このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(9人)
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難易度:★★★★
![]() ![]() 先日はヒロシ君が大変ご迷惑をお掛けしたようで申し訳ない。
今回はある詩に関わる事件を聞いて頂きましょうか… ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 若刑事「わざわざ、お呼び立てしてすみません」 たいふ「いや、別に構わないよ。それで用件は何かな」 若刑事「早速ですが、この文章を見てください」 死を見つめよう斜に構えて 遥か遠くのその先にある 白銀に彩られた美しき地 この私も向う日が来るのか 今は自らが選んだこの道の 辛さ険しさが心に重く重く 言い知れぬ疲れを私に抱かせる それでも私は自由を得るため 前だけ見て行かんと誓う 危うき君主は裁くべからず 夢を抱いて静かに眠りたい たいふ(ふむ…ん?最後の2行…ペンを代えたのか?)「これが何だと?」 若刑事「筆跡から、これを書いたのは仲原忠男、自称詩人探偵?です。事務所で 眉間を銃で撃ち抜かれ、死亡していました。銃とこの文章は彼の傍に ありました。発見したのは助手の海藤洋介です」 たいふ(同業者か…この文章は…詩?)「ここ数年で銃による殺人事件が何件が あったね。その事件との関連は?」 若刑事「流石はたいふさん、ビンゴです。過去の『死神事件』と同一の銃が使用 されています」 たいふ「済まないが、その被害者たちと、縁の深い関係者を教えてもらいたい」 被害者 萩原良二(2年前路上で射殺) 関係者 萩原良一(兄) 与謝野幸平(1年前自宅で射殺) 道浦歩美(妹) 坂本達也(半年前路上で射殺) 四辻聖子(恋人) ※未解決事件 若刑事「実は仲原と、他の被害者たち6名には面識がありました。それから、助手 の話によると、彼は死を予期・覚悟していたような節があったそうです」 たいふ「…今回は読めない部分が多すぎる…しかし、事件を解く鍵は、あの文章にある」 若刑事「やっぱり!!遺書ですか?DMですか?」 たいふ「………」 この時の私には、分からないことが多すぎたが、犯人の目星だけはついていた。 さて、皆さんはどうだろうか。まずはこの文章を読み解いてもらいたい。
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![]() ![]() 今回も現場の状況等、説明が不足している部分については可能な限りお答え致します。
今回は不足というより不明な部分も多いですから、そちらも可能な範囲でお答えします。 前回同様、あまり細かな部分には突っ込まないでもらえると助かります。 ![]() ![]() ![]() 適当な検索の結果、浮上してきた言葉が「京都」・・・
しかしこれでは白銀の地とはかけ離れていますしねぇ。 四辻が怪しそうですが、どう読み解いていったものか・・・? ![]() ![]() 『死神事件』について
たいふ「すまないが『死神事件』の被害者ついてもう少し詳しく話してもらえるかな?」 若刑事「はい。先ず萩原良二ですが、この男は消費者金融を営んでいてかなり高い 金利で金を貸していました。債務者の中には生命保険を掛けられたり、臓器 売買の話で脅されたりした人もいて自殺者も出ています。彼が殺された時の 債務者のアリバイは全員証明されています」 たいふ「ふむ…それで兄の良一は?」 若刑事「金貸しの事は知らなかったようです。本人からは慈善事業を行っていると 聞いており、自慢の弟だったようです。『弟を殺した奴には同じ目に合 わせてやる』と」 たいふ「…もしかして、他の2人も悪どい事をしていたのではないかな?」 若刑事「その通りです。与謝野は外科医で、医療ミスの揉み消し・部下への責任転嫁 の繰り返し。坂本は恋人に対してかなり酷いDVがあったようです」 たいふ「仲原との関係は?」 若刑事「仕事の依頼ですね。【萩原は逃げた債務者の捜索依頼】・【与謝野は妹から の兄が担当した患者の調査依頼】【坂本は恋人の浮気調査依頼】ですね」 たいふ「そうですか…。で、『死神事件』と呼ばれるのはなぜ?」 若刑事「それは死体の傍に必ず、『死神のロゴと【死の安らぎを】』と書かれた カードが置かれていましたので」 たいふ「………なるほど………」 暗号の解読とは直接の関係はありませんが、事件がうっすらと見えてきたのではないでしょうか。では引き続き、暗号の解読を頑張って下さい。 ![]() ![]() >煌さん
そうですね。前半と後半に分けて考えるのが宜しいでしょう。 >123さん 詩の内容を深く読み解く必要はないかも知れません。 今回、暗号自体は、お若い方にも比較的簡単に解くことが出来るようにしてあります。 ![]() ![]() 気になった所は、後半二行の頭文字を拾うと「あゆ」→道浦歩美?
