A'を「その日、会場にいる被験者全員からランダムで抽出した1人が場合Aである」とする場合には間違いなくP(A')=1/3ですが、これは私の定義した事象A:「目覚めたとき、自分が場合Aである」とは別物だと考えています。 > No.47 この場合、Cを「眠り姫プロジェクトの会場で目を覚ます」に置き換え、新たにC':「自宅で目を覚ます」と定義し、 P(A)=1/2、P(A∩C)=P(A∩C')=1/4、P(B∩C)=P(B)=1/2、P(C)=P(A∩C)+P(B∩C)=3/4と考えます。 P(A∩C)やP(B∩C)が本問とは異なる値になるので、そもそも別の問題である、と解釈します。 > 最初の「村一つ」の場合でも、1/2を解とする理屈 実際には案1、案2であったとしても、問題に出てくる人間自身がその事実を知らない限りは、確率は修正されないと考えます。 もちろん人間自身がその事実を知れば、確率は修正されるべきです。 ![]() ![]() ちょっと時間がとれましたので。 matcherさんはじめ皆さんにご教示を頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。 3)をつくりました。 === 3)あなたが目覚めた状況は 1)と同じだが、神の声は次のように言った。 「私は、二つの森を作った。どちらの森にも天使が一人住んでおり、人間を見つけると、ただ1人を、ただ1回だけ、弓矢で射る。さて、一つの森は、その天使のほかに、5人の人間だけを含んでいる。もう一つの森は、天使のほかに、500人の人間を含んでいる。人間たちは互いに出会うことはない。この二つの森を創り、この森はそのうちの一つなのだ」 神の声が消えてからしばらくして、木々のむこうから矢が飛んできて、あなたの肩に突き刺さった。ここで神の声がした。 「天使の矢に射られたな……。さきほど私がおまえに話しかけたのち、おまえのいない森を消してきた。その後、おまえは射られたのだ。さて推測せよ、おまえのいるこの森はどちらの森か? 5人を含む森か、500人を含む森か」 === この 3)の森は、1)と2)の森のどちらに似ているのでしょうか。矢に射られた瞬間には、ひとつしか森がない点では 1)の森に似ていなくもなし、目覚めたときに 森がふたつあった点は 2)の森に似ていなくもなし、というつもりです。 ![]() ![]() >>80 s_hskz さん
これは「505人が存在した」ことを知っているわけですから、2のタイプでしょう。 以下、s_hskz さんが意図しただろうコトとは別に、「天使が人間を見つけると」という文章を「2つの森の天使2人の先着順」と読み取るのが可能(むしろ自然?)なので、「あなたの森の天使が矢を撃った」という、今までなかった情報が得られてしまいますね。500人いる森の天使が先に人間をを見つけて撃つ確率は、1以下1/2強 の範囲に対して論理的な説明がありうるので、その確率を仮決めしない限り解けません。 >>79 matcher さん 「村一つ」の場合の「案2」は、 「その事実を知っている」と認識する教義の宗教が存在しますので、 こうなると本当に哲学の問題だなと思うわけです。 「神の作った世界に存在する自分」設定をワタシがあまり好きではなくて、 先ほどの投稿でも、自分の解を1/2とも5/505とも書いていない理由の ひとつです。 ![]()
s_hskz
「森で目覚めたとき」も「矢でうたれたとき」も「森がどのようにして作られたかしったとき」も、確率について考えるチャンスがあるのですよね…眠り姫よりも複雑なのかもしれないと、頭を抱えております。 ![]() ![]() No.77 あれれさん
> Aの場合もBの場合も「2日目に目覚める」という出来事が起こるのは間違いないですので、 > P(C)=1です。 それはCを「2日目に目覚める」と定義した場合の話ではないのでしょうか? 私のCは「目覚めたとき、それが2日目である」事象です。「目覚めたとき、それが3日目である」可能性がある以上、P(C)=1という解釈には同意できません。 No.80 この問題に対する私の解釈は、概ねたっくん4さん(No.81)と同じです。 No.81 たっくん4さん > 「案2」は、「その事実を知っている」と認識する教義の宗教が存在しますので、 なら私はさしずめ、「その事実を知らない」と認識する教義の教徒といったところでしょうか ![]() というよりそもそも、知ったところで最初の前者のパターン(5人or500人)と大差ない気がするのは気のせいでしょうか・・・(同日23:05追加) ![]() ![]() >>82 matcher さん
<というよりそもそも、知ったところで最初の前者のパターン(5人or500人)と大差ない気がするのは気のせいでしょうか・・・(同日23:05追加)> 「なぜ自分はここにいるのか」についての哲学で、2つのどちらを選ぶかの答えが変わりますよ。 ・「霊魂から生まれる」なら、5人の森に生まれる確率は乏しくて 5/505(この問題の解は 1/2) ・「事実を知らない」なら、生後の自分の存在を前提と考えるので、存在確率は 1:1(この問題の解は 500/505) この種の問題に関する私のスタンスは、という2個の考え方があるんだよね、で、思考停止することです。 ![]() ![]() No.82 matcherさん
>それはCを「2日目に目覚める」と定義した場合の話ではないのでしょうか? 「2日目に目覚める」という出来事が起こったのであれば、 2日目に目覚めたときに、「目覚めたとき、それが2日目」です。 「目覚めたとき、それが2日目である」という出来事も起ったことになります。 逆に、「目覚めたとき、それが2日目である」という出来事が起こったのであれば、 目覚めた。目覚めたのは2日目だったということであり、 「2日目に目覚める」という出来事が起こっています。 「2日目に目覚める」という事象と「目覚めたとき、それが2日目である」という事象は同じものです。 少なくとも確率の計算をする際に同一視して問題ありません。 >「目覚めたとき、それが3日目である」可能性がある以上、P(C)=1という解釈には同意できません。 事象CとDは排反ではありませんので、P(C)=1,P(D)>0であっても何の問題もありません。 分かりやすい例を書いておきます。 フェアなコイン1枚を2回投げて表がでるか裏がでるか調べたとします。 事象α:1回目に表か裏が出る 事象β:2回目に表が出る という2つの事象を考えると、αとβが同時刻に起こることがないのは間違いありませんが、 αとβがともに起こる確率は0ではなく、排反ではありません。 P(α)=1,P(β)=1/2,P(α∩β)=P(α)*P(β)=1/2 です。 ![]() ![]() matcherさん、みなさん、有り難うございます。
『論理サバイバル』という著書のなかで三浦俊彦氏が「森の射手問題」について以下のような説明をしています。 ===引用開始 選択肢が《単なる可能性》の場合と《実在物》の場合とでは、現実に何が真実らしいかという確率が違ってってくることがある。 === …… 私には到底理解できそうにありません。多数回試行が許されれば、そこから求められる「確率」についての評価値から、選択肢が《単なる可能性》の場合と《実在物》の場合とを識別可能ということになりますが……承知いたしかねます。例えばこの世界が(量子力学で検討された)多世界なのか否か、実験で判別できると解する物理学者はほぼ皆無と存じます。 私にとっては、「森の射手問題」の 1)と、 2)、そして私が付け足した 3)は全て同じ構造の確率問題にみえてしかたがありません。 1)では《単なる可能性》、 2)では《実在物》……差があるのでしょうか。 確率論で云うところの根元事象に差はないと思うのですが、私の勘違いでしょうか。 さて、「眠り姫問題」で、《私が目覚めた》ときに、場合Aの森と場合Bの森とのどちらか一方で目覚めるわけですから、《私が目覚めた》片方の森は《実在物》ですし、もう片方の森は《単なる可能性》に過ぎません。 ※注:私は両者を区別しませんが。 「森の射手問題」の 1)と、 2)とで、確率が異なるとおっしゃる皆さんは、「眠り姫問題」でも、「森の射手問題」の 1)と同じ解釈をなさるはずと存じます。 皆さんのお答えを拝見しながら、少々悩み込むことになりそうです。 ![]() ![]() >>83 たっくん4さん
>>82を書いたあとでじっくり考え直してみましたが、「生き返りを待っている数多くの霊魂」の数をきっちりnと置いて計算しなければならない気がしてきました。 「神様が5あるいは500の霊魂を生き返らせて森に送り込む」について、5か500かはコイントスによって、霊魂を生き返らせる前に決められるものとして計算すると、 P(A∩C)=(1/2)・(n-1C4/nC5)・(1/5)=1/2n P(B∩C)=(1/2)・(n-1C499/nC500)・(1/5)=1/2n P(C)=P(A∩C)+P(B∩C)=1/n PC(A)=P(A∩C)/P(C)=1/2 確かに、知っていれば1/2というのはこれで合点がいきました。 そして案2の「オレ」の語り方は、この事実を知っていると考えたほうがいいと思い直したので、 >>82は完全撤回し、「案2の場合は1/2」を私の見解とします。 > この種の問題に関する私のスタンスは、という2個の考え方があるんだよね、で、思考停止することです。 私は「考え方次第で2通りの解が得られる問題」は、そもそも「何らかの原因で2通りの解釈ができてしまう問題」であり、その「何らかの原因」のほとんどは「言語の曖昧さ」だと考えています。 例として、算数オリンピックで出題された以下の問題があります。 人口1000人の村に1000軒の家があり、村の人はみんな1人で住んでいます。 この村では、お正月にすべての村の人が、自分の家から一番近い距離にある家に1枚だけ 年賀状をだします。家どうしの距離はみんな違います。 また、村の外から年賀状はきません。 「家どうしの距離」を互いの家の中心(重心)間の距離と考えると解は5枚になりますが、「家どうしの距離」を互いの家の最も近づく部分の距離と考えると解は999枚になります。 これは「家どうしの距離」という「言葉の曖昧さ」から生じたケースだと思います。この場合、「家どうしの距離は各家の重心間の距離とする」と断り書きを加えるだけで、解は1通りになります。 ですので私は2通りの解釈ができてしまう問題を見ると、「もっとちゃんと詳細な設定を作って、解を1通りにしろ!」と叫びたくなります。 ![]() ![]() >>86 matcher さん
<「何らかの原因で2通りの解釈ができてしまう問題」であり、(中略)「もっとちゃんと詳細な設定を作って、解を1通りにしろ!」と叫びたくなります。> まさに私も同じ意見でこう語っています。だから、「関わりたくないから思考停止」するのです ![]() 以下雑談。 この問題は「撃たれる」だから多分その点はランダムだから良いですが、過去に「ある世界王である」という問題を見たことがあって、「これは王は王として生まれる」という世界観が試されているのだろうか、と、頭を抱えてしまいました ![]() ![]() ![]() >>84 あれれさん
> 「2日目に目覚める」という事象と「目覚めたとき、それが2日目である」という事象は同じものです。 > 少なくとも確率の計算をする際に同一視して問題ありません。 ではこういうのはどうでしょうか。 ある被験者に眠り姫プロジェクト実行委員が質問をします。 「正直に答えてください。貴方は2日目に目覚めますか/目覚めましたか?」 これはどんな被験者でもYESと答えるでしょう。ですが、 (目覚めたばかりの被験者に対し)「正直に答えてください。今日は2日目ですか?」 これはYESかNOか、返答に悩む被験者が大半でしょう。 このことからも、「2日目に目覚める」事象と「目覚めたとき、それが2日目である」事象は全く同一視できないことがわかります。 > 事象CとDは排反ではありません CとDは排反です。 「CとDは排反である」は、「C∩D=φ(空集合)」と同値です。 まさか、「目覚めたとき、2日目でありかつ3日目である」ことなんてことはあり得ませんし。 念を押しておきますが、これは「2日目に目覚め、かつ3日目に目覚める」事象とは根本的に違います。 >>87 たっくん4さん 発言の真意を汲み取れていませんでした。なるほど、そういう思考停止だったのですね ![]() ![]() ![]() つたない表現になりますが、眠り姫プロジェクトの設問について、私がよってたつ立場を、いままでとは言葉を代えて記してみたいと思います。 私にとってこの問題/エピソードは、確かに《ひとつのおはなし》ではあるのですが、しかし、確率の問題としては、《ふたつのおはなし》が混ざってしまっている、そのように見えます。 【確率空間がふたつあるおはなし】に見えます。 以下、かなり大雑把な表現で申し訳ありません。 確率を計算するには、まず、いくつかの標本点=根元事象を全て拾い上げ、その全体を標本空間とし、次に、根元事象に〈測度をいれる〉ことをします。サイコロ1個の出目について考えたければ、根元事象として、1、2、3、45、6を拾い、標本空間を{1、2、3、4、5、6}とし、各根元事象に、1/6 といった確率を与え、全確率が1となるようにします。こうして、根元事象に確率を付与された標本空間を確率空間として捉えています。〈測度をいれる〉と申しましたが、表現を代えれば、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシを設定する〉ことです。 眠り姫プロジェクトにおいては、確率空間はふたつあるようにみえます。〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシがふたつあり、このモノサシは、ご存じの通りに、お互いにあいいれません。ひとつの確率空間には矛盾する測度をふたつもつことは出来ませんから、眠り姫プロジェクトの設問に答えるためには、ふたつの確率空間を用意する必要があります。 第一のものを《コイントス》確率空間、第二のものを、《目覚め》確率空間と、私は名付けています。 振り返ってみますと、私たちは学校教育や、社会での勉強を通じて、確率の問題を解くさいに、常に、ひとつの問題につきひとつの確率空間を用意されてきていました。それでことたりてきていましたので、確率空間がふたつもある問題には出会って来ませんでした。このため、ひとつの物語、エピソードを、確率を通じて理解しようとした場合には、どうしても、ひとつの確率空間を設定してその上で、物語/エピソード上の全ての事象について確率を付与しようと努力します。これは正しい道なのでしょうか? さて、《コイントス》確率空間での根元事象は、コインの表と裏とです。標本空間は{表、裏}とでも書いておくことができるでしょう。私たちはここに、フェアなコインが使われるという条件から、等確率の原理が使えるとみなして、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉を決定します。即ち、測度をいれます。各根元事象に1/2という値を設定します。これで《コイントス》確率空間の出来上がりです。 