ヒミツ

ヒミツ

電話中に立てかけたあった釣竿に雷が落ちた。衝撃でガラスが割れた。

男性は一刻をあらそうような急用で電話をかけなければならず、電話ボックスに入った。
相手先の電話番号を押し終わりホッとした時、あまりにも急いでいたので、氷の入った重いクーラーボックスを肩にかけっぱなしだったことに気付く。
重いから下に降ろそうと思ったが、電話ボックスは狭いので、手に持った受話器もろともガラスに思い切りぶつけてしまう。
ガラスは粉々、受話器は壊れ、さらにクーラーボックスを振り下ろした勢い（慣性の法則？）で腕まで鋭利なガラス片に突っ込んでしまい、ものすごい傷と出血。
パニックになった男性は、１１９番通報しようと思うものの、今、電話は急用の相手とつながったままなので、何回押しても１１９番につながらない。
そのまま息を引き取った…

静電気…ですか？

すぐ終わる電話だったからドア開いたままにしてたら財布の中身ぶちまけてしまってひろおうと外に手を伸ばしたらドアが閉まってきて手が突っ込んで血だらけになっていたから病院に電話しようとしたらお金ぶちまけたままで遠いところにあるお金をひろおうとしたら自転車に受話器踏まれて気力を失い死亡・・・

男性は釣りを終えた後、電話ボックスで誰かに電話をかけたのでしょう。しかし通話を終えるところまでは良かったが、電話ボックスを出ようとしてもドアが開かなかったのです。なぜなら、ここは冬の北国で床に置いたクーラーボックスについていた水滴が地面に凍りついてしまい、つっかかってしまったから。しかたないので彼は警察に通報しましたが、田舎で警察署が遠かった事と、アイスバーンが酷かったことから、数分たっても警察はきてくれませんでした。苛立った彼は、受話器でガラスを破壊して抜け出そうとしましたが勢い余って、破壊したガラス片で腕を切ってしまい、止血などをしても出血は止まらず、警察も依然彼のもとへ辿り着けずに数時間がたち、彼は寒さと出血が原因で亡くなってしまったのでしょう。

１　電話中に電話ボックスごとクレーンで揺さぶられて死んでしまった。(殺人説）
２　それは地震の被害によるものだった

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