前半の部分にも「道」の言葉が出てくるので、やはり道浦歩美? でも「道」からは、四辻も浮かんでくるし、もうどうにもこうにも・・・ ![]() ![]() ![]() 若刑事「何か解く手掛かりを下さいよ〜」
たいふ「今、出題者がヒント編らしきものを鋭意執筆中ですが、そうですねぇ… よく見つめることです、詩を…ね」 若刑事「そんなことは言われなくても分かってますよ」 たいふ「私が言っている訳ではありませんよ。ふふふっ…」 ![]() ![]() >たいふさん
>私が言っている訳ではありませんよ 被害者が言ってる…? >斜に構えて 頭を斜(はす)に構えて… 見つめていたら… 煮つまって…しまいました…! ![]() ヒント編を待ってます! ![]() ![]() この第1段階は解いて頂かないと、ヒント編らしき物は次の暗号へと誘うように
なっておりますので…う〜む、太傅さんもう一声お願いします。 たいふ「ふむ、出題者に言われては仕方が無いか…これは一種の洒落かな 「死を見つめよう」の「死」は「詩」を指す、つまり最初の行は 解読方法を意味している、『詩を斜めに読んでみなさい』というね… もういいでしょう?」 ![]() ![]() 遅ればせながら参加表明です
![]() 私も「斜に構えて」見た所「萩原」と読んだのですが、最後の2行が何を意味するのか・・・ ![]() ペンが変わってるだけで筆跡は同じなんですよね? ![]() ![]() >トラトラさん、月光さん
最後の2行が何を意味するのか…勿論犯人ですよ ![]() ほっ… ![]() ありがとう太傅さん、解いてくれる方が出てきました。さて、では私からもヒントを… あれ?いいヒントが思いつかない… そう言えば、今回のタイトルは何でしたっけ? ![]() ![]() はじめまして。
今更ですが参加表明させていただきます。 取りあえず萩原を疑っていたんだろうと思いますが、 最後の二行を四行に分けて、同じように読んだら 「あくだね」となるので素直に萩原・・ そんな簡単なわけないですよね。 ![]() ![]() そんな簡単なわけないですよね
>かりょうさん いいえ、私の問題は簡単に解けます。ただ、段階的に出題していくので即答は出来ませんが… ![]() 次のヒント編らしきものを公開すると、あっと言う間に解けてしまいますよ。 それから、参加表明する時期としては今が旬! ![]() 従って、このパートで【萩原】を導き出せれば一先ずO.Kです。自力でこの先を 解かれたならば脱帽するしかありません ![]() ![]() ![]() (ヒントらしきもの編)
若刑事「たいふさん、そろそろ教えてもらえませんか。僕にはさっぱりです」 たいふ「うむ、先程出題者にも乞われてヒントを出したのですが、これは洒落の ような暗号でね。最初の1行は暗号の解き方を示しています。『死』=『詩』 つまり、【詩を斜めに読んでみなさい】ということでしょう。次の文から1文字 ずつ斜めにずらしながら読んでいくと・・・」 若刑事「遥銀私らさ疲自んべり=萩原殺人・・・べり?べりって何ですか?って 萩原殺人!!萩原が犯人というDMだったんですね!!」 たいふ「いや、少し違う。助手の話だと被害者は死を予期していたということだった。 つまり、犯人に心当たりがあった。もし私が殺されるとすれば、犯人は萩原 だろう、と。それでこの暗号を作成し、もしもの時に備えていたのだろうね。 しかし実際に彼の前に現れたのは別人だった・・・」 若刑事「咄嗟に取ったペンで書いたから、それまでのペンと種類が違った・・・それじゃ あ最後の2行だけが本当に残したかったDMということですか?」 たいふ「それも違う。【萩原殺人】と【最後の2行】・・・2つ揃ってDM・・・」 若刑事「???」 たいふ「確か被害者は詩が好きだったということでしたね?」 若刑事「はい。自ら作るのも、有名な詩人の詩を読むのも好きだったと聞いています」 たいふ「・・・萩原朔太郎という詩人の詩の中に『殺人事件』という題の詩があります・・・」 若刑事「えっ?・・・あっ!【萩原】【殺人】!!いったいどんな詩なんですか?」 とほい空でぴすとるが鳴る。 