旅人のあなたは、嘘つき村と正直村の境にあるお食事処でひと休みしていました。
お食事処においてあった旅のしおりによれば、嘘つき村の人は常に嘘をつくそうですし、正直村の人は絶対に嘘をつかないそうです。
そんなことになっていたら、お互いの村どうしで意思疎通ができないのではとひとごとながら心配ですけれども、しおりによればふたつの村の全ての住民は互いに知己であり誰がどちらの村に住んでいるかについて熟知しているので問題はないそうです。
お食事処のマスターは正直村の人で信用できる商いをしているとのことです。
そこへ５人が店に、入ってきました。マスターに5人を紹介されました。
エリオット、クリス、アルマン、アリアナ、フェリックスという名前だそうです。５人は嘘つき村または正直村の住人でした。
マスターがいいました。
「そうだ、旅のおかた。５人がそれぞれどちらの村の住人なのかを全て当てたら、先ほどのエビフライ定食の料金を半額サービスしますよ。」
マスターは５人にいいました。
「じゃあいつものヒントを出したげて。」
ヒントは次のようなものでした。

エリオット:「５人のなかでは嘘つき村住人が多数派です。」
クリス:「フェリックスと私とは違う村に住んでいます。」
アルマン:「(鼻歌をうたっていますが何もしゃべりません)」
アリアナ:「５人のなかで正直村の住人は…多くてもたかだか２人です。」
フェリックス:「クリスとアルマンとは違う村に住んでいます。」

はて？　どのように考えますか？