また、《目覚め》確率空間を考えます。(方針。各目覚めに等しい価値を与えます。実際に実験会場での被験者のチョーカーの色の分布からも推定できるのですが。) 根元事象として、赤チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚め、を考えます。標本空間としては、{赤チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚め}です。ここに測度をいれますが、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉については、各目覚めは等価だと捉えるモデルを採用できます。各根元事象には1/3の確率を与え、これで、《目覚め》確率空間の出来上がりです。 強調しすぎてもなお強調しておきたいところですが、これらふたつの確率空間における測度、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉は互いに相容れず矛盾します。 私は以上の見地に立ち、眠り姫プロジェクトの各設問に答えます。 問1。《コイントス》確率空間で答えるべき問いとします。 1/2。自明。 問2。《目覚め》確率空間で答えるべき問いとします。 1/3。自明。 問3。《コイントス》確率空間で答えるべき問いとします。 1/2。自明。 問4。《コイントス》確率空間で答えるべき問いとします。 15000円。自明。 問5。《目覚め》確率空間で答えるべき問いとします。 標本空間は{赤チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚め}で、新たに与えられた情報は、《今日は二日目》ですから青チョーカー3日目の目覚めの事象が排除されます。残る事象のうち赤いチョーカーをつけている割合をみてとれば、答えは1/2。 問6。《コイントス》確率空間で答えるべき問いとします。 1/2。自明。 問7。《コイントス》確率空間で答えるべき問いとします。 15000円。自明。 === 以上のように考えます。元1/3派の者として、1/3派の方々に訴えますが、皆さんは、1日目の問1では、《コイントス》確率空間で解釈し、2日目以降の問2から問7までを《目覚め》確率空間で生きていらっしゃいます。(問1と問3での確率が異なる事由として)目覚めたことに確率改訂の力があるとお考えなのかもしれませんが、単に、確率空間を乗り換えただけですから、条件的確率を計算したのでもなく、ベイズ的確率改訂をしたのでもない、と私は考えております。皆さんはすでに確率空間を乗り換えていらっしゃるのですから、他の問においても適宜、確率空間を乗り換えていけば良いのではないかと存じます。いかがでしょうか? ![]() ![]() 大筋同意します。その確率空間から計算したらその答えになる。それはその通りだと思います。議論は、その確率空間を適用することが合理的かどうか、という点ですよね。
色々考えていて、私が1/3派を選んでいる理由がようやく言語化できてきたので(かなり長くなりそうなんですが)投稿したいと思います。準備中ですm(_'_)m ![]()
s_hskz
No.89 の内容を言語化できたのは、今朝の起き抜けになってからです。しばしば私が口にしてきた、《「赤チョーカーをつけていること」と「場合Aであること」は、違う概念だ》の意味が、自分自身でもやっとわかってきました。 ![]() ![]() No.89の続きです。 眠り姫プロジェクトにおいては、各問について、どの確率空間で処理したのかを明示し、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉とするかが明らかになっていれば、(計算があっていれば)全て、数学的・確率論的には正解なのだと思います。 高名な「ベルトランのパラドックス」でも、測度のいれかたを違えれば(=確率空間を差し替えれば)、さまざまな異なる値の確率が計算されますが、《どれかひとつが正解》と言い切ることは、数学的、確率論的には、ありません。どの確率の値も、公理に従っていることが示されれば「正解」なんです。確率論は、測度の与え方について制約しませんので。 ![]() ![]() 大作を書いてしまいました
![]() 長文投稿失礼します。 T派(1/3派)の主張 ・全ての目覚めの機会を、平等に扱うべき H派(1/2派)の主張 ・外の世界で1/2のものは、夢の世界でも(重み付けを変えて) 総和が1/2になるようにすべき O派の主張 ・あくまで、コイントス確率空間での確率を採用する。 目覚める回数によって重み付けを考える、などはしない。 T派のメリット ・確率の計算がシンプルで、計算上はいちばん矛盾がない T派の弱点 ・外の世界で実現するバイト代などの期待値が、普通に整合しない (夢の世界で決済するなどの、やや不自然な設定が必要) H派のメリット ・目覚め確率空間での、確率の計算が整合する ・コイントス確率空間での「バイト代期待値」等も整合している(ように見える) ↑これは実は偶然の一致です(Yss見解)。 H派の弱点 ・確率の計算が、怪しげな重み付けのせいで、とても不自然 ・条件が複雑になると、期待値も不自然な値になる O派のメリット ・最も直感的な値が出る(問2についてはやや疑義あり) O派の弱点 ・確率の計算が整合しない ・確率の計算が不可能な場合がある ・そのとき、ウッカリすると1/3派(T派)になってしまう(笑) オリジナルの設問だと、問題はシンプルで面白いんですが、異なる考えの結果が同じ確率に帰着してしまうことがあって、理屈を考える上では、少しやりづらいので、 誠に勝手ながら、少しばかり複雑にして、数値がかぶらないような、設問を考えてみました。 やや煩雑になりますので、確率の計算までやってみましたのでお付き合い頂ければ幸いです(たぶん計算そのものは大丈夫・・・です)。O派は生き残れるのでしょうか?というのがひと言でまとめた議題です。 場合Cを追加し、その場合は2、3、4日目に目を覚まして質問される、 という設定にします。 一覧では、こんな感じになります。 場合、起こされる日、の順で。 A 2 B 2 3 C 2 3 4 バイト代は、A、B、Cについてそれぞれ1、2、3万円。 このように、場合をABCの3通りに分け、フェアなサイコロで12、34、56で確率1/3ずつで割り振る。という風に設問を変えた場合、 それぞれの確率はどうなるのか、 ・ガチ1/3派 記号T ・ガチ1/2派 記号H あれれさんや、問2・問5を除くs_hskzさんは、私の解釈では、この問題では主観的確率は考えず、あくまで客観的な確率を求める、つまりコイントス確率空間での値を採用する派だと思ったんですが・・・とりあえず、Objectiveの Oと記号をつけさせて頂きます。 それで、設問を上のように変えたとき、赤、青、黄のチョーカー、 場合はA、B、Cと名前をつけることにします。 (Cと黄は、名前なくてもいいんですが念のため) この状況設定の時、以下の設問を考えてみます。 【何日目か知らされないときの質問群】 問8 「さぁ、あなたは目覚めた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 問9 「さぁ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?」 問10「さぁ、あなたは目覚めた。あなたのバイト代の期待値は?」 【二日目と知らされるときの質問群】 問11「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が青である確率は?」 問12「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Bである確率は?」 さらに、 【三日目と知らされるときの質問群】 問13「さぁ、あなたは目覚めた。今は三日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が青である確率は?」 問14「さぁ、あなたは目覚めた。今は三日めであると知らされた。場合Bである確率は?」 【「二日目または三日目である」と知らされるときの質問群】 少し状況設定を変えて、二日目であると知らされることがないとして、 三日目であることが知らされることも、ないとして、 「二日目の人、三日目の人には必ず、『二日目または三日目である』と知らされる」 状況設定だとしたら、 問15「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日目または三日目であると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が青である確率は?」 問16「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日目または三日目であると知らされた。場合Bである確率は?」 どう考えるのでしょう? ![]() ![]() ひきつづき。
【T派の主張】 ガチ1/3派(T)だと、 A、B、Cの場合の各日をすべて等価に扱うので全部で6パターンあって、 今目覚めたらたまたまそのどれかだったと考えます。 A 1/6 B 1/6 1/6 C 1/6 1/6 1/6 ↑こんな感じ。 問8 1/6 問9 1/6 問10 (1/6)*1 + (2/6)*2 + (3/6)*3 = 7/3万円 「二日目」と知らされたら、三通りの中のひとつだから1/3と考えます。 問11 1/3 問12 1/3 「三日目」と知らされたら、ふた通りの中のひとつだから1/2。 問13 1/2 問14 1/2 「二日目または三日目」なら五通りのなかのふたつなので2/5。 問15 2/5 問16 2/5 【H派の主張】 ガチ1/2派(H)だと、 (=リンク先の理屈をそのまま持ってくると) Aの一日間と、Bの二日間(の和)と、Cの三日間(の和)に、 同じ重み付けを与えるので、 A 1/3 B 1/6 1/6 C 1/9 1/9 1/9 ↑こんな感じ。 問8 1/3 問9 1/3 問10 (1/3)*1 +(1/3)*2 + (1/3)*3 = 2万円 「二日目」と知らされたら、重み付けをして、一日あたりでは以下の通り。 A:1/3 B:1/6 C:1/9 (1/6)/(1/3 + 1/6 + 1/9) =3/11 したがって、 問11 3/11 問12 3/11 「三日目」と知らされたら、同様に重み付けをして、 B:1/2 C:1/3 (1/6)/(1/6 + 1/9) = 3/5 したがって、 問13 3/5 問14 3/5 「二日目または三日目」なら同様に重み付けをして、 (1/6 + 1/6)/(1/3 + 1/6 + 1/6 + 1/9 + 1/9) = 3/8 問15 3/8 問16 3/8 と、なるはずです。 【O派の主張】 あれれさんと、問2・問5を除くs_hskzさんはここですよね。 O派の場合、夢の世界は関係ないのかと思いましたが、 おそらく、「三日目である」という情報を得たときには、 Aである確率は0 赤チョーカーである確率も0と計算するでしょう。 つまり、夢の世界での出来事が、確率計算に一切関係ないということではなくて、 「三日目」と情報を得たら、「三日目」を経る可能性のある場合を、 平等に扱う、(三日目ならBとCなので場合の数2と考え、両方を平等に扱う) ということかと理解しました。(合ってますか?) 模式的に書くと A1/3 ■ B1/3 ■ ■ C1/3 ■ ■ ■ ↑ あくまで確率はコイントスに紐付けされている。 したがって、ABCが均等に1/3となっていて、 夢の世界で何回目覚めたかは、関係ないと考える。 すると、 問8 1/3 問9 1/3 問10 2万円 「二日目」と知らされたら、二日目を経るABCどれもが均等と考える。 問11 1/3 問12 1/3 「三日目」と知らされたら、三日目を経るBCの両方が均等と考える。 問13 1/2 問14 1/2 実はここまでが前置きで、ここからが本題なんですが(すいません)、 では、O派の場合、 「二日目または三日目である」と知らされたら、 どう計算するのでしょうか? ABCどれもが可能性がある、と考えるなら、 問15 1/3 問16 1/3 となりますが、これはちょっと計算上問題があるんですね。 ![]()
s_hskz
>、問2・問5を除くs_hskzさんはここですよね
んー微妙にニュアンスが異なる気がします。コイントス確率空間で処理すべき設問だろうと判断すれば、目覚めの有無はいっさい関わってこないのです。一方、眠り姫プロジェクトで問2・問5は明らかに目覚め確率空間で処理すべきと感じました。私は確率空間を積極的に差し替えます。チョーカーが主題ならば目覚め確率空間で、バイト代が主題ならばコイントス確率空間で、です。 ![]() ![]() 以下、矛盾についての説明です。
まず直感的な疑問。 「二日目である」という情報を得たときと、 「三日目である」という情報を得たときで、 確率の計算が違うのに、 「二日目である」という情報を得たときと、 「二日目または三日目である」という情報を得たときで、 確率が同じになるというのは、不自然ではありませんか? (これが直感的な疑問) 以下、ちゃんと計算してみるとこうなります。 「目覚めたら、二日目であると知った」を事象S 「目覚めたら、三日目であると知った」を事象T 「目覚めたら、二日目または三日目であると知った」を事象ST ※事象STは S∪T と同義。←かどうかは少し議論の余地があるかも。 場合Bであるを 事象B 事象SとTは排反ですので、 条件付き確率を、Aが起きた時Bが起きる確率:PA(B)と書き、また、 同時確率を、AとBが両方起きる確率:P(A∩B)と表記すると、 P(S∩B)=PS(B)・P(S) P(T∩B)=PT(B)・P(T) PST(B)・P(ST) =P((S∪T)∩B) = PS(B)・P(S) + PT(B)・P(T) と、なるはずですが、 T派(1/3派)の場合、 PS(B)=1/3 P(S)=3/6=1/2 PT(B)=1/2 P(T)=2/6=1/3 P(ST)=5/6 ですので、 PST(B) = 2/5 ←問13・14の答えになり、整合する H派(1/2派)の場合、 PS(B)=3/11 P(S)=(1+ 1/2 + 1/3)/3=11/18 PT(B)=3/5 P(T)=(1/2 + 1/3)/3 =5/18 P(ST)=(1+ 1/2 + 1/2 +1/3 +1/3)/3=8/9 ですので、 PST(B) = 3/8 ←問13・14の答えになり、整合する となって、それぞれ辻褄が合っているんですが、 (追記:↓ここから下の計算は、後にあれれさんのご指摘を受けて、間違いであることが分かりました。記録のために残してありますが、計算は違っています) O派の場合、ここに矛盾がでると思うんですね。 PS(B)=1/3 P(S)=1 PT(B)=1/2 P(T)=1 P(ST)=1 P(S)、P(T)、P(ST)の定義は難しいと思うんですが、 あれれさんのNo.77のように、必ず起こるからと、 P(S)=1, P(T)=1, P(ST)=1を採用すると、 PST(B) = 5/6 となります。 しかし、問15 問16は 1/3。 ここで、辻褄が合わなくなってしまいます。 そして、もっと衝撃的な展開が、ここからです。 ここでもしも、 P(S)とP(T)の値として、 二日目だと三通り、三日目だと二通りあるから、 3:2の比率で重み付けをするような確率を定義すると、 次の質問が、O派の息の根を止める質問になります。 では、 「二日目、または、三日目、または、四日目である」 という情報を得た場合 (つまり、ただ目覚めた場合と同じ) どう計算するのか、という話。 二日目の確率:3 三日目の確率:2 四日目の確率:1 の比率で重み付けをした場合、 どうなるかというと、 実は、1/3派(T派)の答えと同じになるんです。 計算すれば分かりますし、 目覚めの機会を全て均等に扱うというのが1/3派の主張ですから、 結局そこに帰着してしまうわけです。 O派、つまりコイントス確率空間を重視する考え方の弱点は、 「二日目または三日目である」という情報を得たときに、 ・その確率は計算不可能 または ・計算できるが、条件付き確率の公式で辻褄が合わなくなる または ・結局1/3派に鞍替えせざるを得なくなる のどれかを選ばなければならない、 というところにあると思います。 (もうすこし概念的な表現ができたらいいのですが、私の知力ではここまでが限界・・・) ![]() ![]() えー。
