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このクイズの参加者(18人)
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難易度:★★
![]() ![]() 「被害者の名前は四方山順二、五十六歳、三重県出身の無職の男です。なんでも被害者は、ある伊賀忍の直系の子孫だそうで、毎日、忍術の研鑽に励んでいたらしいです。それにしても、中学校のプールで一体何があったんでしょうかね・・・・・・」
たった今現場に到着した警視庁捜査一課の捜査員、メグミ警部は、部下の刑事から被害者に関する簡単な説明を受けると、静かに死体の前に屈みこんだ。 今は夏の盛り。容赦なく照りつける太陽のもと、一人の男の死体が発見されたのだ。 今、被害者は、半袖シャツに半ズボンという格好で、全身びしょ濡れで仰向けに倒れている。 「ところで田島君、利子君はどこにいるか知らない?」死体から顔を上げたメグミ警部が、部下の刑事に訊いた。 「ああ、利子さんなら、事件の目撃者に発見当時の様子を伺ってますよ」 しばらくして、メグミ警部のもう一人の部下である利子警部補が、事件の目撃者の男を連れて戻ってきた。 「警部。たった今この男から事件当時の様子を聞いたのですが、もちろん警部も聞かれますよね」 「当たり前でしょ」 「ほら、話せ」利子警部補が男の肩を小突くと、その小柄で貧弱な目撃者の男は、消え入りそうな声で語り始めた。 「確か、今から5時間前だから、朝の10時くらいだったかなあ。なんか、二人の男がもめてたんですよ。金網を挟んでいたうえに、ちょっと距離があったから、二人の顔は詳しく見えなかったけど、背丈や格好から、一方の男は被害者の男性で間違いないと思います。 で、そうこうするうちに、もう一人の男が――こいつはやけに大柄な奴だったのですが――被害者の男を突き飛ばし、プールに沈めて、力任せに溺死させたのです。その後、男は死体をプールサイドに引き上げると、そのままどこかに逃亡していきましたよ」 メグミ警部は聞き終えると、顎に親指を当てて、少しの間何かを逡巡していたが、閃くものがあったらしい。傍らの利子警部補に訊いた。「ねえ、どう思う? 今の証言・・・・・・」 「死ぬほどおかしいですよね、やっぱり」利子警部補は答えた。 さて、第一発見者の証言の矛盾点とは? 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ふろく問題:(なぞなぞ) レベル★★☆☆☆ 「夏期の間に出現した、赤服の、プレゼントを配る翁」 さて、これはいったい何と読む? 答え→肩たたき(「か」と「き」の間にサンタ=3た=「た」が3つ) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 本日の一言: ♪〜今 富とか 名誉ならば 〜要るのだけど 翼も欲しい
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