�@当たらなかった占いは思い出さないから

�A占いにあまり期限はないので、ずーっとはずれていても、当たった時点で思い出すから

仮説1
ほとんどの占い師はいい事しか言わない､細木数(ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ)はともかく
↓
大抵いい事は記憶に残り悪いことは忘れる(たぶん･･･)
↓
よって占いは当たる
仮説2
大抵の占いや予言の類はぼかして言う
↓
いろんな解釈が出来る
↓
何かあったあとに｢もしやあれはこのことだったのでは｣と思う
↓
だから占いは当たる
こんな感じかなぁ?(自信なし)

僕も参加します。

仮説
占いは具体例を言わないという特徴があります。たとえば、好きな人を占ってもらうとします。
すると、たいてい、「あなたは親友と仲が良いように見える人が彼氏になります。」など、詳しくは言ってくれません。当たれば思い出しますが、何もないと忘れ行くので、事実的に、当たったことしか頭に残らないので、当たっているように『錯覚』させられている。
だから、当たっている用に思える。

かな・・・。

ノストラにたとえると…
彼の占い（予言）はアナグラム（文字の入れ替えでどのようにも取れる）で、『世紀末に…』、っていつの世紀末にか言わずに、人は当たるまで待ち続ける、どんな小さいことにも「これはノストラじゃ」って、まったく迷惑な…

でも血液型占いはなぜ当たったように見えるのでしょうね？（科学的根拠はありません）
あれって外国には無いんですかね？

外国には日本みたいに違う血液型の人たちが少ないらしいので
(ほとんどがAで残り少しが他の血液型とか)
血液型占いが無いというのを前になんかの本で見ました
それにしても前にあるテレビで見た
ノストラダムスがオイルショックを予言した部分の解釈で
文字を並べ替えて出てくる｢オイルでパー｣というやつには何じゃそりゃと思いましたね

アメリカで他人の血液型を聞くと、
「おまえ俺の血液型を知って何に使うんだ？」って不審がられるそうです。

（臓器マフィアの横行する国ですからね･･･。）

しかし、ヤワラちゃんの金メダルをはずした数少ない日本人であろう、Ｈ木さん。
何を占ったんだろう。

外し続ける占い師、っていうのも偉い。確率的に。

細Ｋさんの予言「三年以内に東京で大地震、一千万の死者が出るわね。」
------上は１９９４年の話なんだけど？どうなの？！

あんまり関係ないですが
そういえば細木数●に名前を変えられたモン●ッキー（だっけ？）は結局どうなったんでしょうね

私の考えは，へーちょさんの仮説２

大抵の占いや予言の類はぼかして言う
↓
いろんな解釈が出来る
↓
何かあったあとに｢もしやあれはこのことだったのでは｣と思う
↓
だから占いは当たる

の，
＞何かあったあとに｢もしやあれはこのことだったのでは｣と思う
という部分に近いです。

つまり，起こった事実に占いの言葉の方を当てはめているという感じでしょうか。

例えば「今年，仕事上で困難があるでしょう。しかし落ち着いて対処すれば克服できます。」とか言われると。
一年もあれば，大抵は数回くらいちょっと難しい仕事に当たったりします。しかし占いで言われてしまうとあの「困難」ってもしかしてこれのこと？とか考えて，一年のうちで最も難しかった仕事を占いで言われた「困難」だと考えます。難しいながらもうまく仕事をこなせれば「落ち着いて対処した」のだし，揉めたりして仕事が失敗すれば「落ち着いて対処できなかった」のでしょう。

つまり「占いは当たる」あるいは「当たるんじゃないか」「当たって欲しい」というような思いが，起こった事実に占いの言葉を当てはめさせ，その結果「占いは当たる」と。

逆に占いなんて気にしない人には。
「今年，仕事上で困難があるでしょう。しかし落ち着いて対処すれば克服できます。」とか言われても。
そんなの毎年のことだし，わざわざ言われなくても･･･という感じではないでしょうか。

まあ，例は分かりやすさ重視のため，かなり極端にしてありますが

みなさまに、それぞれ充分納得のできるお答えをいただき、
出題者として、とても嬉しく思っています
（妙な問題なので、もっと厳しいご意見があるかと、ドキドキしていました ）

また、ご参加くださった方々が『占い』というものに対して、
全体として似通った、懐疑的なご意見をお持ちだったということに、
少なからず驚き、また面白く思っています。


