あれは、友人たちと山登りに行った日の事。

　霊が出る事で有名な山｛通称・心霊山（しんれいざん）｝

　朝早くから車を走らせ、山のふもとまで来た。
　そして、オレ達と友人３名とで山の頂上を目指した。

　登って２時間・・・・いや、３時間後。突如分かれ道にでくわした。
　すると、友人Aが「右へいってみよう」と言い出した。
　とりあえず近くの木に石で印をつけてから（迷った時のために）、右の道へ足を運んだ。

　ところがどうだろう・・・！！！

　３０分すると、あら不思議！元の分かれ道へ戻って来てしまった！
「うそだろ・・・！」
「でも、木に印も付いてるし・・・」
「だよなぁ・・」
「どうしてだ？」
みんな口々に言い合った。

「なぁ、みんなここで待っててくれね？オレちょっと行って来る！」
と言い残し、Aは右の道へと消えた。

　そして３０分後。
　
　Aは戻ってきた。

　「・・・・・」心霊現象？霊の仕業？
　
　沈黙。
みんなも「霊のせいだ」そう思ったらしく、顔が青ざめている。

するとcが「霊のなんかじゃない」と呟いた。

Bは「え・・・・？」と、驚きを隠せないよう。（もちろん、オレもAも驚いている）
cはこういってのけた。

「実はこの道・・・・・・・・」
　
ほほう。納得。

だが、これはほんの序の口だったのだ。
このさきに起こることは、オレ達には知る由もなかった。

さて、友人cが言ってのけた「実はこの道・・・・」に続く言葉はなんでしょう？理由は特に要りません。（うん、納得。となればOK！）

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