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ヒント知らないよ
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難易度:★
![]() ![]() 行きつけのそば屋で、安いそばをすすりながら、刑事ボンクラは先週食べた豪華な食事を思い出していた。
「うまかったなあ・・・。あんな仕事が、また舞い込んで来ないかなあ・・・。」 先週、ボンクラが関わったおいしい仕事とは、次のようなものである。 県内屈指の大富豪が、接客の会食パーティーを、四夜連続でおこなった。刑事ボンクラは、その内一夜のみ、客を装い会場に潜入して警護にあたった。有名なコックを各地から集めて作らせた料理は最高で、その夜ボンクラはお腹一杯ご馳走を食べ、無事に職務を終えたのだ。 さて、そば屋で昼食を終え、勘定を支払っていると、部下から電話が入った。 「大変です!先週の会食パーティーの客が、次々に体の不調を訴えている、という情報が入りました。どうやら料理に毒が入れられていたようです。ボンクラさん、大丈夫ですか?」 「な、なにぃー!?」 思わず腹に手を当て、店を飛び出すと、オフィスへ急いだ。ああ、俺は死ぬのか・・・? オフィスでは緊急会議が開かれた。呼び出された大富豪も、青い顔で出席していた。 部下「会食パーティーの料理人は、田中、鈴木、小林、山口、木村の五人でした。この中に、和食と、イタリア料理と、フランス料理の専門家がそれぞれ一人ずついたようです。最初の夜は、田中と鈴木、そして小林の三人が担当でした。二日目の夜は、山口、田中、鈴木、木村の四人が担当。三日目の夜は、山口、鈴木、木村、小林の四人。そして最後の夜は、山口、田中、鈴木、小林の四人でした。」 ボンクラ「う〜む。それだけでは分からんな。」 すると、大富豪がよろよろと立ち上がり、付け加えた。 「私は、料理の種類なら覚えています。本当です。第一夜は、和食とイタリア料理。第二夜は、和食とフランス料理。第三夜はイタリア料理とフランス料理。第四夜は、和食とイタリア料理とフランス料理でした。」 ボンクラ「なるほど。それは重要な証言だ。しかしなあ・・・。決め手に欠けるなあ・・。」 すると、部下が言った。 「あ、そう言えば、毒は、小さい肉のかたまりから見つかったとか。ほら、よくピザの上にのっているコロコロした肉のかたまりですよね。」 ボンクラ「なに!?それを早く言え。ははあ、どうりで俺は腹も痛くならんのだな。ふむ。あやしいのは、この男だ。すぐにこの男を呼べ。」 さて、刑事ボンクラが指名した男は誰?
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