（前回までのあらすじ）
現在の得点は……………、

ムカデくん　　２点
ヤスデくん　　３点
ミミズくん　　２点
ゲロムシくん　０点

です………。彼らの出す問題を考え、誰が優勝するか予想してください……。

　第８試合　ミミズ ＶＳ ムカデ

ミミズ「そういえばお前には、『硫酸』の問題で借りがあったな…………。
　　　　今こそきっちり、ケリつけてやるぜ………。」
ムカデ「貴様の浅知恵で思いつく問題など、たかが知れてるわ。」
ミミズ「ふん、お前には絶対解けないさ……………。」

節足東小学校の一年生のナメクジくんは、国語がとてもできません。
教科書に書いてある言葉の意味がわからず、いつも先生に質問ばかりして
授業の進行を遅らせる困った生徒です。しかし、その先生は優しい先生で、
他の誰もが知っているような簡単な事を聞かれても、ナメクジくんに丁寧に
わかりやすく教えてあげます。

ナメクジ「先生、陰金田虫ってどういう意味ですか？」
先生「それは、………………………という意味ですよ。」
ナメクジ「先生、自慰ってどういう意味ですか？」
先生「それは、………………………という意味ですよ。」

ナメクジくんは無知にもほどがあります。先生はそれをよく知っているので、
なにを聞かれても真面目に答えてあげます。
しかし、今日ナメクジくんに質問された内容は、明らかにふざけていると
思われる内容だったので、先生は何も答えませんでした。ナメクジくんが先生に
した質問は以下のようなものでした。

ナメクジ「先生、〇〇〇〇〇〇〇〇〇ってどういう意味ですか？」

いつもと同じ形式の質問です。９文字です。さて、ナメクジくんはなんて質問
したのでしょうか。ただし、先生は、以前にされた事のある質問をされても、
怒らないで丁寧に対応していたものとします…………………………。

ムカデ「おれに解くのは不可能だと言ったな………………………。
　　　　その言葉、そっくり返してやるぞ！！」

ムカデくんは１０秒で問題を解き、ミミズくんはがっくりと肩を落としました。
ムカデくんもこれで３点目です。ヤスデくんの優勝はわからなくなって
きました……………………………………………………………。