このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(6人)
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難易度:★★★
![]() ![]() *** 某月某日 橙市内某喫茶店にて ***
「ねえねえ椿、コレ見てー?」 お昼ごはんを食べ終えたあと、席を立っていた真珠美が戻ってくるなり言った。アイスティーの氷をストローで弄んでいた椿は、その声に顔を上げる。真珠美の手には手のひらに乗るほどの大きさの何かを持っている。 「何? 手帳?」 「そう。誰かがトイレに忘れていったのね…」 手帳にしても小さいサイズの部類に入るだろう。淡いパープルに「2008」と書かれた繊細な金文字から女性らしい印象を受ける。挿してあるボールペンは細身のシルバーで、よく見るとキャップの縁に「N・S」と彫られている。 「じゃあ、お店の人に届けておいたら?」 「うん、そうなんだけどー、ちょっと見たら表紙のところにお金が入ってるみたいでー…」 見ると、確かにカードなどを差し込むための切り込みに、1万円札が入っているようだ。 (…なおさら届けようよ、真珠美ちゃん) そう思いつつも、何となく今後の展開が読めるような気がする椿である。 「本当の所有者じゃない人が名乗り出たりしたらイヤじゃん? だから…」 「この手帳が誰のものなのか、推理しろってこと?」 「ご名答!」 うふふ、と笑う真珠美に対して、椿は既にげんなりとした表情である。 そもそも今日は…、いや、今日会った目的については、また別の話だ。 「清掃時刻の表に書いてあった時間は10分前くらいだったわ。それより前に忘れたんだったら店員さんが持って行っているはずだから、多分この持ち主はまだ、この喫茶店の中にいると思うの」 (でも推理するって言っても、材料が…)と椿が思っていると、真珠美が件の手帳を開いて言った。 「それでなんだけど…この手帳、書いてあることが暗号みたいでね…」 (他人の手帳を見るのは抵抗が…)と思いつつも、目の前に出されては見るより他ない。椿は差し出されたその最初の1ページを見る。 見開き1ページでひと月分のカレンダーになっている形式のもので、書き込める場所はかなり小さい。左上に「1月」とあり、1月の予定が几帳面な細かい字で書かれている。 真珠美の言う「暗号みたい」なことはすぐにわかった。そこだけ蛍光ペンでマーカーが引かれていたからだ。1月14日の欄にはこのように書かれている。 『弁天@浅草11:00~』 (………わかるような、わからないような…) 1月にマーカーが引かれた予定はそれだけだったので、1枚ページをめくり2月・3月とページを繰ってみる。ちょうど、ひと月につき一つずつ、マーカーの引かれた予定は存在していた。 2月『赤穂@銀座11:00~』 3月『京o@銀座16:30~』 4月『飛*@銀座16:30~』 5月『四谷@新橋16:30~』 (ふぅん…。ってことは、「暗号」というより、「この小さい欄に無理やり詰め込むために」こう書いたんでしょうね…) 「ところで…私、真珠美の前にお手洗いに入った人なら知ってるよ? この席からは見えやすいから、見てたもの」 「え? 誰?」 「さっき店を出て行ったグループの中にいた、和服の女性」 厳密に言うと、真珠美が席を立つ前にこの店を出て行ったグループの中にいた女性だ。上品な和服姿で、目鼻立ちのはっきりとした人目を引く美人だったため、何となく印象に残っていたのだ。 椿が言うやいなや、真珠美は椿の腕をむんずとつかみ、椅子から立ち上がる。 「追いかけるよ!」 後で気付いたら店に戻ってくるだろうし、お店に預けといた方が確実じゃーん、と言う暇もあらばこそ、真珠美の勢いに何となく気圧されて、椿も店を出ることになった。 (>1へ続く)
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![]() ![]() *** 橙市内 某所 ***
