夏休みもまもなくお終いですが、
この時期に一番忙しいのは、なんとサンタクロースなのだそうです。
何でも、7月から各地の子供の数を調べておもちゃを用意しているそうで・・・

さすがにサンタクロースだけでこの子供の人数を毎年調べるのは
つらいので、4人のフェアリー(妖精)の手を借りています。
ところが困ったことに、このフェアリーたち、大変におっちょこちょいで
早とちりな上に、すぐに他のフェアリーの仕事と自分の仕事とごちゃ混ぜにしてしまうのです。
かといって一回一回、フェアリーに対してひとつの用事を申し付けられるほど
余裕もないので、毎度サンタさんは困っています。

あるとき、サンタさんがそれぞれのフェアリーに言いつけた仕事は以下の通り。

｢ある地方の子供のいる家の数｣
｢そのうち煙突がある家の数｣
｢その地方の子供の総数｣
｢二人以上の子供のいる家の数と、その子供の総数｣
を調べること

数時間後。
案の定、フェアリーは混乱してこんな返事を持ってきました。
｢煙突があって二人以上の子供がある家の子供は192人。
煙突がなくて二人以上の子供がいる家が56軒。｣
｢その地方の家のうち、煙突がある家で子供が一人な家は148軒。｣
｢子供のある家で、煙突のない家には314人の子供が住んでいる。｣
｢その地方に一人っ子は284人いました。
子供が二人以上いる家にいる子供の総数は、その家の総数の3倍より10人多かったです。｣

ややこしい限りですが、サンタクロースが本当に調べたかった4つの事項は、
それぞれ何人、何軒になるのでしょう?

8/26 3:00　問題修正。