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難易度:★
![]() ![]() ※以下、問題文に出てくる女神は、「正直者(絶対に嘘をつかない)」としてお考えください
朝、林太郎は高校へ行くためにいつもどおりの時刻に目を覚まし、眠い目を擦りながら寝床から体を起こした。 その時、ふと、後ろに人の気配を感じ、振り返ると、白い衣を羽織った見知らぬ女が正座していた。 「私は天と地を司る女神です」 女は言う。 林太郎は唐突な状況に呆気に取られていたが、構わず、女神は続ける。 「ここに、赤い球、青い球、そして緑の球があります」 女は袂から色違いの三つの球を取り出した。 「このうち、ひとつは手に取ると天国へ運ばれる球、ひとつは手に取ると地獄へ運ばれる球、ひとつは手に取ると50パーセントの確率で、天国へ運ばれるか地獄へ運ばれるるかがランダムに決定される球です」 林太郎は、女がこれから言いたいことがだんだんと分かってきた。そして、案の定・・・ 「あなたは、これら三つの球のうち、ひとつだけを選ぶことができます。ただし、どの色の球に何の効用があるのかは、あなたには分かりません。ただし、それではあまりにも不公平なので、一回だけ、yesかnoかで答えられる質問を許します」 林太郎は考える。そしてこう質問した。 「赤い球と青い球はそのいずれも、手に取ると地獄へ運ばれる効用を含む球ですか?」 「yesです」 女神は微笑みとともに、頷く。 だが、林太郎は緑の球を選ばなかった。なぜだろう? もちろん、林太郎は自分を罪深い人間などとは思っていない。
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