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難易度:★
![]() ![]() 夕凪君シリーズはなぜか止まってしまったので、新しいシリーズでいくことにしました
どうぞお付き合いください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 6月末日、いつものように俺は「暑い、暑い・・・・」と愚痴を零しながら、帰路を歩いていた。 俺は一応、おじさんが警察関係に勤めているせいか趣味なのか本職としてやっていくのかどうかはわからないが、探偵をやっている。 ついこないだまで中学生だったら、腕はそこそこあると自分では思っている。 小学生までは「佐々木」という極平凡な名前であったが両親が離婚したために「東北風 黎明(ならい れいめい)」と今では旧姓を名乗っている。 探偵の仕事は同級生の「足栖端斗(あしす たんと)」と一緒にやっていて、つい最近ではあの有名な「守 朱木(もり あかき)」の祖父から託された暗号を解いたばかりだ。 そんなこんなで、黙々と歩いている黎明の元に、一件のメールが来た。 送信者は守 朱木を示していた。 実は前回の一件でメル友になっていた。 年は9歳ぐらい違うが、お互いに気兼ねすることなく話している。 「なんだろう」と思い、メールを見た瞬間黎明に笑みが零れた。 『7月2日に僕の誕生日パーティーを開催します。 僕の同級生が主な客人なんだけれど、是非、君と足栖君を招待したいんだ! で来てくれるよね? これるなら浦賀港に10時にきてくれ!!』 「誕生日パーティー!!やったぁ」と高校生らしからぬ満面の笑みが浮かんだ。 僕の家は横浜にあったので、当日浦賀にすぐに行くことができた。 そこにあったのは豪華客船。彼の所有物らしい・・・。唖然としたね。 そこには70人もの人が集まった。(もちろん僕らと守さんを含んで・・・) そして盛大なパーティーが始まったんだ!! 僕ら二人だけが高校生だったので、(自分でいうのもなんだけど)たくさんちやほやされて、みんなとアドレス交換しちゃった。 そんな僕らが優雅に過ごしていたとき事件は起こったんだ。 「パンッ、パンッ」銃声が2発も聞こえてきたんだ。 僕らは急いで走ったんだけど、もう遅く守 朱木は頭を打たれて死んでいた。 警察に知らせたんだけど、かなり沖まで出てるし、港に戻る間まで僕がかわりになってくれと任命された。僕は警察にも信用されているのだ。 死因は銃弾による失血死。70人全員(正確には69人だが)にアリバイはなく、アリバイがあったのは、船長と船員だけであった。 ふと机の上を見てみるとダイイングメッセージらしきメモがあった。 2750 372138 撃たれてから書く時間はないので、狙われるのをしっていて予め書いておいたのであろう。 手がかりはどうやら暗号しかないみたいだ。 明石 清(あかし きよし) これが僕らを含む全乗客リストだ。 さぁ犯人は誰なのだろうか・・・。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ※70人いるのはあてずっぽうを避けるためだけの仕様で単独犯ですし特に深い意味はありません。 久しぶりに推理クイズだ・・・。いやでも頭の体操っぽいのは私は推理的なものがつくれないからです ![]()
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