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2015個並ぶ0
難易度:
★★★★
害鳥
2015/04/03 20:59
問題1.
2^nを10進表示したときに0が2015個並ぶような自然数nが存在することを示してください.
【
>>6
>>7
】
回答募集は終了しました。
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No.1
2^nが題意を満たすとき、任意の整数b,A,Bを用いて(Bはb桁以下)
2^n=A×10^(2015+b)+B と表すことができる
両辺を2^(2015+b)で割ると
2^(n-2015-b)=A×5^(2015+b)+B/2^(2015+b)
2^nは 2015+b桁 より大きいので、左辺は整数であり、右辺第1項も整数なので、右辺第2項も整数である。
すなわち、A×5^(2015+b)+(整数)が2の累乗数になればいいということである。(ただし、(整数)×2^(2015+b)はb桁以下)
以降、任意の自然数をNとし、A×5^(2015+b)+N …@ が2の累乗数となるような整数の組み合わせを探す。(B=N×2^(2015+b),Bはb桁以下)
B=N×2^(2015+b)=N×2^2015×2^bであるので、bが小さいとBの桁数はbよりも大きくなってしまう。
しかしbを1だけ大きくすると、Bの桁数は上がるときと上がらないときがあるため、bを大きくしていくと、bとBの桁数は縮まっていき、やがてBの桁数がb桁と一致する。
そこで任意のNに対し、bをBの桁数=b桁となるような値に決定する。
より、N×2^(2015+b)がb桁であるが、
N×2^(2015+b+1)がb桁のままのとき、N'=10N、b'=b+1とするとN'×2^(2015+b')がb'桁なので、Nを10倍にするとbは1増える。
N×2^(2015+b+1)がb+1桁になるとき、N'=10N、b'=b+2とするとN'×2^(2015+b')がb'桁なので、Nを10倍にするとbは2増える。
したがって、Nを10倍にするとbは1または2増える。bが2増えるのはN×2^(2015+b)の最高位の数が5以上のときで、3,4回に一度である。
Nを10倍にしてbが1増えたとき、A×5^(2015+b)は5倍がかけられるので桁数は1上がるか変わらないかのどちらかである。
これはA×5^(2015+b)の最高位が1のときは桁数は変わらず、それ以外は1上がる。
Nを10倍にしてbが2増えたとき、A×5^(2015+b)は25倍がかけられるので桁数は必ず1上がる。
したがって、Nを10倍にするとA×5^(2015+b)の桁数は1上がるか変わらないかのどちらかである。
N×2^(2015+b)の最高位が4以下かつ、A×5^(2015+b)の最高位が1の状態のとき、Nを10倍にすると桁数が変わらない。
N=1とし、Nを10倍にするということを繰り返す。
Nを10倍にするたび、Nの桁数は1上がり、A×5^(2015+b)の桁数は1上がるか変わらないかである。
変わらないとき、NとA×5^(2015+b)の桁数の差は1だけ縮まる。
差が縮まるのはNの大きさに関わらず何度かに1度必ず起こるので、何度もNを10倍にすることにより、2数の差は縮まっていき、最終的にはNの桁数がA×5^(2015+b)を追い抜く。
ある程度追い抜いたところでNの10倍を止め、そのNの桁で@が2の累乗数になるようにNの値を定める。
1つの桁の中に少なくとも3つの2の類乗数があり、Nの桁が1桁変わってようやくbは1増減する程度なので、bの値はそのままで@を2の類乗数とすることは可能である。
したがって任意のAにおいて@が2の類乗数になるような整数の組は存在し、任意のAにおいて 2^n=A×10^(2015+b)+B をみたすnは存在する。
より、0が2015個並ぶような2^nは存在する。
Nighteck
2015/04/05 07:46
あまりに稚拙すぎる…
害鳥
丁寧でよい回答だと思います
ちょうど2015個並ぶことを示してくださり,ありがとうございます.
