ある遊園地で殺人事件が起きました。

その遊園地は、夜7：00になると必ず花火が打ち上げられます。
それを一目見ようと、大勢の観客がやってきました。
その観客の中に佐藤、鈴木、馬場、大沢の4人で遊園地にやってきました。
この4人は、射的仲間で、この遊園地の中のアトラクションで射的があると聞いたので、射的銃をもって遊園地に来ました。

6：45
鈴木は、「私、ちょっとトイレに行ってきますね。」
そういって、一人でトイレにいきました。

6：50
佐藤は、「花火が上がる前にトイレに行って来るね。」
そういって、佐藤もトイレに行ってしまいました。

6：55
馬場が、「ねぇ、大沢。佐藤と鈴木、ちょっと遅くない？そろそろ上がるし。」
大沢が、「なにかあったのかな？トイレはすぐそこだし。ちょっと私見てくるね。」
と、大沢がトイレに様子を見に行きました。

すると、一番近くにあったトイレが清掃中だったので、大沢は二番目に近くにあったトイレに様子を見に行きました。

6：57
大沢が帰ってきました。
馬場が「どうだった？」と聞くと大沢は「一番近くにあったトイレが清掃中だったから、二番目に近かったトイレに行ったんだけど、二人は見つからなかったよ。」
といいました。
馬場は「二人はどこに行ったのかな？早く帰ってこないと花火上がっちゃうのに。」

すると、「フュードーン」と、花火が打ちあがってしまいました。

そして、上がった少し後に佐藤が帰ってきて「もう上がってたんだ〜」といいました。

「キャー」とトイレ清掃員の人が叫びました。
「何かあったのかな？」三人は声をそろえて、声がしたほうに行ってみました。

すると、鈴木が死体になって死んでいたのです。

しばらくして警察が来ました。

「死体のすぐ横に”S”というダイイングメッセージらしきものが残っています。」
「しかし、この”S”は、被害者が書いたものでは無さそうだ。心臓を銃で打ち抜かれて、即死していますから。なので、犯人が残したものと考えられます。」
すると、馬場が「Sって佐藤、あなたじゃないの？」
「違うわ。わざわざ犯人が自分のイニシャル残すわけないでしょ。しかも、もし私だとしたら、今まで恨んでた人のイニシャルを残すわ。」

「しばらく銃を突きつけられたのと考えられます。」
「しかし、銃をつきつけられたのに、どうして被害者は叫ばなかったのだろう。」
「銃の先がぬれています。唾液と考えられるでしょう。なので、銃の先を咥えられていたのでしょう。」
「銃で殺されたのなら、銃声はしなかったのだろうか？例えトイレでも、音はするはずだ。」

犯人を見つけて欲しい。見つけたものは直ちに報告すること。