大紀は言った。「じゃあ、今度はおれの番だな！」
「よし、来い！！」
今、一太郎と大紀は『第３回クイズバトル』をしている。お互いにクイズを出し合って先に解けない問題が出たら負け。負けたら勝者に１回ご飯を奢らなくてはならないという（厳しい）ルールだ。
ちなみに、一太郎の対戦成績は０勝２敗。２回とも相当高いイタリア料理を奢ったらしい。
「ある小学校で、ガラスを割った容疑のある４人の生徒が呼び出された。分かりやすいようにそれぞれＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄと名前を付けよう。
Ａから順番に話を聞いてみた。この中でうそをついている人が１人だけいる。次の証言を聞いて、誰がうそをついているのかを当ててくれ。
Ａ『私はガラスを割っていません！！』
Ｂ『Ａは本当のことを言っているよ。』
Ｃ『Ｄはうそを言っている！』
Ｄ『絶対におれじゃないよ！』
さあ、嘘をついている人＝割った犯人はだれ？」
「簡単だな。答えは・・・・・・・・・・・・・・・・・・（皆さん、この問題も答えてください）」
「正解だ。簡単すぎたか。」
「じゃあ、次はおれだ。俺もうそを当てる問題だぞ。
外出から戻ってきた部長が、『大切にとっておいたケーキが誰かに食べられた！』と言っている。なのでみんなに話を聞いてみた。
一太郎『俺は食べてないです』
大紀『一太郎と係長は本当のことを言っている！』
係長『俺も食べてはいません』
総務『私、さっき食べている人見ました！』
受付『私も！玄関からさっき出ていく姿を見ました！』
さあ、食べたのは誰？」
「ええっ？おかしいぞ、この問題・・・」
さあ、君たちはこの問題がわかるかな？ついでに、大紀の出した問題にも答えてくれ。