…とりあえず、お礼のご挨拶まで

今月の占い。

『おとめ座の人は虫歯に注意。
アイスクリームみたいに甘いものを食べたあとはちゃんと歯磨きしましょうね。』
いかがですか？　おとめ座のみなさん。

ちなみに、日本一の占い師は長嶋さんですよ。
アテネ五輪の全日本野球チーム。激励旗で「３」って、ちゃんと順位を当てました。
これを当てた日本人は少なかったと思います。

あと、元近鉄の加藤哲。
「巨人よりロッテの方が強い」
（交流試合の成績を見ればロッテの５勝１敗）
「公式試合」でロッテと巨人が戦ったのは、あれから初めて。

では、考察と私見を

大半の方が論じられているのは、

『占いは明言を避ける傾向にあるため、占われた者が勝手に当たったと判断する』

という意見だと思います。
（へーちょさんの仮説２、旅行者の影さん、KO!さん、風花さん
　の論が、これに当てはまるかと思います）

『〈抽象的事項）ならば〈具体的事項〉』
の論理構造を持っている命題を相手へと与え、
〈具体的事項〉が後に否定されたならば（あるいは、肯定されたならば）、
〈抽象的事項〉が守られなかった（あるいは、良く守れた）
という判断を、勝手にさせているのかもしれませんね。

よくあるものとしては『〈努力した〉ならば〈望みが叶う〉』という構造でしょうか。
つまり、『（望みが叶わなかった〉ならば〈努力しなかった（足りなかった）』であり、
『〈望みが叶った〉ならば〈努力した（充分足りていた）』であるということを相手に判断させ、
「しかし」や「にもかかわらず」の存在を、できるだけ想起させないようにしているのかとも考えられます。

続きます

『占いへの追従』ということも、充分に考えられます。
（風花さんが、具体例と共に詳しく説明されていることかと思います）

ありていに言えば『当たりにいく』とでも言うのでしょうか
『出逢いがあります』と言われれば、そういう目で周りを見ますし、
『事故に注意』と言われれば、そういう気持ちで行動するでしょう。
結果的に、些細な出来事であっても、占いによる先行条件付けのせいで、
その事が意識の中で過剰にクローズアップされてしまい、
「ああ、やっぱり占いは当たるんだ」と一人合点してしまう、という状況も充分にあり得るかと思います。

これは、血液型占いなどにも、当てはまるのかもしれません。
『Ａ型であれば〜』と言われれば、（自分は事実としてＡ型なのであるから）、
その性質を自分の中に見出そうとする、という心理作用が働く、ということも考えられるでしょう。

まだ続きます

『確率的に当たる』ということも、考えられるかと思います。
これは、『占いは、事実として当たる』という考えにもなるかもしれません。

つまり、『過去からの統計上、こういう顔かたちの人は、こういう性質である』
『Ａ型の人は、○○か××か△△か……、という性質の人が多い』
という、「確からしい事柄」を示し、
この事柄に当てはまらないものは、「少数の例外」として排除してしまうというものも、
占いという行為の一つの側面なのかもしれません。

さて、以下は私見（私論）ですが……

『単なる偶然の出来事であり、特に説明の必要は無い』
というのはどうでしょうか？

たまたま、この問題について考えた「私」は、「占いは当たる（当たるであろう、当たると言われている）」
という世界に住んでいるために、
この問題を特別なものとして考えただけであって、
「占いは当たらない」という世界に住んでいれば、考えなかったでしょう。
つまり、偏った位置に立って、偏った事実を見てから、事後に考え付いた問いに過ぎず、
意味の無い（薄い）事柄をピックアップして不思議感を煽っているだけである。
よって、この問いに対する答えは不要である。

過去から未来、全宇宙空間、すべてをひっくるめて存在する（存在した）『占い』というものは、
もしかしたら、50％かそれ以下の確率でしか当たっていないかもしれませんしね

さらに強い懐疑の論として、

『問題の前提自体が間違っている』というのもあるかと。

いったい「占いが当たる」というのは、正確にはどういうことなのか？
「当たっている」という事実だけが不当にクローズアップされるだけで、
大部分の当たっていない事実は無視されているだけではないのか？
世の中の事実としては、『占いは当たらない』という認識にもかかわらず
『占いはなぜ当たるのか？』という問題を提示するのは、明らかな過ちであり、
したがって答えることは不可能である。

…というのも、充分に答えとして通用するのではないかと思います。