このクイズのヒント
-
ヒント知らないよ
このクイズの参加者(24人)
広告

広告
広告
広告
広告
広告
クイズ大陸関連書籍
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
![]()
難易度:★
![]() ![]() X氏は困り果てていた。
100m先の対岸に、本土が見える。 X氏が今いるのは小さな島。周りには深く、青い海が広がっている。 島には、辛うじて椰子の木が一本だけ立っているほかは、なにもないと言っていい。 なんとか向こうに渡りたいのだが、いかんせん、X氏は泳げないし、本土への連絡手段も持たない。 X氏が途方に暮れているところに、島の妖精が現れ、X氏の落胆を嘲るような、意地汚い口調で言った。 「あんた、向こう岸に渡りたいらしいな。だったら俺が手伝ってやらんこともない。以下の物から好きなのを選んで、目標の糧としてくれ」 @モーターボート 備考:60m進んだ所で沈没する A潜水艦 備考:50m進んだ所で爆発する Bマント 備考:40m飛んだところで落下する C浮き輪 備考:30m〜10m進んだところで空気が抜ける D拳銃 備考:弾が一発込められている。絶望を悟ったときに、自分のこめかみに当てて、引き金を引けば、いかなる悩みもたちまちのうちに蒸散するだろう。 なお、この銃は消音処理が施されているため、拳銃の音で本土の人間に自分の存在を知らせる、なんてことは不可能だ。 「なんという意地悪な妖精だろう!いや、むしろ悪魔と言っていい。どれも距離が足らんじゃないか!」 憤慨するX氏だが、その怒りを弄ぶかのように、妖精は得意げな顔で言った。「いやいや、俺はあくまでも妖精さ」 「貴様ぁっ!」 だが結局、X氏は本土に渡ることが出来た。 どうやったのだろう? ※本土の人間に助けを求めることは不可能。また、たまたま通りかかった船などに発見された、などということもない。また、X氏は拳銃で自殺し、霊体となり、本土に向けて浮遊して辿り着いた、というオチもないものとする
|