今、我が家で私の妻の死体が見つかり、警察が来たりと大騒ぎになっている。
そりゃそうだ。だって私が殺したのだから・・・

私が妻を殺した方法はこうだ。
私は休日でも朝５時頃起き、朝ご飯を食べる習慣をもっている。
妻はその時間に一回起き、私へ朝ご飯をつくって、また寝てしまう。そして８時頃に起きて、自分の朝ご飯をつくり、食べる。
そこで私は私の朝ご飯を作り終え、再び妻が寝ている時間に、妻が毎朝食事時に飲んでいる牛乳に青酸カリを混ぜた。その青酸カリが入っていた瓶は妻が朝ご飯を食べる机の上にさりげなく置いておけばいい。そして後で近くに本当は私が妻名義で借りていた借金の借用書をおいておけば、借金の返済に困った妻が自分の飲む牛乳に青酸カリを混ぜ、自殺したと思うだろう。その時間は私は散歩でもしてればいい。そして家へ帰り、警察へ通報した。

テーブルには一切手のつけられてない妻の朝ご飯がただ並ぶだけだ。
警察「瓶にもその方の妻の指紋が付いていましたし、自殺に間違いないでしょう。」
勝手にくっついてきた探偵「いや、おかしい。○○○○○でしょう。あなた、署まで同行願います。」
なぜわかったんだ。完璧な作戦のはずなのに・・・。

○の数は関係ありません。