おつかれさまでした>皆さま&自分 ![]() 私が、うまく言語化できず、夢の世界・外の世界と表現していたことを、 s_hskzさんが目覚め確率空間、コイントス確率空間と、適切に言語化して下さいまして、とってもスッキリしました。 O派(コイントス確率空間重視派)の困難点も、拙いながら指摘させて頂きました。(T派H派も) どの派が正しいという主張をするつもりは、いまはあまりなくて、それぞれの計算方法・立場に、どんなメリット・デメリットがあるかがハッキリしたら、それで有意義なのではないか、と考えています。 私はと言うと、今でも・・・自信なさげな1/3派(T派)です ![]() ![]() ![]() No.88 matcherさん
事象C:「目覚めたとき、それが2日目である」 とします。 >「正直に答えてください。貴方は2日目に目覚めますか/目覚めましたか?」 これは「この実験中に事象Cが起こることはありますか?」という意味です。 >「正直に答えてください。今日は2日目ですか?」 これは「今事象Cが起こっていますか?」という意味です。 2つの質問の意味が異なっていますので答えが異なるのは当然です。 C∩Dは、 「目覚めたとき、それが2日目である」ことが起こる かつ、 「目覚めたとき、それが3日目である」ことが起こる ということです。 2つの目覚めが同じ日である必要はありませんので、空集合ではありません。 「目覚めたとき、それが2日目である」という事象が起こるというのが混乱を招いているようですので、 ちょっと切り口を変えてみます。 問6の文章を見直してみます。 問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 今は二日目と知らされていますから、二日目に目覚めた場合の話です。 二日目に目覚めたときには必ず二日目であると知らされると考えていいでしょう。 これは二日目に目覚めたすべての場合、かつ二日目に目覚めた場合のみの話です。 要するに二日目に目覚めた場合ということです。 問6は、 「あなたは二日目に目覚めた。場合Aである確率は?」 と同じ意味です。 二日目に目覚めるという条件下での場合Aが起こる確率を求めればよいということです。 事象A:場合Aが選択される 事象C:二日目に目覚める とすれば、P(C)=1,P(A∩C)=1/2ですので、 求める確率は、P(A∩C)/P(C)=1/2です。 ![]() ![]() No.92-95 Yssさん
確かに、私の考えだと結果的に、 場合A,B,Cが起こる可能性があれば それぞれの場合である確率はそれぞれの場合の発生確率に比例する ことになりますね。 ですので3日目だと知らされた場合にA,B,Cである確率は0,1/2,1/2であっています。 2日目または3日目だと知らされた場合は、1/3,1/3,1/3です。 しかしながら、指摘されているような矛盾は起りません。 事象SとTは排反ではないからです。 No.84で同じ趣旨の主張をしたばかりです。 ![]() ![]() あれれさん、ありがとうございます。
>しかしながら、指摘されているような矛盾は起りません。 >事象SとTは排反ではないからです。 なるほどそういうことですか。これでようやく見えてきました。 s_hskzさんの言葉を借りて表現しますと、 目覚め確率空間で考えると、SとTは排反なんです。 私は頭がこっちに固まっていたようです。 コイントス確率空間で考えると、確かにSも起こりTも起こることがあるので、 排反ではないですね。O派の計算をするときは、この点に留意すべきでした。 もう少し、整理してみます。 ![]() ![]() No.91の続きです。 いわゆる1/2派のなかには、以下の確率空間を採用なさる方々がいらっしゃいます。ここでは、《1/2派確率空間》と呼称いたします。 根元事象として、赤チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚め、を考えます。標本空間としては、{赤チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚め}です。ここに測度をいれますが、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉については、次のように定義します。 根元事象、赤チョーカー2日目の目覚めにたいして1/2 を与え、青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目の目覚めの和事象に1/2 を与えます。根元事象、赤チョーカー2日目を場合Aに対応すると考えています。また、事象{青チョーカー2日目の目覚め、青チョーカー3日目}を場合Bに対応させます。 この《1/2派》確率空間は、《コイントス》確率空間と似ていますが非なるものです。まず根元事象のとりかたが異なります。次に、「今日は二日目だ」という情報について、《コイントス》確率空間では意味をもたないのに対し、《1/2派》確率空間では、条件的確率の計算に効いてきてしまいます。 この差は銘記しておくべきことかと存じます。 たとえば、当初からのあれれさんは《コイントス》確率空間で全ての設問に答えていらっしゃいますので、いわゆる1/2派とは立場が異なるわけです。 …… やっと連投を書き終えました…… ![]() ![]() >>89 s_hskzさん
このまとめはおっしゃるとおりです。 これ、58の <世帯調査> <子供調査>とまったく同じ構造で、 今回の問題は <コイン基準> か <目覚め基準> の解があります。 私は最初から 前者を 1/2派、後者を1/3派として語っていたのですが、 そうか、当初Yssさんが名乗った1/2派は微妙に違ってたのですね。 ※参考文献も今読んでみたらちょっとここが混乱しているような。 コイン基準を貫けば 問2−4は 1/2, 3/2万円 が解で、 目覚め基準を貫けば 問2−4は 1/3, 5/3万円 が解。 そのほかは全部 1/2, 3/2万円が解になって、 それ以外の答えは「はっきり間違い」と考えています。 特に、今日議論になっている ・「目覚めたとき、それが2日目である」ことが起こる ・「目覚めたとき、それが3日目である」ことが起こる については、 目覚め基準では排反事象ですが、コイン基準では排反事象でありません。 同一人物にそれらが両方起こる例は世の中にあふれてます ![]() ご自身の理論がどっち基準であるかを認識していないでいる勘違いだと思います。 付け加えれば、問2は<目覚めベース>、問3・4は<コインベース>を問われていると解釈しやすいので、この方向のブレが出る理由はとても理解できます。ただし、ご自身がそこで「文章の解釈を変えている」ことは認識しておくべきと考えます。 ![]() ![]() ……みなさん頭の回転速いですね……スピードについていけません(しくしくしく) 私は時間かけないと…… >> No.100 たっくん4さん、問1でコイントス確率空間、問2では目覚め確率空間で処理している点、私とたっくん4さんとでは同じですね。 私の今日の立場の珍しい点は、積極的に文脈に従って確率空間を乗り換えてしまう点でした。 (明日は気分がかわるかもしれませんが、それはもはや、数学や確率というよりも、自己認識という哲学的感触の変更をともなうことになるのかもしれません。…) === 【追記】 === …私の視点の説明のために、複数の確率空間を使うので、確率には《なにをもって同様に確からしいかを示す》測度ないし確率空間を明記する添字ないしパラメータを付記すべきと考えました。こんなことは普通の確率の問題にはアリエナイことなのですが仕方がありません。添字は面倒くさいので《コイントス》確率空間での確率をP(事象)、《目覚め》確率空間での確率をQ(事象)、とでも表そうと鉛筆を握ってマンガを書いていました。《目覚め》確率空間からみた、《コイントス》確率空間での根元事象の確率、あるいは、その逆……P(事象)とQ(事象)との変換テーブル・インターフェースを書き下しておけば磐石\ ![]() 結果、ひどく狼狽しました。静的なインターフェースを書き下すことができません。与えられた情報によって確率改訂をする都度に、インターフェースが動的に差し変わるようです。恐ろしい ((((;゜Д゜))) ことです。 問1〜4までで有効なインターフェースは、 問5〜7では無効でした。 このことから私が推測したことは以下のとおりです。 《目覚め》確率空間での確率をQ(事象)から《コイントス》確率空間での確率P(事象)を機械的に計算することが出来ないケースがある。 考えてみれば、ふたつの確率空間のあいだの関連性を論じた説明をみたことがありません。目覚めた私が場合Aかどうか判断するには、《コイントス》確率空間での根元事象に与えられた確率を《目覚め》確率空間での根元事象に与えられた確率で表現できなくてはならないのですが…まあ難しいです。 やはりアドホックに確率空間を乗り換えたほうが楽です。 ちなみに、《1/2派》確率空間と《コイントス》確率空間とのあいだのインターフェースが作れるかどうかは確認しておりません。 ![]()
s_hskz
クソガキさん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。 ![]() ![]()
s_hskz
速っ……私はクソガキさんが一時間で転進したことを半年かけています。たぶん。 ![]() ![]() 計算間違いのままでは気持ち悪いので、No.92で提起した問題に対し、
コイントス基準(O派)で、「二日目または三日目である」という場合に、 どうなるのか、再計算してみました。(自分で始末をつけます(^^ゞ A 2 B 2 3 C 2 3 4 O派の場合、あくまで確率はコイントス(改題した私の設定の場合はサイコロですが) に紐付けされていて、以下のようなイメージ。 A1/3 ■ B1/3 ■ ■ C1/3 ■ ■ ■ 「二日目である」ときには、ABCどの可能性もあることから、 確率は1/3,1/3,1/3となる。 「三日目である」ときには、BCの可能性のみなので、 確率は0,1/2,1/2となる。 「四日目である」ときには、Cの可能性のみなので、 確率は0,0,1となる。 このとき、 問16「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日目または三日目であると知らされた。場合Bである確率は?」 これを再計算してみました。 まず、普通に計算すると、ABC全ての可能性があることから、1/3。 あとは、ちゃんと整合性があるかどうかの確認です。 記号は・・・とりあえず確率はQを使って表すことにします。 「目覚めたら、二日目であると知った」を事象S 「目覚めたら、三日目であると知った」を事象T 「目覚めたら、二日目または三日目であると知った」を事象ST ※事象STは S∪T と同義。 場合Bであるを 事象B 事象SとTは、コイントス確率空間では、排反ではないので、 以下のような計算になります。 「二日目または三日目であると知ったとき、場合Bである確率」を、 コイントス基準で求める。 QST(B)・Q(ST) =Q((S∪T)∩B) =Q(S∩B)+Q(T∩B)-Q(S∩T∩B) = QS(B)・Q(S) + QT(B)・Q(T) -QS∩T(B)・Q(S∩T) と、なります。 全て値は求められるので、 QS(B)=1/3 (二日目である→ABC全ての可能性のうちのBの確率→1/3) Q(S)=1 (二日目である→ABCのうち「二日目がある」場合→全部なので1) QT(B)=1/2 (三日目である→BCの可能性のうちのBの確率→1/2) Q(T)=2/3 (三日目である→ABCのうち「三日目がある」場合→BCなので2/3) QS∩T(B)=1/2 (二日目かつ三日目→ABCのうちこの二日で目覚めるのはBC。うちBの割合は1/2) Q(S∩T)=2/3 (二日目と三日目の両方が起こる→ABC中のBC。→2/3) Q(ST)=1 (二日目または三日目に目覚める→ABC全てにおいて→1) QST(B)・Q(ST) =(1/3)(1)+(1/2)(2/3)-(1/2)(2/3) =1/3 Q(ST)=1であるから、 QST(B)=1/3 ←問16の答えと整合する。 となり、整合性がとれていて、計算上も、矛盾はありません。 (No.94の計算は違ってました。失礼しました。) ここまで考えて来て、 ■1/3派の考え方<目覚め基準・目覚め確率空間> 「全ての目覚めを別々の事象として扱い、目覚め基準で確率を計算する」 ■O派の考え方<コイントス基準・コイントス確率空間> 「コイントスを基準に考え、目覚めの中で起きたことは、 コイントス基準の、場合の数に影響するかどうかだけを考える」 のいずれも、無矛盾で、確率を計算できることが分かりました。 私が勝手に設定した設問の方ではなく、本来の問題に戻って・・・ たっくん4さんのNo.100の記述、 > コイン基準を貫けば 問2−4は 1/2, 3/2万円 が解で、 > 目覚め基準を貫けば 問2−4は 1/3, 5/3万円 が解。 >そのほかは全部 1/2, 3/2万円が解になって、 >それ以外の答えは「はっきり間違い」と考えています。 そういうことですね。同意します。 H派は・・・今となってはちょっと微妙です。 穿った見方をすれば、参考資料の中の1/2派(≒H派)の解説は、 わざと微妙な考え方を紹介して、1/3派を有利に見せるための、 ポジショントークだったのではないか・・・とも見えます。 少なくとも、 目覚め基準vsコイントス基準 なら、どちらも、おかしなところはなく、あとは本当に、 問題文をどう解釈するか(国語的な問題)、 物事をどう捉えるか(哲学的問題)、 の話になったと思います。 参考資料よりも、本スレッドは内容が濃く、 深い理解ができたと、感動しております。 s_hskzさんの出題に感謝です。 ![]()