店を出て、かの和服女性が出て行った方向に二人は走る。途中で真珠美が、はたと気付いたように言う。 「あ、でも私の前に入ったからって、その人のものだとは限らないよね?」 「…それは、まあ、たぶん大丈夫。だって、あの手帳…」 椿が言いかけたところで二人は大通りに大通りに出た。あの女性がいないかと左右を見渡したところで異状に気付く。数十メートル先の横断歩道に人だかりが出来ている。 もしかしたら、あの人だかりの中に目当ての人物がいるかも、と真珠美が言い、二人はその人だかりに近づく。 人だかりの原因はどうやら交通事故のようだ。さらに近づいたとき、椿が気付いた。 「あ、あの人…!」 二人が探していた人物がそこにいた。その人だかりの真ん中に、いたのだ。 車にはねられたのだろうか、とにかく怪我をしているようで、ぐったりとしていた。店の中で見たときにも色白だとは思ったが、今はさらに青白い顔色をしている。 椿が声をあげたことで、知り合いだと認識されたのだろうか、人だかりの中に比較的すんなりと入ることができ、和服の女性の側に寄る。 「あの、あの、この手帳…」 真珠美がずっと手に持っていた手帳を差し出す。この状況で手帳もないだろうと思う椿だったが、その手帳を認めてか、彼女は苦しそうにしながらも何事かを言おうと口を動かしている。しかし、近づいてくる救急車のサイレンの音で聞き取れない。何とか聞き取ろうと耳を近づけると、漸くその声が二人の耳に届いた。 「…あ…か……し……………」 ぱた、と彼女の手が、糸が切れたように落ちる。意識を失ってしまったのかもしれない。すぐに救急車が到着し、救急隊員が彼女を運んで行く。 再びサイレンを鳴らしながら救急車が去っていくのを、祈るような気持ちで見送る。 結局、真珠美の手の中に残されたままの手帳をぼんやりと眺めていると、周囲の人の声が耳に入ってきた。どうやら、目撃者が警察に状況を説明しているらしい。 「…女が二人で言い争ってて…」 「…そのあと、あの和服の女をもう一人の女が道路に突き飛ばしたんだよ…」 椿と真珠美は、顔を見合わせる。 「……殺人?」 「ってことは、あの最後の言葉…」 ――『ダイイング・メッセージ』の言葉が二人の頭の中をよぎる。 「アカシア…?」 「私にはアカシヤに聞こえたけど…」 再び真珠美の手の中の手帳に視線を落とす。二人にとって、あの和服美女の情報はこれしかない。 (アドレス帳!) ほぼ同時に二人はひらめき、真珠美は手帳の後ろに別冊で挟みこまれているアドレス帳を抜く。椿はアドレス帳を抜いたあとの手帳を預り、その最後のページを確認する。 『PERSONAL DATA NAME:白峰虹海(N.SHIRAMINE) ADDRESS:東京都×××……』 どうやら、これがこの手帳の主の名前らしい。 「まずは…兵庫の明石市の住所の人がいないか、よね?」 「うん。あとは、『明石さん』とかって名前の人とか…」 そうして二人で頭を突き合わせるようにして数十件分の住所を確認したが、記載されている住所はどれも関東近辺のものばかりで、明石市の住所のものは無かった。『明石』やそれに類する名前も記されていなかった。 「うーん、そんな上手くはいかないか…」 ふぅ、と深くため息をついた真珠美に対して、椿は何事かを考えている。 「ねえ、私たち、彼女があの喫茶店を出てからさほど時間を置かずに出てきたじゃない? ここだってあのお店の目と鼻の先よね? ってことは…」 「そっか! あの店に一緒に来ていた人とまだ一緒だった可能性が高いってことね?」 言うが早いか、真珠美は手帳をぱらぱらとめくり、今月のページを開く。 「今日の日付のところは…『市川,大谷,川崎,中村,松嶋/ランチ』…この中の誰か、ってことかしら?」 真珠美が言った名前のメモを取り、椿は先のアドレス帳を使い、それぞれのフルネームを調べる。 ・ 市川実咲■■東京都在住 ・ 大谷友恵■■東京都在住 ・ 川崎莉香■■神奈川県在住 ・ 中村寛子■■神奈川県在住 ・ 松嶋やよい■千葉県在住 「そうね…、この中で誰かって言ったら、この人じゃないかな?」 椿は5人のうちの一人をはっきりと指し示した。 ***************** ![]() ![]() 毎度のことながら(ちょっと久しぶりですが・笑)長文にお付き合いいただき恐縮でございます。
