|
俵ピラミッド
難易度:★★★★
visnu 江戸時代、蔵屋敷にて・・・。
甲「ここが大名の蔵屋敷。なかなか広いものだなあ。そこにある米俵でいくつある。」 乙「へい。下の端に二十俵、上にて一俵にてありますので二百十俵となります。」 甲「ほう。君は計算が早いね〜。ところで、君は曽呂利新左衛門の話を聞いた事があるかね。」 乙「いえ、ありません。」 甲「昔、まだ豊臣秀吉が天下を治めていた頃、そこに御伽衆として仕えておった。 ある時、秀吉が新左衛門に褒美をとらせることになりました。 秀 吉 :「新左衛門、何でも褒美のものをとらせよう。何がよいか?」 新左衛門 :「はい、それでは米粒をいただきとうございます。 今日から将棋盤の目の数だけの日数、毎日いただきとうございます。」 秀 吉 :「どのくらいほしいのじゃ?」 新左衛門 :「はい、今日は1粒、明日は2粒で結構でございます。 毎日その前の日の2倍の米粒をいただきとうございます。」 秀 吉 :「米粒だけでよいとは、おまえはなんと謙虚なやつじゃ。 その願い確かにかなえようぞ。」 新左衛門 :「ははっ。ありががたき幸せ。」 このように言ったのじゃ。」 乙「たいした褒美にみえませんが。」 甲「いやいや。もしそのまま八十一日目まで褒美をあたえれば、彼は二を八十一回かけた数に一引いた米粒を褒美としてもらうことになる。 軽く百万石を超えるの。」 乙「で、それがどういう・・・。」 甲「新左衛門がもらった米粒を一俵=百五十万粒として、それを正三角形状に積み上げると何段になるか。」 長々と語りました。 さて、新左衛門が一日目から八十一日目までにもらった米粒を一俵=150万粒と考えて、正三角形状に積み上げると何段になるでしょうか。 ※圧力などは無視してください。 ※地球上では形が正三角形状にならなくなるので、完全に平坦な平面上で考えてください。 ※割り算で余った場合、切り捨ててください。 例:134217728÷1500000=89.4784853...→89 ※俵が積み上げれず、余ってしまった場合も切り捨ててください。
|