s_hskz
Yssさん御出題のスレで私が気まぐれに《酔っぱらい鉄道》について雑談を書き込んだときには、まさかこのような展開になろうとは思ってもみませんでした。Yssさんから、眠り姫について私から出題するようにとお勧め頂いたことが、《始まり》になりました。ありがとうございます。 《酔っぱらい鉄道》時点では私は1/3派、YSSさんは1/2派でしたね。今となってはふたりとも遠くへ来たものだと思われてなりません。 さて、よくよく振り返ってみますと《酔っぱらい鉄道》では乗り越したときのタクシー代負担というペナルティが書いてあります。あのときは、今自分がどちら終点の列車に乗っているのかを知りたいといった心理的な動機付けを演出するためだけの小道具に過ぎませんでした。タクシー代の期待値など真剣に検討すべき課題とは思ってもいなかったのが実情です。鉄橋の轟音で目覚めるウタタの私と、タクシーに乗り財布の中身を見る私と、どちらも本当の私なのでした。 悩みに悩んだ末、あいまいな語義の問題としてとらえ直したく、場合Aには二種類の概念がある、これをなんとか分離したいと願って被験者にはチョーカーをはめてもらうことにしました。 ところが、語義の問題ではないことが本スレッドのみなさんの討論により浮き彫りになって参りました。いちばん悩んだのがあれれさんによる筋の通った御主張でした。「場合Aのとらえかたにふたつの語義の混在の問題がある」のではなく、「場合Aのとらえかたにみっつ以上の【語義??…それは語義なのか?】の問題がある」ことが、あれれさんと1/2派の方々、1/3派の方々との討論から推定されました。問6〜7で確率改訂を必要とする立場と、そもそもそんなの視座にはいらない立場と。もはや出題時に考えていた二項対立ではなくなってしまいました。 ぜんぜん予想しなかった展開です。 おかげさまで私は眠り姫問題で、あらたな検討課題を得ることとなりました。 詳しくはwikipediaのベルトランのパラドックスの項をご覧いただきたいのですが、哲学・国語の問題の枠組みとしてではなく、複数の確率空間が与えられたときに、数学的にどれが適切かを決められる基準をあらたにぶちこむこと…ベルトランの問題の場合には、測度についての好き嫌いを許容してなんでもアリとする現代確率論の公理に、さらになにものか…客観的な基準を加えて、複数ある確率空間を絞り込む方向で解決をはかっている研究者がいます。眠り姫は、単一の確率空間を要請するベルトランの問題よりも複雑で、複数の確率空間が混在しているように(私には)みえます。確率空間を渡り歩くことは、私もそうですし、1/3派の方々もそうなさっておいでです。仮に渡り歩くことはダメだと数学的に禁止されたら、コイントス確率空間でのみ処理すべきか、1/2派確率空間でのみで処理すべきか、目覚め確率空間でのみで処理すべきか、私には選べません。そもそも複数の確率空間がみえかくれする眠り姫や森の射手は、確率論の問題としては(数学者にとっては)成立していないのかもしれません。 いつだったかもう忘れましたが、眠り姫問題が月刊誌『数学セミナー』で紹介されていて、恐ろしいことに、回答未掲載だったことを思い出しました。 私にとって、いろいろ未解決な難問の眠り姫ですが、みなさんからのご助力により、新たな展望が開けたことに深く感謝しております。道半ばですが、この散歩道の風景は豊穣で彩りに満ちています。風を感じながらぶらぶら歩いていきたいと思います。 ![]() ![]() >>100を見てすっきりしました。私の考えは立場が混ざっていたのですね。
![]() コインベースを貫くなら、C:「目覚めたとき、それが2日目である」よりはC':「目覚めたときに2日目だと知らされる」のほうが適切ですね。 これなら、あれれさんの説明にも合点がいきます。 ![]() ![]() ![]() 雑談です。 ベンフォードの法則について、セオドア・ヒル(以下、愛称のテッド)という数学者が、面白いことを証明しています。 世界にはベンフォードの法則を満たさない確率分布を満たすものがたくさんあります。 @これらの分布から無作為にひとつの分布を選びます。 Aその分布から、ひとつの標本を選びます。(素人の私の目線では、それを紙にでも書きたいところですが) B @Aを多数回繰り返します。すると、おのおのの分布から選ばれた標本が多数個たまります。 C Bまででつくられた標本全体の分布では、ベンフォードの法則が成り立ちます。 凄い 互いに相異なるベンフォードの法則が成り立たない確率空間から、別の確率空間を作ったら、そこに立ち上がる測度には、ベンフォードの法則が成り立つ意味での(同様に確からしい)性質が産まれてきます。 凄い さて、このことにヒントを得て、コイントス確率空間、あるいは全く別物ですが、1/2派確率空間から、なんどもしつこく標本を採取して得られたものをひとまとめにした集団には、目覚め確率空間が立ち上がってくるのではと鉛筆を握りましたが、大失敗でした。無理。(笑) 以上、おバカな体験談を雑談として恥も外聞もなく書いてしまいます。 ![]() ![]() …… そうでしたか…… 眠り姫プロジェクトの設問には、次の問zを置いておけばよかったのでしょうか……後悔…… ◇問z「さぁ、あなたは目覚めた。今日が二日目である確率は?その確率から計算されるバイト代の期待値は?」 え?1/2派の方々も1/3派の方々も困らないですって? そうでしたね。【私は困りますが。】 とりあえず答zとして私が用意するのは《目覚め》確率空間で計算した1/3になります。バイト代は……。新しく確率空間をつくることに対して日和ました。 ![]() ![]() 解答ではなく雑談ですが・・・
いや、今回の設問は良かったと思います。 結果的に、何が本質なのかを明らかにしないと議論が収束しなかったわけですし。 私は大陸では新しい方ですが、ここの常連さんで確率の問題が得意な方がみんなで議論して下さるという展開になりましたし・・・すごく刺激になりました。 さらに雑談というかひとりごとですが・・・ ポリシーが一切ぶれなかった(しかもちゃんと無矛盾の方針を最初から選んでいた)、たっくん4さんとあれれさんは、さすがすごい・・・と思いました。私は途中で鞍替えしたり色々しましたが。 あっちのスレで問題出して下さいと申したときは、こういう展開は予想してなかったですが、結果的に、私が何となく期待していたレベルをはるかに超える議論になり、スレ主自ら、確率空間の話を出して、議論を収束させる展開になり・・・ お見事でした>s_hskzさん さらに雑談ですが・・・ >『数学セミナー』で紹介されていて、恐ろしいことに、回答未掲載だった そういうこともあるんですね。編集部でどういう議論になったのか(絶対何か議論したはず)気になります。知ることは叶わないかもしれませんが。 >ベルトランのパラドックス 本問とはやや状況が違いますが、連続的な確率分布を考える場合、分布の形を定義しておかないと、簡単に複数の答えができてしまいますね。 >《酔っぱらい鉄道》 私はいまでも、あちらの問題では1/2(こちらでのコイントス確率空間に相当)だと考えています。どちらの駅に着くかは、明らかに起きてから確定する事象なので。 こちらの問題でも、最後に1/2がかなり数学的に辻褄が合っていることが分かって・・・かろうじて1/3派といったところでしょうか、今は(てへぺろ) >え?1/2派の方々も1/3派の方々も困らないですって? そうでしたね。【私は困りますが。】 (笑) ポリシーの一貫した方のご活躍(?)で盛り上がりましたね。 ![]()
s_hskz
やはりこの手の問題は、皆さんに伺うのが一番勉強になると、改めて感じております。 このスレで一番得しているのは私です。有難いことです。 ![]() ![]() またまた雑談にて失礼いたします。 No.6で、たっくん4さんがおっしゃるに ===引用開始 この種の問題で、私の基本的な考え方は「ギャンブルだとしたときに期待値がゼロとなるようにオッズを切り、それから逆算して確率を算出する」 ===引用終了 とのことでした。 興味深いことでしたので書店に行きまして関連する書籍をあさりましたところ、《ゲーム論的確率論》について詳しい、以下の本をみつけました。 小島寛之著『確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで』(ブルーバックス)講談社。 《ゲーム論的確率論》は確率論の定式化としては、新しい流れのようです。コルモゴロフに始まる現代確率論や、その上で新しい展開をみせたベイジアンの流れとも異なる、確率の定義を置き換えるもののようでして。これは新しい考えです。実に面白そうです。読むにあたっての難易度は、理系高3の学力があれば充分のようです。 なかでも(個人的にはとても)ビックリしたのは、根元事象に確率をキッチリと割り振ってから論じるわけではないらしい……という点です。そんなバカな…なのであります。 いま、コイントスをして表か裏かの結果に賭けてバクチをうつことを考えます。この試行をn回繰り返すとしましょう。《ゲーム論的確率論》では次のことがらをも許容する理論です。すなわち、n→∞のときに、コイントスの結果における表が出る回数の試行回数に対する比が収束しなくても確率論の範囲で分析してしまうのです。1/2に収束するんでも、その他の0≦α≦1なるαに収束するのでもなく、収束しなくても検討してしまうのです。収束するのならその値を根元事象に割り当てて《なにをもって同様に確からしい》とするかを決定できますから、その他の複合事象の確率について考えることは、できそうな気がしますが……そんな今までの確率論とは違う根本から確率論を再構築してしまうのですね、《ゲーム論的確率論》は。 それゆえに、物理的な減耗のせいで、あるときには表が出やすく、しばらくすると裏がでやすく、そうかと思えば再び表が出やすく…となるような、表が出る頻度がいつまでたっても収束しないコインを使ってのバクチまで、確率論で捉えてしまいます。 ちなみに、そうした変なコインを使っての丁半バクチでは、絶対にスルことなく胴元を破産に追い込む必勝法があることが定理になっています。 注。よくある、マルチンゲールによる偽物必勝法ではありません。次々に倍プッシュをしていくタイプの。クイズ大陸の過去問にもこの話題がありました。 ※条件がありまして、いくらでも細かい単位で掛け金を賭けてもよいこと、何回でも賭け続ける時間があることが必要ですが… ●御参考 大金持ちになれる確率理論? http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20150726/ ![]() ![]() なんとなく収束の方向になってしまいましたね、少しさびしい
![]() >>107 s_hskさん <◇問z「さぁ、あなたは目覚めた。今日が二日目である確率は?その確率から計算されるバイト代の期待値は?」> この出題は、目覚め派へ誘導する質問ですね ![]() 前段は目覚め派解釈をとるべき文脈でしかないと思います。「その確率から計算される」と問題文で指定されてしまうと、後段の答えが5/3となってしまう。ただしそれは、コイン派への反証にはまったくなってないです。この問題に対するコイン派の正しい反論は「前段の確率を、問題全体の期待値へ反映させるのは間違い」だと思います。 いまになって白状しますが・・・今回のログでは、ワタシはたくさんポジショントークをとっていて、似たようなことをしています。申し訳ありませんでした。 「さぁ、あなたは目覚めた。さて質問です。」ではなくて、 (目覚めたときに) 「さて質問です」だったらまだ、 コイン派にもなりうる可能性がすごくあるのですが ![]() つくづくこうなると明らかに、数学の世界ではないですね ![]() ![]()
s_hskz
私も少々さびしい限りですが、なんとなくの流れになってまいりました。 さて《その確率から計算されるバイト代の期待値は?》の青文字部分には、私の立場からも質問そのものを拒否したい気持ちが湧いてきます。 私の認識では《コイントス確率空間》では、二日目の確率を答えるための根元事象を用意していません。《1/2派》確率空間では答えることができることでしょう。それが生活者の実感と結び付くかどうかは別ものなのかもしれませんが。私はバイト代を聞かれたら《コイントス確率空間》で答えようと思っておりますので問zには困惑してしまいます。 ![]() ![]() No.1の投稿で話題に致しましたフェアなコインつながりで、更に雑談です。 表が出る確率が一定のフェアではないコインを使って、確率1/2で表が出るフェアなコインの代行(エミュレート)が出来ることをNo.1で話題にしたのでした。 では、同様にして、1/(π+e) の確率で表が出るコインの代行(エミュレート)はできるのでしょうか。人間技でなくとも天使が神の力を借りてならできる……としたらどのような補助手段を使って?(例によってeは自然対数の底、πは円周率です) この強烈な問いをクイズ大陸に出題しようかと真剣に検討いたしました。あきらめました。没ネタです。たぶん世界中の確率パズル好きがみたことのないパズルだと思います。没ネタでは惜しいのでこちらに、いきなり解つきで書いてしまいます。 まず、補助手段として、1/(π+e)の値を2進小数展開した数表を神様に用意してもらいます。数表は循環しない無限小数ですから神の知識の中でだけ実在するもので構いません。 次に天使は1/2で表が出るフェアなコインを用意します。(さきほどの代行で構いません。) このフェアなコインを使い、表が出るまでコイントスを繰り返して、n回目にはじめて表が出たなら以後コイントスはしません。神様に尋ねて、1/(π+e)のn桁目を見ます。1ならば表が出たことにし、0ならば裏がでたことにします。これで1/(π+e) の確率で表が出るコインの代行ができます。 さあて強烈です。このアイデアはある人から教わったものです。 実際には、1/(π+e) でなくとも、2進小数展開が計算可能な0から1までの任意の実数にて代行が可能とのことです。(その実数が有限桁で終わる場合には、たとえば1/2のときには、無限小数表記に切り替えます。1/2ならば、0.1ではなく0.01111111111111...のように。1=0.9999999...のアレです。) 間違っていたらごめんなさい。 この大陸の住人の皆様、とりわけ眠り姫プロジェクトにご参加の皆様にはすぐにこの没ネタの真偽のほどがおわかりになることでしょう。 雑談を終わります。 うあっ…あたらしいネタ思い付いた(正確には忘れていました。) ![]() ![]() しばらくぶりです。