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No.2
ヒミツ
ろろろ
2015/04/08 08:40
わかりません・・・
害鳥
小数点以下は考えませんw
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No.3
mを自然数とします。
2^nを10^mで割った余りをf(n)とします。
余りの種類は有限個なので、f(n1)=f(n2),n1>n2となる自然数n1,n2が必ず存在します。
このとき、ある自然数kを使って、
2^n1-2^n2=k*10^m
と書けます。
kはこのようなkの中で最小のものとします。
kが偶数であればk/2も条件を満たしますのでkは奇数です。
両辺の素因数2の個数を数えると、n2=mです。
2^n1=k*10^m+2^m
k*10^mは下位m桁はすべて0です。
2^m<2^(3*m/3)=8^(m/3)<10^(m/3)
2^mは(m/3)桁以下の数です。
よって、2^n1は下位m桁の中の上位約2/3がすべて0となります。
例えば、m=6000とすれば少なくとも4000個の0が並ぶ数が存在することが言えます。
あれれ
2015/04/08 12:36
考えてみました
害鳥
確かにこの問題だと,2015個より多く並んでも良い,と読み取れますね.そのため,こちらの解答で正解ですね.短くて明快な回答ありがとうございます
では「ちょうど」2015個だけ並ぶ,という問題ならどうでしょうか.
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No.4
ヒミツ
あれれ
2015/04/08 17:08
質問です。
害鳥
一番緩いCを想定しています.
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No.5
前回、任意の自然数mについて、ある自然数aとk(奇数)があって、
2^a=k*10^m+2^m
とできることを証明しました。
kに含まれる素因数5の個数をb個とすると、
x=k/(5^b)は5で割り切れない自然数となります。
2^a=x*5^b*10^m+2^mの両辺に2^bを掛けると、
2^(a+b)=x*10^(m+b)+2^(m+b)
さらに自然数cを考えて、2^cを掛けると、
2^(a+b+c)=x*2^c*10^(m+b)+2^(m+b+c)
xは5の倍数ではないので、x*2^cは10の倍数になることはありません。
x*2^c*10^(m+b)は下位(m+b)桁はすべて0、10^(m+b)の位は0ではありません。
2^(m+b+c)はcが1増える毎に桁数は高々1桁しか増えず、
cが4増えれば確実に桁が増えますので、任意の桁数にすることができます。
最初にmを十分大きくとって0が2015個以上並ぶようにしてから、
2^(m+b+c)の桁数を1ずつ増やしていけば、並んでいる0の個数が1ずつ減りますので、
いつか必ず0の並ぶ個数がぴったり2015個となります。
あれれ
2015/04/09 12:40
それならこれで。
条件はしっかり問題文に書いたほうがいいと思います。
害鳥
正解です.問題文に不備がありご迷惑をおかけしました
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No.6
害鳥
2015/04/13 15:48
解答です.
数列{2^n}の下m桁の最小周期がrであるとすれば
2
n+r
−2
n
=α×10
m
を満たすような,10の倍数でない自然数αが存在する.
ここで,2
n
はm桁以上である必要があるので,少なくともn≧mが成り立つ.
両辺を2
m
で割ると
2
n−m
(2
r
−1)=α×5
m
…(1)
となる.
次に下m+1桁の最小周期を求めよう.これが下m桁の最小周期の整数倍になるのは明らかなので,これをsrと置く.sは自然数である.すると次式を満たす10の倍数でない自然数βが存在する.
2
n+sr
−2
n
=β×10
m+1
両辺を2
m+1
で割ると
2
n−m−1
(2
sr
−1)=β×5
m+1
…(2)
(2)式の左辺を因数分解すると
2
n−m−1
(2
r
−1)(2
r(s−1)
+2
r(s−2)
+…+2
r
+1)
となるが,これと(1)式を用いると,(2)式は次のように書ける.
