このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(7人)
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難易度:★★★
![]() ![]() 〜〜オープニング〜〜
鳥川 「それにしてもよく帰ってこれたな、コマー」 海造 「本気で心配しやしたんすよ、ダンナ」 正太郎「合格者の一人もいなかったもんすから、ついに傷心旅行に行ったのかと……」 コマー「え、ああ。そうだったか……」 鳥川 「傷心旅行もほどほどに頼むよ―」 コマーの様子がおかしい。 それに気づいたのは無人島から泳いで帰ってきて三日目の事だった。 え、おかしい? コマーの親友であり、探偵助手で奴隷の、 だんだん補足が増えるにつれて辛辣な立場にいる僕としては妥当な判断だと思うんだけど。 はい、こんにちは。鳥川です。 初めての人は「これからよろしく!」 久しぶりの人は「これからもよろしく!」 待ってたよ―の人は「これからも待ってて!」 だんだん、この挨拶が日常化してきたな。そろそろ作者の執筆活動にもの申したい。 で、話を戻すとコマーがいつもよりおかしいってこと。 コマーはいつもおかしいが、なぜだか今日も増して変だ。 挙動不審。なぜだかまったく一言も口を開かない。 こういう時は……うん、クイズの神様にすがるしかない。 なんと言っても熱狂的なクイズ狂。 たぶん、傷心旅行で癒そうとした心の傷がまだ塞がないだけなのだろう。 目に見えない傷は目に見える傷よりも厄介だ。 治ったと思っても、目で見ることができないからいつの間にか傷が開いていく。 だとしたら、僕でしかできないやり方で癒すだけだ。 「ねえ、コマー」 「ん……?」 僕は机に伏しているコマーの横に立って様子をうかがう。皺くちゃになったYシャツ。 普段ならまず見られないボサボサに乱れた髪形。相当心にきているようだ。 「こういうクイズをついさっき、考えたんだけど、解いてみない?」 本当はコマーが失踪した翌日から考えたものだ。 これでコマーの癒し疲れた心に届くだろうか。 僕はゆっくりとメモに描かれた謎を取り出す。 ある大泥棒グル―プがいる。しばらくコマーがメモを見つめる。 「なあ、どうだ? このクイズ・・・・・・」 その言葉を言い終える前に、メモはまるで花びらが散るようにコマーの手の中でパラパラと破れ、手から滑り落ちていった。 「くだらない……。いい大人がクイズを出すとは何の冗談だ」
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