自分は1/2派なのか? 1/3なのか? それがごっちゃになった混乱者なのか? どれでもないなにかなのか? 自分はこの問題を国語的(言語解釈の)問題と捉えてるのか?数学的(確率の)と捉えてるのか?混乱者なのか?どれでもないのか? ・・・こんな疑問が頭を駆け巡り考えも文章もまとまらずにROMってました。 結局、私は実験開始前の説明で下記の認識をし、この認識を持ったままインタビューを受けます。 @「1,000名募集のバイトに応募して採用された」 A「コイントスにより500名が赤、500名が青のチョーカーを付けられた」 B「会場には毎日、常に1,500名の人がいるが、その日が二日目なら私より一日先にバイトを始めた青500名と合流しているだけ、三日目なら一日後にバイトを始めた赤500名、青500名と合流しているだけ」 それで設問のどのケースでも自分と別の日にバイト開始の合流者に意味合いを見出せずにいます。 間違っているのかもしれませんが、赤も青も被インタビュー二日(一回)目も三日(二回)目も10,000円も20,000円も1/2(500/1000)と認識して・・・ 問1〜3、5〜6 1/2 問4,7 15,000円 と回答します。 ただどこかしっくりこないなにかを感じているのも事実です。 (自覚してるのは”自分は「数学的(確率の)問題」と捉えたいのに「国語的(言語解釈の)問題」として扱ってしまってるんじゃないか?の疑念”) (結果的にでも)「哲学的(観念の)問題」と捉えてる自分でだけはあって欲しくないんですが、それすらも怪しいです ![]() 正直、ぜんぜんみなさんのレベルに付いていけてないんですが、理解・消化出来なくてもROMってて興味深いですし、面白いです。 また繰り返し読んでみようと思います。 そしていくつかは私も質問対象になっているものがあったと思います(問4(7?)を15,000円と答えた人に対する「バイト代を16,000円にしますか?」など)が答えておらずすいません ![]() ↓&↓↓ s_hskzさん、Yssさん、フォローありがとうございます! ![]()
s_hskz
jさん、お久しぶりです。 答えをしていないことにそこまで悔やむ必要はありません。 げんに私はjさんのお考えからも大いにヒントを頂きました。 わいわいがやがや、時にはROMる、それでよいではありませんか。 確率ってめんどくさい、だけどそれだからこそ、謎に満ちていて不可思議さに惹かれる、この姿勢でよいと思うのです。 (^O^) 私も問われた問いに全て答えているわけでもありません。出題者・スレ主・行事役としてはオソマツ至極ですが、皆さんは寛容でいらっしゃるということに甘えております。クイズ大陸ではジェントルであれば大丈夫と思います。 ![]() ![]() jさん
>そしていくつかは私も質問対象になっているものがあったと思います(問4(7?)を15,000円と答えた人に対する「バイト代を16,000円にしますか?」など)が答えておらずすいません あれは1/3派のポジショントークみたいなものなのでお気になさらずに ![]() バイト代の期待値を計算する際、実験が全て終わったあといくらもらったか(=コイントス確率空間に戻ってから検証)で計算したら、間違いなく答えは15000円です。 コイントス確率空間では場合Bの二日目の目覚めと三日目の目覚めは、場合Bの中で、重複して起こる事象と考え、二回にカウントしないのが正しいです。 一方、夢の世界で、一瞬目覚めの瞬間に16000円と交換するかどうか、みたいな考え方をしたら(=目覚め確率空間の中にいるうちに検証)、期待値は5/3万円になるんです。こちらの確率空間では、目覚めの一回ずつが独立した事象と考え、場合Bの二日目の目覚めと三日目の目覚めは、一回のコイントスの結果であるけれど、ふたつの別の事象とカウントするのが正しいです。するとバイト代2万円の重み付けが変わり、期待値が上にずれます。 しかも目覚めた瞬間に、16000円と交換するかどうか、というような検証方法なら、この期待値には実体があるというか、本当に5/3万円の価値になります。 同じ実験で、しかももらえるお金という、一見ぶれなさそうなものの期待値が、検証方法、値を確認する方法次第で二種類も存在するという・・・怖い話です。(設定をうまく考えたら投資詐欺に使えそうな話です) 私は(そっちの方が面白いので)1/3派に乗り換えて、このスレでは最後までそれで通しましたが、本当にそういうバイトがあって、手元にいくら入るか期待値を計算するとしたら(=生活がかかっていたら、笑)、15000円と計算するでしょうね。←その場合、問い自体が、本問とは異なりますが。 でも、夢の世界で16000円と交換するチャンスがある、という話があったら、5/3万円と計算して「交換しない」と答えるでしょう。そう考えると5/3万円という期待値は、なんか儚いですね。まるで「お金を儲けた夢を見たけど、目覚めたら消えてしまった」みたいな感じです。 ↑ポジショントークを外して語るとこんな感じです。 ![]() ![]() 書き込みが大量過ぎてよく読んでいなかったのですが、
読み直してようやく目覚め基準の意味が分かりました。 あなたは目覚めました。 ・この目覚めは場合Aの2日目の目覚めである ・この目覚めは場合Bの2日目の目覚めである ・この目覚めは場合Bの3日目の目覚めである という事象について考えるということですね。 確かにこれらの事象は排反です。 しかし、これらの事象が等確率で起こるというのは全く自明ではないと思います。 場合Aが1/3,場合Bが2/3の確率で起こるというような実験をした場合も 三つの目覚めは等価とみなすのでしょうか? 一方、場合Aと場合Bが等確率で起こるということは自明です。 すべてはこれを基に計算するべきだと思います。 ![]() ![]() No.107 への自己レスです。問zが発生した場合に確率空間を作ることをサボっておりましたので、反省しました。 ◇問z「さぁ、あなたは目覚めた。今日が二日目である確率は?その確率から計算されるバイト代の期待値は?」 根元事象として、以下の四つを考えます。 場合A2日目 場合A3日目 場合B2日目 場合B3日目 標本空間は以下のようになります。 {場合A2日目,場合A3日目,場合B2日目,場合B3日目} 事象"場合A"を以下のように定義します。 {場合A2日目,場合A3日目} 事象"場合B"を以下のように定義します。 {場合B2日目,場合B3日目} 事象"2日目"を以下のように定義します。 {場合A2日目,場合B2日目} 事象"3日目"を以下のように定義します。 {場合A3日目,場合B3日目} 事象"目覚め"を以下のように定義します。 {場合A2日目,場合B2日目,場合B3日目} 根元事象に確率を割り当てて、なにをもって《同様に確からしい》かについて決めます。全ての根元事象に1/4を与えます。(事象"場合A"と事象"場合B"との確率が等しくなること、事象"2日目"と事象"3日目"との確率が等しくなることを目標におきました。) これで確率空間が出来ました。 ※根元事象である"場合A3日目"は眠り姫の各設問にアラワには登場しませんが存在しているとみなします。 問zに答える準備ができました。 まず前半部分。 「さぁ、あなたは目覚めた。今日が二日目である確率は?」 ⇒事象"目覚め"({場合A2日目,場合B2日目,場合B3日目})が発生している条件下での、事象"2日目"({場合A2日目,場合B2日目})の確率は、2/3 。自明。 次に後半部分。 「さぁ、あなたは目覚めた。今日が二日目である確率は?その確率から計算されるバイト代の期待値は?」 ⇒事象"目覚め"({場合A2日目,場合B2日目,場合B3日目})が発生している条件下での、事象"2日目"、事象"3日目"の条件は、バイト代の期待値計算には使われません。問いが不適切とも思われますが形式的に続行します。バイト代の期待値は、事象"目覚め"が発生している条件下での、"場合A"の確率に、そのときのバイト代10000円を乗じたものと、事象"目覚め"が発生している条件下での、"場合B"の確率に、そのときのバイト代20000円を乗じたものとの、和です。 事象"目覚め"({場合A2日目,場合B2日目,場合B3日目})の条件下での事象"場合A"の確率は1/3、事象"目覚め"({場合A2日目,場合B2日目,場合B3日目})の条件下での事象"場合B"の確率は2/3、ここから、事象"目覚め"の条件下でのバイト代の期待値は、 1/3・10000+2/3・20000=5/3・10000円。 ※事象"目覚め"の条件下でバイト代の期待値は、5/3・10000円ですけれども、事象"目覚め"の条件を外せば、もちろん、"事象A"の確率・10000+"事象B"の確率・20000=15000円です。 ……個人的には非常に気持ちが悪い結果になりました。 さて、私はここで振り返ります。これらは、いわゆる1/3派の計算によく似ています。この大元の理由は、【根元事象である"場合A3日目"は眠り姫の各設問にアラワには登場しませんが存在しているとみなします。】にその起源を遡れそうです。 これらのことから、以下の標本空間の根元事象に確率を割り当てる際に、 {場合A2日目,場合A3日目,場合B2日目,場合B3日目} 場合A2日目には1/2、場合B2日目,場合B3日目の両者には1/4とし、場合A3日目には0を与えたくなる気持ちは実によくわかります。 ただ、そうした場合に気をつけなくてはいけないことがありまして、《さあ目覚めた、今日が2日目である確率は?》と聞かれたときに、3/4と答えざるを得なくなります。 これはこれで気持ち悪いと感じます。 ![]() ![]() No.115 あれれさん
<しかし、これらの事象が等確率で起こるというのは全く自明ではないと思います。> もちろん、自明ではないです。今回の設問に限り、1:1:1になるというだけです。 「この目覚めが2日目である確率」 =2/3 「この目覚めが2日目である場合、Aである確率」=1/2 ご指摘の場合Aが1/3,場合Bが2/3の確率で起こるなら、 1:2:2 になりますね。 「この目覚めが2日目である確率」 =3/5 「この目覚めが2日目である場合、Aである確率」=1/3 ![]() ![]() 1/3派の人は3つの目覚めが等確率だという仮定から出発しているのではないのですか?
自明ではない仮定をして異なる答えが出てきたら、 単に仮定が間違っているというだけのことだと思うのですが。 ![]() ![]() No.116 s_hskz さん
参照の論文で名づけられた「1/2派」は、数学的に間違えています。 「コイン基準」・「目覚め基準」は、それぞれの前提で数学的に正しいです。 質問によって、「コイン基準」と「目覚め基準」のどちらに立って答えるべきかが変わってきます。「コイン基準」≠ 「1/2派」。 そもそも{場合A2日目,場合A3日目,場合B2日目,場合B3日目} を排反だと考えるのは、「目覚め基準」です。 このアプローチのままで「コイン基準」の計算を導くことは不可能です。 「コイン基準」で排反的な事象を並べ立てようとしたら、 {場合A(=A2)、場合B(=B2)(=B3)}の2分類が正解です。 <場合A2日目には1/2、場合B2日目,場合B3日目の両者には1/4とし、場合A3日目には0を与えたくなる> 「コイン基準」であれば、 場合A2日目が1/2、場合B2日目も1/2,場合B3日目も1/2、になります。 「目覚め基準」であれば、 場合A2日目が1/3、場合B2日目も1/3,場合B3日目も1/3、になります。 <3/4と答えざるを得なくなります。> 「アプローチがそもそも間違えているので、算出した数字に全く意味がない」です。 「1/2派」については、お考えから捨てさることを強くオススメします。 ![]()
s_hskz
たっくん4さん、ご忠告を有り難うございました。私はもう、1/2派にも 1/3派にも あれれさん派にも 戻れない体になりました。どうかご心配なきようにお願い申し上げます。テキトー派メンバーより。 ![]() ![]() No.118 あれれさん
3つの目覚めが等確率であることは、この設問のA:Bが1:1という設問のもとでは、自明だとお答えしています。決して仮定ではありません。 <異なる答えが出てきたら> 「質問が何を尋ねているか」の解釈が2つ以上成り立てば、それぞれの立場で正解が生じうることは当然です。ワタシはこの問題は「設問のあいまいさ」がポイントであると語っています。 >>58 この例の「世帯基準」「人間基準」をご参照ください。構造的には今回の設問の「コイン基準」「目覚め基準」に該当しています。 あれれさんは今回の設問を「コイン基準」のままで解く質問タイプであることが自明だとお考えのようですが、ワタシはそうは考えません。 「首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 「誰かが目覚めるたび、首にはめられたチョーカーの色を記録する。赤である確率は?」 であれば、前者が1/2,1/3であることはあれれさんも異論がないのではないかと考えます。 「目覚めた首にはめられたチョーカーの色が、赤である確率は?」 「目覚めたあなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 は、上記ふたつの中間で揺らいで全くおかしくない質問であると考えています。 ![]() ![]() ●話題提供 《主観的確率》っなんなのでしょう。《主観的確率》にもとづいた《期待値》ってなんなのでしょう。特に後者は実生活で役に立つのでしょうか。 === シーン【せ】 セ太郎『今年の日本シリーズは5/8の確率でスワローズが勝つよ』 アタル『ではスワローズが勝ったら社食の定食を2回おごりましょう。そのかわりホークスが勝ったら3回おごってください。』 セ太郎『期待値では俺に有利な賭けだな。よし、のった。』 === シーン【ぱ】 パ次郎『今年の日本シリーズは3/4の確率でホークスが勝つよ』 アタル『ではホークスが勝ったら社食の定食を2回おごりましょう。そのかわりスワローズが勝ったら3回おごってください。』 パ次郎『期待値では俺に有利な賭けだな。よし、のった。』 === シーン【あ】 こうして、日本シリーズでどちらが勝ったとしても、アタルはひとりの友人に食事を2回おごり、もうひとりの友人から3回おごってもらうことになりました。めでたしめでたし。 === ![]() ![]() ![]() ![]() >>120
