FAQ
RSS
|
|
ツイート
|
 疣痔脱肛誤字脱字
難易度：★
 千夜一夜
2022/07/24 00:10
このクイズのタイトルは井上ひさし風をめざしました。 タイトルをヒントになさりたい一部の紳士淑女の皆様方、 一度は正気に立ち返ってくださいますようっ！！ さて。 私の人生経験・実話から題材を得て出題いたします。 私が経験した下記の物語には激しすぎる誤字・脱字があります。 果たしていかなる間違いなのかについて、 ピンポイントに要点を掴みつつ、 論評なさってください。 それでは、物語の始まり始まり…… ――― 大学時代の喫茶店仲間と、偶然に繁華街で出会った私です。 仲間は私に言いました。 仲間「俺は今、某社Ｃの情報管理部の係長なんだ。」 私「ああ、某社Ｃといえば、 その社員が某少女マンガで宇宙人の姿で登場していたね。 」 仲間「ああ、あれだ。 突然の脇役出演だし弊社に許諾は取っていないそうだ。」 私「ふーん、まっ、いいかっ（笑）」 仲間「（笑）ちょうどここに社内資料がある。」 私「ん？」 仲間は社内のコンピューターシステムの設計書を取りだし 私に説明を始めた。 ――― 仲間によれば彼の属する会社の一番の主力業務は、 うんこをすることで、お客様を喜ばせ、 代償としてうんちを頂戴する業務なのだそうである。 社内でうんこ業務を専任する担当はエリート社員である。 そのエリート社員を統括するうんこ管理者は 法に基づき、本社・支社・支店に少なくとも各１名いるそうで、 営業所レベルでも主要な所には配置されているとのこと。 うんこ管理者は、うんこの実務を担う担当者を統括している次第。 仲間は情報管理部の若手で、 新しいコンピューターシステムの 情報入出力画面の設計や運用について検討中とのことらしい。 ―― 仲間「で、うんこは、２人一組で行う。 かわりばんこだ。疲れるからな。休み休み交代でだ。」 私「わかるわー。」 仲間「で、この情報入力画面は、うんこしたて報告画面だ。」 私「ちょとまて、そこからか？」 仲間「すまんすまん。説明不足か。 うんこは通常、一晩かけて行う。うんこにあたり、 出発地点ではうんこ管理者がうんこしたて報告をするんだ。」 私「うんこ担当者でなく、うんこ管理者が……か……」 仲間「担当者のひとばんのうんこでは、各支店や営業所を、決められたルートで廻る。 先だって管理者がうんこしたて報告をするんだ。 そして、うんこの最中に、 各支店・営業所に到着したり出発したりするときにもその日時を報告するんだ、 これはうんこが終わるまで続くんだ。 この報告はハッチャキ報告と言う。」 私「ふむふむ。」 仲間「朝になると、拠点をすべて廻りきって、担当者によるうんこがやっと終わる。 うんこ管理者は、ここで、うんこ完了報告を行う。」 私「なかなか興味深いな。」 仲間「各報告画面のデザインなんだが……みてくれ、これだよ。」 物語はここで終わりです。 ほぼ実話です。 （本当はもっと細かい） ■問題 どんな会社なのかを推測し、誤字・脱字について論評なさってください。
|
回答募集は終了しました。
|
うん、この物語は単に「はい、そう…」「うん、そう…」など生返事する話ではなく、大勢の人を動かしてそうだ。
まっとうなサービス業なのに、ちょっとした誤字のせいで夜中に風呂でうんこするとんでもサービスになっているようだ。 著者の伝えたいことを推測し、証弁すると… ・お客様を乗せて大型車を動かすのだから、うんこは先にすませておくべき ・大型車と言ってもバキュームカーではないのだから対価はうんちではなく金銭で受け取るべき ・出発や到着の際に気分が高揚するのは分かるが、落ち着いて報告するべき ・「したて」が何を指すのかは不明だが、そんなことは知ったって仕方がないだろう 「感想」 ・現場の声を十分に汲み取る場所が必要と思われる ・本人がいいづらい意見を大便させる取り組みも拭くケツ ・他にもいろいろ快便すべき点があり、企業としても踏ん張りどころ 
簡ケツに書くつもりが、つい論評にボットンしてしまいました
千夜一夜
非常によいところに着目なさっておいでです。 しかしながら 残念なことに会社の業種が異なります。 それ故に、 「惜しい！！」 とさせて頂きます。  なお、囁きの芸術点が非常に高いので、皆様のためにも 即時公開すべきと考えました。 ・うんこは通常、一晩かけて行う。
・「担当者のひとばんのうんこでは、各支店や営業所を、決められたルートで廻る。 ・「朝になると、拠点をすべて廻りきって、担当者によるうんこがやっと終わる。 「各支店」や「営業所」を一晩（ひとばん）かけて回るのがポイントのようで、どうやらイギリスの風呂でうんこしてるわけではないようだ… ・法に基づき、本社・支社・支店に少なくとも各１名いるそうで、 営業所レベルでも主要な所には配置されているとのこと。 おクソクソうぞうの域を出ないが、本社、支社、支店、営業所の区分があると言う事は大企業か… 法整備もされていることから便茶企業ではなさそうだ… 大企業なら大企業の痔核を持って、血便が出たときの尻拭いもしっかりしていただきたいものだ
