クイズ大陸クイズ大陸

参加型ナゾトキサイト『クイズ大陸』で、脳トレをどうぞ!

FAQ
feedRSS


大学生の論理学基礎クイズ1
難易度:★★  
?rocky
ある自称精神病患者??が精神科の医師ロッキー先生にこう訴えた。
「私はどうも、他の人と色の見え方が違うような気がしてなりません。私は生まれたときからみなさんが「赤」と呼んでいる色を「青」に感じ、「青」と呼んでいる色を「赤」に感じているのではないでしょうか。
でも、私がポストの絵を描くとき私の目にはポストは「青」に見えていても、いざ絵の具を手にとるとなると絵の具の「赤」も「青」に見えるはずですから、その「青」に見える絵の具、つまり「赤」の絵の具をとりあげて塗ってしまっているのではないかと思うのです。結局、赤いポストはいつも赤く塗られるものですから、みなさんには私が全く正常にしか見えないのです。不安でたまらないのでロッキー先生に私が正常か異常かぜひ確かめていただきたいのですが」
この男が正常か異常かを確かめる方法はないのだろうか。
Answer「確かめようがない」

この男に赤いカードを見せたとすると、彼がこのカードの色をどのように感じようとも、彼は「赤い」と答えるに違いない。
なぜなら、彼が赤い色をはじめて覚えたとき、もし、一般にいう青の色を彼が感じていたとしても、周囲はこれを赤いと教えこむ。すると彼は、彼の感覚がどうであろうと、何の反応もなく「赤」と覚えこんでしまうから、以後、赤い色を見れば「赤」と答える。
つまり、彼にはどのように見えようと、違う色が違う色ととして認識できる限り、全くの正常人ということになる。
自分が正常であるとしか考えていない人々でも、自分が赤と感じている色は、「一人ぼっちの赤」であって他人の感じている赤とは全く違う感覚なのかもしれない。
そして、確かめようもないことになる。
他人に「この色何色に見える?」と聞いても自分が赤というように、その人も赤と答えるからである。
ただ、赤をみんなで赤とよんでいれば、各人各様どのように感じていようとも、なんの不便もない。
問題のような人物が他人に干渉しなければ他人が困ることはないからということになる。
■
回答募集は終了しました。

このクイズのヒント

    ヒント知らないよ

このクイズの参加者(7人)

ジャンル・キーワード

携帯用ページ


携帯電話のQRコード読み取り機能でこのページを見られます。

広告 お買い物は下記のリンクからどうぞ

広告
クイズ大陸関連書籍