クイズ大陸クイズ大陸

参加型ナゾトキサイト『クイズ大陸』で、脳トレをどうぞ!

FAQ
feedRSS


『コマ―』と鳥川の事件簿#41
難易度:★★★★★  
?駒一 2012/02/05 12:15

「フ……、鳥川君もなかなかやるようじゃないか」
「それ程でもないですよ、一二三さん……」
お互いにニヤリと挨拶を交わす。久々にキマった。
そしてその横に不自然に積み上がったいくつものクイズの書かれたプレートの山を溜め息交じりに横目で見つめる。
ホントに、一体身体のどこにこんな量を隠していたのやら……。
腹に四次元ポケットでも直通されているのだろうか、この人。
「企業秘密だよ。仕組みを知ったら夢がないじゃないか」
「いい加減、いきなり人の心を読むのやめてくださいよ」
読心術を心得すぎだっての。
昔は不思議というだけでまあそんなのどうでもいいかという程度であったが、
今となれば不思議だろうと、とりあえず遠慮していただきたい。
「で、一二三さん。あれからどうしたんですか? もしかして記憶が戻ったとか」
すぐそばのベンチに腰を掛け直して約束通り、質問をさせてもらう。
「いや、それが全く駄目でねえ……。記憶もまださっぱりなんだよ」
笑いごとのように頭をポリポリと掻きながら一二三さんは僕の隣に座った。
十五年経っても戻らなかったか……。
この人はもしかしたら、もう記憶が戻らなくてもいいと思ってしまっているのだろうか?
自分の今までの記憶が全て抜け落ちてしまう闇の中の孤独。僕にはそれでも笑える一二三さんが分からない。
「笑いたいときに笑えばいい、泣きたいときに泣けばいい。なんて簡単に言う人もいるけどね、鳥川君。
それができないからみんなは悩んで悩んで一生懸命、闇の中を進むんだよ」
あーあ……。ずるいなあ、一二三さんは。
人の考えていることが分かるから医師よりも的確な心の治療を軽くやってのける。
これ以上、感慨に深けていると綾香が来た時には
顔がクシャクシャになってしまっていそうだったので僕は頑張ってベンチから一歩足を踏み出した。
「で、一二三さんは今は何をやっているんですか?」
「ああ、それがいろいろとあってねえ………」
何やらジャケットのポケットから何かを見つけようと
ゴソゴソと音をたてながら、様々なものを一二三さんが取り出していく。
定期券、財布、文庫本、シャーペン数本、ドクターペッパーの缶、ミカンの皮、それにスーパーの袋、etc……。
なぜだか後半のほとんどがゴミだった。
これだけの量が入っているとは……やはり、四次元ポケットでも仕組んでいるんじゃなかろうか? この人。
するとポケットの中から何かのレシートが流れ落ちて僕の足元へ舞い降りた。
それをしゃがんで拾い上げて読み上げていく。
ドクターペッパーを五十缶にコーンフレークが十五箱。
大丈夫なのか、一二三さんの食生活。容易にコーンフレークにドクターペッパーを注いでいる一二三さんを想像できる。
あれ、よく見たら裏に何か書いてある。
それに気付きレシートを裏返して見ると、次のようなクイズが小さな文字で書かれていた。

ある日、ある株式会社の社内で殺人事件が起こった。
殺害されたのは会計士の『渡辺 武彦』さんである。
容疑者は、総務課の『成人 工一』さん、宣伝課の『佐藤 アマネ』さん。
それに営業課の『石井 洋子』さんの三人である。
警察の捜査を進めていくと、
渡辺さんが死亡する前に書かれたと思われるダイイングメッセージが見つかった。
それは、以下のとおりである。

5279    3291875

また、仕事中に殺害された渡辺さんの近くには
携帯電話や簿記帳、ボールペンなどが見つかっている。
Answer答え  石井 洋子さん。YIだから。
まず、会計士だというのに電卓が見つかっていないことに注意しなければならない。
また、電卓は携帯と違って数字が逆の順番で並んでいるためにこうなる。
電卓は犯人がダイイングメッセージに気づき、消す時間がなかったために持ち出したと判断。
■
回答募集は終了しました。

このクイズのヒント

    ヒント知らないよ

このクイズの参加者(1人)

ジャンル・キーワード

携帯用ページ


携帯電話のQRコード読み取り機能でこのページを見られます。

広告 お買い物は下記のリンクからどうぞ