今や、昔の事ではあるが、楚に一人の商人がいた。
その商人はこういって、矛と盾を売っていた。
「さぁさぁ、ここにあるのは、何でも貫く矛、そしてこちらはどのような攻撃も防ぐ盾、さぁ、買った買った！」

そこへ、一人の人が現れて、こう言った。

「その矛でその盾を刺そうとするとどうなるんだ？」

商人は何も言えなくなってしまったという。

ここで問題（？）なのですが、この商人をへりくつでもなんでもいいから、とにかく弁護してください。
（皆様の意見に僕が意見を出させていただきます。）

僕も弁護してみます。

「たしかに、その矛は最強なので、この盾をつらぬく『べき』である。だが、この盾も最強なので、攻撃を防ぐ『べき』である。「つらぬく」や「防ぐ」と言う風にとらわれるのが常識であるものの、互いが最強であるならば、『べき』という見方をしてこそ本質が理解できる。また、実際に私はその実験を行ったことがなく、科学的にも結果的にもなんともいうことができない。」

要するに、楚の商人の言い分
「矛は盾を貫くべきである。それと同時に盾は矛の攻撃を防ぐべきである。」

なんかすごくめちゃくちゃな理論ですが、その場しのぎということに。（ｿﾚﾃﾞｲｲﾝｶｲ