「こちらが私の作った3タイプのロボットです。
　正直ロボットはいつでも正しいことを言います。
　嘘つきロボットはいつでも正しくないことを言います。
　きまぐれロボットは正しいことを言ったり、正しくないことを言ったりします。
　どちらになるかは予測不能です」
博士はとくいげに説明しました。
それを聞いて、お金持ちのエヌ氏は言いました。
「つまり、きまぐれロボットはどんな発言でもできるというわけだ」
「いいえ。正しいかどうか分かっていることしか言えません。
　例えば、サイコロを振ったときにどの目が出るのかは分かりませんので、
　『このサイコロを振ったら1がでます』というような発言はできません」
「なるほど」
「サイコロで7が出ることはありませんので、嘘をつくと決まったときには
　『このサイコロを振ったら7がでます』と言うことはできます」
「まあそんなことはどうでもいい。正直ロボットを売ってくれ」
「正しいことしか言わないロボットなんてすぐに飽きてしまいますよ。
　私はきまぐれロボットをおおすめします」
「いや。正直ロボットがいい。どれがどのロボットなのだ」
「私にも分かりません。
　こうしましょう。
　3体のロボットに1回ずつ質問して、タイプをつきとめてください。
　3体ともつきとめることができたら1体譲りましょう」

エヌ氏がロボットのタイプを聞いたところ、各ロボットは、
「私は正直ロボットです」
「私は嘘つきロボットです」
「私はきまぐれロボットです」
のいずれかを答えました。
エヌ氏は1体目の答えを聞いたときにそれが何ロボットなのか分かりませんでした。
2体目の答えを聞いてもどのロボットが何ロボットなのか全く分かりませんでした。
3体目の答えを聞いたときに2体目のロボットのタイプだけは分かりました。
エヌ氏が完璧な推論をしたとすると、3体のロボットはそれぞれどう答えたのでしょうか。



おまけ仲間探しクイズ

・空を飛んだり歌ったりします
・マリオが飛び込みます
・盗作？
・つけるもの:セミ、ブス、ビア
・打ったり飲んだりつけたりします

それぞれひらがなで囁くとかってに君がコメントします。

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2018/11/22追記

きまぐれロボット三部作完結しました。


続きまぐれロボット
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=19271

続々きまぐれロボット
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=19279