なかなか答えにくいようですので
最初のヒントです。

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だめだ・・どうしてもわからない。

次の日、服部に聞いてみた。
遠藤「服部・・昨日のメッセージ、どうしてもわからないんだ」
服部「その紙切れをじっと眺めてたって絶対に解けないよ。あるものを使わなければね」
あるもの?
遠藤「それって・・」
服部「ここまで。それとその暗号には賞味期限がある。とりあえず3日は持つだろうけど、
　　　10年持つ保証はない。可能性としては、明日解けなくなる可能性もないではない。
　　　解けなくなる前に、頑張って解いてくれよ」
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�@解くには紙切れ以外に『あるもの』が必要
�Aこの暗号には期限がある。しかし服部にもその期限ははっきりわかっていないようだ。

一応参照数は増えているみたいなので続けます。
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あれから一晩考えたがやっぱりわからない。もはや服部と遊ぶことはどうでも
よくなってきている。とにかくこれが気になる。もう一度服部に聞こう。

遠藤「なあ服部、この暗号を解くための『あるもの』って俺持ってるのかな?
　　　　持ってなかったら解けないんだろ?」
服部「そうだね。持っていなければ解けない。いや、借りればいい。使わせてもらえばいいんだ。
　　　お金は掛かるかもしれないが・・あと、『あるもの』を君が持っているかは知らないな。しかし、
　　　家にはあるんじゃないか?とある調査によれば世帯普及率は70%以上。
　　　君の家にある可能性は高いよ。今は21世紀なんだからね。」

21世紀・・・あるものって最近のものか?世帯普及率70%以上・・
ん?

服部「あと、誤解の無いように言っておく。昨日、あのメッセージを「暗号」と言ったり
　　　「解く」なんて言ったけど、あのメッセージは解く必要は無い。そのまま実行すれば
　　　いいんだよ。そうすれば僕のしたいことはわかる。それじゃ、僕は帰る。」

遠藤「あっ、ちょっと・・」

行ってしまった・・。もう一晩考えてみるか・・。
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�B『あるもの』は、とある調査によると世帯普及率70%以上。一般的なものらしい。
�C『あるもの』は借りることも可能。お金がかかる場合も。
�D服部のメッセージは解読するようなものではない。そのまま実行?すればいいらしい。

これは悪問だったなあと反省。しかし2〜3人の方が見てくれている形跡があるので
とりあえず最後まで行きますね。
あ、質問とか、もしあればささやいてくださって結構です　>　2〜3人の貴重な閲覧者の方。

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一晩考えた。きっと『あるもの』ってこれだと思う。まだ答えは出ないけど・・
服部に聞いてみよう。

遠藤「ねえ、『あるもの』って携帯電話かな。最近普及してきたって感じだったし。
　　　結構みんな持ってるよね?」

服部「携帯？違うよ。もし携帯だったら君が持ってるかどうか、昨日即答できたはずだろ。」

僕のズボンのポケットから顔を出しているストラップを指差して服部が言う。

遠藤「う・・確かに、そうだな。」

服部「それにメッセージを書いた僕が携帯電話なんか持ってないんだよ。」

そうだった。

服部「携帯にも似たような機能はついているけど・・ちょっと無理だろうな。」

遠藤「そうなんだ・・」

服部「とりあえず行ってみることだよ、『松山市』にね。そしたら『とっておき』がわかるはずだよ」

遠藤「えっ？松山に？さすがに遠すぎるよ。ここは東京なんだよ・・」

服部「それじゃ、僕は帰るね。今日は札幌にでも行こうかな。」

遠藤「あっ」

また行ってしまった。札幌に行く？こんな時間から？何を言っているんだ。
明日だって学校があるんだぞ・・・
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�E『あるもの』は携帯電話ではない。似たような機能はあるが多分無理らしい。
�Fとにかく『松山市』へ行ってみること。そうすれば『とっておき』がわかるらしい。

あ、なるほど。こういうのも面白いですね
題名にそそられて考えてはいたんですけど・・・上のヒントを見るまでさっぱり解らなかった
伊丹十三氏？とか思ってたり。
これ映画化されるみたいですねぇ。

つづき・・そろそろ終わりでしょうか。
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次の日

あんな時間から札幌なんか行けるわけないんだ。問い詰めてみよう。

遠藤「ねえ、昨日札幌市行ったの？」

服部「うん、『札幌市』では無かったから『札幌市役所』に行ってきたよ。
　　　　まあ、同じことだけど。なんというかビジュアル的に地味でつまんなかったかな。」

遠藤「ビジュアル的に?(なに言ってんだ・・)」

服部「うん、なんというか字ばっかりで。あっそうそう、あのメッセージ一応賞味期限切れてないか
　　　　確かめてみたよ。まだ大丈夫みたい。ちょっと変わってたけど大丈夫、たどり着ける」

遠藤「たどり着ける・・？」

服部「そうだよ。『松山市』にいけばちゃんと僕のしたいことまでつながってたってこと。
　　　　それじゃ、また明日。」

遠藤「はあ・・。」

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�G『札幌市』では無かった。『札幌市役所』ではあった。
�H『札幌市役所』はビジュアル的に地味で服部にはつまらなかったらしい。
�Iメッセージの賞味期限はまだ大丈夫。『松山市』にいけば答えまでつながっている。

たぶんあってると思います

まもなく閉めます。最終です。(ヒントというより答えです)

問題文にヒントがあります。服部君はいつも何をしているのか?
このメッセージの意味を知るための『あるもの』とは

『パソコン(インターネット)』

です。

インターネットで『松山市』へ行きます。
そこに『とっておき』があります。
あとはひたすらメッセージの通り行動するのみです。

興味のある方はやってみてください。

正解発表します。

服部君が投げた紙に書いてあることを、インターネット(PC)上で実行します。
(すべてクイズが出題された2008年2〜3月時点での内容でありサイトが更新された時点で実行不可能となります。)

まず「松山市」のWEBサイトを訪れます。
「とっておき」という項目で「坂の上の雲ミュージアム」が紹介されていますので、
クリックして「坂の上の雲ミュージアム」のWEBサイトへ飛びます。

同サイトでは「1000人のメッセージ展」の一般公募作品審査結果が発表されて
いますので「もっともすばらしいメッセージ」＝「大賞」に選ばれている方の出身地で
ある「石川県」のWEBサイトへ飛びます。

石川県のサイトのトップに「知事のページ」がありますのでそこへ入ります。
入ると「知事の窓」というリンクがありますのでクリックします。
そこで「13年前」すなわち1995年に掲載された「ほっと石川1995年創刊号」を
クリックします。

次に表示されるページの中で「外来」語を探します。
「ネットワーク」と「キャッチボール」が見つかります。
探すのは服部君が友達と「したいこと」ですので答えは『キャッチボール』となります。

これが答えになります。クイズと呼べない代物で失礼しました。最後に答えが二つ出てきてしまうのは後から気付いたミスでした。まあ、正解者もおられますので支障は無かったようです。