彼は、チャリンチャリンと音を鳴らしながら言った。
あるゲームをしようよ
僕は、何のゲーム？　と聞いた。
10円玉ゲームだ。ルールは簡単僕が持っている10円玉を何枚か当てるだけだ。もし君がこのゲームに勝ったらご飯を奢ってやる。もし君が負けたら逆だ
僕は、そのゲームにあっさり賛成した。
見ないでと言われたので目を手で覆った。すると彼はこう言った。
いまから手のひらに10円を落とすぞ。
チャリーンチャリーンと２回聞こえた。
さて何枚？彼は言った。
２桁以内で答えてほしい
例えば
　　　１枚とか１２枚などです。

１０円玉は同じ場所に落とされました。