ここは昔野高校。その高校の生徒会長であるのが私、鬼島 桃。
私は探偵業もやっているんだが、おっと誰か来たようだ。

？「よお、やってるか探偵さん」

桃「・・・浦島か、何の用だ」

彼は浦島 太一。よくここに遊びに来るやつだ。

浦島「実は、退屈しのぎにちょっとした謎を用意してやったんだ」

桃「謎か、いいだろう。さっさと解いてやろう」

浦島「ある小さな島にな、竜宮屋敷って宿泊施設があってそこに一晩泊まった者は必ず死ぬらしいんだ。なんでだかわかるか？」

桃「・・・屋敷の経営者とかも死んだのか？」

浦島「勿論死んださ。屋敷に泊まったやつはな」

桃「ふ〜ん、寿命で死んだとかじゃないだろうな？」

浦島「あぁ、確かに自然死でなく全員死んだんだ。そろそろ分かったか？」

桃「だいたいな、全員自殺ではないんだな？」

浦島「そう。全員自殺ではない、自然死でもない」

桃「簡単だな、最後にその屋敷は？」

浦島「もう無くなっているよ」

一晩泊まったら必ず死ぬ竜宮旅館。なぜ、泊まった者は全員死んでしまったのだろうか？いろいろな答えを待ってます。