「きよまえ屋敷の七人迷探偵事務所」には、七人の子供がいます。紹介させていただきますと―
【騎帝　神】きみかど　かむら　　六月九日生まれ　十二歳　女　通称キーカ
【猪得　伊浪】いのえ　いなみ　　一月二十三日生まれ　十一歳　女　通称いの
【陸中　麻実】おかなか　おみ　　四月七日生まれ　十二歳　女　通称ナカ
【山本　弥】やまもと　やよい　　十一月十一日生まれ　十二歳　男　通称ヤマト
【美馬　素樹】みま　もとき　　三月十二日生まれ　十一歳　男　通称ミーモ
【荒河　飛鳥】あらもと　あすか　　九月三十日生まれ　十二歳　男　通称あす
【榎本　江南】えのもと　えなみ　　十二月十日生まれ　十二歳　男　通称エナ
―この七人。今日も問題を出し合っているようですね。ちょっと覗いてみましょう。

エ『レベル高くない？全然分かんない』
ヤ『この前エナが出した問題より簡単、それか同じぐらいだろ』
ミ『ほら、ヤマトはエナの問題に答えられなかったからうらんでたんだよ』
ヤ『ミーモは人の悪口をいうのが得、イテッ』
キ『皆、喧嘩は駄目。あす君のお菓子がなくなるよ』
あ『え、オレ！？』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コンコン
ナ『どうぞー』
？『こんにちはー』
い『どなた様ですか？』
ミ『ああ、こんにちは』
キ『・・・っと、あ、こんにちは。ようこそ』
ナ『これ、誰？』
？『君、人を「これ」扱いするのはやめてね。私は枯枝。』
い『作者？』
枯『違うよー。作者は「こいし」。私は「かれき」。』
あ『紛らわしい』
枯『まあね。私は作者の分身だし。で、問題は？あ、ヤマトが出してるヤツね』
ヤ『ごめーとー。こんな問題だ』

あるところに姉弟がいました。姉は『ウミ』、弟は『リク』という名前でした。
ある日、リクがウミに言いました。
『今から、怖い話をします。これは、本当にあった話です。あるところに「ソラ」という子がいました。ソラは
生まれつき体がよわく、心臓発作を起こしてしまう事がありました。ある日ソラが夜道を歩いていると、幽霊が
出ると噂の公園がありました。ソラは幽霊がいるか確かめたくなり、公園に入りました。すると一人の女性が。
でもその人、足がなかったのです。ソラは助けを呼ぼうとしたのですが、近くに人はいませんでした。ソラは
怖くて、心臓発作で死んでしまいました。』
これを聞いたウミはこう言いました。
『それは、本当にあった話ではありません。作り話です。』
ウミは何故そう断言する事が出来たのでしょうか？

ヤ『どうだ？』
枯『なーんだ、簡単じゃない。こうこうで、こうでしょ？あ、このお菓子食べるわね』
あ『ちょーっ！それオレの！って、ええ！？七袋も減ってる！？枯枝、オレ様のお菓子をー！？』
枯『いいじゃない。こう見えても私は大学生よ？食べ盛りなのよ』
ナ『ああっ！うちのも減ってる！食べ盛りでもこんな短時間でこんな食うヤツがあるかー！？』

―皆さんは解けますか？―


二度目の投稿です。なので、分かりにくいところもあると思います。そんなときは―
不満を書いた紙を右のポケットに入れ、私の家、もしくは私の頭の中に向かって強すぎない電波をおくってください。
無理な場合は、ここに囁きとしてお願いします。