近未来の話と考えてください。

すごい能力を持った歩行ロボットができました。
どんな環境であっても、ひたすらまっすぐ歩くことができます。
まっすぐとは言っても歩行ですから、空中に飛び出すわけではありません。
水の上、砂の上どこでも歩けます。また、崖などの上下の凸凹はそれなりに歩きます。
歩行のエネルギーはほぼ無限です。
なお、例えば赤道以外の緯線に沿って歩くのはまっすぐとはいいません。

このロボットがある地点から歩行を開始し、おおよそ１万キロメートルを歩いたら、
出発地点あたりに戻ってきてしまいました。
どういうことでしょうか。

ハムスターの運動のように回転するものの中で歩いていたわけではありません。

かってに君はおりません。