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難易度:★★
![]() ![]() 交霊会再現 by hanmyo
19世紀末に欧米で交霊術・交霊会が大流行しました。 実際にそのひとつを再現してみます。(細部は省略) 当時は多くの科学者文化人が騙されました。 コナンドイルなどもその1人。 交霊術は降霊術とも書きますがここはより欧米風に交霊術で。 ---------------------------------------------------------------- 交霊術を疑うK男爵は、有名な交霊術師を呼んで試すことを計画した。 噂を聞いてF伯爵夫人と御令嬢も参加したいと言ってきた。 3日後の晩、交霊術師とF伯爵夫人・令嬢がK男爵邸を初めて訪問する。 丸いテーブルに交霊術師 K男爵 F夫人 F嬢 K男爵夫人の5人が座る。 F嬢 F夫人 K男爵夫人 ○ K男爵 交霊術師 ガス灯の照明の操作は男爵家に長年仕える執事がする。他には人はいない。 その執事がK男爵の亡き母の愛用した小型アコーディオンのケースをテーブル中央に置く。 交霊術師がおごそかに宣言する。 『これより交霊術をはじめます。 男爵の母君様をお呼びしたいと思います。 みなさんテーブルの上に手を乗せて隣の人と手をつないでください。 つないだ手は最後まで絶対に離さないで。下におろしてもいけません。 霊は光が嫌いです。明かりを消して暗闇にしてください。 それでは男爵、アコーディオンのケースのフタを開けてください。 アコーディオンは中にありますね。確認したら右手を戻して。 霊界におられる母君様どうかこの場にお越しください・・・・・・来ました。 死者の霊が誘ってきます、みなさん手はしっかりつないでいてください。 さあ霊よ、あなたが男爵の母君様ならアコーディオンを鳴らしてください。』 テーブルの中央で鳴り出すアコーディオン。 きちんとひとつの曲をみごとに演奏する。 やがて演奏が終わる。 『霊は帰りました。男爵、アコーディオンを確かめてフタを閉めてください。』 K男爵が再び右手を伸ばすとアコーディオンは元どおりにケースの中にある。 『明かりをつけてください。交霊術を終わります。』 K男爵とK男爵夫人はお互いに交霊術師の手を離さなかったと確認します。 1 交霊術師の両手は交霊会の間ずっと何もできませんでした。 交霊術師の手に何もさせないように K男爵夫妻が2人で神経質なほど握った手に注意していたからです。 2 丸テーブルとアコーディオンは男爵家にあった物です。 3 アコーディオンはテーブルの中央からすこし上で演奏されていた。 4 アコーディオンは両手を使わなければまともな曲の演奏はできない。 5 アクロバットや曲芸演奏のような不自然さはなかった。 6 間違いなく母のアコーディオンの音だった。 もちろんレコードや録音の音ではない。(当時あったとしても) 7 K男爵家の執事は絶対に信用できる 問題 この交霊術のトリックは? 推理は囁きでお願いします
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