■お詫び■
この問題は、内容に不備があって問題不成立になってしまいました。
ごめんなさい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kaito
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雀荘での殺人事件が解決してからまだ日も浅いある日、私は驚くべき報告を受けた。
今度は女性専用の麻雀サロンで殺人事件が起こったのだ。

殺されたのはサロンの女性オーナー。
前の事件同様、営業終了後に殺害されたものと思われたが、今回は内部の犯行と推測されるとのことだった。
容疑者は以下の四人。いずれもサロンのメインスタッフで、“花牌”になぞらえてそれぞれニックネームで呼ばれていた。

　“春”こと、萬田 遥（20歳・女子大生）
　“夏”こと、竹岡なつき（19歳・女子大生）
　“秋”こと、筒井明菜（23歳・契約社員）
　“冬”こと、赤坂布由子（22歳・契約社員）

そしてこれもまた不思議なことに前回の事件と同様、被害者は雀牌を握って死んでいたと聞き、私はすぐに、それは何の牌であったか尋ねた。花牌か数牌であれば犯人は分かったも同然と思ったのだ。
・・・しかし予想と期待に反して被害者が握っていたのは「北」の牌であった。
そしてその手の周りにはまたしても前回と同様に、「東」「南」「西」「白（無地の牌）」の四枚の字牌が広げてあったのである──

犯人は四人のうちの誰かだ。
犯人は？

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麻雀を知らない方、またまたごめんなさい。
補足すると、麻雀牌にはボーナス牌のような位置付けで“花牌”というのがあります。
普通は使わないのですが、混ぜて使って、それを持つ人にボーナスポイントを付けていくというものです。
“花牌”には「春・夏・秋・冬」の４枚があります。（厳密にはこれらは“季節牌”と言います。その他に“草木牌”というのが４枚、計８枚を総称して“花牌”と言います。）

でも、そんなこと全然知らなくてもこの事件はバッチリ解決できます。ご安心を！