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自称名探偵2「事件は無かったことにされた」
難易度:★★★  
?クリカラ 2008/11/30 05:27
この問題は「自称名探偵1」の続きです。http://www.quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=8616

「早く警察に届けた方がいいでしょう」
「いや…警察沙汰にはしたくない、指輪は諦めるよ」
「そうですか…最後に一つだけ伺います。金庫を開けることが出来るのは誰がいますか?」
「私と家内の二人だけだ」
「…分かりました。また何かあれば声をお掛けください」
「ああ、今日はありがとう」

「…というようなことがあったんだが、何かおかしなことはなかったかい?」
その日の夜、ダンディと呑みながら話をする。
「おいおい、お互い守秘義務はあるだろう」
「君もそんな言葉を知っていたんだな」
「まあ確かに、盗みに遭ったのに通報しないってのはおかしな話だ。今から、独り言を言うけど聞かないでくれよ」

以下は火事の際の検分内容。
家族構成は、鈴木、嫁、息子、住み込みのメイドの4人。

それぞれの供述の内容
鈴木
夕食後に書斎で本を読み始める。23時頃夜食をメイドに頼む。内容はサンドイッチとコーヒー。
本を読みながら寝てしまう。 目が覚めた時は外に出ていて、息子の背中におぶさっていた。
タバコを吸いながら本を読むのは癖のようになっていて、普段からしている。


夕食の後は寝室へ(この部屋は鈴木と二人の寝室で金庫のある部屋)。火事の時はすでに寝ていた。
0時頃に騒ぎの声で目が覚める。メイドから火事のことを聞き、外へ逃げる。

息子
夕食の後、自分の寝室へ。0時はまだ起きていた。メイドの呼ぶ声を聞き書斎へ。
眠っている鈴木を背負って外へ。部屋から出たところで母親と合流した。
「この時まだ火は小さくて消すことが出来そうだったが、父親が目を覚まさないのでやむなく逃げることにした」と供述。

メイド
夕食の片付けや、戸締りなど一通りの仕事を終えて、一旦自分の部屋へ。
23時にサンドイッチとコーヒーを書斎に持っていく。
0時に食器を片付ける為に書斎へ行き、床が燃えているのを発見。
揺すっても鈴木が目を覚まさないので、息子を呼び運んでもらう。息子が来てから嫁を起こしに行った。
119番通報をした後、最後に屋敷を出た。

火事の状況
机のすぐそばに、灰皿と燃え尽きた本、吸い殻が落ちていた。これが発火場所だと思われる。
そこから近くの本棚に引火したようだ。
机はあまり燃えておらず、皿と飲みかけのジュースコーヒーがそのままになっていた。
消防車は0時15分に到着。大きな火事にはならず、消火作業は0時30分に完了している。
警察の到着も0時30分。正午まで検分が行われた。


「…こんなところかな」
「長い独り言だったな、ありがとう」
「何かピンときたか?」
「ふむ、いくつかの可能性があるが、表沙汰にしたくないというのならこれ以上詮索するのはよそう」
「こっちだけ話させておいて、それはないぜ」
「守秘義務があるんでね」


問題 鈴木が警察に届け出なかった理由は何故か?

12/5追記 問題文に「吸い殻」を追加しました。
12/9修正 「ジュース」を「コーヒー」に変えました。
以後、ジュースについての考察は必要ないです。
Answerコメント欄参照
■
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