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私立A学園殺人事件

死亡推定時刻：６月１６日（金）17：30
場所：３号館校舎４階家庭科室

被害者は武藤臨（むとうのぞむ）、
私立A学園の常勤の教師で2-Aを担当。
死因は包丁で腹部を数回刺されたことによる
大量出血と判断。

遺体が発見されたのは６月１６日の19：00、
第一発見者は犬飼修（いぬかいおさむ）、
職業は私立A学園の警備員。
彼が発見した時にはすでに死亡していた。

凶器のナイフは家庭科室の備品であり、
指紋は被害者である武藤氏のものが大量に
付着していた。
しかし、これは死亡直前に触れたものだと推測できる。

遺体のそばにはワープロ書きの遺書があった。

『　もう　人生に　疲れた　
　　早く　解放されたい　だから死ぬ　』

また、死体のそばに血で書かれた文字が発見された。
しかし、文字は故意的に消されたようで
解読することはできなかった。
ただ、机の下に同じく血で書かれた数字が発見された。

『18』


被害者の着信履歴や死亡直前に会ったとされる人物から、
容疑者は４人に絞られた。

1.朝比奈未来（あさひなみらい）

私立A学園に通う高校2年生。武藤臨の担当するクラスの生徒
であり、彼女は職員室で日直日誌を渡している。
被害者に対し、好意を抱いていた様子。

2.有栖川雪子（ありすがわゆきこ）

私立A学園の国語教師。被害者とは隣のクラスの担任同士で、
16：00頃2-Bの教室で会話しているのを目撃されている。
理系文系と違えど仲は良かったそうだ。

3.犬飼修（いぬかいおさむ）

私立A学園の警備員。被害者とは警備員室でよく話す仲で、
被害者は頻繁に警備員室に立ち入っていた模様。
被害者の遺体の第一発見者で、
１６日のそれ以前には昼休みに会った様子。

4.忍野信彦（おしののぶひこ）

私立A学園の生物教師。被害者とは仲が悪く
「科学と生物でどうして常勤と非常勤に分かれるのか」
というメールを17：00頃に送っていたことを確認。
いつも忍野の方から被害者に口を出すらしい。


Ｑ.犯人は容疑者４人（+自殺の可能性）のいずれかで、
外部犯や不慮の事故ではありません。
犯人とその人物の理由を推理してください。

（追加）
ヒントを設定しました。
正解は12/17に発表します。