クイズ大陸クイズ大陸

参加型ナゾトキサイト『クイズ大陸』で、脳トレをどうぞ!

FAQ
feedRSS


この橋に近づくことを許さず
難易度:★★  
?夜雀鶺鴒 2011/07/07 21:33
ある日、一休の元にさるお方が尋ねてきた。
そのお方はとても偉いお方であった。
そのお方は一休に「私の屋敷に一度来てみないか」と言う。
「もちろん、よろこんで。いつかお邪魔させていただきます」と、一休。
「いつでも来てもよいのだぞ」とさるお方。
ということで、後日、そのお方の屋敷に行った。
そして、その方の屋敷に着くととても大きく立派な橋があった。
しかし、橋の前にはこのような立札があった。

この橋に近づくことを許さず。


なんと、何時ぞやで見た立札にそっくりではないか。
しかし、はし、ではなく、はっきりと、橋、と書いてある。
しかも、近づくことを許さない、とまで書いてある。
これでは渡ることはできない。
屋敷の周りは堀で一周されていて、橋はここだけ。
橋の代わりになるものも周りにはない。
持ち物といえば、今着ている服ぐらい。
勿論、渡し船など堀にあるわけがないし、飛び越えることも不可能。
そして橋の先の門前には門番がしっかりと見張っている。
さて、どうしたものか。
隠しヒント:問題は、「どうすればよい」であってどうやって渡るかではない
あ、でも、渡る方法もありますよ

では問題。この後一休はどうすれば良いのでしょう?
また、どうしてそうしたのかを答えてください。
Answer帰る。
後日、またさるお方が寺に参られた。
「これ、一休、どうして帰ってしまったのだ?」と、さるお方。
「立札がなくなるまで、屋敷に行くことはできないので、外れるまでまっているのです。
私は「いつか」と言いましたし、貴方も「いつでも来てもよい」とおっしゃったでしょう?」

渡る。
堂々と橋を渡ると、門番が一休を止められた。
「この橋に近づくなという立札が見えなかったのか?」と、門番。
「はて、この橋とはどこでしょうか?あの橋でしょうか?」
「そうだ」
「そうでしょう?ならば問題ありません。私が渡ったのは"この橋"ではなくあの橋なんでしょう?」

渡る。
一休は立札の下に「この橋」と書き、一歩下がった。そして地面に書かれた「この橋」に近づかないように橋まで行き渡った。
「これ、立札を読まなかったのか?」と、門番
「読みました。この橋、とは地面に書かれた橋のことでしょう?」

帰る。
もうお屋敷についてるし。
目的は果たした、さあ帰ろう。

考える。
どうすればよいって、考えればよいのです。
どうしてって、渡るために。
■
回答募集は終了しました。

このクイズのヒント

    ヒント知らないよ

このクイズの参加者(19人)

ジャンル・キーワード

携帯用ページ


携帯電話のQRコード読み取り機能でこのページを見られます。

広告 お買い物は下記のリンクからどうぞ

広告
Codyl Hi!
広告

広告


広告


広告


広告


広告
クイズ大陸関連書籍