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奇妙な認識
難易度:★★  
?空蝉 2011/09/12 12:49
 これは、とある老舗のホテルの一室で起きた、殺人事件の話である。

 事件現場は505号室。

 被害者は二人。
 ひとりは男でこのホテルのボーイ。部屋に飾られていた重量感のある壷で、後頭部を殴打された模様。ベッドに突っ伏して死んでいた。同僚の話によると、彼を最後に見たのは、この部屋の客に、飲み物を届けに入った時らしい。彼は生前、人間関係の悩みに蝕まれていたらしく、よく「ああ、石になりたい」とこぼしていたという。
 もう一人は女で、精神病患者。ホテルの裏手にある精神病院に入院していたが、なにかのはずみで抜け出し、どういうわけかこの部屋に入ったらしい。胸部をめった刺しにされ、部屋の浴室で仰向けに倒れ死んでいた。
 彼女は自分を透明人間だと思い込む症状で、病院のお世話になっていたのだった。

 さて、事件を担当したA刑事とB刑事は、現場に向かい捜査したのだが、ここで奇妙な認識の違いが生じた。
 
 A刑事は男のほうの死体は認識できたが、女のほうの死体を認識することができず、逆に、B刑事は、女のほうの死体は認識できたが、男のほうの死体は認識することが出来なかったのだ! 

 
 いったいどういうことだろう?
 もちろん、両刑事の捜査の仕方がずさんだったわけではない。二人とも現場はあますところなくきっちり捜査したのだが・・・。
Answer殺人の「時期」がずれていたのだ。
同じ部屋で事件が起きたからといって、両方が同時に起きたとは限らない。
たとえば、A刑事はボーイの殺人事件を捜査し、一年後、同じ部屋で精神病患者の殺人事件が起こり、それをB刑事が担当したとすれば、二人の刑事はそれぞれひとつの死体しか認識することができない!
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