> 「首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 > 「誰かが目覚めるたび、首にはめられたチョーカーの色を記録する。赤である確率は?」 >であれば、前者が1/2,(ここ「後者が」が入りますよね?)1/3であることはあれれさんも異論がないのではないかと考えます。 ここに同意します。 どの確率空間を採用するか、ということと、どのようにサンプリングするか(実験が終わった、最終的な目覚めのあと赤チョーカーだったか青チョーカーだったか確認するのか、それとも、各日の目覚めの度に確認して記録するのか、など)ということは、セットで考えないといけません。 赤チョーカーであることを、目覚めの度に確認して、頻度をつけるのであれば、 自分の首に赤チョーカーを見る確率は1/3であり、これは目覚め確率空間の話。 実験終了時点で、そもそもどっちのチョーカーを付けたのか確認するのであれば、 自分の首に赤チョーカーが付けられた確率は1/2であり、これはコイントス確率空間の話。 同様に、たっくん4さんの主張のように、目覚めた瞬間に「バイト代をある金額で買い取る」というような形で、しかも目覚めの度にその権利を行使することができる、といった設定であれば、 決済が目覚めの度に行われていて、この場合の期待値は、目覚め確率空間で計算すべき。 逆に、実験が全て終わって目覚めたあとに、バイト代はいくらだったのか確認するのであれば、 その場合のバイト代の期待値は、コイントス確率空間で計算すべき、となります。 数学的には、どちらも自己矛盾のない系だと思います。 では、どちらを選択すべきなのか、という話は・・・難しいですよね。各人のこだわりとか、文章の解釈の仕方に依存する気がします。 ちなみにここまで来て私は・・・ 問2 目覚め確率空間 問3 どっちもアリ 問4 どっちもアリだが、「バイト代」を受け取ることを考えると「コイントス寄り」 問5 目覚め確率空間 問6 どっちもアリ 問7 どっちもアリだが、問4と同じで「コイントス寄り」 という感じです。 だいぶ揺り戻しが・・・ ![]() ![]() ![]() No.121、No.122がらみです。眠り姫と絡めます。 アタル君は、ふたりの主観的確率の値の差につけこんで儲けました。眠り姫においてアタル君の立場にたてる人物がいます。インタビュアーです。インタビュアーは、主観的確率において異なる立場にたつ2人の被験者の間を取り持って小遣い稼ぎができるのかもしれません。又は、実験の主催者と被験者の間を取り持って小遣い稼ぎができるのかもしれません。 そんなことでいいのでしょうか。 Yssさんご指摘による、2つの世界の住人どうしでの1回の賭けが難しいという事実の回避策として、橋渡しの中間者の存在により、中間者と被験者の間の賭け、主催者と中間者ととの間の賭けで間接的にリンクする試みです。 正解はわかりません。 === 追伸。Yssさん、テキトー派へようこそ、いらっしゃいました。 ![]() ![]() 皆さんの議論を見させていただきましたが、全然理解できない私の頭の悪さにため息しか出ないです…
![]() 私の回答は1/2ですが、『1/2派』ではないというのだけはわかりました。 まぁ、ただの直感だしな〜(笑) ![]() ![]() おっ自分が何者なのか分からない仲間発見
![]() 主観的確率は自分と相手で持ってる情報(量)に差があるときに威力を発揮しそうだと言うのが第一感。 野球賭博で言うなら・・・例えばSBは実は柳田の怪我が重くて出場出来ないとして、それを自分は知ってて相手は知らなかったら・・・ 相手はSBの勝利確率を柳田込みで計算するけど、自分は抜きで計算出来るとか。 主観的確率って用語を数学的に捉えきれてなくて語感だけで判断しちゃってますかね・・・ ![]() ![]() ![]() 言われてみれば、語感で判断かもしれません。
(数学的に捉えられるほど頭はよくない…(笑)) 私の中では、主観的確率=被験者個人(私自身)から見た確率で、場合A(赤)または場合B(青)だと断言できない場合、確率はいつでも1/2。 単純というか、何も考えてないというか…これが私の考えです ![]() ![]() ![]() 黒犬さん、jさん、主観的確率ってめんどくさいですよね。 どうも私にもサッパリです。先日私が投稿いたしました、日本シリーズで食事を賭ける話にしても、セ太郎とパ次郎は、ただの思い込みでスワローズとホークスの勝率をアバウトに願っているだけなのかもしれません。日本語のサガですが、「主観的」には「根拠の無い思い込み」の意味が含まれているようでして…… 数学・確率論で言うところの主観的確率って、そうした思い込み的な推定で構わないのかどうか不思議でなりません。 === 話題を変えます。 プロジェクト主催者がバイト代を支払う代わりに、《目覚める【都度】》被験者に一回だけバクチをしてもらう設定にしたらどうなるか、考えてみました。既に先行する投稿で論じられていることとそれほど意味に変わりはないのですが。 「さあ、あなたは目覚めた。もしもあなたが『場合Aに賭ける』と言って、実際に場合Aだったときには、あなたには3万円進呈しよう、場合Bだったときには、あなたは何も受け取れない。もしもあなたが『場合Bに賭ける』と言って、実際に場合Bだったときには、あなたには2万円進呈しよう、場合Aだったときには、あなたは何も受け取れない。さあ、どちらに賭けますか。」 1/2派の人は場合Aにだけ賭けることでしょう。1/3派の人たちは場合Bにだけ賭けることでしょう。 さて主催者側にとって、損の期待値の意味で相手にしたくないのは1/2派の人と1/3派の人とではどちらでしょう。私には、1/3派が儲ける、主催者困る、……気がします。 モンテカルロシミュレータでもすれば一撃でテストできそうですよね。 ![]() ![]() >>no.129 s_hskzさん
《目覚める【都度】》被験者に一回だけ=赤の目覚めは2日目に1回だけ(バクチ1回)、青は2日目に1回、3日目に1回(バクチ2回)で合ってますか?合ってるなら・・・ 1/2派の場合。 場合Aに賭けた場合 赤=1/2=場合A +30,000*1回=+30,000 青=1/2=場合B +0*2回 場合Bに賭けた場合 赤=場合A=1/2 +0*1回 青=場合B=1/2 +20,000*2回=+40,000 Aの期待値 15,000円 Bの期待値 20,000円 1/3派の場合 Aに賭けた場合 場合A=1/3 +30,000*1回 場合B=2/3 +0*2回 Bに賭けた場合 場合A=1/3 +0*1回 場合B=2/3 +20,000*2回 Aの期待値 10,000円 Bの期待値 8/3万円 なので1/2派もBに賭けませんか? で、主催者的には赤と青を1:1で雇っている(バクチ(目覚め)の回数1:2ですが)わけですから・・・ 全員Aに賭けたら一人当たり15,000円の支払い、Bに賭けたら20,000円の支払いじゃないでしょうか? Bに賭けられたほうが支払いが多いのは事実ですが・・・ ![]() ![]() No.130 jさん === 《目覚める【都度】》被験者に一回だけ=赤の目覚めは2日目に1回だけ(バクチ1回)、青は2日目に1回、3日目に1回(バクチ2回)で合ってますか?合ってるなら・・・ === はい、その設定です。1/2派の思考では、他に何も情報が与えられなければ、場合Aの確率1/2、場合Bの確率1/2、です。同じ確率ならば、どっちに賭けても勝率が同じですから賞金の高いほうを選びます。場合Aに三万、場合Bに二万ですから、場合Aに賭けるべきことでしょう。 === 実際には……主催者サイドに、たっくん4さんがいらっしゃれば…… 【「さあ、あなたは目覚めた。もしもあなたが『場合Aに賭ける』と言って、実際に場合Aだったときには、あなたには3万円を進呈しよう、場合Bだったときには、あなたは何も受け取れない。もしもあなたが『場合Bに賭ける』と言って、実際に場合Bだったときには、あなたには一万5千円を進呈しよう、場合Aだったときには、あなたは何も受け取れない。さあ、どちらに賭けますか。」】というシナリオにすることでしょう。バイト代に相応する賭けを構築するならばですが。 ![]() ![]() >>131
あれ?場合Aの確率1/2、B1/2ですがBは20,000円が二回なので40,000円の受け取りじゃないですか?場合Bは1/2の確率ですが「必ず」二回発生します。 ===後の設定だと・・・ 1/2派はどっちに賭けても期待値15,000円、1/3派はAに賭けると期待値10,000でBに賭けると20,000円ですか! 主催者視点だと・・・・赤青の人数比は1:1(目覚め(バクチ)の回数比は1:2ですが)なので全員がAに賭けても、全員がBに賭けても支払いは赤青二人一組で30,000だと思いますが。 ![]() ![]() No.131《目覚める【都度】》のバクチでして……明日は明日の風が吹くのです。 元の眠り姫プロジェクトではバイト期間終了後に精算のイメージですが、実質、日給一万円なのです。インタビューを受けたら都度一万円をもらえる仕組みですね。改造した設定では被験者は記憶をなくすほどに眠りますから1日ごとに、1日ぶんのバイト料換算でバクチをして頂きます。 ![]() ![]() >>132 jさんへ。h_hskzさんのご指摘は、
そういう設定にすると、人は1/3派(目覚め確率空間)で期待値を計算するようになるのでは? という問いかけなわけです。 そして、jさんはすでに、目覚め確率空間での期待値計算をされましたね。 1/2の確率でAかBが起こり、Bの場合は賭けのチャンス2回がある、ということは、 3通りの目覚め(&賭け)が、同じ確率で起こる、という計算になっていまして、 これは1/3派の前提なわけです。 もう、ほとんど無自覚に、瞬時に1/3派になってしまったわけですよね(笑) h_hskzさんの思惑通り、ということでしょうか。 なお、No.130で1/3派の計算として書かれている計算は、違っていると思います。 (「1/2派」で書かれたものの方が、1/3派の計算です) ![]() ![]() No.129 につづいて。
もうひとつのオッズです。 プロジェクト主催者がバイト代を支払う代わりに、《目覚める【都度】》被験者に一回だけバクチをしてもらう設定にしたらどうなるか、【再び】考えてみました。 「さあ、あなたは目覚めた。これからフェアなサイコロを1回ふる。もしもあなたが『奇数に賭ける』と言って、実際に出目が奇数だったときには、あなたには2万円進呈しよう、出目が偶数だったときには、あなたは何も受け取れない。もしもあなたが『偶数に賭ける』と言って、実際に出目が偶数だったときには、あなたには2万円進呈しよう、出目が奇数だったときには、あなたは何も受け取れない。さあ、どちらに賭けますか。」 ……目覚めた被験者にとって賭けがフィフティ・フィフティならば勝てば二万円、負ければゼロで、日給一万円のバイト代に相応することでしょう。 ところがNo.129ではそうなっていません。 何かが起きているのです。 ![]() ![]() >>131
ありゃ、いつの間にかワタシが主催者サイドになっている ![]() このオッズは非常にフェアなオッズですね。 フェアなオッズを切るヤツだと信じていただけてうれしいです ![]() しかしワタシだったら、同じフェアな対応でも、もう一ひねりしたくなります ![]() こんなのはどうでしょうか? 賭け1:ABどちらに賭けて当たった場合も2万円、外れたらゼロ 賭け2:Aに賭けて当たった場合6万円、外れたらゼロ Bに賭けて当たった場合1万2千円、外れたらゼロ 主催者はあなたの状態(AかBか)を知った上で、どちらかの賭けをあなたに提案します。主催者は十分に確率計算にもゲーム理論にも詳しく、主催者にとってリスクの最も小さい戦略をとることが判っているものとします。 さて、あなたは目覚めました。賢いあなたは、この目覚めが状態Aである確率が1/3であることを知っています。 問1: あなたが提案されたのは、賭け2でした。 この目覚めであなたが状態Aである確率は? 問2: 主催者は悪魔のようにあなたの気持ちを読むことをあなたは知っています。 あなたはA,B,どちらに賭ける戦略をとるべきでしょうか? ![]() ![]() No.136 についてアレコレ考えておりましたところ、いつのまにか脇道に逸れてしまい別な地点に到着、そこから見える風景に愕然としてしまいました。 今私が迷い混んだ場所が現実ならば、以下のことが言えます。 1/2派のみなさんと、あれれさん派のみなさんにとって、唯一の確率空間だけでもって、眠り姫プロジェクトにおける解釈と整合性がある解釈を、持ち得ない設定の問題を作れます。 何を言っているかわかりにくいですね。 「さああなたは目覚めた、場合Aである確率は1/2か?」にイエスと答えるには、複数の確率空間を渡り歩かなければいけない、そんな眠り姫問題の変種があります。 なお、この新しい設定でも、テキトー派は…例によって困りませんし、1/3派も、困りません。 (次回に続きます) ![]() ![]() 一晩過ぎたら別の設定が……
裏眠り姫プロジェクトが実は進行中でした。裏眠り姫では以下のみが異なります。 場合A■表が出た場合 一日めに眠らされたあなたにはいったん3階で眠らされる処置がとられ三日目に一階におろされ赤いチョーカーが首にはめられる。このチョーカーはあなたにはみえない。あなたは三日めに起こされ、インタビューされ、その後チョーカーをはずされ、帰宅を許され、バイト代10000円が振り込まれるのを待つ。 眠りは記憶を消すほど深いので、目覚めたときに二日めか三日めかはわからない。そのままの状態でインタビューされる。 また、インタビューにおいては、以下が変更されます。問5、6、7はインタビューされずに、問8、9、10に差し替えられます。 ◇問8「さぁ、あなたは目覚めた。今のあなたの目覚めは初回であると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◇問9「さぁ、あなたは目覚めた。今のあなたの目覚めは初回であると知らされた。場合Aである確率は?」 ◇問10「さぁ、あなたは目覚めた。今のあなたの目覚めは初回であると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 === === この裏眠り姫プロジェクトにおける問題の確率論的構造は、元の眠り姫プロジェクトと全く変わらないので、どの派の皆さんも、その立場を変える必要はまったくないことかと存じます。 === === さて実は【真】眠り姫プロジェクトが立ち上がっていました。被験者は眠り姫プロジェクトと裏眠り姫プロジェクトの存在をあらかじめ知らされ、よく理解した後に実験に参加します。最初にフェアなコインでコイントスが行われる直前に、フェアなダイスの偶奇でもって、眠り姫プロジェクトに配属されるのか裏眠り姫プロジェクトに投入されるのかが密かに決定されます。また、インタビューの設問にあたっては、眠り姫プロジェクトでは問5から問7までが問い8から問10までに差し替えられます。設問から、どちらの眠り姫になっているのかについてわからなくするためです。 === === この【真】眠り姫プロジェクトにおける問題の確率論的構造は、どうなってしまうのでしょうか。 長くなったので次の投稿にうつります。 ![]() ![]() 【真】眠り姫プロジェクトにおいても、1/3派の皆さんは確率の解釈を変えることはないことでしょう。【仮に】「あなたは表眠り姫だ」と教えられても、「あなたは裏眠り姫だ」と教えられても同じように答えるはずですし、ダイスによって半々の確率で自分が表眠り姫でも裏眠り姫でもありえたとしても、確率の解釈は変わらないし答えも変わらないことと思われます。 === === 1/2派の人々は次のように主張することでしょう。 表眠り姫の〔場合A〕の私と、裏眠り姫の〔場合A〕の私の存在確率は等しくなっている。それぞれ1/4だ。両者を加えれば〔場合A〕の私の存在確率は1/2だ。また、表眠り姫の〔場合B〕の私と、裏眠り姫の〔場合B〕の私の存在確率はそれぞれ1/4だ。なんの問題もない。ダイスとコインとで、目覚めた私の存在確率の分布が決まる。 …… 考えても考えても両派の主張に一理あると思われ、根をあげております。 ちなみに問2のチョーカーの色については私は全然困っていません。赤である確率は1/3。自明です。問題は、チョーカーの色と場合Aには1対1の結び付きでいいのかというところです。 ![]() ![]() 話が煮詰まっているところに新参者がおじゃまして申し訳ありませんが、もともとの問題はこのように簡略化できないでしょうか?
