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ヒント知らないよ
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難易度:★★
![]() ![]() 「ごめんね」
それが、俺と、君の別れの合図。 俺は病院に入院していた。彼女は看護士で、病気の俺をいつも気遣ってくれていた。俺の病気は治らないかもしれない、病気なのだ。 そんな俺のことを、彼女はいつも言っていた。 「大丈夫。いつか、来るから」 と。俺は何の事だか分かっていなかった。 いつもいつも、俺は彼女のいう事は聞いていたが、返事なんかしてなかった。けれど、彼女の明るさはとても気持ちよいものだった。 「あたし、看護士になれたのもキセキだから、誰にだってキセキは起こるのもなんだよ」 笑顔で言ってのける彼女。優しい言葉をかけてくれる彼女に、俺はいつしか惹かれていた。 「今日の青空、きれいだよね」「ああ」 「痛いかもだけど、我慢してね」「痛くないから」 たわいもない話。脈をとるとき、君の手が俺の手に触れるだけで、心拍数が増える。 笑顔のたび、見せる笑窪。すべてが可愛らしかった。 「好きなんだけど」「え・・・・」俺がそういったときの、君の驚いた顔。「いいよ」と、告白をOKしてくれたこと。嬉しかったのに。 1ヵ月後。 「あたし、他の病院行く事になったの。ごめんね」「え・・」 「ごめんね。一緒に居られないや」そして、部屋からでていったきり、彼女は2度と、俺の病室には来なくなった。 俺の病気は深刻になっていった。 手術をしないと、死ぬ。とまで、宣告された。 死んでもいいいい。そう思っていた。 だけど・・・・ある日、手紙がと届いた。あの、彼女からだった。 {雪が溶けたら、何になるでしょう?} その一言だけだった。 その一言の意味が分かった瞬間、手術すると決めた。 雪が溶けると、何になるでしょう?漢字一文字だけ、囁き欄にいれてください。かってに君が反応してくれます。(あとから、私もコメントします)
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