このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(6人)
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難易度:★★
![]() ![]() ここで皆さんと顔を合わせるのも久しぶりだな。
今回はこの時期特有の事件をご紹介しよう。 ある日、ある一軒家の一室で中学生の遺体が発見された。 その中学生とは、馬桁 茂野子(15)。高校入試を控えていた。 遺体の近くにはワープロ文書の遺書が添えられていた。 遺書 私、もう生きていけない。 滑り止めの私立高校受けて落ちたのに公立受験しても受かるわけないよ。 先は真っ暗。これからどうしていけばいいのか分かんないよ・・・。 お母さん、女手一人で今まで育ててくれてありがとう。そして、ごめんね。 私、もう死ぬしかないの。ごめんね・・・ 母親は泣き崩れるばかりで、言葉を発することができなくなっていた。 数時間たち、母親もさすがに泣き止み、ようやく口を開いた。 「あの子は、父親が小さいときに事故で死んで、私が毎日仕事をしてやっと高校に進学できるって言うところだったんです。滑り止めに落ちただけなのにどうして・・・」 しかし、私は既に少し疑問を持っていた。 検死の結果、睡眠薬の過剰投与による死亡と断定された。また、娘の机の中から、睡眠薬のケースと思われる箱が発見された。 私は、母親に別室に案内してもらい、重い口を開いた。 「あなたが殺しましたね」 母親は目をかっと開いた。 「遺書に不審な点があるのです。また、もし他殺だとしたらあなたしか犯人は考えられません。ほかに容疑者は考えられませんので」 私の言葉を聞き、母親は自首した。 親が子供を殺すという、哀しい事件であった。 ・・・私が遺書の中で不審に思った点とはどこだろう?
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