【問題】箱が2つあって、一方の箱には赤のチョーカーがひとつだけ入っており、「二日目」と書かれた札がついている。もう一方の箱には青のチョーカーが2つ入っており、それぞれ「二日目」「三日目」という札がついている。箱のひとつをランダムに選び、選ばれた箱からさらにランダムにチョーカーをひとつ取り出したときどうなるか? 本質的にもともとの問題と同じに思われますがどうでしょう? ![]()
s_hskz
けんぎさん、眠り姫プロジェクトにご参加を有り難うございます。 >本質的にもともとの問題と同じに思われますが ⇒ 「同じではない」と応じる方々が少なくないようです。以下、少々代弁してみます。 >箱のひとつをランダムに選び、選ばれた箱からさらにランダム 乱択を2回行なっていらっしゃいますが、眠り姫では、乱択は1回のみです。青チョーカーをつけられた被験者は、赤チョーカーをつけられた被験者に比べ2倍の回数で目覚めます。ご提示の、乱択を2回行なう設定では、1対2の目覚め回数の比が欠落してしまいます。場合Bの被験者が「二日目」のマークのついた青チョーカーをつけて目覚め、インタビューを受け、再び眠らされた後、「二日目」のマークのついた青チョーカーをはずされ、「三日目」のマークのついた青チョーカーをつけられて目覚め、インタビューを受け、「三日目」のマークのついた青チョーカーをはずされ、帰宅を許されたとしましょう。一度着脱したチョーカーは洗濯のために洗い物カゴに放り込まれます。場合Aの被験者の赤チョーカー「二日目」も洗い物カゴに放り込まれます。眠り姫プロジェクトでは大勢の被験者が毎日長期間にわたり参加していますから、洗い物カゴにもチョーカーが溜まる一方でしょう。洗濯業者がときおりやってくるのですが…プロジェクトの中身を一切知らない私がもしもその業者であって、洗い物カゴからひとつだけチョーカーを取り出したとしたならば、その色が赤である確率は、概ね1/3だと考えると思います。 こうした事情がありますから、ご提示の乱択2回モデルは、ちょっと違うのかなあと思います。このモデルですと、洗濯業者が赤チョーカーを見る確率は1/2ほどになりそうな気がいたします。以上が代弁です。宜しく御願いいたします。 ![]() ![]() 洗濯業者は単なる外部視線でしょう。この問題は被験者の主観の問題だと思います。今現在目覚めた被験者の主観にとって、仮にチョーカーが青だったとしても、その時点は「二日目」か「三日目」のどちらかひとつです。箱のたとえは、まさにそれを示したかったのです。別の考えをもうひとつ。目覚めの間隔が1日あるので、そこに何か実在感があるのですが、間隔が1時間であれば、何か問題が薄くなった感じがしないでしょうか。間隔を1分とし、起こされてすぐ眠らされ、またすぐ起こされるなら、それは単に起こされたのと実質どう違うのかわからないと思います。
![]() ![]() けんぎさん。もしもよろしければ、問1〜7までについてのお考えをお聞かせ頂けませんでしょうか。 どのような感覚でいらっしゃるのかについてご教示頂ければとと存じます。 ![]() ![]() …実はオリジナルの眠り姫問題にはチョーカーが存在しません。眠り姫プロジェクトで導入した理由のひとつには、洗濯カゴを使えば目覚めた私たちと実験者の間とでチョーカーの色についての確率を共有できる可能性があると見込んだのでした。 ところで、チョーカーがない、オリジナルの眠り姫問題では、フェアなコインをトスするタイミングを変更可能です。少し考えてみましょう。コイントスは一日目ではなく、二日目のインタビューが終わってからとします。 この後投げ設定で、【さあ、あなたは目覚めた。場合Aである確率は?】という問いと、【さあ、あなたは目覚めた。今日は2日目だと聞かされた。場合Aである確率は?】という問いについて、私たち目覚めた被験者はどのように答えるべきなのでしょうか。 《今日は2日目だと聞かされた。場合Aとなる確率は?》にたいして、いわゆる1/3派の人たちは迷うことなく「1/2。ファイナルアンサー。」と答えることでしょう。 《今日は2日目だと聞かされた。場合Aとなる確率は?》にたいして、いわゆる1/2派の人たちは、「2/3。」と答える人たちと「1/2。」と答える人たちとに分岐するかもしれません。後者の人たちは、「え?これからコイントスするのでしょう?表が出て場合Aになる確率は1/2でしょう?」と思うことでしょう。前者の人々は次のように考えるはずです。「2日目だなんて教えられる前は場合Aである確率は1/2。2日目とわかった以上、確率改訂が必要。2/3。(1/2)/(1/2+1/4)。」と考えることでしょう。 ![]() ![]() 眠り姫プロジェクトに次に述べる隠し設定があったと考えてみていただけないでしょうか。 主催者・実験者たちのボスは、日々、フェアな下駄を右脚に履き、右脚を振り回し、下駄を宙に飛ばし、着地させます。このときに、この下駄の表が出る確率は1/2、裏が出る確率も1/2とします。 さて、ボスは下駄の表・裏によって全ての部下たちに指令を出します。 下駄が表の場合。被験者たちのうち2日目の者の首にはめる赤チョーカーには金の刺繍で小さな円を描いてあるものを使用、青チョーカーには銀の刺繍で小さな円を描いてあるものを使用、三日目の青チョーカーには同じ色の刺繍が施してあるものを継続使用します。 下駄が裏の場合。被験者たちのうち2日目の者の首にはめる赤チョーカーには銀の刺繍で小さな円を描いてあるものを使用、青チョーカーには金の刺繍で小さな円を描いてあるものを使用、三日目の青チョーカーには同じ色の刺繍が施してあるものを継続使用します。 以上の裏設定のルールはひどく簡単です。 さて、この裏設定についてを、被験者たちに一日目に知らせたとしましょう。そしてこう尋ねるのです。 《さあ、あなたは目覚めた。チョーカーの刺繍の色が金である確率は?》 1/2派のひとたちも1/3派のひとたちも、「1/2」と答えると思われます。 また、こう尋ねたらどうでしょう。 《さあ、あなたは目覚めた。今日は2日目である。チョーカーの刺繍の色が金である確率は?》 1/2派のひとたちも1/3派のひとたちも、「1/2」と答えると思われます。 チョーカーの刺繍の色に関する質問において《さあ、あなたは目覚めた》と云う情報や、《さあ、あなたは目覚めた。今日は2日目である。》と云う情報が、1/2派のひとたちにとっても1/3派のひとたちにとっても確率の改訂に寄与していないようにみえますし、両派の意見は数値的には一致すると思われてなりません。 コイントスによる表裏の情報と、下駄による表裏の情報との価値が違ってくることには、興味が惹かれますし、刺繍の色についての両派の意見が一致することにも興味が惹かれます。 きちんと理解したいと思っています。 ![]() ![]() 私はこの問題を、「実験中の被験者が今目覚めた時の主観の立場」で答えようとしたのですが、このとらえ方そのものが、他の方とは違っているかもしれません。主観ですから、外部視線(客観)とは異なる答えになる可能性もあることは承知した上で、ということです。この解釈で回答するなら、そのモデルは先に述べた、赤1個の箱と青2個の箱のどちらかが選ばれ、青の箱の場合はさらにランダムに2個のうちどちらか一方が選ばれたとするものです。こうすると、問1は1/2、問2は1/2、問3は1/2、問4は15000、問5と問6は、青である場合の2個のうち1個が欠落したことによるベイズ改訂より、ともに2/3、問7は40000/3となります。
![]() ![]() けんぎさん、No.146 でのお返事をありがとうございます。 いわゆる1/2派に属する御解釈と存じます。1/2派も1/3派も、問5と問6において条件的確率の条件が変わったので計算しなおすという点では一致していますし、また、1/2派も1/3派も《目覚めた》ことを契機とする主観的確率・一人称的確率を重視していることに替わりはございません。両派の違いは、《なにをもってして、同様に確からしいとするか》の基準です。 また、他の解釈もございまして、問1から問7まで、1/2 15000円で答えきるという考えです。コイントスの確率だけに依拠し《目覚め》には価値を認めません。 私は上の3つの解釈とは一線を画しておりまして(ありがたいことに、この出題における皆さんのご意見を拝聴しているうちにこの立場に気がついたのですが)、第4の解釈を持っています。骨子は以下のふたつです。 1)互いに独立な確率空間がふたつある。問いごとに使い分けなければいけない。 2)客観的確率と主観的確率との解離については、本問に限り、これを認めない。情報は全て第一日目に与えられていて《目覚め》による情報増加はない。その一方、「今日は2日目だ」という情報は、【チョーカーの色の確率には】変動を与える。これは単なる条件的確率計算であって、主観的確率・客観的確率の差異とは無関係。 以上、本スレッドにて現れた解釈を総ざらえしてみました。もしもよろしければご参考になさって頂ければと存じます。 この他、細かな論議もございました。たとえば、(主観の世界と客観の世界の両方に存在するインタビュアーを介在させるなどして)、被験者と実験者との間にてバクチをとりおこなえば、どの派の解釈が成り立つのかについて、確認が取れるという提案が1/3派からあがりました。 エトセトラ・エトセトラ…… なかなかに色々でございまして、私には良い勉強になっております。 ![]() ![]() ひとつだけ、いわゆる1/3派が見逃していると思われることを述べてみたいと思います。@場合Aの二日目、A場合Bの二日目、B場合Bの三日目、の3つの可能性が等確率で生じる、というのは正しいのですが、それが生じたとき、@である確率が1/3というのが誤りです。それぞれの確率をpとしたとき、AまたはBが生じる確率は、2pではなく、2p−p*pです。よって、確率pの事態が実際に発生したとき、それが@である確率はp/(p+2p−p*p)=1/(3−p)です。pが小さいならば、ほぼ1/3ですが、pが大きいと、その違いは無視できません。p=1なら、1/2になります。その事態を「目覚め」とするなら、p=1と考えられます。
![]() ![]() (゜▽゜*) α:"@場合Aの二日目、A場合Bの二日目、B場合Bの三日目、の3つの可能性が等確率で生じる、というのは正しいのですが" Ω:"それが生じたとき、@である確率が1/3というのが誤りです。" === 「@場合Aの二日目」、「A場合Bの二日目」、「B場合Bの三日目」で全事象を尽くしていて、3つの可能性が等確率で生じていることが、おっしゃる通りに《等確率》であるならば、@の確率は1/3です。 なにか記述のミスをなさいましたでしょうか。 ![]()
s_hskz
「@場合Aの二日目」、「A場合Bの二日目」、「B場合Bの三日目」で全事象を尽くしていないのであれば、それはそれでひとつの議論ではあります。《足りない》あるいは《過剰》…… こういう議論になるならば、私は、「それでは根元事象は何でしょう?」「何をもって同様に確からしいとなさっておいででしょうか?」と伺いたくなります。 ![]() ![]() 似て否なる問題を作り、自分なりに答えを用意してみました。 === 【似て否なる問題】 一日めに、あなたに関して、ある実験が始められる。まず、あなたは眠らされる。そのあとフェアなコインが投げられ、表か裏かによって、次の二つの措置が選ばれる。 場合A■表が出た場合 一日めに眠らされたあなたには赤いチョーカーが首にはめられる。このチョーカーはあなたにはみえない。あなたは二日めに一度起こされ、インタビューされ、また眠らされ、三日めに起こされ、インタビューされ、その後チョーカーをはずされ、帰宅を許され、バイト代10000円が振り込まれるのを待つ。眠りは記憶を消すほど深いので、目覚めたときに二日めか三日めかはわからない。そのままの状態でインタビューされる。 場合B■裏が出た場合 一日めに眠らされたあなたには青いチョーカーが首にはめられる。このチョーカーはあなたにはみえない。あなたは二日めに一度起こされ、インタビューされ、また眠らされ、三日めに起こされ、インタビューされ、その後チョーカーをはずされ、帰宅を許され、バイト代20000円が振り込まれるのを待つ。眠りは記憶を消すほど深いので、目覚めたときに二日めか三日めかはわからない。そのままの状態でインタビューされる。 場合A場合Bのいずれの場合もあなたは、実験の手続きについてはすべて事前にわかっている。目覚めたときに自分が二日めにいるか三日めにいるか、そしてコインは表だったのか裏だったのかがわからないだけである。 ちなみに、コイン投げがなされるタイミングについては、あなたが最初に起こされる前である。 さて、あなたへのインタビューは次のようなものである。 ◇問1「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は?」 ◆私の答え 1/2 ◇問2「さぁ、あなたは目覚めた。今日は場合Aの二日目か、場合Bの二日目か、場合Bの三日目かのどれかであると聞かされた。 あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◆私の答え 1/3 (条件的確率の基本) ◇問3「さぁ、あなたは目覚めた。今日は場合Aの二日目か、場合Bの二日目か、場合Bの三日目かのどれかであると聞かされた。場合Aである確率は?」 ◆私の答え 1/3 (条件的確率の基本) ◇問4「さぁ、あなたは目覚めた。今日は場合Aの二日目か、場合Bの二日目か、場合Bの三日目かのどれかであると聞かされた。あなたのバイト代の期待値は?」 ◆私の答え 1/3の確率で場合Aであり、このときにはバイト代は10000円、2/3の確率で場合Bであり、このときにはバイト代は20000円、だから、バイト代の期待値は、50000/3円 ◇問5「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。あなたの首にはめられたチョーカーの色が赤である確率は?」 ◆私の答え 1/2 ◇問6「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。場合Aである確率は?」 ◆私の答え 1/2 ◇問7「さぁ、あなたは目覚めた。今は二日めであると知らされた。 あなたのバイト代の期待値は?」 ◆私の答え 15000円 === 上記は、1/2派の方々に1/3派の方々の気分を味わって頂くために作成しました。 問2と問3とで1/3と答えないような1/2派の方々はいないと思いまして。条件的確率の基本であり、産業界、経済界で当たり前のように使われています。 === この、眠り姫問題とは似て否なる問題について、私の答えは、眠り姫問題についての1/3派の答えと綺麗に対応しています。 ですが、似て否なる問題の確率空間は、眠り姫問題について1/3派により与えられる確率空間とは異なる、というのが私の見方です。 異常な確率空間を設定せざるを得ない、そんな眠り姫問題は矛盾を内包しており、場合Aと赤いチョーカーとが、分離してしまうのです。 ![]() ![]() (似て否なるほうではなく)眠り姫問題の異常性は、私の見地によれば、以下の問いに集約されます。 ◇問α「今は第1日め、実験開始の直前である。場合Aである確率は? また、次にあなたが目覚めたときに場合Aである確率は? 両者の確率が等しくないとすればそれはなぜか?」 ◇問β「さああなたは目覚めた。今は第2日めである。場合Aである確率は? 第1日目に場合Aである確率が1/2としたあなたにとって、もしも第2日めの場合Aである確率が等しくないとすれば、それはなぜか?」 私は、眠り姫問題にはふたつの確率空間が設定されていることに気がつくべきだと考えます。赤チョーカーである確率を計算するには、各目覚めを同様に確からしいとして処理する確率空間を用意すべきでしょう。場合Aである確率を計算するには、コイントスの表裏を同様に確からしいとして処理する確率空間を用意すべきでしょう。 眠り姫のケースで、更にいろいろと変種の問いを作った場合、問われる内容については、多くの場合、各目覚めを同様に確からしいとして処理する確率空間を使ったほうが実際的でしょう。 問αを問われたら私は躊躇なく、ふたつの確率空間を明示し、コイントスを基準とすればホゲホゲ、目覚めを基準とすればフガフガと答えたいところです。 ![]() ![]() 「似て否なる問題」、「問α」は素晴らしいですね。「問α」に対し、等しくない理由など説明できない(I can not)から、等しい、とするのが私を含め1/2派の立場だと思います。「できない」だけなのです。また、「似て否なる問題」をさらに一歩進めると(進めていいかどうかは別として)、明確な解が得られるかもしれません。思い切って、4つのケースを「実在」と見なすのです。4つのケースから、場合Aの三日目のケースを除外して最初から3つにしてしまうと、この3つに対称性がないので、この3つが等価であることを示すのは困難です(というか、前に少し書きましたが、等価ではないことは示せると思っています)。ケースが4つあれば、場合Aと場合Bが対称、二日目と三日目が対称なので、4つは等価といえます。そして場合Aの三日目に当たった場合は、「目覚めない」のです。「当たる」とは何か、の説明はもちろんできませんが、とりあえず外部視線で三日目に眠っている被験者を想像することはできます。実験前、「目覚めなかった」可能性が1/4あったので、「目覚めた」場合は場合Aの確率が変化し、問αへの答えになります。この1/4を、残り3つのケースに均等割すれば、解答完成。もちろんこんなことが認められるどうかは別です。
