このクイズのヒント
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ヒントは1つあるよ
ヒントが欲しい人:2人
ヒント:「紙」が半分?
もうヒントは知らないよ
このクイズの参加者(6人)
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難易度:★★
![]() ![]() まるで、ベルサイユ宮殿を彷彿とさせるようなS宮殿。
それにあわせてつくられたフランス式庭園にそびえ立つ、シンボルツリーの木陰に座り、 スージーは優雅に読書中。 噴水の水の音や小鳥のさえずり・・ そんな静かな時間を裂くように、どこからかスージーを呼ぶ声が聞こえて来る。 「スージーさーん!どこですかーー!? ・・あ、いたいた。また推理小説読んでたんですか?」 「ええ。京太郎さんはまた漫画読んでらしたのかしら?」 「ばれました?俺は日本人の癖に活字は苦手ですから。 名探偵コナンを大人買いしちゃったんで、読みはじめたら完徹しちゃいましたよ。 スージーさんはなんの推理小説を読んでたんですか?」 京太郎が訪ねるとスージーはその本を後ろ手に隠す。 本はフワフワなドレスに隠れて見えなくなってしまう。 「・・では、この本の作者をあなたの大好きな暗号でお教えしましょうか? 私からの京太郎さんへのプレゼントですわ。 ・・紙とペンはあるかしら?」 「ええ!?そんなの突然には無いですね・・取ってくるから待っててくれます?」 京太郎は慌てて宮殿に向かう。 ・・途中迷子になり、戻るまで30分ほどかかってしまう。 ゼーハーゼーハーと息を切らしながら京太郎は紙と羽根ペンをスージーに手渡した。 スージーは羽根ペンと紙を受けとると、 【の上、の間の上は濁る】 そう紙に書き、ビリッッ・・!? そのまま暗号が書かれた紙を半分に破ってしまった。 「これが私の読んでいた推理小説の作家を示した暗号です。 もちろん書いた紙を半分に破った事も暗号の一部ですからね。 それから私は数学と虫が嫌いですので悪しからず。」 「・・びっくりしました、暗号がかかれた紙を破るなんて。えーと・・? 【紙を破った事にも意味があるんだよな? 暗号は・・『の上、の間の上は濁る』・・数学と虫が嫌い】?? なんじゃそりゃ〜??」 京太郎はぶつぶつと半分に破れた紙を持ち暗号を見続ける。 暗号の文字がかかれた部分は破れてはいなかった。 う〜ん・・まったく糸口が見つからない。 そんな京太郎を見かねて、 「あら、京太郎さん苦戦中かしら? ではヒント。ここは日本ですもの。 日本らしい暗号とでも申しましょうか・・」 「日本らしい・・?あ、そっか。えーと、それなら紙を破った意味はこれだ。 ん?でも、あれ?どっちだろ・・? あ、そうか!だから、数学と虫が嫌いと言ったんだな・・。 だったらこっちを選択すればオッケー。 それで、最終段階に濁ったやつを真ん中に持ってくると・・? お!?なんか聞いた事ある名前になったぞ!?」 京太郎は一人でブツブツブツブツ・・念仏を唱えるようにつぶやく。 そして・・ 「うん。解りました。作家の名前の一部を表してますね? この作家は俺でも知ってます。・・あの、推理作家ですよね?」 「ええ。その通り。」 「でもこの作家の作品は、ひとつしか知らないです。」 「・・ふふふ。京太郎さんらしいですわ。」 問題 暗号から導き出される推理作家はだれでしょうか? 正解には理由もお願いいたします。理由をあわせて正解とします(2009.02.09 10:04追加) (正解は勝手に君には設定されていません。) 注:この物語りはフィクションです。登場人物等は実在しません。
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