この問題は、実は以前に全ボツにしたものを復活させてみたものです。なぜって、本当は今回予定していた問題を全ボツにしたからです ![]() さて、今回の問題は3つあります。 Q1 蛍光ペンでマーカーがされている予定は何をあらわしているのか。 Q2 手帳がその「和服を着た女性」のものだと椿が思った理由は何か。 Q3(和服女性=白峰と仮定して)彼女の最後の言葉が指し示すと思われる人物は5人のうち誰か。 Q3に関しては5択になりますので、理由も併せて御願いいたします。 また、Q1とQ3については「関連します」とだけ言っておきましょう。 それから、Q2はこちらで用意している解答もさほど強いものではないので(ですから椿も「たぶん」と言っているわけですが)別解・反論があるかもしれません。とはいえ、色々な考え方を勉強させていただきたいので、別解・反論もウェルカムです ![]() 蛇足ながら、登場人物等は実在のものとは全く関係ないことを記しておきます。 ヒミツ
![]() ![]() こんにちは、参加させてください
![]() 前作参加していないのに(わからなくて ![]() Q2はこれくらいしか思いつきませんでした ![]() ![]()
pekoe
完敗です
![]() ![]() Q1・Q2・Q3 すべてこちらが用意している解答です ![]() 強いていうならば…「伏せ字」ではありません。一応意味がちゃんとありますので、すべて解読していただければ嬉しいです ![]() ![]()
pekoe
うーん…着眼点は悪くないのですが…
![]() ヒミツ
![]() ![]() こんばんは
![]() ![]() と言いつつ、実は予想以上に磯菓子の状況が悪化しておりまして、頭の中がとっ散らかっております。 ![]() 取りあえずQ2は思いつきで失礼しますね…… ![]() ![]()
pekoe
またしても完敗でございます
![]() Q1・Q2・Q3ともに正解でございます ![]() そうですねぇ…やっぱり「飛*」あたりは難易度高かったかもしれないですねぇ… ![]() N・Sは・・・そのボールペンは、磁石ですか〜〜?
![]() ![]() こんばんは〜〜
![]() 一気にグレードの下がる囁きを、失礼しま〜す ![]() (昼間に職場で見たままの印象です・・・) ![]()
pekoe
そうそう、サバイバルゲームでは重宝するんですよ、糸で吊るすと方位がわかりますから…って
![]() とっても面白かったので公開&ナス進呈です♪ ![]() ![]() ☆3は「Q1☆1、Q2☆1、Q3☆1」の合計です! と負け惜しみを言ってみるpekoeです
![]() >海☆ミさん 正解おめでとうございます! コレがお好きとのことですから、おそらく基本的知識をお持ちだったのでしょう ![]() >ひでぽんさん こんにちは〜 ![]() ひでぽんさんの問題、考え中ですが…難しくって…精進します ![]() >シーラさん 正解おめでとうございます! お忙しい中でのご参加ありがとうございます ![]() シーラさんは、もしかすると詳しいかもなぁ…っていうのは感じていました ![]() >oimさん 楽しい解釈をありがとうございます ![]() しかし…無論ボールペンは磁石ではありません ![]() 本来Q1・Q3とQ2は、関連しないものなのですが…、海☆ミさんとシーラさんがいきなり3つとも答えられているところをみると、実は微妙に関係するのかもしれないです ![]() ![]() ![]()
pekoe
1行目はその通りです
![]() 2行目は、正確にはちょっと違いますが、まあそういうことですね ![]() 後半部分に関しては、もう一ひねり必要なのです ![]() ![]()
pekoe
Q1は、正解されてらっしゃいます
![]() しかし、Q3が…?? もしかしたら別解になるかもしれないので詳しく解説いただけると幸いです ![]() 最後にQ2は、@は着眼点としては悪くないですよ ![]() ![]() Aは、必ずしも「これから××に〜」とは言えないかと ![]() ということで、総合して「おしい」を進呈☆ ![]()
pekoe
Q3はそれでOKでしょう
![]() ![]() ははあ、なるほど…。まあこういったものは毎回変わってしまうものですし ![]() ![]() ![]()
pekoe
どちらもその通りです
![]() ![]() ![]() ![]() pekoeにとっては味覚の秋
