ある街で、こんな大会が開かれた。
「賞金２００万円」
その広告をみて、１００人の人が集まった。

ルールは至って簡単だった。

パー、グー、チョキのカードを皆３枚づつもっている。
そして、青色の紙を３枚もっている。

このカードで、じゃんけんをして、勝ったら、青色の紙を勝った方が貰う。
ただそれだけだ。
失格条件
１　紙を全て失った場合。
２　時間終了時までに、カードを使い切れなかった場合。
３　そして、時間終了時までに、紙を３枚持って以内場合。
この３つです。

賞金がもらえる条件
「カードを全て使い切り紙を３枚以上所持する。なお、条件さえ満たしていれば、何人でも賞金はもらえる。」

なお、カードの売買は認めるが、処分は認めない。

そして、分けが分からぬが５００万円を渡される。


大会が開始されて１時間。
所持カード数が少なくなり、カードがばれているのではないか。　そう思う人が多数おり、じゃんけん勝負がなりたたない。

すると、一人のマジシャンがこう行った。
「きけ！私に提案がある」
「どんな？」
「いいか、みんなのカードを一回集める。それを切り直して始めに持っていたカードの数を再度渡す。そうすれば、自分のカードが知られてるもない。０に戻るんだから。違うか？」

すると、皆が集まりだした。

皆は円になって座った。失格者以外の３８人は全員集まった。

そして、提案者がまずカードをきる。

そして、全員がカードをきり、提案者にもどされた。

その男は床にカードをばらまき、手でかき混ぜて、さらにカードをより混ぜた。


そして、自分の手元に２枚置くと、
順不同にバラバラ配りだした。
皆、持っていたカード数を手で示しており、配りミスはなかった。

そして、提案者は、そのごの勝負で２連勝。
みごとに賞金を手に入れた。
すると、Ｋさんがこういった。
「待った！その男はいんちきだ。」
と。
一体何が何をすれば、このようになるのか？

この問題は、賭博黙示録カイジ　を参考に出題致しました。