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暗号奇人宇賀野「変化」
難易度:★★★
tatu 2011/12/27 05:21 あれからも、相変わらず宇賀野君は暗号をひたすら作る生活を続けている。
でも、一つだけ変わったことがあった。 時々、外を歩いている宇賀野君を見かけるようになったのだ。 そして、見かける時は決まって何か思い詰めているようだった。 今日もまた・・・ 僕は意を決して、宇賀野君に話しかけることにした。 「ねぇ、宇賀野君。」 そう言って、宇賀野君の右の肩に手をやる。 と、すぐにその手は宇賀野君の左手によって外された。 「っ・・・、あ・・・あぁ、何だお前か。ごめん、今急いでるんだ。」 宇賀野君はそう言うと、足早に去っていった。 「あ、宇賀野君!!!」 僕の言葉はきっと、彼には届いてないのだろう。 それほどまでに、宇賀野君は小さくなっていた。 ・・・・・。 「あ・・・!!!」 そこには、紙が落ちていた。宇賀野君が落としていったようだ。 それもそのはず、その紙には暗号が書かれていた。 もしかしたら、これで宇賀野君について何か分かるかもしれない・・・。 この暗号を解読して欲しい。 ○←8↓1○○→1↑1←7↓1→1↑1○○←2→4↓1→2↑1→3↑1←5
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