![]() ![]() >海☆ミさん これで、完全正解!ですね ![]() 「京o」も完全に見抜かれてしまいました… pekoeももっと精進しなくては… ![]() >pontaさん pekoeの性格が悪いのが徐々にバレつつありますね(←悪びれない ![]() でも、少しずつヒントは出しますので(pontaさんに有効なヒントとは限りませんが ![]() ![]() ![]()
pekoe
これはひでぽんさんも囁いてくださったのですが…
![]() 考えられなくもないですが、これだけだとちょっと弱いでしょうね ![]() ![]() ![]() このところ、急に寒くなりました
![]() 見得はって薄着していたら、寒気がきています ![]() ![]() >海☆ミさん これのご予定入れられるんですか? 良いですねぇ ![]() pekoeは個人的には10・11月なら浅草ですね(実際行けるかどうかは不明ですが ![]() さて、ではQ2をお考え中の方に少しヒントを… ポイントとしては2つ。 1つ目は「この手帳の特徴」。これは問題文を読んで下さいとしか現状では申しあげられません ![]() 2つ目は「なぜ手帳がそこにあったのか?」 お手洗いで手帳を開く…ちょっと考えにくいと思いませんか?? え? Q1・Q3についてもヒントをくれ?? ちょっとずつですが出してますよ ![]() 何かしらの化粧道具兼用(表現ムズい)の手帳だった
![]() ![]() pekoeさんコンバンワ
![]() ![]() Q2は、全くもってわかりませんです ![]() なんでわかんないんだろう??と考えるに、 @pontaは男子 ![]() Apontaは和服についての知識ゼロ ![]() Bpontaは手帳を持たない ![]() ということで、しばしヒント待ちッす ![]() といいつつ、いい線行ってんじゃね〜 っと淡い期待 ![]() ![]()
pekoe
「あぶら取り紙にもなる手帳」くらいならありそう??
![]() ![]() ![]() やはり風邪をひいてしまったようです
![]() ![]() しかも、磯菓子が溜まっています…全く誰の差し金でしょう?(自分が溜めてただけだろ ![]() >pontaさん こんにちわわです ![]() >@pontaは男子 >Apontaは和服についての知識ゼロ >Bpontaは手帳を持たない 性別に関してはpekoeもどうしようもないのですが ![]() 囁きも全くの見当はずれというわけではありませんし ![]() というところで、もうちょっとだけ放置してみましょう ![]() ヒミツ
![]() ![]() 放置プレー
![]() ![]() ![]() じつは、ハニーは某学院の着付けと組紐の先生だったりしてたりするのですが… 聞けない… だって、怒られそうなんだもん ![]() 私は一所懸命Mちゃんの勉強みてんのに、あんたはクイズかい ![]() ![]() そうですよ〜 ![]() ![]() ところで、風邪ですか… お気をつけくださいまし ![]() ![]()
pekoe
Q2はそういうことですね
![]() …そういえばpontaさんには、まだ「宿題」がありましたね ![]() ![]()
pekoe
ちがいますよ〜
![]() ![]() 「宿題」はpontaさんしか見ていない「アレ」ですよ ![]() ![]() ![]() ↑あ"〜
![]() ![]() ![]() 実はアレ、かなり理解できず(←日本語おかしい)、見なかったことにしようかと思ってました ![]() んじゃ、今週末にじっくり考えてみますね ![]() ![]() ![]()
pekoe
>見なかったことにしようかと〜
そんな淋しいこと言わないでくださいよ〜 ![]() しかし、そのうち、あの囁きも公開してしまうかも… ![]() ![]() ![]() *** 橙市内 某所にて・その後@ ***