またぴすとるが鳴る。 ああ私の探偵は玻璃の衣装をきて、 こひびとの窓からしのびこむ、 床は晶玉、 ゆびとゆびのあひだから、 まつさおの血がながれてゐる、 かなしい女の屍体のうへで、 つめたいきりぎりすが鳴いてゐる。 しもつき上旬のある朝、 探偵は玻璃の衣装をきて、 街の十字巷路を曲つた。 十字巷路に秋のふんすゐ、 はやひとり探偵はうれひをかんず。 みよ、遠いさびしい大理石の歩道を、 曲者はいっさんにすべつてゆく。 若刑事「探偵・・・本当は自殺?・・・それともたいふさん、あなたが・・・」 たいふ「・・・どうでしょうね・・・確かに私は今、憂いを感ず探偵ですが・・・」 今回の事件は本当に分からないことが多すぎた・・・しかし、これ以上の推理はすべきではなかったのかも知れない・・・ ![]() ![]() うう〜ん
![]() 「萩原朔太郎の『殺人事件』」、『詩が語る殺人事件』、「死神事件」、「萩原殺人」・・・同じ目に合わされたんでしょうか?あ、でも真犯人は萩原じゃないんですよね? ![]() 「危うき君主は裁くべからず」ってフレーズが気になりますが、医者も恋人をDVで支配していた男も「君主」に当て嵌まりますね。裁くべきでなかった「君主」を裁いてしまった「憂いを感ず探偵」は「かなしい女」に復讐されたのか・・・?考えすぎでしょうかね ![]() ![]() ![]() >月光さん
今回の暗号は予てより「洒落のようなもの」だと申し上げております。暗号と解くに 当たっては詩の内容を吟味する必要はありませんので犯人はすぐ特定されるでしょう。 ただ、事件の真相を知るには「詩」の解読は不可欠なのでそこに挑戦頂いているのは 感謝の極みです。是非とも解読して下さい。とは言え解釈の仕方の問題ですが… ![]() ![]() (詩の意味)
たいふ「今回の事件の発端は『死神事件』にあると私は思っています」 若刑事「今回の事件も同一の銃が使用されていますし『4件目の死神事件』と見て いいんじゃないんですか?」 たいふ「残念ながら、これは『死神事件』ではありませんし、もう『死神事件』は起らな いでしょう。何せ、犯人は既に死んでいます」 若刑事「えっ?誰ですか?警察では、容疑者の1人も浮かんでいませんよ?」 たいふ「今回の被害者、仲原忠男ですよ・・・そう考える理由は、今回は『カード』が 置かれていないこと、犯人が銃を持ち去っていないこと、『詩』の内容・現場で 争った形跡がないこと、そして何より彼が詩と駄洒落を好んでいたことです」 若刑事「駄洒落好きだとどうして犯人になるんですか?」 たいふ「『死神』(しにがみ)。音読みだと(しじん)=『詩人』・・・【死(詩)の安らぎを】とは よく言ったものです」 若刑事「それだけで、犯人にするのはちょっと・・・」 たいふ「彼自身、詩の中で告白している。【今は自らが選んだこの道の辛さ険しさが 心に重く重く言い知れぬ疲れを私に抱かせる。それでも私は自由を得るため 前だけ見て行かんと誓う】(正義の為、死神となり悪人を殺してきたが、良心の呵責 に苛まれる日々が続く。もう限界だ。死ぬことは恐ろしいが、この呪縛から開放 される為には逝くしかない)と。そして事実、彼は前を見据え眉間を撃ち抜か れ逝った。まあ、銃の調べを進めれば購入者(所有者)はすぐ分かるでしょうが」 若刑事「そんな読みが出来るのはあなたくらいのものですよ・・・ちょっと待って下さい、 どうした?」 捜査官「はい・・・銃の持ち主が特定されました。仲原忠男です。ネットを使って海外から 購入したようです」 若刑事「さ、さ、たいふさん。推理の続きをお願いしますよ・・・」 たいふ「争った形跡が無いのは、彼自身が死ぬ気でいましたし、どうせ死ぬなら敵討ち をさせてやろうと考えたのでしょう。銃を手渡し撃たせた・・・」 若刑事「それでは、自殺幇助ですよ。独善で何人もの人を殺しておいて自分も誰かに 殺させるなんて、なんて身勝手な奴だ」 たいふ「相手に明確な殺意があれば、殺人ですよ・・・そして、彼女には明確な殺意が あったはずだ。何の躊躇いもなく眉間を一発で撃ち抜いている・・・」 若刑事「彼女?」 ![]() ![]() おっ、やはり「死神事件」の犯人は仲原だったんですね
