・・・ライオン　　　　　　　 ・・・パンダ


「このパーティーもそろそろ終わりの時間です。ここで、重大な発表というか、重大な暗号を発表します。」

「また暗号？」

「今から紙を配ります。そこには、私の弟の名前が書いてあります。その弟が誰なのか、当ててください。意味がわからない。

と、いう方もいると思います。そのような方は、とりあえず暗号を解いて、答えを私につぶやいてください。」

私の弟の名前は、この右下に書いてあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イママデ、カクシテイタンダ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここに、おとうとがきてるん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だ。この今開催されてるパーティーに参加してもらった。daredakaateteitadakitai。

「意味分かんない、という方もいらっしゃると思います。でもこれは、暗号なんで、仕方ないと思っていただけると嬉しいです。（本当は、僕の国語力が低いのがいけないんですけど）」

「いったい今のは誰なんだ？」

「僕たちをつくったり、このパーティーをひらいてくれた、Ｙ君だよ。」

「なるほど。」

「というわけです。また、暗号といてくださーい。」

「いっつも他人頼みなんだから。」