「そもそも、どうしてこの手帳があの人のだってわかったの?」 真珠美が目をまるくして訊ねる。 「突き詰めて言っちゃうと『あの人が和服を着てたから』ね。本当はそれだけだと根拠はかなり弱いんだけど、あの人もあのトイレに入ってたわけだし、その確率は高いと思ったのよ」 「だから、どうして? どうして和服着てると…?」 なおも質問を重ねる真珠美を遮るように椿は言う。 「しかも、冠婚葬祭とか改まった雰囲気じゃなくて、喫茶店で友達と会うのに和服を着ていたのよ。実際、手帳にも『ランチ』って書いてあったわけだし」 「…つまりは、彼女が特別な場所でだけ和服を着る女性とは違って、割と日常的に和服を着る女性だと思ったからってこと?」 ***************** ちょっとご無沙汰してしまいました…反省 ![]() 皆さんの問題にもあまり遊びに行けておらず…見てはいるのですが…ね ![]() 今週は頑張れる…はず… ![]() >pontaさん 正解おめでとうございます ![]() って、ハニー様は着付けの先生でらっしゃったんですか!? ![]() pontaさんの愛しのハニー様ですから、さぞやお美しいのでしょうね ![]() ![]() ![]() *** 橙市内 某所にて・その後A ***
「あとは、手帳のマーカーの予定…」 「え? これも関係するわけ?」 真珠美は自分の手に視線を落とす。例の手帳は未だ彼女の手の中だ。 「そう。これが好きな人は必ず和服を着るっていうわけじゃないんだけど、和服着てこれに行くっていうのは、格好いいかも」 手帳を再び開き、中を確認しながら真珠美が言う。 「『弁天@浅草11:00~』…。確か浅草寺に弁天堂って無かったっけ?」 「確かにあるけど…それを『浅草の弁天堂』って意味にとると、他の予定の意味がわからないのよね」 ***************** ちびちびちびちび、進めています ![]() ![]() ![]() 欲張ってちょいお高めの幕の内弁当を食べたら、思っていたよりも量が多くてもてあましてしまいましました
![]() …反省 ![]() *** 橙市内 某所にて・その後B *** 「じゃあ、先にどうしてこの手帳の持ち主が彼女だと思ったのか、教えてよ。そこから、このスケジュールの内容を考えるから」 真珠美はパシンと音がするくらい勢いよく手帳を閉じて言う。椿は苦笑して、その手帳を真珠美の手から受け取る。 「まずは、この手帳の特徴。この手帳には大きく二つの特徴がある…」 「ひとつめはお金が入っていることね。もうひとつは?」 「サイズが小さいことよ。細かく予定を書き込みたいならもう少し大きめの手帳を買えばいいわ。なのに、蛍光ペンの用事なんか、この小さい欄に無理やり書くために一見わからないくらい省略して書き込んでいる…とすると」 「手帳のサイズは小さい方が、この人にとっては良かったってこと?」 「そういうこと」 ***************** Q2に関しては、かなり答えに足を突っ込んでますね ![]() ![]() ![]() おやおや、またも一週間放置
![]() ![]() *** 橙市内 某所にて・その後C *** 椿は続けて言う。 「お金が入っているのは、何かの用心のためかもね。私がこの手帳の持ち主を推測したのは、サイズが小さかったから…。手帳を小さくしたい理由が何かあったのかも、と思ったわけ」 「なるほど…」 「それと、手帳を忘れていった場所。あまり、お手洗いに来て手帳を開くことは少ないわよね」 すっかり聞き役に回っていた真珠美が口を挟む。 「でも、もしかしたら電話がかかってきたりして、手帳を確認したのかも」 「仮にそうだとして、直前まで使っていた手帳を置き忘れるかしら? 私なら確認なり書き込みなりしたら、すぐにしまっちゃうと思うけど」 「確かにそうね…」 「とすると、他のものを取り出すのに邪魔だったから手帳をバッグから出したと考えるとスッキリするの。化粧直しのためにポーチを取り出そうとして、とかね。そして、化粧を直す間に手帳を忘れてしまった…」 「ふむふむ…」 「これと、手帳のサイズが小さかったことをあわせて考えるとこの手帳の持ち主のバッグは小さいと考えられるわ」 「大きいバッグのときはそうでもなくても、小さいバッグから何かを取り出すときって、他のものが邪魔になっちゃうこと、あるものね」 「そして、和服に合わせるバッグっていうのは、小さなものが多いのよ」 「和服に肩掛けのトートバッグなんて、合わないしね…ってあれ?」 そこで真珠美は初めて気付く。 「これが理由だとすると、蛍光ペンの予定が何なのか、わからなくない?」 ***************** 蛍光ペンは、シチュエイションにあった、バッグの種類(柄)をさす?
