「おはよう」と扉を開ける私。
「ああ先輩！おはようございます！」と中から声。

ここは、とある小さな探偵事務所「西沢探偵」。
そして私が所長の「西沢優希」。年齢は・・・・・　　　　　　　　黙秘権使っとく。
で、隣にいるのが助手兼部下の「井上良太」君。21歳。
あと一人、良太君と同い年の「木下翔子」って子もいるんだけど・・・今日はお休み。

この三人で、この事務所をきりもりしてる。

「小さな探偵事務所」といっても、そこそこ依頼人もよく来るし、
たまに近くの署からも依頼がくる。

さて今日は・・・来た来た。

「おはようございます！所長！」
「小笠原さんね。ご苦労様。」

この人は「小笠原信次」さん。近くの署で働いてる。
さわやかな感じのこの人。うちもこういう人ほしいなあ。

「で？今回の依頼は？」
「いやあ、最近（宝石・名画泥棒）とか、いたじゃないですか。」
「ああ、ちらっとニュースでやってた、正体不明の二人組ね。」
「その犯人と思われる人物から、予告状らしき物が届いたのですよ！！」
　
（へぇー予告状ね。でも「らしき物」って・・・）

「その予告状に書いてある暗号解読を所長にお願いしたい訳なんです。」

（要するにその暗号がとけなかった訳ね・・・）
「で、その予告状は？」
「こちらです。」

ガサガサ・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも初めてだな！
怪盗�煤父ｶの参上だぜ！
オレは予告状出すの初めてだからな！サービスだ！場所を教えてやる！
「白堂宝石・美術展」の名画（鳳凰）をいただくぜ！

なに？時間が分からない？
しょうがねぇ！暗号で教えてやる！

７８１５２８４７３４７６９５３６４７８
１７３５６３７２６３５７８６４１７８５

ちゃんと小学校の勉強はしてたか？
でないと、この暗号は解けねえな。
オレは、九九の表がなかなか覚えられなかったんだ。
所々忘れちまってな。

PS・この前、「台風一号」ってのが出来たらしいな！
　　一番なんて、なかなかの栄光じゃねえか！

それじゃあ、
「６４月１４日の午後眼球時」にな！

今回の暗号作成・��
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「や、やけになれなれしいわね・・・」
「でも、これで犯行時刻が分かるじゃないですか！」
「そんなこと読めば分かるわよ。それじゃ。分かったら連絡するから。」
「分かりましたー。」

（さてと。どこから手をつけようかしら・・・）



初めての長文暗号です。
おかしいところがあればビシバシ突っ込んで下さい
参戦表明お願いします