2
n−m−1
×α×5
m
×(2
r(s−1)
+2
r(s−2)
+…+2
r
+1)=β×5
m+1
これを整理すると
2
n−m−1
×{2
r(s−1)
+2
r(s−2)
+…+2
r
+1}=5×β/α …(3)
(1)(2)式を見ればわかる通り,α,βはいずれも偶数である.偶数であって10の倍数ではないのだから5の倍数であってはならない.よって(3)式より左辺の{}内は5の倍数である.そのようになる最小のsは5である.
下1桁の最小周期が4であるので,帰納的に下m桁の最小周期は4×5
m−1
であることがわかった.
2
n
において,下m桁がとり得る値を考える.10
m
は2
m
の倍数であるので,下m桁が2
m
の倍数であれば,全体として2
m
の倍数である.そのうち,末尾が0のものはとりえない.
m桁以下の数のうち,2
m
の倍数であり,末尾が0でない数の個数を求めよう.
m桁以下の非負整数は10
m
個あり,そのうち2
m
の倍数であるものは5
m
個ある.更に,そのうち末尾が0であるものは全て2
m
×5の倍数になっているので,その個数は5
m−1
個である.よって,それを除くと条件を満たす数の個数は4×5
m−1
となる.
これは,下m桁の最小周期と同じであるので,結局,2
n
の下m桁は2
m
の倍数であって末尾が0でないものを1回ずつとって1周期をなす.
よって,下m桁のうち最小のものは0000000…0002
m
である(2
m
の桁数がpであるならば0はm−p個並んでいる).つまり,桁数関数f(m)を2
m
の桁数であるとすれば,下m桁にはm−f(m)個の0が並ぶ.
mを1増やすと,f(m)は増えないか,あるいは1増えるかである.したがって,m−f(m)は増えないか,1増えるかであり,最小の1−f(1)=0以上の全ての整数値をとりながら増えていく.よって,m−f(m)=2015となるmも存在するので,0がちょうど2015個だけ並ぶ2
n
は存在する.
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No.7
害鳥
2015/04/13 16:00
別解
I)n=1のとき
2
4×5^(n−1)
−1=3×5
n
である.
II)n=kのとき
2
4×5^(n−1)
−1=α×5
n
(αは5で割り切れない整数)が成り立つと仮定する.すなわち
2
4×5^(k−1)
−1=α×5
n
である.
元の式の左辺でn=k+1とした
2
4×5^(k+1−1)
−1=2
4×5^k
−1
を考える.これは因数分解できて
2
4×5^k
−1=[2
4×5^(k−1)
−1][{2
4×5^(k−1)
}^4+{2
4×5^(k−1)
}^3+{2
4×5^(k−1)
}^2+2
4×5^(k−1)
+1}
となる.上式右辺最初の[]内は仮定よりα×5
k
であるので代入して
(α×5
k
)[{2
4×5^(k−1)
}^4+{2
4×5^(k−1)
}^3+{2
4×5^(k−1)
}^2+2
4×5^(k−1)
+1]
また上式の[]内は5の倍数であって,さらに25の倍数ではないので,5の倍数でない整数βを用いて5βと書ける(証明略).よって,結局
2
4×5^(k+1−1)
−1=αβ×5
k+1
となり,n=k+1の場合でも成り立つことが分かる.
以上で示したのは,2^
4×5^(n−1)
−1=α×5
n
となる5の倍数でないαが存在することであるが,この両辺に2
n
を掛けると
2
{4×5^(n−1)+n}
−2
n
=α×10
n
が得られる.2
4×5^(n−1)+n
の下n桁が2
n
の下n桁が同じであることを意味している.
2
n
の桁数はn以下であるので,更に強く
2
4×5^(n−1)+n
の下n桁が2
n
に一致する
ともいえる.
2
n
の桁数をf(n)とすると,f(n)+1〜n桁目にはn−f(n)個の0が並ぶ.
本解で示したようにn−f(n)=2015となるnは存在するので題意は示された.
▲
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▽
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No.8
害鳥
2015/04/13 16:25
ロックします
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