「明日から東京に行っちゃうんだね・・」
「ああ。だけど大学を卒業すれば帰ってくる・・たった４年の辛抱だから！」
明日からケンジは東京の大学へ通う為、リカとは遠距離となってしまう。
付き合いはじめて５年。離れ離れになるのは始めての経験。
遠距離＝心変わり・・なんて昔から良く言ったもの。

「ケンジが東京に行っちゃたら私、きっと他の人からモテモテでケンジの事なんて忘れちゃうかも。心かわりしちゃって、今の私の面影なんか残ってないかもしれないなあ・・」
「そんな不安になるような事言わないでくれ！」
不安な顔を浮かべるケンジにリカはポケットからある物を取り出してケンジに渡す。

「梅干・・？それになんだよ、この赤い紙？？」

それはどこにでも売られている小袋に入った梅干と赤くて薄い紙切れのような物が1枚。
「これが私の本当の気持ちだから。」
笑顔でそう言い残して「バイバイ」と走り去っていく・・

「どういう意味だよ？」
ケンジは梅干と赤い紙を見ながら考え込んだ。
梅干はごく普通の梅干。
赤い紙はペラペラでひとさし指一本分くらいの大きさ。どこかで見た事があるような・・なんとなく懐かしい感じの・・

「あっ、そうか。これはあれか！？だとするとこの梅干の意味は・・・」

ケンジは突然あはは・・と笑い出す。
「照れ屋なリカらしいメッセージだな。・・リカ、ありがとう」

では問題
「梅干」と「赤い紙」でリカがケンジにあてたメッセージとはなんでしょうか？

※この問題の答えにつながるキーワードを検索すると過去問題で出てきてしまいますが、まったく意味が違う事で投稿した事をご了承ください。

>>15　第１ヒント
>>20　第２ヒント
>>25　第３ヒント
>>37　第４ヒント