![]() 後半2行の頭文字からは「あゆ」、「静かに眠りたい」からは静→セイ→聖→聖子とも読み取りました・・・これじゃ決定力に欠けますね ![]() うぅ〜ん・・・。 ![]() ![]() たいふ「静かに眠りたかったのは、仲原自身だったと私はみています。『静かに眠りたい』
が故に『裁くべからず』なのだと…彼が抱く『夢』とは何だったのでしょうね」 若刑事「たいふさん、誰に向かって言っているんです?」 ![]() ![]() 私の解釈だと彼は自分のしていることは正しいと考えていた。だから人殺しの正義、という自分の心に負担をかけてしまうような今の
状況に疲れた、自分のしていることが正義だと思えるうちに死にたい・・・と考えていたのでしょうか? 追加した2行の内容以上に追加した理由の方が気になってしまう今日この頃。被害者にとって予想外の来客、敵討ちをさせてやろうとした被害者は何を考えていたんでしょうかね・・・ 正直言うと天敵な問題っぽかったのであえて敬遠してた事は内緒 ![]() ![]() ![]() 調べてみたところ、萩原朔太郎の殺人事件の文中にある「十字巷路」、
「よつつじ」と仮名がふってありました。恋人、四辻・・・ 四辻はひどい仕打ちを受けても、やはり坂本のことを? そして、仲原もまた・・・? ![]() ![]() 出題者たいふ
「確かに、【十字巷路】は(よつつじ)と読みます。しかし、それが最後の2行にどう 繋がってくるのか…が問題ですね…って分かっていて敢えて書かれていない可能性が高い のですが…さあて、事件も大詰めですし、急ピッチで解答編を仕上げないと… ![]() たいふ「やれやれ…どうしようもない出題者ですね」 ![]() ![]() 解答編を書き上げました。
(先週から時間外・休日勤務が多く余裕が無かったので・・・) たいふ「・・・自転車操業はいけません。書き上げてから出題しなさい」 ごもっとも・・・ ![]() たいふ「注目すべきは『危き君主』のみ」 そんなぁ・・・背景は無視ですか〜 ![]() ![]() 「死神事件の犯人・仲原が抱く『夢』とは何なのか?
仲原が咄嗟に書いた2行の『危うき君主』とは何を示すのか!? 大好評の『詩が語る殺人事件』解答編Commig soon!!」 ・・・すみません、わからないので次回予告のお遊びに走ってしまいました ![]() ![]() ![]() ![]() 折角、予告までして頂いたので、ご厚意に甘え…
(解答編) たいふ「今回の事件、暗号は終始、洒落のようなものでした。今回は『危い君主』が ポイントです。君主は英語で『Lord』=ロード=『Road』=道ということでしょうね」 若刑事「道・・・危い道・・・道浦歩美が犯人ですか?詩にも『大理石の歩道』 『滑ってゆく』とありますし・・・」 たいふ「いや、少なくとも『歩道』自体は歩行者の安全の為に設けられた道で『危く』ない」 若刑事「あと、危険な道といえば、十字巷路・・・ですが・・・?」 たいふ「この詩では十字巷路は『よつつじ』と読むんです・・・」 若刑事「あっ!・・・でも、危い君主は『裁くべからず』って言ってますし犯人ではない ということなのでは?」 たいふ「いや、それは仲原自身が『夢を抱いて静かに眠りたい』から『裁くべからず』なの でしょう。彼は調査の過程で坂本の四辻に対するDVを知ったはずです。坂本 は浮気調査と言っていますが、実はこれの露見を恐れ、誰かに相談していないか を確かめたかったのでしょう」 若刑事「…それがどう『夢を抱いて静かに眠りたい』から『裁くべからず』に繋がるんです?」 たいふ「仲原は、同情して四辻に何かとアドバイスしたのではないでしょうか。『あんな男の 傍にいては、いつか殺されてしまいますよ。警察に相談するべきだ』とかね。しかし、 彼女は『それでも坂本を愛している』と言って聞かなかったのでしょう」 若刑事「酷い暴力を受けながら、それでも愛している…恋は盲目…ですね。そんな彼女の 姿に同情が何時しか慕情に変わり、坂本に憎悪の念を持つようになっていったという ことですか?」 たいふ「おそらく…。坂本を殺害し、彼女を自由にしたかった。