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難易度:★★★★★
![]() ![]() ****の中は問題の背景であり、問題とは関係ないので読み飛ばしてもらっても結構ですが、
よろしければ一読して下さい ![]() ※難易度5は後編と合わせた難易度ですので、前編自体はさほど難しくはないです ![]() **** 「もう二月で、そろそろ三年生か・・・あと一年でわたしたちも卒業ね」 美穂は窓枠にもたれかかり、遠くの空を見やりながら言った。 わたし――月成朱美はほお杖をつきながら答えた。 「そうね」 「高校生でいられるのもあと数ヶ月よ。やり残したことはない?」 少し考えてから、首を振る。 「特に、ないわ」 「そう・・・」 美穂は珍しく、黙り込んだ。卒業――それは喜ばしいが、同時に寂しくもある。 美穂には悲しく感じる方が強いようだ。 わたしは努めて明るく言った。 「美穂、こんなことをしてみましょ?」 手帳に書いたそれを見せると、美穂は一転して笑顔になった。 こうして、わたしたちは『あること』を実行に移した。 早いもので、それから半年と数ヶ月が経過した。 ある日の昼休み、わたしたちは担任の神谷先生に呼び出された。 「月成くん、日野くん。君たち、本当に風邪で休んでたのかい?」 先生は机の上の出席簿を指差す。それには計画通り、わたしたちの休んだ日に印が入っていた。 「はい、そうです」 「ふうん、君たちは二人とも一年のときは一度も休んでなかったのにね。 僕にはどうも恣意的に思えるんだけどなあ・・・」 神谷先生はにやりと笑ってから、「わかった、そういうことにしておこう」と言った。 それから放課後になって、わたしと美穂は屋上に向かった。 「ねえねえ、朱美。神谷先生、気付いたと思う?」 わたしは手すりにもたれかかりながら答える。 「それはまださすがにきついのではないかしら? わたしの方の規則性は分かるかもしれないけど、美穂の方は無理でしょう。不可能とは言わないけど」 「二人だけの秘密にしようと思ってたのに」 美穂はすねたようにほおを膨らませた。そして、ポケットからケータイを取り出した。 「念のため、間違えてないかもう一度確認しとこっと」 「もう五回も確かめたんだから大丈夫でしょう」 と、わたしは笑って言ったのだった。 **** 長くなりましたが、本題です ![]() 朱美 美穂 2012年4月 5日 24日 5月 3日 18日 6月 4日 4日 7月 4日 26日 8月 6日 3日 9月 9日 19日 さて、問題です。朱美は十月から来年の三月まで それぞれの月の何日に休むつもりなのかを推理して下さい ![]()
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