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s_hskz
>前に少し書きましたが、等価ではないことは示せると思っています)。 詳しくお願いいたします。今のところ腑に落ちませんのでして、申し訳ありません。 また、問βの段階で、『等価ではない』こてが効いてきてしまいかねないと存じますがいかがでしょうか。 ![]() ![]() お、久しぶりに見てみたら、けんぎさんの参加でまた書き込みが
![]() 確かこの議論は、 場合Aで二日目、場合Bで二日目、場合Bで三日目、を等価に扱う、 目覚め確率空間で考える、1/3派(T派) と、 場合A、場合B、を等価に扱い、 「今日は何日目です」という情報は、コイントスによる事象が限定されるかどうかの判定にのみ使う、 コイントス確率空間の、(私が勝手に名付けました)O派 が、 それぞれ無矛盾な体系を作っている、 で、決着がついたのではありませんでしたっけ? あとは、問題によってどちらの確率空間を採用するか日和見する「イイカゲン派(by s_hskzさん)」もあるよね、という話。 文献にもあった「1/2派」は、場合Bの二日目、三日目目覚めにそれぞれ、1/4、1/4という確率を当てていますが、これはおそらく、間違いで(たっくん4さんもNo.100で参考文献が「混乱しているような」と書かれています)、この計算をして出てくる、問7の4/3万円というのは、どう実験を組んでも実現することのない期待値だと思います。 この問題で、ひとつ分かりにくい点は、まるでO派が、主観確率を考えていないように見えてしまうことです。(実際はそんなことない)私がNo.92-95で指摘した点に、あれれさんもNo.97で同意されていますが、 もしも場合A、B、Cがあって、最初に確率1/3ずつで割り振り、「今日は三日目である」と知ったら、場合BまたはCであることが分かるような実験系があったら(この設定はNo.92で書きました)、実験中の目覚めで得た情報を考慮に入れ、主観確率を計算し、場合Bと場合Cが1/2ずつの確率であると考えるわけです。情報を得る前はA、B、Cが1/3ずつだったのを改訂した。 この点、その時点でs_hskzさんも、No.93へのレスで「コイントス確率空間で処理すべき設問だろうと判断すれば、目覚めの有無はいっさい関わってこないのです。」と書かれていますが(いまでもそのお考えでしょうか?)、 私は、主観的な確率を考えない計算結果と、正しく主観確率を計算した(但しコイントス確率空間で)計算結果が、たまたま一致しただけだと考えています。 だから、No.92からの設問を考えてみたわけなのですが、O派は、 場合A、場合B、を等価に扱い、 「今日は何日目です」という情報は、コイントスによる事象が限定されるかどうかの判定にのみ使う、 というルールなのだと考えています。 ということではありませんでしたっけ? 久しぶりに議論に参加してみた ![]() ![]() ![]() Yssさん、私の解釈についての綺麗なまとめを有難う御座いました。 >No.93へのレスで「コイントス確率空間で処理すべき設問だろうと判断すれば、目覚めの有無はいっさい関わってこないのです。」と書かれていますが(いまでもそのお考えでしょうか?) はい。テキトー派の私はそのように考えております。ところが、あのあとに、私の中では、テキトー派原理主義者が勢力をのばしつつありまして。穏健派と、しのぎをけずりあっております。 テキトー派原理主義者の言い分は以下の通りです。 ・目覚め基準の確率空間で処理をするときめたときには、チョーカーの色についての確率は計算できる。しかし場合Aかどうかについて確率を申し立てることをしてはいけない。なんとならば、それは別の確率空間の根元事象だから。(ふたつの確率空間が矛盾せずに同居可能な確率問題は多数あり、その場合にはこんなことは言わない。たとえば先日投稿したばかりの似て非なる問題では矛盾がおきないからオーケー) ・コイントス基準の確率空間で処理をするときめたときには、場合Aかどうかについての確率は計算できる。しかしチョーカーの色についての確率を申し立てることをしてはいけない。なんとならば、それは別の確率空間の根元事象だから。(実際に苦しいことに。場合Bの二日目の目覚めの確率が1/4だと主張するにはトリッキーな仮定を必要。) 私のなかでは、あれこれ原理主義者がやかましく、穏健派は困っております。(^ω^) 追記:過激派がメガホンをもってがなりたてつつ言うことには ひとつの確率空間だけで処理できる問題ならば、その確率空間にそなわる根元事象にたいして、いかなる確率を割り当てても数学的にはかまわない、これはベルトランのパラドックス(本当はパラドックスではありませんが)で、明らかになっています。1/2派だろうと1/3派だろうと数学的に正しいのでしょう、もしも眠り姫プロジェクトが〈ひとつの確率空間だけで処理できる問題〉だったならば。 ![]() ![]() Yssさんがおっしゃるに >私は、主観的な確率を考えない計算結果と、正しく主観確率を計算した(但しコイントス確率空間で)計算結果が、たまたま一致しただけだと考えています。 私はこういうときに、たまたまなのかどうか考え込んでしまいます。 一致するということは、情報の追加や逸失がないからだ、と考えたほうがわかりやすい気がいたしますので。 ![]() ![]() そういえば、ベルトランのパラドックスは面倒くさい内容なので、美味しいところ(【何をもって同様に確からしい】とするかについて複数の解釈がある)がある、数え上げるだけですむ問題を探しておりましたところ、先日、海外サイトで出くわしました。 === ある金持ちが新築の自宅の居間に絵画の額縁を6枚かざるスペースをもうけました。以下。 □ □ □ □□□ 金持ちは画家をやとい、6枚の絵を描いてそれぞれ額縁にはめるように言いました。条件はたったひとつで、それ以外は画家の裁量にまかせ、好きなように描いてよいというものでした。 ◆条件 L字型のスペースのうち縦にならぶ4枚のうちどれか1枚には必ず風景画があること、そしてまた、横に並ぶ3枚のうちどれか1枚には必ず風景画があること。 〈問〉L字型の角にあたる1枚が風景画である確率を求めよ。 === なんというアバウトな! この問題は答えなしで出題され、読者がチャレンジし、しばらくしてから出題者により解説がまとめられました。 読者の反応は、概ね、2派にわかれました。 第一の派は、6枚の絵のそれぞれにおいて、風景画の描かれる確率は1/2とし、2^6=64通りのうち金持ちによる条件を満たさないものを排除し、角に風景画があるケースを数え上げるものでした。 第二の派は、画家が何枚の風景画を描くか、1枚から6枚までの確率を等しいとし、おのおのの枚数において、金持ちによる条件を満たさないものを排除し、角に風景画があるケースを数え上げ、最後に、1枚のときの確率、2枚のときの確率、など、枚数ごとの確率を平均化するものでした。 2派が算出した確率は異なりました。〈何をもってして同様に確からしいとするか〉について異なれば確率の値は異なりますが、どちらかが数学的に間違いだ、というわけにはいかない問題として、ベルトランのパラドックス同様に面白い問題です。 ![]() ![]() 相変わらず私は、あれこれと設定を微妙に変更した場合についての各派の模範解答を模索しております。 ちょっとつまずきましたのでご教示を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。特に1/3派の皆様、お知恵を拝借いたしたく……以下です。 元の眠り姫プロジェクトにおいて、フェアなコインを二種類用意します。10円玉と5円玉とします。被験者には以下を伝えます。 《実験者サイドは10円玉と5円玉のどちらか一方を1/2の確率でランダムに選び、それをコイントスし、表が出たら場合A、裏が出たら場合Bに振り分けます。振り分けに使われなかったコインもトスしておきます。 インタビュアーによる問を追加します。 問亀。さああなたは目覚めた。10円玉が表であった確率は? 問虎。さああなたは目覚めた。5円玉が表であった確率は? 問雀。さああなたは目覚めた。場合Aと場合Bの振り分けに使われたのは10円玉であると知らされた。 5円玉が表であった確率は? 問竜。さああなたは目覚めた。場合Aと場合Bの振り分けに使われたのは10円玉であると知らされた。 10円玉が表であった確率は? この四神の問い、1/3派の精神をわかっていたはずの私にはよくわからないのです。 ![]() ![]() コインの枚数を1万枚くらいにすると、場合の振り分けに使われたかどうか不明な、特定の一枚が表である確率は1/2にかなり近いのかなあ……? その特定のコインの表裏とチョーカーの色とは概念が異なるのかも。 ![]() ![]() 目覚め基準で回答しますね。
問亀。さああなたは目覚めた。10円玉が表であった確率は? ⇒ 7/12 問虎。さああなたは目覚めた。5円玉が表であった確率は? ⇒ 7/12 問雀。さああなたは目覚めた。場合Aと場合Bの振り分けに使われたのは10円玉であると知らされた。5円玉が表であった確率は? ⇒1/2 問竜。さああなたは目覚めた。場合Aと場合Bの振り分けに使われたのは10円玉であると知らされた。10円玉が表であった確率は? ⇒ 2/3 使われていれば2/3、いなければ1/2。その確率が半々なので、算術平均が答えです。 全部書き出しても解けます。 10円玉-5円玉の順に、 ●:使われた表 ○使われなかった表 ■使われた裏、□使われなかった裏 A1 ●○、●□、○●、□● の4通り A2 ●○、●□、○●、□● の4通り B1 ■○、■□、○■、□■ の4通り 10円玉5円玉共に、12通りのうち、○●が7通りです。 ![]() ![]() たっくん4さん、早速の御検討をまことに有り難うございます。 手元の表の間違いをみつけました。助かりました。 ひとつ質問をさせて下さい。 五円玉の表裏の分布・事象と、十円玉の表裏の分布・事象とは、独立だと考えられます。 引用(Wikipedia) "2つの事象が独立といった場合は、片方の事象が起きたことが分かっても、もう片方の事象の起きる確率が変化しないことを意味する。2つの確率変数が独立といった場合は、片方の変数の値が分かっても、もう片方の変数の分布が変化しないことを意味する。" 四神の問いと、上の引用からは、五円玉と十円玉とは独立ではないように見えてきました。(私が基本事項について誤解しているだけなのかもしれませんが…) 悩んでおります。 ![]() ![]() No.160の、たっくん4さんの計算に、基本的に同意します。
(但し、場合A、場合Bの振り分けが設問と逆になっていますが・・・読み替えれば・・・同意します) 正しく書き直すと、目覚め基準での全事象は以下の通りでしょう。 A2 ●○、●□、○●、□● の4通り (場合Aの二日目なのでA2としました) B2 ■○、■□、○■、□■ の4通り B3 ■○、■□、○■、□■ の4通り コイントス基準で考えれば、五円玉と十円玉の表裏は独立で、問題ないと思います。 全事象は、コイントス基準で考えると、 ●○、●□、■○、■□、 (五円玉が採用された) ○●、○■、□●、□■、 (十円玉が採用された) の8通りで、この限りにおいては五円玉と十円玉の表裏は独立なのですが、 目覚め基準で考えたときには、 五円玉が採用された場合のうち、 五円玉が表であったときは目覚めが一回で、 五円玉が裏であったときは目覚めが二回ある関係で、 五円玉が表であるとき、十円玉が表である確率 2/5 五円玉が表であるとき、十円玉が裏である確率 3/5 五円玉が裏であるとき、十円玉が表である確率 3/7 五円玉が裏であるとき、十円玉が裏である確率 4/7 と、明らかに独立ではありません。(上の表から数え上げました) ![]() ![]() Yssさん、綺麗なまとめをまことにありがとうございます。 うう…またしても場合AとBとを間違えた私です。昔からの癖なのです。ああ!! ![]() ![]() No.158 - No.162 までを 折に触れ思い出しては考えているのですが、いわゆる1/3派の立場にたつと、『独立事象』の定義に抵触するような気が致しましてしかたがありません。 1/2派の立場にたっても安心できない気がいたします。【今日が二日目だと知らされた場合の確率改訂】の時点で……ちょっと個人的には混迷を深めております。 ![]() ![]() お久しぶりです。
最近この問題を考え直してみて、やはり1/3派は間違っていると思いました。 この問題(の問2、問3)は次の問題と本質的に同じことだと思います。 等しい確率で白い玉1個、または赤い玉2個、を箱の中に入れます。 その箱の中から無作為に1個を取り出したとき、それが白い玉である確率は? 白い玉が場合A、赤い玉が場合B、玉を取り出すことが目覚めです。 この確率が1/2でないという人はいらっしゃいますでしょうか? 白い玉1個と赤い玉2個をすべて箱の中に入れて、 無作為に1個を取り出したときに白い球が選ばれる確率は? と考えているのが1/3派だと思います。 |