しかし彼女は愛する人を失って 絶望し、犯人を恨んだでしょう。それに仲原は気付かなかった。彼女が自分を殺そうと 目の前に現れた時にようやく気付いた、自分の過ちに…『自分が想いを寄せる相手に 殺されるなら、それで彼女が満足するなら、本望だ。だから彼女を罪に問わないで 欲しい』ということでしょうね。最後2行の詩の意味は…」 若刑事「・・・庇うつもりならなぜDMなんて残したのでしょうか?」 たいふ「それは仲原が、どこまでも詩人でありそして、真実を探求する探偵であった ということです」 若刑事「…やるせないですね。それでも四辻は逮捕しなければいけません。たいふさん、 わざわざありがとうございました。では」 警察署を後にする時、たいふはこう呟いた。 (…彼女は、この世にもういまい。恋人の元に旅立ったはずだから…安心して逝きなさい。 もう誰も彼女を裁く事は出来ない。これが、あなたの思う『裁くべからず』ではなかった としてもね、仲原さん…) ![]() ![]() なるほど、危険な道ということでしたか。
実は、詩の前半部分の「斜に構えて」で、斜めに読めということかな と思っていたんですが、なぜか読めませんでした。 ![]() でも真相の部分は妄想がほぼ当たっていたので良しとしましょう。 こんな形式で学習できたらもう少し勉強も好きになれたかな ![]() ![]() ![]() >123さん
そうですね。事件の背景についてはほぼ100点の回答ですね。今回はこちらを読み解いて 頂く方に力を注ぎましたので嬉しい限りです。暗号は、まぁ…オマケとは言いませんが… 通常の学習も1つの謎解きだと思って、自分から楽しむことが大切ですね。 では、いつも通り零時に施錠することにします。 ![]() ![]() なるほど、「君主」→「ロード」→「道」と解読するのですね
![]() 挑み甲斐のある問題ありがとうございました! それにしても切ない事件ですねぇ・・・ ![]() ![]() ![]() (BAR『終の棲家』)その夜…
マスター「どうかしましたか?若先生、浮かない顔をしていらっしゃいますね」 たいふ「いいえ…何でも…いや、そうですね…嫌な事件を1つ解いてきたものですから」 マスター「そうですか…詳しくは聞きませんが…注文はいつもので?」 たいふ「いや、今日は『ギムレット』を・・・頼みます」 (マスターは全てを悟ったかのように、静かに頷き) マスター「…分かりました…」 (カチャ) 若刑事「やはりここにいらっしゃいましたか、たいふさん。実は事件の報告をと思いまして…」 (太傅は何も語らず、視線で促す…) 若刑事「あ、はい。あの後すぐに四辻の家に踏み込みましたが、そこには浴室で手首を切り 自殺している四辻が…発見されました。衣服から硝煙反応が出ましたので仲原を殺害 したのは確実かと。このまま、被疑者死亡のまま書類送検されることになると思いま す。『死神事件』の方もたいふさんの推理通りの形で幕を下ろしそうです」 たいふ「そうですか…」 若刑事「そういえばたいふさん、仲原の見る『夢』とは何だったんですか?お聞きするのを 忘れていました」 たいふ「今となっては…ですが、萩原朔太郎の『夢』という詩、とだけ言って おきましょう」 若刑事「…あれは、恋人の…つまりは『夢』に夢を抱いた…ということなんですね」 たいふ「そういうことです…」 若刑事「今回の事件ですが、たいふさんならどんな詩で締め括りますか?」 たいふ「ふぅ…」 (太傅は『ギムレット』を一気に飲み干すと、彼には応えずそのまま店を後にした) 若刑事「あれ?何か変なこと言っちゃったかな」 マスター「いいえ、ちゃんと答えて行かれましたよ」とニヤリと笑う 若刑事「???…どういうことです?」 (こんな御都合な世の中に歌なぞ歌わない…中原中也『詩人は辛い』) 皆知っていると思うが…『本当のことを云おうか 私は詩人ではない』…しがない探偵だ ![]() ![]() あらら、私の勘は外れていたようですね
![]() 結局犯人がいなくなってしまいましたね・・ 生きる価値は人それぞれなのを痛感しました。 でも死ぬ事はいつでも出来る、それよりも 生きる難しさをどう楽しむか、ですね ![]() |