![]() ![]() お久し振りです
![]() おととい、新しいバッグを買いました ![]() 秋らしく、ダークブラウンです ![]() ![]()
pekoe
うーん…そういうわけではないのです…
![]() ![]() ![]() >oimさん
ずっとお考えいただいているようで申し訳ないことで… ![]() バッグと予定の共通点は、私のストーリー展開上のミスです ![]() この2つを結びつけるのは、「和服」だけと考えていただいて結構です ![]() この辺で、pekoe的サブタイトル「●●●からの手紙」の例の囁きをオープンさせておきましょう… pontaさん、ふたりだけの秘密 ![]() ![]() ![]() ついでに、この問題のコメントたちに、こっそり細工〜♪ ![]() ![]() 夜、寝ていると寒くて目が覚めてしまい、すっかり寝不足のpekoeです
![]() ![]() *** 橙市内 某所にて・その後D *** 椿は苦笑いを浮かべながら、言う。 「そうね。じゃあもう一度、手帳の予定を見直してみよっか。…とにかく全部、アットマーク以下は地名になっているわね」 「浅草、銀座、新橋…ずいぶん場所に偏りがあるわね。何か共通することがあるの?」 「あるわ…毎年1月に浅草公会堂で行われて、新橋の演舞場でも定期的に催されているけれど、何と言っても銀座ではほぼ常設ね…『歌舞伎座』で」 「『歌舞伎座』…ってことは『歌舞伎』? あの女性は歌舞伎鑑賞が趣味だってこと?」 「アットマーク前に書いてあることと併せて考えると、恐らく間違いないでしょうね。…「1月の『弁天』は『弁天小僧』、つまり『白浪五人男』。そして2月は『赤穂』といえば『忠臣蔵』よね。」 『歌舞伎』という言葉をもとに真珠美は考えつつ言う。 「うーん…そうすると5月の『四谷』は『四谷怪談』みたいだけど、3月と4月がよくわからないわ。大体この記号は何?」 「『京o』と『飛*』ね。『京o』はたぶん『京鹿子』。鹿の子絞りの柄に掛けたのね。歌舞伎で『京鹿子』といえば、『京鹿子娘道成寺』。『飛*』の『*』は六方に線が伸びていると考えて『飛六方』。『勧進帳』のクライマックスで弁慶が花道から退場する方法よ」 ふう、と溜息をひとつついて、真珠美は口を開く。 「私、あんまり歌舞伎には詳しくないんだけど…、そうすると最後にあの女性が言った言葉『アカシア』だか『アカシヤ』だかはどういう意味になるの?」 ************* 今週中くらいに閉める…かと思われます ![]() ![]() ![]() 嗚呼…、全くご無沙汰してしまいました
![]() ![]() *** 橙市内 某所にて・その後E *** よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに、椿は話し始める。 「歌舞伎役者にはそれぞれ『○○屋』っていう屋号があるの。商店とかの屋号とは違って、歌舞伎の屋号は基本的には役者名についていて、その役者の一門を総称して『○○屋』って呼ぶみたいね」 「なるほど、ってことは『明石屋』っていう屋号があるわけね?」 「そういうこと。そしてその屋号のつく役者名は『大谷友右衛門』」 「もう答えは明らかね…」 その後、結局二人はその手帳を、後から来た警官たちに預けることにした…。 ***************** 解説を書いていて疑問に思ったこと。なぜ白峰は『明石屋』なんてややこしい言い方をしたのだろうか? 普通に「大谷友恵」って言えばいいのに…(それは言わないお約束☆??) というわけでフィナーレです。ここまでお読みくださり、ありがとうございます。 とりあえず、1週間ほどこのままにしておきます…。 ![]() ![]() こんばんは
![]() 時々チェックしてはいたのですが(多分歌舞伎関係の事かな、とも思いましたが) なかなか調べる所までできなかったです ![]() 「言い訳」も是非 ![]() ![]()
pekoe
ご無沙汰しております
![]() チェックしていただいていたとのこと、ありがとうございます ![]() 「言い訳」…頑張ります ![]() ![]() ![]() こんばんは
![]() 正解発表、お疲れ様でした。 ![]() 実は歌舞伎はさほど詳しくはないのですが(だから京○と飛*は分からず…)、大きくなるまで祖父母と同居しておりましたため、この方面や時代劇関係は何とはなしに聞いて知っている、ということが多いのです… ![]() (各演目の正式な題名や「明石屋」についてはさすがに調べましたが…) pekoeさんのご出題は暗号が知識と自然な形で結びついていて、いつも「上手いなあ…」と感心しております ![]() 大分お忙しいようですが、無理のない範囲でまたご出題頂ければと楽しみにしています。 ![]() 私も出来れば年内に出題したいのですが、再び磯菓子を大量に頂いておりまして… ![]() ![]()