どうやら便を出す業種なのは間違いなさそうだが…
千夜一夜
芸術点＋＋ 皆様にとって、 大変に良い参考になると思われますので 囁きをオープンにさせて頂きます。 そうですね、夜行イギリスの風呂（＝バス）は、 有力な選択肢でしたけれども、 本解では、会社の業種違いなのでした。 人は運びません。 どうやら便を出す業種なのは間違いなさそうだが… この物語はほぼ実話なのですが、 登場人物の「仲間」に今晩電話して確認してみたところ、 《……社内では便とは言わなかったかも…同業他社では言うかもしれない…うちではあくまでも【うんこ車】。》 とのことでした。 あと、ハッチャキ報告は、 うんこの担当者が、ポータブル端末で行うのですが、 支店・営業所など各拠点の内勤者（夜勤）の人は、 対応する報告を別途にコンピューター画面で行なって ダブルチェックするそうです。 その報告画面のタイトルは、 【うんこ立寄り報告】 というそうです。 電話口で、マジか！！ と笑ってしまいました。 仲間は、何がそんなに面白いのかと、怪訝そうでした。
千夜一夜
たしかに、この会社の業種・なりわいにとって、「車両運行管理」は大事な管理要素ですね。 でたらめになっちゅうとあっというまに赤字転落です。 御指摘の誤字・脱字について、 「うんこ」、「うんち」、「ハッチャキ」については正解です。 「うんこしたて」については、 損益分岐点を良い方向に引っ張るための 大事なお仕事なのです。 多くのお客様からの日々のニーズの量がかなり変動しますので、 「うんこ車」の「したて」を上手に行うべきなのですね。 なお、某社Cはおっしゃる会社ではございませんでした。
国会での法改正（平成元年）に伴う審議議事録をみてきました。 この出題での私とその仲間の会話の情景は 昭和のものでしたので大変にアレですが、 業界の現状とはちょいとばかり法制上のたてつけ面で 齟齬がある可能性も高うございます。 お詫び申し上げます。 ※私は Ann さんが挙げてくださった 「某社Ｃの実名」候補の業態を知りませんでしたので ちょっと調べてみた次第です。 その結果、法の大改正があったのだと知ったのでした。 それでもまあ、出題で使った技術的タームは今でも通用するようです。 ただし、某会社Ｃ特有のジャーゴンも紛れているかもしれません。 その際にはご容赦ください。
想定解の説明の本題に入る前にまずは、自動車で人を運ぶ手段について考えてみます。
テーマはバスです。 バスには二大種別があります。 ・貸切りバス ・乗り合いバス 前者の貸切りバスは、 特定の人々の集団が、出発点と到着点を指定して バスを借りるわけです。 後者の乗り合いバスは、 不特定の乗客が乗り合わせする形になります。 個々の乗客の出発点や到着点はバラバラです。 このようなことが乗り合いバスで出来るのは、 貸切りバスにはない特徴を備えているからです。 その特徴とは、 ・バス路線がある ・停留所がある の２点が考えられます。 ここまで、バスにおける二大種別についてお話しました。 今度は、人ではなく、自動車で物を運ぶ手段についてを考えます。 バス同様にトラックによる貨物輸送にも貸切りと、それ以外の種別があります。 後者は、「積み合わせ」といいます。 バスにおける人の「乗り合い」の「乗り」を トラックにおける貨物の「積み」にさし変えたと思えば イメージはつきやすいと思います。 積合せ運送では、乗り合いバスと同様に路線があります。 また、その路線には、 バスにおける停留所に近い概念として、 支店や営業所など拠点をおきます。 拠点では、貨物の仕分けや、集荷・配達機能も持たせます。 私たちはバスに乗るためには停留所まで歩いていきますが、 貨物輸送の場合には、 運送会社が集配車（集荷・配達車）を、荷主までよこしてきてくれて、拠点までの運送もしてくれます。 拠点にはプラットホームがあり、方面別に荷物を仕分けしたりするわけです。 こうした拠点が路線上に適宜配置されています。 この拠点間を 【運行車】が行き来しています。 各拠点に【運行車】が立ち寄り、 荷物を積んだり下ろしたりするのですね。 ＝＝＝ ここまでの話は かなりハショっています。 陸上貨物輸送には次の３つがあります。 ①通運事業 ②区域事業 ③路線事業 さきほどのお話しは、路線事業のもので、 本出題の某社Ｃの主力業務です。 通運業は、 集配以外の長距離輸送部分を列車や海運にたよるものです。例：日本通運 ②区域事業 長距離輸送部分は基本的にはなくて、オカミからお許し頂いた区域内にどのように荷物を運んでもいい感じです。 例：佐川 となりの区域の事業者を次々に吸収合併していけば、 日本全国どこへでも、と、なりえるわけで、佐川などはその成れの果てです。 ③路線業 オカミにお許し頂いた路線で勝負する形態ですね。 ＃かつては、上の３つには厳密な区別があったのですが、 自由化・規制廃止などの要請もあり、昭和後期には次第に渾然一体となっていったようです。 ＝＝＝ |
物語推理
物語推理
問題へジャンプ