俺の名は山田。一応探偵をしている。
俺には子供がいるんだが、その子供の誕生日だったので、今日はゲーム機をプレゼントするのだ。
買いに行く途中、豪邸の前にパトカーが集まっていた。
山田「刑事さん、何かあったんですか？」
刑事「それがだな、ここに住んでる菅谷玲子さんの家にある黄金の壺がなくなったんだよ。」
山田「・・・容疑者は？」
刑事「黄金の壺は、パスワード付きの倉庫に保存していたそうだ。だから、パスワードを知っている三人になる。」
遠藤（趣味：ミニカー）「俺は黄金の壺の手入れをする係だったので、今日も倉庫に壺を取りに行ってたんだ。」
松山（趣味：生け花）「私は菅谷さんの友達だから、黄金の壺を見せてもらえる時にパスワードを見たのよ。」
明津（趣味：映画鑑賞）「私は玲子の妹よ。姉妹だからパスワードを教えてもらったのよ。」
山田「なるほど。」
刑事「山田、もしかして分かったのか？」
山田「倉庫の見取りを。」
刑事「四角形の形になっていて、南にドアがあって、北に窓がある。窓は割られてもいないし、開いてもいなかった。」
山田「他に特徴は？」
刑事「西天井に空き缶が２本入るくらいの隙間があって、窓は中から反動をあたえると開くそうだ。」
山田「おかしなところとかは？」
刑事「犯行に使ったと思われる【マット】と【カメラ】と【長いロープ】が豪邸で見つかったそうだ。」
山田「犯人は彼しかいないね。」