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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(17人)
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難易度:★★
![]() ![]() 「くそっ、なんで俺が昼休みに掃除なんか・・・・・・」
リキッド警察署の玄関口にて、利子刑事は愚痴を言いながら、やる気なく箒を動かしていた。彼は、今朝、昼の掃除当番を決めるあみだくじで負けていたのだった。 「そもそも、俺はこれまでの人生で、一度だって公共の場を汚したことはない。ポイ捨てどころか、『来たときよりも清潔に』をモットーとするこの俺が、どうして掃除などせねばならんのだ!そもそも、掃除なんてものは汚した当人がやるべきであって・・・・・・」 「ねえ、あんた、誰?」 女が立っていた。ピンク色のスーツに身を包み、ロングヘアの栗色の髪。年の功は、見たところ三十代前半か。ほっそりとした眉の片方を上げ、利子刑事に向けて目を細めている。 「なんだい、突然。署に何か用ですか?」利子刑事はやる気なく掃いていた箒を止めた。 「何か用って・・・・・・私はここの刑事です」 「刑事・・・・・・?」 「おやおや、これは久しぶりじゃありませんか!」そこへ、ロビーの階段を降りて、ビン・ボウ警部補がやって来た。「ご無沙汰しております。カネクレイ警部殿」 「うん、久しぶり、ボウ警部補」 「休暇の方はどうでしたか?」 「うん、まあまあね。それにしても、月はすごかったわよ。クレーターのど真ん中に立ったりしてさ。写真あるから、後で見せてあげる」 「あの・・・・・・ビン・ボウ警部補」利子刑事が戸惑いの表情でビン・ボウ警部補に訊ねた。「この人って・・・・・・」 「ああ。利子刑事は初見だったね。彼女はコゼニー・カネクレイ警部だ。約二年前から有休取って月に行っていたんだよ」 「月って・・・・・・。しかも、二年間の有休・・・・・・?どうなってるんだ、この署の勤務体系は・・・・・。それとも、おかしいのはこの女の方か?」 「うるさいわね、あんた」カネクレイ警部が利子刑事の方へ視線を尖らせた。「利子刑事って言ったわね。あんた新入りでしょ。とすると、まだ巡査あたりじゃない。低階級のくせに、私に対して楯突いたようなこと言うんじゃない!」 「なんだと、貴様・・・・・・」利子刑事がキレた。彼は他人から見下されるのが、昔から嫌いなのだった。「そこまで言うなら、今から俺の出す謎を解いみろ」 「臨むところじゃない。あっさりと即答してあげるわ」 「ある男が女に、200メートル先にある案山子を指差し、こう言った。『あそこにある案山まで歩いて辿り着け。ただし、案山子までの道程において、五十歩進むにつき、必ず百歩下がらなくてはならない』 これを聞いた女は、余裕綽々に承諾した。なんのことはない。後ろ向きに案山子まで行けばいいだけのことだ。 だがそこで、男は言った。『ただし、必ず前向きに歩くこと。あと、進み方については、<歩く>以外の方法を用いてはならない。道具や乗り物も使ってはだめだ。制限時間も決めよう。今から24時間以内にやれ。ちなみに、この課題を達成出来なかった場合は、あんたの命を頂戴するぜ。くっくっく・・・・・・』 しかし、女は考えた末に、見事、この課題を達成することができた。いったいどうやったか?」利子刑事の顔は、これは解けまいとばかりの余裕に満ちていた。が、しかし―― 「即答するって、言ったわよね」カネクレイ警部の余裕ぶりは、利子刑事のそれを遥かに上回っていた。 カネクレイ警部の答えとは?
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