pekoe
お運びありがとうございます
![]() 歌舞伎は学生時代には平日昼に行けたので、銀座に遊びついでに行ったりしていましたが、最近はさっぱり… ![]() シーラさんも磯菓子のようですね…。私も頑張ります… ![]() ![]() ![]() こんにちは、〆られる前にコメント間に合ってよかったです
![]() 弁天・浅草・赤穂・四谷 この並びでお、歌舞伎かな?と思ったら、 容疑者の「市川」「中村寛・・」の部分が目に入ったので、 あぁ、聞いたこと無いけど「明石屋」ってありそうだな。 と思ったところで検索にはいりました ![]() 「飛*」はうまいですね ![]() ![]() と思ってしまったのですが、どうみても「飛六方」です ![]() いろいろ検索中に、単語が目に入ったとたんにこれか ![]() 鹿の子は最初にちらっと思ったのですが、試しに囁いてみてよかった ![]() 海☆ミはこの中で実際に観たのは白波五人男と娘道成寺だけですね ![]() 何言ってるのかさっぱりわからないのでイヤホンで内容ききながら観ようか、 いやいや内容はともあれ目の前の舞台に集中しようか、といつも迷うのですが、 いつもイヤホンを選びます ![]() コメントのチラッとヒント、気づきませんで ![]() さりげなくおしゃれなヒントたちですね ![]() 最後まで楽しませて頂きました ![]() ![]()
pekoe
どうも、お久しぶりになってしまいまして…
![]() イヤホンは苦手なので、できれば無しで鑑賞したいと思い、ストーリーを調べてから行くのですが、途中からついて行けなくなってしまったり… ![]() ![]() ![]() こんばんは、お疲れ様でした
![]() アンチ検索派の私は、ヒントが出たら考えてみよう・・と思ってましたが、なかなか歯が立たず ![]() (検索も必要ですよね・・・せずに解くのは素敵ですが ![]() 次作も楽しみにしております ![]() ![]()
pekoe
ご無沙汰でございます…
![]() 最後までスッキリしていただくことができず…申し訳ない限りでございます ![]() ![]() ![]() >SUEさん
この問題は「歌舞伎」というワードが浮かぶかどうか、だったのかもしれません… ![]() >シーラさん 何とはなしに、シーラさんはこういう方面に強そうなイメージがありましたが、そういう環境だったわけなんですねぇ… ![]() お褒めいただいて、思わずニンマリしてしまうpekoeです ![]() >海☆ミさん 「飛梅」…なるほど。そういう捉え方もありますねぇ… ![]() おしゃれヒントは、ちょっとした思い付きからでした ![]() お気に入りいただけたなら良かったです ![]() >oimさん 私の問題は、どうもググちゃんが必要になるものが多くなる傾向にあるようで… ![]() 次の問題はググちゃんがいなくても行ける…はず、です ![]() ![]() ![]() *** 帰り道 幕が下りたその後で(pekoeの言い訳) ***
幕が下りると、二人はいつものように勝手気ままに話し始める。 「『ただもう申し訳ない限り』…全くよね」 「いくらスケジュールが立て込んでたって言っても、放置しすぎよね。休みが全く無かったわけでもないでしょうに」 「まったく…参加者の皆様に愛想をつかされなきゃいいけど…」 「誰かさんは『ある程度の完成度を維持するためにも、ヒントでも言い訳でも中途半端はイヤ』なんですって。でもここの良さは『リアルタイムでのやりとり』であることはわかっているみたいだから『次からは出来る限り努力する』って言っているわ」 「何だか歯切れの悪さが、政治家みたいね」 「そもそも、このコーナーを考えたりとか、余計なことをしなければ、何とかなるかもしれないのに…」 二人が同時にため息をつく。 ************* 前回、「カナダからの…」じゃなかった「私をどこかに連れてって」の中での暗示ワードは「十八番」でした。七代目市川團十郎が選定した「歌舞伎十八番」から生まれた言葉です。今回の問題の中では「勧進帳」が「歌舞伎十八番」の中に入っています。 上記「pekoeの言い訳」にて、次回の問題を暗示するワードを今回も仕込ませていただきました。 こちらで暗示ワードを探していただいて、問題の邪推をしてみてください。 ただし、このスレッドにおいて暗示ワードについての質問にはお答えできません。 同様に「暗示ワードはコレだと思う」というような発言もお控えください。 pekoeの次作(タイトルはまだ秘密☆)の囁き内であればOKとさせていただきます。 次の問題はしばらく磯菓子なこともありますし、年明けで出題という形になりそうです。 最後までお付き合い、ありがとうございました。 |