数日前に教えてもらった天秤パズルです。

（ちなみに私は解けませんでした。）

３台の上皿天秤があります。
みかけではこれらの区別がつきません。
このうち１台はポンコツなのでして、
正しい結果を出したり間違った結果を出したりと
使うごとに毎回ランダムな結果を出すという
イヤーな性能を持っています。
（人間に例えると、きまぐれに嘘をついたり正直になったり…）

残りの２台の天秤は正常に動作します。
なお、上皿天秤につきものの錘はありません。

さて、
金貨が９枚あります。
このうち８枚は本物の金貨で残りの１枚は偽金貨です。
本物の金貨の重さは１０.１グラムで、偽金貨の重さは１０グラムです。

天秤の使用回数を４回以内で偽金貨を確実に特定する方法を
編み出してください。

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余談その１
ポンコツ天秤が、
常に間違った結果を出す設定ならば、
…容易です。
１台めの天秤の左右の皿に３枚づつ乗せて計り
２台めも、全く同じように計ります。
（左右の皿にのせる金貨は変えない）
３台めも、全く同じように計ります。
すると、結果は必ず２対１で割れますので
ポンコツ天秤が判明するというわけです。
４回目の天秤使用では正常な天秤を使うことで
偽金貨を特定ですが詳細を省きます。

ポンコツ天秤が、
常に間違った結果を出す設定ならば上でみたように
簡単なのですけれども、
本問のポンコツ天秤は、間違ったり正しかったりします。
さきほどの解法で
《結果は必ず２対１》が保証されずに、
３回の天秤計測を経てもポンコツ天秤がどれなのか
全く手がかりがありません。
この状態で４回目の計測をしても……


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余談その２
天秤が４台あり、
うち１台がポンコツ（ランダムに正しかったり間違ったり）
という設定の問題も考えやすいです。

金貨に�@〜�Hと名前をつけます。

�@�A�B仝�F�G�H
�@�C�F仝�B�E�H
�A�H�C仝�E�@�G
�A�F�E仝�C�B�G

上のように天秤４台を全て使って計測すればオーケーです。
詳細は省きます。

参考図
294 123
753 456
618 789

天秤が４台あれば４回のうち３回は必ず正しい結果が得られるので
解きやすいのです。

しかし、本問では天秤は３台しかないので、
何も考えずにやると、
ポンコツ天秤を２回使ってしまうケースが発生しかねません。
そうなれば偽金貨は特定できません。

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カッコいい解き方を募集いたしたく、出題させていただきました。

想定解発表のタイミングでは…
このパズルの原典が書いてあるサイトのＵＲＬを紹介する予定です。